大橋にて
伯爵を打ち倒し、紋章士の一人「ミカヤ」を仲間にしたリュールは、白と黒の髪が特徴の少女「ヴェイル」と出会う。
その後、ヴェイルがなぜここにいるのか・・・・・
そんな話を聞いていたリュールだったが、ブロディア王国
第二王子「スタルーク」にいきなり変質者扱いされたり・・・
と色々あったが、ヴエイルが何か物音がしたというので、その現場へ足を運んでいる最中である。するとそこには・・・・
(・・・あれは異形兵!?)
そこはフィレネの国境ゾイにあるグランスール大橋だったらしく、なぜか異形兵とイルシオン兵がいたのだ。
「国境を塞げって言われたでけなのに・・・・こいつら好き放題やってくれておそりそしいぜ・・・・そろそろ人間の部下が欲しい」
どうやらここをと通してはくれないらしい。
そこで、今ここにいる一同でこの軍団を撃破。
・・・・・そして、数分後
「・・・・はぁ、すごいですね、神龍様は・・・・僕なんか・・・・」
スタルークがつぶやいた。彼は今回でも立派な活躍をしていたが、ちょっと弱気なところがある・・・・らしい。
「すごいのは紋章士ですよ私は別に・・・・」
リュールがマルスを見て言った。
「ところで、指輪はブロディア王国にも・・・?」
「はい、厳重に保管されています・・・・赤い宝石のついた勇ましい雰囲気を纏う指輪です。兄・・・ディアマンドは近頃その指輪から声が聞こえると・・・」
その現象はもう、リュールには慣れたことだった。
「紋章士の声ですね・・・!すぐブロディアに・・・・」
「やーーーーーっぱり全っ然異形兵じゃダメねーー!」
その時、空から声が聞こえた。
「・・・・・なんですか、あなたは・・・・!?」
「ねーもしかして、あなたが神竜サマー?」
それは白いペガサスに乗った、奇抜な格好の少女だ。
少女は、そのペガサスから降り立った。
「私はイルシオン王国第二王女オルテンシア。みなさん、こんにちは〜!」
「イルシオン王国・・・!?」
スタルークは警戒心を持つ。
イルシオンは先ほどまでこの橋を封鎖しようとしていた連中だ。
おまけにリュールから指輪の件についても聞いていたから、余計に嫌な予感がしてならない。
オルテンシアは父が指輪を持ってこいと自分に命令、さらに邪魔する人間は殺しちゃって構わないと言ったらしい。
「そんな・・・・あなたたちには指輪は絶対に渡しません!マルス・・・・もう一度エンゲージです!」
「ああ!」
が、そのオルテンシアは余裕の笑みをしている。
「あーそれ!どうしよっかなー!!これ見せたら神竜様驚いちゃうなー!」
「・・・?」
「だって・・・・・そっちの指輪と同じ能力使っちゃうんだもん」
その時彼女の後ろから、一人の女性が現れた。
赤いオーラを纏う、黒い衣装を着た女性。
その目には、生気がないように光がなかった。
「紋章士ルキナ!?こんなところで・・・!彼女はリトスで奪われた指輪の一つ・・・!」
「びっくりした?紋章士を顕現できるのはあなたじゃないんだよ?さぁ、あたしと遊びましょ?」
______________________
ヴーヴー!!!
グレートフォックス内に大きなサイレンが鳴り響く。
「またか?!今度は一体何なんだ!?」
「国境沿いノ大橋ニテ、リュール様ガ交戦中!!援軍ヲ求メテイマス!!」
「リュール様、勝手に行動しちゃったの!?いい加減にしてよ〜!?」
「そんな呑気なこと言ってる場合か!出撃準備だ!ナウス!アルフレッド王子たちにこのことを伝えておいてくれ!スターフォックス、出撃!!」
_______________________
「マルス、、エンゲージを・・・・」
「すまないリュール、さっきの戦いで指輪の力を使い果たしてしまって今はまだ・・・・・」
「それじゃあ・・・・!エンゲージは・・・」
「あれれー!?神竜様って今はエンゲージできないのー!?じゃあ今のうちね!ルキナ!行くわよ!」
ルキナの能力が、近くにいた兵士たち一斉に伝わる。
そして、全員リュールに向かってきた。
ルキナの得意とする連携技、「オールフォーワン」だ。
いくら神竜でもこんな大勢でタコ殴りされてしまっては無事ではすまない。
あっという間に倒れ伏せてしまった。
「ふんふーん!!戦争のために学園から戻っても良いことがあったわ!」
そしてリュールから指輪を抜き取ってしまう。
「それじゃ指輪、いただき「ドガァン!!」!?なになになに!?まだいたの!?」
そして、彼女の指輪から顔が映し出された。
『ようリュール!助けに来たやったぜ!』
『かなりやられたようだな・・・・大丈夫か!?』
『敵シールド分析完了!モニターに表示するよ!』
『リュール様、大丈夫ですか!?』
空から現れたのは、四機の戦闘機。
『さっきはよくもリュール様を痛めつけてくれたらしいな?覚悟はできているか!?』
「げっ、あんたらがスターフォックスか・・・・」
流石のイルシオン王国も、スターフォックスの強さは身に染みていたらしい。
『待っててください!今助けます!』
フォックス機がレーザー発射口をオルテンシアに向ける。
そして、その発射ボタンを押そうとした時だった。
ドガァン!
フォックスの機体に別方向からレーザーが飛んできた。
『・・・っ!?誰だ、急に俺を撃ってきたのは!?』
『俺じゃねぇよ?』
『僕も違うよ?!』
『わしがそんなことするか!?』
『じゃあ、さっきのは・・・』
「残念だったわね!あんたらのことはもう策を練ってあるの!」
その瞬間、アーウィン四機全てのモニターに、ある人物の顔が映し出された。その顔を見た瞬間、フォックスの表情は凍りつく。その人物とは・・・・・
『そうはさせるか!スターフォックス!!』
続く
最後に登場したあの人、誰だか分かります?