ガンダムビルドブレイカーズ   作:YUKI@0620

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#7 夏といえば花火でしょ

夏真っ只中、毎日が暑い溶けそう…

 

「リク?おい、溶けないよな!」

 

「溶けないよ、きっと溶けない」

 

夏休みに入ったのに!成績も大丈夫なのに、なんで全員強制で補習があるんだよ!!!こんなにあっつい8月に外出させるな!熱中症なったらどうすんだ!!!熱中症の対策はしてるけど、毎年暑さ更新してるぞ、どうなってんだ

 

「なんでこんなに暑いのに学校あるんだろうね〜」

 

学校の自販機で買ったコーラを飲みながら飲みながら昼休みを過ごしている。

 

「全員強制参加の補習だよ、去年もあったけど本当になんでこんな時間あるんだ、GBWしたいバルバトス乗り回したい」

 

「成績がなんであれ嫌でも参加させてくるのは泣けるよ。でも自販機にあるジュースなら飲ませてくれるのが救いだよコーラが飲めるって嬉しいな〜」

 

「余裕の表情だなサトウ」

 

「あとは俺の得意教科だもん!余裕余裕!」

 

「数学だっけ?得意だよね」

 

「やり方をわかれば簡単なんだよ、イージーゲームってやつだぜ」

 

「ならよかったよ」

 

サトウ、記憶力とかはいいから地理とか科学とかならすぐできそうだけど…

 

「はい、そろそろ授業だよ席ついてねサトウ」

 

「分かったぁ〜」

 

授業の時はしっかりしてるのに休み時間になったらどことなーく溶けてる感じ?がするのはなんでだろう、犬と言うかなんというか不思議

 

「よし、今日はここまでな!しっかり復習くらいやっておけよ!」

 

数学のタカギ先生、いつも「復習くらいやっておけ」って言うよね恒例になって気にしなくなったけど復習"くらい"のくらいってわざわざ言うか?僕たちより上の人たちがなんもしないから復習くらいやっておけって言うのかな

 

授業が終わったらホームルーム、そのあと帰宅HRが始まるまでは少し時間あるからサトウと雑談したり課題をやったりして時間を潰す。

 

「リクよ、リクよ、」

 

「なんだサトウ」

 

「花火なんて興味ないか」

 

「夏の風物詩だね、あるかと言われたらあるけど」

 

「こんなものなあるのだが、どうじゃ」

 

一枚のチラシにはお台場で開催される花火大会の告知だった。日程は明日暇である

 

「お台場で、花火大会…面白そうじゃん!で…一緒に行きたいんでしょ?」

 

「リク殿よくわかっておるのぉ〜それではよろしくなのじゃ我は帰る。駅前待ち合わせでよろしくな」

 

なんか新しいテンション?だな時代劇でも見たか?変に喋って僕の反応を楽しんでるか単にそう言った気分なのか…何年も一緒にいるけどサトウの分からないところはまだあるな

電車に揺られて家に帰る

 

「ただいま」

 

「おかえりなさいリク、手洗ってうがいしてきやさいケーキあるよ」

 

「はーい」

 

母が先にケーキを食べながらテレビを見ている、17時だしニュースとか?ニュースと言ってもなんだかバラエティみたいなところもあるんだよな

ニュースバラエティっていうのかな、好き

リビングのテーブルにはちょっと一人分のケーキが残されている、チョコだ嬉しい。

 

「このケーキ、最近話題のお店だよね駅前のやつ」

 

「うん、シズクが今日の大学終わりに買って来たのよ「ラッキー!ホールだけど買っちゃった!」ってニコニコで帰って来たわよ、またすぐ出掛けて行ったけど」

 

「姉貴が買ってきたんだ、最近姉貴何かしら買って帰るよね、また出掛けたってことは何かしに行ったな」

 

「大丈夫あの子は0時までには帰ってくる。そういえばこの前はプリン買って来たわね」

 

「またその前はモンブランだっけ」

 

「スイーツばかり、また「太った!ダイエットする!」なんて言い始めそうね。またサラダチキン生活と野菜を食べる生活するつもりかしら」

 

「ありえそう、親父頭抱えてたよね。「唐揚げ作ったのに!シズクはサラダチキンとサラダ?!1個くらい唐揚げ食べても良くない?」って、せっかく料理したのにね。姉貴はキッパリ「これだけ!ダイエットだから!」って言うし」

