みんなと合流した俺は、指輪の行方のことについて聞いてみた。
「スリッピーによると、ここから指輪の反応があるみたいなんだが・・・」
「・・・・!やっぱりここだったか!」
ああ、やっぱりルブライト伯爵に買い取られてたのか。遅かった・・・・・
そんなことを思いつつ、俺たちはその白子爵のもとへと言ってみた。
伯爵は優しく俺たちを出迎えてくれた。
が、俺は知っている。この顔がただの仮面であることをな・・・・・
「グゥゥゥ・・・・・」
伯爵が部屋を開けた途端に誰かがお腹の音をならした。
みんなの様子を見て見たけど、誰もそれらしき人はいない。
「あ、あなたはー!」
現れたのは・・・・・まぁ、結構派手な女性だった。
星がいろんなところに散りばめられている。
いうまでもなく、ユナカだった。
・・・・・前から思うけど、星が好きな人なのかなぁ?
(あいついつからあそこにいたんだ?)
心の中でファルコが呟いている。
「あんなに行くなと言ったのに・・・・早く帰ってくだされ!
さあさあさあ〜!」
「何故そんなにここにいさせたくないのでしょう・・・?」
「どうしてスルッと人の忠告が聞けないのでござるかぁ〜!?
私めがこんなにもぉぉぉ!?」
(((((ずーっと賑やかな方ですね・・・!))))
「・・・・・はっ!?」
その時、ユナカの動きが止まった。
なんでも、何かしらの女性の声を聞いたらしい。
『助けて・・・私を見つけて・・・あなたのすぐ足元に・・・・』
そう聞こえるらしい。
どうやらセリカの時と同じ、紋章士の声だ。
「指輪が手に入ったらすぐにここから離れてくれますかな!?」
「は、はい・・・・」
すると、ユナカは急に床に敷いてあったカーペットをめくった。
そこには扉があった。開けた先には地下に続く道がある。
「私めが行きますゆえ、ここを動いては・・・・・」
何かユナカが注意しようとしたらしいが、時すでに遅し。
リュール様たちはもう行ってしまった。
「絶全然言うことを聞いてくださらぬな!?」
「・・・・・・そんなに危ないのか?ここ・・・・」
「!!あなたは私めの言うことを聞いていたのですな!?
物分かりの良いお方だ!!」
ユナカが俺の両手を掴んだで上下に振りまくrいででででで!?!?
「ちょっとやりすぎ!?おまっ!?痛いんだって!?ちょっ!?」
「はっ!?申し訳ないでござる・・・・」
やれやれ。セリフの途中で強くしてくるなよ…で、
「ところでお前さん、何か隠してんだろ?どうしてここの扉のことを知ってた?」
「・・・・・・聞きたいのですな?」
「もちろん」
知ってるけどな、大体のことは・・・・・
「・・・・・わかりました。お話ししましょう」
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数分後・・・・
「なるほど、そんなことが・・・・」
蒼也はユナカの話を全て聞き終えた。
「だからあれほど、私の話を聞いておけと言ったのに・・・・」
「後であのアホどもは俺のメンツ(スターフォックス)全員で叱っときます・・・・って、あれ?どこ言ったんだ?」
気づけはそこにはユナカはいない。
「・・・・・・伯爵が本性を露わにしたか」
その瞬間、蒼也の姿は変化する。
黄色い狐・・・・・ではなく、青いキジに。
「悪いなフォックス。今回は俺が美味しいところをもらうぜ」
(おい、ファルコ!?まさかお前、これが目当てで・・・)
「気づかなかったお前が悪い。」
そう言ってそのキジ・・・・・ファルコも地下へと潜っていった。
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「これは・・・・・!?」
「体が・・・っ!?」
リュール一向は地下にあった教会にて倒れる寸前だった。
教会にあったのは邪竜信仰の肖像画。
おまけにルブライト伯がなんと指輪をイルシオン王国に引き渡そうとしていたのだ。
その時に、元暗殺者「ラリマー」・・・・・・ユナカがやってきたが、伯爵はリュールたちもろとも抹殺を図って教会内の仕掛けに仕込んでいた毒の霧を使ってきたのだった。
そして、現在に至る。
「どうだ、毒が回ってきたか?錯覚久々に会えたんだがラリマー・・・・・残念だ。人を殺すことを躊躇することになった暗殺者など、無能の極み!」
「本当に無能で残念だぜ・・・・・・あんたがそんなやつでな!!」
「!!なにやつ・・・!?」
その時、伯爵の背中から飛び蹴りが叩き込まれて伯爵が吹っ飛んだ。
「全く、伯爵が黒だったのもショックだが、それ以上にショックなのはリュール、お前たちが人の話を聞いていなさすぎるところだ。いくらなんでも守り人の俺でも堪忍袋が限界だ。後で覚えておくんだな?」
「ふ、ファルコ・・・!?」
そこに立っていたのはスターフォックスのエースパイロットだった。
「ば、バカな!?何故毒が・・・!?毒に耐性があるのか!?」
「アホ、そんな能力あったら苦労はしねぇよ。俺の周りをよく見ろ!」
彼の周りには青くて丸い、リフレクターとは違うのバリアが貼られている。
部屋に入る直前で「シールド」を展開して、周囲の毒と自分の周りの空間を遮断していたのだ。だから、シールド内には毒の霧が
入ってきていないので、ファルコはピンピンしている。
「伯爵、テメェの言っていることは間違っている。ユナカは、もう新しい道を自分で切り拓いたんだよ。なぁ、リュール?」
「・・・・そうです!ユナカは人を殺さない方法を選んだのです・・・・」
「何を・・・・・まぁいい。たかがトリ一匹きたところで何が変わる?死にそうなやつほど良く吠える。じゃあな、私はこの指輪・・・ん!?」
(なんだとこの老いぼれ風情が・・・・!!)
「・・・・・・もしや、お探し物はこれですかな?」
ユナカが伯爵が持っていた指輪を取り出す。
先ほど攻撃を喰らった時にくすねたらしい。
「な、何ぃ!?いつの間に!?・・・・・くっ!!」
伯爵は勝ち目がないと思ったらしく、背中を向けて逃げ出した。
「さすがですユナカ・・・!!ファルコ、伯爵を逃さないでください!」
「合点承知!!俺をコケにしてくれたことを後悔させてやるぜ!!逃すかよ!!」ゴゴゴゴゴゴ・・・
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その後、伯爵は無事捕まり、(所々焦げたり切り裂かれたりしていたが)全員無事で帰ってくることができた。
・・・・・ただ、
「やっぴーやっぴーよろぴっぴ!!」
「シグルド!!今日もやっぴーだね!!」
「??ああ・・・・」
ユナカの影響が周りに及んでしまって、リュールの軍の中で変な
流行が流行ってしまった。
「流行ってますね・・・・・」
「そうですね・・・・・変な流行が流行ってしまった・・・・・
・・・・・してやリュール様?」
「はい、なんでしょう?」
「さっき俺が言ったこと忘れてはいませんよね?」
(・・・・・・終わった・・・・・)
この後スターフォックスが1時間先行して行ってしまったことに
関して叱りつけられた。
この時、ユナカも叱る側についていたのは言うまでもない。
続く