『そして、今私、いや我々は宣言する。今日はこの世界の破壊が始まる日だ』
「は…?」
おい、こいつ何言ってるんだこの世界の破壊が始まる日って言ったか?
『おいリク何がゲームのバグとかじゃねぇ、ただことじゃない事態になってるぞ』
「あぁ、運営の対処が間に合わないわけだ」
『今、空を見るとすこーしずつヒビが入ってきているだろう?これが割れると、この世界の破壊が始まる。あと少しかな』
ヒビ、今でも割れそうになってる
「止めないと…」
『どうやってだ』
「わからない、けどあのヒビを割らせないようにしないと残りの奴ら全員潰す、サトウいくぞ」
『やるしかねぇな!』
残りの奴らを片っ端から倒す、動こうとする奴らには止まるまで殴り続ける
『おー足掻くんだね〜こっちも送り込んでるのは全部なんだよね〜これ以上壊されたら困るな』
「やらせない、絶対に」
『あぁ、変な野郎にこの世界壊されてたまるか』
あと少しだ、あと少しで、全機破壊!
『なんかよくわからないけど、最終兵器だ。ほれ』
上からは見たことないくらいのデカさのコロニーレーザーが見えた
「ッ!!サトウ、伏せろ!それか上に向けてガードしろ!」
『おいマジかよ!』
これ、ヒビとかそういう話じゃねぇ、、あれが発射されたらヒビもすぐ割れるぞ
『では、ファイアー』
目の前が見えないくらいに眩しい、ガードできなかったモロにくらっちまった。
うっげ、エラー表記めっちゃ出てる。各部損傷どころじゃない被害デカすぎるだろ
「動くけど、ギシギジいってる」
機体の半数が破壊、右腕と右のカメラアイに、腰の部分がかなりイカれてるなあとちょっとなのに…これさダインスレイブより火力高いんじゃないの?
『リク、生きてるかー?』
「なんとか、でも動くとギシギジ言う…」
『あと20体くらいだぞ、ヒビも割れたぞ』
「ね、そっち動く?」
『え?あぁ、なんとかちょっと動きずらいけど』
「なら、少しはやれるでしょ」
『二人とも、私を忘れていませんか?』
『すまんすまん、そっちはどう?』
『サテライトキャノン全壊、左腕も同じく全壊ですね』
「こういうこと言うのなんだけど被害少なそう…」
『バックパックは使い物になりませんよ、機動力はガタ落ちですね』
犯人の場所がわからないから倒せに行けないど、このうざったらしい奴らならやれるだろまさかこんなところで手の爪部分少し鋭くしてるのが役立つとは…
『そこのバルバトスが今にも動き出しそうなんで生きてるんだ!』
なんかめっちゃ焦ってない、僕の気のせい?
「最後のひと頑張りだこれ終わったらしっかり治してやるからな、耐えてくれよバルバトス」
一気に地面を踏み込み、相手の懐に潜り込む
「まずは、一番近いお前から、頭さえ引っこ抜けたらあんたら止まるんだろ」
胴体を数発殴り頭を引っこ抜く、硬い、持ちながら足で蹴って…
「まずは一つ」
『リク、行けるか?』
「うん、ねぇミクさんどうしたの?」
『あっちでやり合ってる、俺ら二人で行けってさ。周りの機体全く動かないね、なんでだろ』
「あ、あっちのVガンダムがベースらしき機体上半身で体当たりしにいってる」
『あれはすげぇな〜じゃ俺らもやりに行くか』
「うん、よろしく」
『おう!』
近くの機体たちを足で蹴って、腕でちぎって…流石に、機体の腕がボロボロだ装甲が剥がれてフレーム見えてきた。足も、少しずつだけど剥がれてきてる。
相手との交戦中
「バルカンが足に当たって、動力パイプが、!」
機体がバランスを崩し、地面に横たわる
そこを相手のジムに蹴られ、少し吹っ飛ぶ
『リク!』
「今からさ、三日月みたいなこと言うわ、まだ止まれない…バルバトスお前だってまだこの世界で楽しみたいだろ?まだ行けるなら一体でも多く、敵を殺させろ…」
少しすると、相手がまた蹴りを入れようとした避けようとして避けたら、機体が軽くなったような気がした。
「阿頼耶識システム…解禁?」
なんか体験会の時もあったな、いきなり阿頼耶識システムが使えるようになって機体が軽くなるやつ、すっげぇなGBWって
『リク、バルバトスの目、赤くなってるぞ!』
「阿頼耶識だってさ、体験会の時もあったよねこんなケース」
『奇跡ってことか?』
「負けたくないって願ったら、答えてくれた。」
『リクが想いを届けたからじゃない?』
「うん、きっとね」
周りの機体をさっきより、素早く倒せる
『あのバルバトスなんか元気になってないか?最終兵器だ、これでバラバラになれ!』
上から一つの影が降り立つ、その影はとても大きくMA級の大きさだった
「MA…こいつ鉄血見たことあるよな?」
『わかる、ガンダムフレームは元々、対MAを目的に作られたMS、バルバトスもその一つ』
「とてつもなく有利ってこと、せっかくの機会だしあのMAとやり合ってくる残りのやつら、お願いできる?」
『任せとけよ、これくらい朝飯前だ!』
MAの方まで一直線に向かう
こんな状態だけど、今ならやれる、そう信じてる。進んでいくと、MAの正体が見えてきた。その影は何度も見たMAそっくりだった
「これは感激だ、ハシュマルと対面できるとはね」
その影はハシュマルだった。何度もアニメで見たよあの戦闘シーンは何度見ても最高なんだよなぁ〜
そんなこと感じてる暇ない、尻尾でまずはご挨拶された、少し後ろに後退したらビームを即撃ってきた。
「隙がないな」
武装が手と足と、椀部砲か、ビーム砲椀部砲で壊せないかなやってみるか
「照準がやりずらい」
腕が「ギギギ」と音を立てている、これ撃っても大丈夫なのか?