 

「あのあとかなり落ち込んでたわよ、お酒飲みながら泣いてた」

 

「親父が?珍しいこともあるんだね」

 

テレビを見ながらケーキを食べてダラダラと雑談する。他の家では珍しいみたいだけどうちではかなりある、僕も姉貴も反抗期がなくて父も母も困惑してた。

そんなこんなで話していたらあの渡されたチラシの花火大会のCMが流れてきた

 

「あ、母さんこの花火大会サトウに誘われてから行ってくる」

 

「いいじゃない!せっかくだし浴衣着て行きなさい!あの人が使ってたのあるし!」

 

「親父のやつ?少しブカブカじゃないのかな」

 

「いけるわよ!」

 

「その話聞かせてもらったぁ!!!!」

 

後ろには腕を組んで仁王立ちしている姉貴がいた

 

「姉貴、おかえり」

 

「何その「うげ、やばいことになる」みたいな顔!あとただいま!あとその話私もやる!」

 

「姉貴その通りだよやばいことになりそうだよ!」

 

「シズク!いいわねたまにはこんなのも良いわよね!」

 

「うん!良いよ良いよ!やろう!」

 

あーこれ、止められないやつだ。やる気マシマシだ二郎系ラーメンの野菜マシマシくらいあるぞ、やってあげようこうなったら止められないからな。しかもこれ髪もいじられるタイプだ髪飾り出して来てる、髪も伸びて来てるからたぶんまぁ、色々されるだろうな。なんか二人で話してるニコニコしてる!覚悟の準備しておくか

次の日ッッッ!!!

 

「リク、座って」

 

「はいはい、やるんでしょ」

 

椅子に座って姉貴が作業開始だ。美容師志望だし腕はいい、専門行っても良かったのにといつも思ってる。面倒で切らずに放置して肩まで伸びた髪を慣れた手つきで整えていく。

そろそろ髪切りに行かないと姉貴に言ったらやってくれるかな、店行くより安くできる…はず

 

「ねーリク、ワックスつけていい?」

 

「いいよ」

 

「はーいそういえばさ髪伸ばしてるの?」

 

「いや、切りに行くのだめんどいだけほとんどセンターパートみたいになってるから前が見えないこともないし、でも暑い」

 

「だろうね〜今度切ってあげる。今日はまとめるね〜」

 

「ありがと」

 

時間がかかる作業だから僕は、眠ってしまう

でも姉貴は別に気にしないみたい気にしないと言いながら姉貴のことだ、僕の寝顔を見るのが至福なんだろう僕は寝て起きたら終わってる。

瞼重くなってきた、寝よ

 

「リク寝たな〜写真撮っとこバレないバレない」

 

スマホを取り出して数枚写真撮っておく、よしよしまたファイルに新たなリクが追加された!

よし、あと少し頑張ろう

 

約1時間後

 

「リク!お〜いおきて!リク!」

 

「ん、終わった?」

 

「うん!いい仕上がりだと思う!!鏡みて!」

 

鏡を見ると一瞬わからないくらいだ、ほんとに僕か?長い髪は後ろで纏められて髪飾りがついてる。ワックスで固まってるから崩れる心配もない、すげぇ、、

 

「スゲェな姉貴、感動した」

 

「なら良かった!あとは家出るだけだよね!」

 

「浴衣着ながらこれは地味にきつかった」

 

「そっか〜もう家出る?」

 

「早いけど出るよ、何あるかわからない」

 

「はーい行ってらっしゃい〜」

 

さて、駅に着いたぞ…なんだがな、うん、えっとね。スッゲェ視線を感じる、ひえぇ、あのグループめっちゃこっち見てくる!サトウごめんだけど早く来て!!!集合30分前に着いた僕が悪いだろうけど早く来てくれ!!!

サトウに連絡して少し離れたところにいようかな、、本人は何で来るんだ!?そこ聞いてなかった一番大事なところ!もう僕のバカ!

