「ご無事ですか!?リュール様!!」
フィレネでの戦いを終えた俺たちはさらにお隣のブロディア王国へ足を運部前に、王家の祠というところに来ていた。
なんと、フィレネ王国のイヴ女王から直々にもう一つの指輪のありかを教えてもらえたのだ。なので早速来てみたんが・・・・・
「・・・・みんな揃って何やってんですか?遺跡内でバンジージャンプ???」
俺に気づいてフランが駆け寄ってきた。
「あ、蒼也!いや、今リュール様が罠にハマって落ちちゃったから、みんなで助けてるんだ。・・・・・そのバンジーなんちゃらは知らないけど」
でしょうな。
「でもね、他にも色々大変なんだよね。いきなりブシュロンさんがまたいなくなるし、クロエさんは何か動きが止まっちゃったしアルフレッド様は岩を掘り出したし・・・」
「・・・・・このメンツほんとに大丈夫・・・?」
「・・・・私にもわかんない!」
あ、あのフランの顔は諦めている時の顔だ。
そのあと、みんなのために先行していたリュール様が岩に挟まったり転がって行ったりとまぁ、ここに来るま色々あったけど、なんとか指輪があるはずの場所まで来たんだが・・・・
「ゆ、指輪が・・・・ない・・・・!?」
「さんな・・・まさか先に敵が!?」
「それとも盗賊に・・・!?」
「ど、どちらにしろこんな危険な罠を掻い潜って・・・
常人ではなさそうですね・・・・!」
「・・・・・リュール様は少し引っかかりすぎてるような・・・・」
するとマルスが何かわかったように口を開いた。
「指輪は確かに最近まであったはずだ。まだ僅かに紋章士の気配が残ってる。だけど・・・・感じるのは恐怖の感情ではないんだ・・・!」
「・・・・つまり、指輪を持ち出したのは、イルシオンではない?」
「じゃぁ、まだ遠くへまでは行ってないかもしれないね。フィレネ中を探させよう!!」
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「しっかし誰が持ち出したんだ?またややっこしいことになったもんだぜ」
「そういうなよファルコ。これは世界に関わる事件だ。放っておくわけには行かない」
現在、蒼也は(今はフォックスになっているが)グレートフォックスで指輪の探知を別行動で行っている。
(それなら大丈夫!最近紋章士のデータから指輪のありかを探知できるようにレーダーを改良したんだ!・・・・・一つの国の国内に限るけど)
スリッピーのレーダーのテストも含めて、2手に別れたほうが
効率がよかったからだ。
今現在、ナウスとスリッピーが総出で探している。
「・・・・そう言えば不思議に思ったことがあるんだが」
「なんじゃフォックス。改まって」
「最近戦ったグレート・ディッシュだよ。なんであれがここにあったんだ?」
「入れてみればそうじゃな。そもそもリュールたちによると、イルシオンの援軍でやってきたらしいのう。こっちの世界にないものが、どうしてある?」
「・・・・・あれか」
ファルコが急に思い出したかのように顔を上げた。
「ファルコ、思い当たる節があるのか?」
「ああ、あるぜ。というか十中八九これが正解だ。」
一言おくと、ファルコは言った。
「・・・・フォックスお前、初めてこのグレートフォックスや
俺たちをよびだした日があったな?」
「ああ、あの後気絶してしまったんだっけな?」
「そうだ、そして四人でお前を運ぶ時、お前の体から複数の小さな光が逃げ出すように飛んでいったのを、俺は見た」
「・・・・何?」
「そ、それはファルコ!つまり・・・・」
「そうだペッピー。あの光は俺たちと同じ分身体である可能性が高い。」
その場がファルコの言葉で一気に凍りついた。
「そんなバカな・・・・俺はお前たち3人以外を呼び出すこと以外望んでいなかったのに・・・・!!」
「・・・・・フォックス、おまえは5つ分の指輪の光を浴びて、俺たちやこのグレートフォックスを呼び出せるようになったんだよな?」
「・・・・・まさか」
「そうだ、変な話かもしれないが、その光を浴びた分をお前は呼び出せるようになっていたんじゃないか?おい、スリッピー!」
「え、何?」
「このグレートフォックスとアーフィン四機全てのデータを紋章しから得たデータを比べてくれ!今すぐ!ついでに最近戦ったグレート・ディッシュもだ!」
「え、ええ、わかったけど、今捜索中なんだって・・・」
「それはナウスだけで十分だろ?みたところほとんどのエリアを
調べ尽くしたらしいじゃねぇか?」
「わかったよ、全く・・・・・」
・・・・数分後
「こ、これは・・・」
「ほらみろ、完全に一致してやがる」
モニターに映し出された結果は・・・・100%完全一致している。
だが、グレート・ディッシュは0%と出てきた。
「つまりだ、グレートフォックスとアーフィンもある意味で紋章士って呼べる存在だったってわけだ」
「・・・・数が合わんぞ?」
「そこはどうやら集団の概念だったりで変わるらしい。
俺たちスターフォックスはナウス含めて5人で一人だろ?」
「なるほど、・・・・じゃあ、のこりの二つは一体どこに?」
「・・・・そこはわからねぇよ。だがな、残り二つが悪行をやってる可能性が高いってことは想像できる。」
「何!?本気で言っているのか!?」
ペッピーが声を荒げる。
元々の存在である蒼也は優しい性格のもち主だ。そんなことするはずがない。
「誰だって悪の心は持ってるさ。おまけにその2つ、蒼也の陰から出てきやがった。お前の影みたいな存在を表している可能性が十分あるということは、そいつあるいはそいつらがイルシオンについていてもおかしくねぇぜ?」
すると、ペッピーが気が付いたように言う。
「・・・グレート・ディッシュは完全不一致と出たな。
と言うことは、その分身が作った可能性が高いというわけか?」
「そうかもしれんな。しかしあくまでも、これは推理に過ぎん」
「・・・・・・わかった、名推理をありがとう、ファルコ」
「どぉってことねぇよ。ところで指輪の件はどうなった?」
すると、モニターにマルスの顔が映った。
『フォックス、指輪のありかがわかったよ』
「ほんとか!?今行く!」
「レーダーカラモ感知サレマシタ」
「よし、いってくる!」
「ちょっと待ったフォックス!」
行こうとするフォックスをファルコがとめた。
「俺も行かせてくれ。たまには気分転換もしたいからな。
もちろん合体の方でいいぜ。」
「・・・・わかった」
二人がハイタッチを交わすとファルコが光の粒になり、フォックスに吸収される。合体が完了したのだ。
「じゃあ、いってくる!」
「気をつけて!」
続く