「リク、どのガンプラが欲しいんだ?」
「えっとね、これ!これが良い!」
おもちゃ屋のプラモデルコーナーその一角でたくさんの種類のガンプラを選ぶ少年とその父親がいた
「HGバルバトスか!よし買って帰って家で早速作ろう!お父さん手伝うよ!」
「うん!楽しみ!」
その顔は初めてに対するワクワクでいっぱいの笑顔だった
リクの父親は小さな居酒屋を営んでいる街の人々が集まる和気藹々とした店だ。その店に足を踏み入れたことは高校生になった今でもない
家に帰り初めてのガンプラに目を輝かせる
「お父さんはガンプラ作ったことあるの?」
「それはもうたくさん作ったよ!特にザクだな〜」
「あの緑色のやつ?」
リクはガンダムを見始めたのは最近のことでMSの名前もしっかり覚えていなかった
「そうそうあの緑色のやつ」
玄関にあるガンプラにも興味を示しガンプラを買いに行くことにした。
四苦八苦しながら始めてのガンプラを完成させた
「お父さんさん、このガンダムが出てくるアニメ見てみたい!」
完成したバルバトスを見ながら、父親に喋りかける
「鉄血かぁ…今のリクにはちょっと早いかな〜」
当時5歳のリクに鉄血を見せるのは少し早いかな〜と思いながらあの作品からしか得られない栄養を感じて欲しいダイチ
「えぇ〜じゃあいつなら見れるの?」
「次の誕生日が来たらかな」
次の誕生日、イガラシ・リクが6歳を迎える時だ
「絶対見ようね!約束!!」
「あぁ、そうだな」
リクが誕生日を迎えた次の日から父親と「鉄血のオルフェンズ」を見始めた。鉄血特有の世界観、彼は衝撃を受けた。改めて「ガンダム」とはここまで面白い作品なのだと、たくさんのガンダム作品を視聴、アニメ化されているのは全て見た
気づけば彼の部屋は鉄血のガンプラでいっぱいだった。鉄血専用に棚を買い「鉄華団」「ギャラルホルン」「テイワズ」それぞれの勢力に分けて並べているその棚は今も定期的に掃除されながら輝きを放っている。
そして、彼が一番親交が深い人物それがサトウ・ダイスケだ
「お、来たなリク!」
「いらっしゃい、リクさん」
「こんにちは来たよ、やっぱサトウの家は大きいねいつも緊張する」
「かれこれ何度か来てるでしょ?そろそろなれると思うよ〜」
「そうかな〜」
「そうだと思う!ささ、F91でも見よ」
「は〜い」
親同士が仲が良くその縁で二人も昔から縁がある、よく家にも招待されていた。
ダイスケはリビングにあり読んでみたクロスボーンガンダムで初めてガンダムに触れた、そこからハマっていった。
そこから中学も同じだ
「給食無くなって最悪だ」
「給食のある学校に行けば良かったのに、サトウは行こうと思えば金持ちの行く学校ってやつにもいけるでしょ」
「でもさ、友達0になるんだよ?それは避けたい」
「コミュ力高いんだからすぐできるよ」
「でも、ガンダム好きがいるとは限らないでしょ?」
「それはそうだけどさ」
「なら確実にガノタがいるのが超楽!!!」
「アニメとかやってたら毎週語れるしメリットデカすぎるね」
「でも、周りからの視線をいつも以上に感じるんだ〜」
周りからの視線、サトウが大手企業の一人息子であること周りの護衛が少し増えていることと他の生徒からの目、それで視線を感じているのだろう
「どっか出かける時もなんだかんだいるんでしょ?護衛の人たち」
「いるよ〜割とわかりやすいところにね。上野なんて気軽にいけねぇよ〜そこにある甘味処が好きなのに」
「あの甘味処か、好きだよねあそこ」
「あそこのあんみつが最高なんだ〜」
甘味処はれのひ、ダイスケお気に入りの甘味処で行ける時に行きたいのだが、行っても隣の席は確定で護衛の人になるのがダイスケ本人は嫌である、堅苦しく圧を感じるからだ。
中学3年の時進学する高校を先に決めたのはリクその情報をダイスケは何がなんでも聞き出し、同じ高校に進学した。
ダイスケの両親も「リクくんがいるなら大丈夫だろう。」と言っている。
そして高校入学
「またよろしくなリク」
「こちらこそよろしくサトウ」
「長年の謎なんだけどさ」
「なんだよ、そんな真面目な顔して」
「リクなんで俺のことをサトウって呼ぶんだ?」
「え?だって、サトウはサトウだ」
リクは出会って10年以上、ダイスケのことを「サトウ」と苗字で読んでいる。ダイスケは良かったら「ダイスケ」と呼ばれたい
「いやもう何年もほぼ一緒だぞ!そろそろ下の名前で呼んでくれてもいいじゃねぇかよ!」
「ダイスケって呼ばれたいのか」
「そ!そうダイスケ!!!そうだよ!」
そこから一ヶ月ほどダイスケと呼んでいたが気づけばサトウに戻っており、そのことは両者気づかなかった。サトウは高校から始まった学食というものにどハマりそれに連れられリクも一緒に食べに行く、リクもハマった
安い・メニュー豊富・提供時間がとても早い
この三つが最高すぎた
「あんまり辛くないこれ好きかも」
「今日は何食べてるんだ?」
「辛味噌ラーメンだよ〜」
「美味そうだな僕も今度それにしよう」
ほぼ毎日のこの時間、リクもダイスケもこの時間が好きだ。
「ねーリク〜聞いた〜?」
「うん、聞いた」
「あれ、くるよ」
「あれね」
ここで言っている「あれ」はGBWのこと、その情報が出た時に二人が真っ先にやったのはオリジナルガンプラの作成。
「ここから毎日大変だな〜」
「体、壊さないようにね」
「大丈夫!」
リクはバルバトスアダプトをベースにダイスケはX-1フルクロスをベースに製作を開始、お互いに進捗を見せ合いながら楽しんでいた。
「出来た、バルバトスルプスアダプト。サトウに送ろう」
アダプトの可動域を引き継ぎながらソードメイスを標準装備。両腰にはツインメイス、両腕には椀部200m砲手の指を少し鋭くしている。リクのこだわりが詰まったバルバトス
Gunpla answers that passion.
あとがき
最後まで読んでくださりありがとうございますYukiです、今回リクのちょっとした過去編です書いていくと短くなりましたね、もう少し長くするのが理想だったのですが…精進します、ではまた次回Yukiでした。