 

「カモン」

 

は?誰の声?低い聞いたことない声だな

 

「ウガァ、、、え?車ぁ?!」

 

「よ!リク」

 

「サトォォォォ!?!?」

 

そこには浴衣姿のサトウが居た、いやサトウなのは一目でわかるんだけど、モデルみたいだな

 

「なんだ?そんな口開けて驚いた表情して」

 

「い、いやさうん、いきなり声をかけられて引っ張られたかと思ったら車に居て目の前にサトウがいてさ、隣にミクさんもいるし、頭が動いてくれない」

 

「よし説明しよう!まずリクを引っ張ったのはうちのボディガード手荒だったら言ってくれキツく言い聞かせておく。そしてなぜ引っ張らせたのかそれは本当にリクが分からなかったから…悔しいことにね」

 

「おいちょ待って分からなかったの?酷くない?かれこれ十年以上の付き合いだよ」

 

「それはごめんじゃん別人みたいに見えるもの、すごく似合ってるよ」

 

「それはどうも、止めてごめんな続きどうぞ」

 

「で、ぶっちゃけ本人か不明だからごめんだけど連れ込んでってお願いしたの!あと車で移動してる意味は電車は人が多いから車の方が多少なりとも空いている。」

 

「お前さ、、別人だったらどうするつもりだった」

 

「目元がリクだったしほぼ確定だったろうしあとは本人確認よ」

 

「マジでさぁ…いつかやらかしそうだからやめとけ!連絡先あるんだからメッセージ送るとか電話するとかあるだろ!!」

 

「それは私も同意ですよダイスケさん」

 

「ほら!ミクさんだって言ってるぞ!」

 

「はい、反省します」

 

反省したら良いんだけどほんとに、気づけばこんな破天荒になってやがる…僕はもう頭を抱えてるよ、サトウのお父さんとかお母さん、ミクさんとか周りの人たちはどう思ってるんだ?

 

「もうそろそろ着くよ降りる準備して」

 

「へいよ」

 

車を降りサトウが「こっち!」と言うので着いていく、降りたところは花火大会の有料席や立ち見の無料席、そこの周りに立ち並ぶ屋台より少し離れていて、木で作られた階段がある少し山のような場所だった。

 

「着いた!いやぁ〜登ったね〜」

 

「おい、サトウ、なんでこんなに登って来たんだ」

 

「いやーそりゃここが隠れスポットって所だからだよ!」

 

下げていた顔を上げ景色を見渡すとそれは絶景だった、屋台の灯りに行き交う人々海が綺麗に見える場所こんな所初めて来た

 

「その反応、感動しまくってるな」

 

「あぁ、それはものすごくね」

 

「親父がな「大切な人を連れてくる場所だ、お前も大切な人ができたらその人を連れてこい」って言われてたんだ。そしてちっちゃいころこの穴場を教えてくれた、花火がどの場所よりすっごく綺麗に見えるんだ屋台は少し遠いけどね」

 

「大切な人…?え、僕?」

 

「何を困惑してるんだよリク以外誰がいる!家族もミクも大切だ家にいる人たち全員大切な人たちだでも俺にとって一番大切なのはリクだ」

 

一緒にこうやって遊び始めてもう何年も経ったこうやって花火を見に来るのは初めて。こうやってずっとそばにいてくれる人に感謝だな。

 

「お、おーいリク大丈夫?ずっと立ってもしかして熱中症?大丈夫か本当に!」

 

「大丈夫だ、問題ない」

 

「ならよかった!」

 

近くにあるベンチに腰をかける、歩いた疲れた座ろう、頭も冷やそう少し言動がおかしいような、塩分タブレットと水分を摂ろう外暑いし

 

「リク、その飴みたいやのなに?」

 

「サトウお前まさか!塩分タブレット知らないのか」

 

「え、塩分タブレット?食べたことない」

 

「熱中症対策の塩分を摂れる飴なのかな、一口サイズのやつ知らない?食べたことない?」

 

「うん、無い」

 

食べたことないんだ、何年も付き合いがあるがお互いにまだ知らないところあるのかな

 

「食べてみて一個あげる」

 

サトウが個包装の袋を開けて口に運ぶ

 

「!これカリカリしてる飴みたいなの入ってる!ちょっと甘い気がする」

 

「えっと、本当に食べたことないの?夏はどうやって乗り切ってたの?」

 

「スポドリと普通の水」

 

「スポドリと水ね」

 

「うん、だからこんなの食べたことないんだ。ミクとかどうなんだろ服がかなり暑そうだし持ってそうこんなの」

 