「当たれ、!」
二発撃った、一発目は外れたがもう一発は掠れた、これ以上やったら腕やられそうだな控えておこう
おぉ、キレてるすぐビーム砲撃ってきやがってナノラミネートアーマーがあっても今当たったら機体が大破しそうだ、避けてもいろいろと厄介で近づけば蹴り、テイルブレード遠くにいればビーム砲…どうしろってんだ。こっちはバスターソードなんて大層なもの装備してないんだよ!
「拳でやるしかないよな、息切れしないのなんかのバグだろ」
フレーム部分を狙って殴り込めば勝機はあるはず三日月みたいにダイレクトに装甲を剥がしてみるか?いや、こっちの腕が持たない。ならテイルブレードを持って突き刺してみるか、ありかもまずはテイルブレードを射出させるか
「来い」
やっぱ間合いでどの武装を使ってくるのか決まってるみたいだ、近距離が足、中距離がテイルブレード、遠距離がビーム砲それを間を入れず連続で…勝った三日月ってすげーな
油断してたら一発でやられるな
「出してきたブレード持って、突き刺す!」
右側胴体に突き刺せた!動きが鈍くなってきてるなそのビーム砲が厄介だ、ボロボロだけどツインメイスの片方がまだ腰にある、やってみるか
腰からメイスを取り出して持ち相手に接近する
狙うは相手のビーム砲!
相手の猛攻を掻い潜っていく、ダメージを与えてもピンピンしてやがる、飛び上がり相手のビーム砲めがけてメイスを投げる
「行け!」
投げたメイスはビーム砲に直撃し、ハシュマルは怒り狂ってかビームを空高く撃つ
ダメージは与えてるから、あとは撃墜するだけ頭部を壊せばやれるか?でも、機体の各所が悲鳴を上げてる、画面には「danger」の文字。もう限界なのに、ここまで動いて戦ってくれて本当に感謝だ
「最後だ、あと少しで終わる、だから頼むバルバトス…最後まで動いてくれ!」
相手の頭部めがけて突進、相手の攻撃をギリギリで避けながら、突き刺したメイスを回収。
相手の頭部の上に立つ
「これで、終わりだ!」
弱っているところにメイスを叩きつけるとそこから下に向かって爆破していく、バルバトスを地面まで操縦し、膝立ちで止まる。倒せたってことで良いんだよな、?
『リク!遅れた!って、もう終わったか』
「うん、ついさっきね」
『バルバトス…ボロボロだな』
「最後まで頑張ってくれた、いきなり阿頼耶識なんでびっくりだそっちは?」
『終わったよ、相手の親玉には逃げられた』
「とりあえず帰ろうか基地」
『あぁ!そうだな』
基地に帰ることはできた、格納庫にバルバトスを戻し修理をしようと進めていたら「この機体は修復不可です」の文字が出てきた
「修復不可…」
SNSとかで見てたけど本当にあるんだ修復不可状態、この場合機体を変えないといけないんだよな。そんな時間あるのか?いつ相手が攻めてくるのか分からないのに
『リクさん、どうやらそのご様子修復不可みたいですね』
「はい、最後まで動いてくれて頑張ってくれました。僕の想いに応えてくれた、そんな気がしました」
『その想いは、本物なのでしょう。Volere è potere.』
「ミクさん、なんて言ったんです?」
『私の叔父が言っていた言葉で日本語訳すると"意志のあるところに道は開ける"リクさん、そしてバルバトスにピッタリの言葉だと私は思います』
「ありがとうございます、新しい機体準備しないと」
『お疲れリク〜やっぱ修復不可だったか』
「うん、そういうサトウはどうだったの?」
『13時間かかるんだってさ!半日とちょっといつまたあの脅威が迫ってくるのか分からない』
「そうだね、僕は機体を作るよ新しい相棒を」
『頑張れよ!あとね!グループ名決めたんだ!その名も「ビルドブレイカーズ!」』
「ビルドブレイカーズ、作って壊すってこと?」
そう言うとサトウは首と手を同時に横に振りながら言う
『違う違う、俺今日のリク見てて思ったんだ、最後までギリギリまで頑張ってその先の勝利って美しいし最高じゃん!だから「壊れる寸前まで諦めず戦う者たち」って言う意味を込めてる』
『ダイスケさん素敵です!』
「良いね、ビルドブレイカーズ。ビルドダイバーズ味もあって僕は好き」
『ちょっとそこは意識してる。分かりやすいし親しみやすいかな〜って思って』
「そうか、なら早速変更だ」
チーム名変更、ビルドブレイカーズ
『俺たちの新しい一歩だな』
『はい!』
「だね」
まさかこんな形で機体を乗り換えることになるとは思わなかった、僕の棚の一番目のつくところに置こう見るたび思い出が蘇ってくる。そんな気がする。
最後まで読んでくださりありがとうございます
ユニコーン立像が無くなり少し寂しい気分になっている作者のYukiです。ワールドブレイク編第2話、ここからが本番だと私は考えながら執筆しています。次の投稿まで時間が空くかもしれませんが気長にお待ちいただけると幸いです
それではまたYukiでした。