「失礼致します、こちらどうぞ」

 

「お、ありがとうね〜」

 

「ではごゆっくり、失礼します」

 

支配人らしき人がビニール袋に入った屋台飯が二つと冷えたラムネ瓶がお届けされた

 

「焼きそば、たこ焼き、イカ焼き、餃子…おいかなりの量買ってきたなこりゃ」

 

「張り切って買ってきてくれたんだし全部食べよう、腹も減った。てかいつも支配人?みたいな人たちが買ってきてくれるの?」

 

「一応そういうことになってる、これでも拉致られたらやばいからね〜今は二人に見えても周りには護衛がたくさん隠れてる、家でもだよ生きづらいにも程がある」

 

「世界有数のグループ、サトウグループの一人息子が一人の幼馴染と花火大会。世間にばれたらなんて言われるかな?」

 

「しらね〜別に俺は何言われても良いよ、大切な人たちにそれが及んだら俺は絶対にやったやつを許さない。地の果てまで追って56す。」

 

「おぉ、目が怖い目が怖い」

 

「そうか?よし食べよう!ラムネ開けよう!花火まであと10分だ!」

 

「もう10分前か、下の鑑賞席に人が集まってる」

 

「マジだ、やっぱり人多いよね〜」

 

「こっちは少し後ろだけど高さがある首を上に上げてそのあと首が痛くなることがなくなる」

 

「それはあるな!ほれ、ラムネ」

 

「どうも、夏って感じするよね」

 

「うん!冷えてるし!」

 

そのあと花火の時間までラムネを飲みながら屋台飯を食べる、こんな機会は滅多にないから楽しい

 

『会場の皆様にお知らせします、台場花火大会は5分後に開始いたします。予定より遅れての開催になり申し訳ございません。もう少々お待ちください。』

 

今では聞きやすくなったアナウンス、昔は何言ってるかわからないことがよくあったが今は鮮明に聞こえる。

 

「少し遅れるんだってさ〜イカ焼きくらいは食べれるか」

 

「食べれるよこんな機会滅多にないから楽しいな」

 

「なら良かったよ」

 

一方その頃ミクたちは

 

「あっついな」

 

「水分補給と塩分補給を忘れずに」

 

「ミクさんありがとうございます」

 

「ことは久しぶりにこんな護衛機会です、ダイスケさんとリクさん楽しんで頂けたら嬉しいです」

 

「こういった機会は何年振りでしたっけ?確か3年ぶり?」

 

「えぇ、サトウ家全員でここに来たぶりです。どうやら花火が綺麗に見える穴場スポットみたいですね」

 

「いいなぁ〜私もみたい!」

 

「私もですよ、でもこれも仕事です一応少しは見えますからそれで楽しみましょ」

 

「ですね、というか我々がこうやっているとなんだかそう、怪しまれませんか?」

 

「スーツ姿だからです?大丈夫ですよ…きっと」

 

そしてリクたちは

 

「ねぇリク、何分たった」

 

「3分」

 

「あと2分…あと2分…」

 

「楽しみで時間がゆっくりになるあれだな」

 

「あと2分…とても長く感じる」

 

「それは僕もわかるよ、たこ焼きうまいな」

 

「マジ!俺も食べる!」

 

「どーぞ」

 

さて、そろそろじゃないかな花火

 

『みなさま、大変長らくお待たせいたしました!台場花火大会スタートです!!!』

 

「お!リク始まるぞ!」

 

一気に何発も花火が打ち上がり空に大きく咲かせる。この瞬間は地球上もっとも美しいだろう。

音と見た目で人を魅了させる、花火ってすごい

その景色にただ見惚れる、色とりどりで、久しぶりに見る花火はこれからずっと僕の頭の中に強く残るだろうな

 

「終わったね」

 

「ねー20分くらい?」

 

「そうだね、残りのやつ食べて帰るか!」

 

「よし!食べよう!」

 

#7 END

 




あとがき

投稿が遅れに遅れ申し訳ございません、作者のYukiです。
風邪になったりリアルが少し忙しかったりで執筆及び投稿がめちゃくちゃに遅れました、次回#8も順調に執筆してます。
どうしても夏っぽい話を書きたくてあれこれやってたらとても長くなってました、また少し開く期間があるかもしれませんが気長にお待ちくださいYukiでした。
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