『そうはさせるか!スターフォックス!』
『アイビー様が指輪を集めるためにお前らを倒せとさ』
『このチームのエースパイロットと言えばわてのことや〜!』
『アイビー様の敵は私の敵だ!覚悟しろ!』
モニターに映った顔、それは・・・・
ウルフ・オドネル
レオン・ポワルスキー
ピグマ・デンガー
アンドリュー・オイッコニー
「何っ!?スターウルフ!?どうしてここに・・・・!?」
待て待ておいおいなんでこうなった!?
『・・・・・ははぁ、わかったぜ。あの時陰から出ていった光のうち一つはお前らだったんだな?スターウルフは4人で一人だ、俺たちと同じ概念を持つから4人全員現れたってことか・・・』
『大当たりや!なかなか冴えてるのぉ!オタクらは!』
ピグマがふざけたように言う。生で見ると余計腹立つな、こいつのこの態度は・・・・・
『私たちはフォックス、お前・・・・いや、蒼也のライバル心から生まれた、お前の陰だ。』
『そして、ふらふらとみんなでこの世界を探索していると、イルシオン第一王女であるアイビーに雇われたのさ』
『そして、お前たちスターフォックスの脅威から、妹であるオルテンシアを守れと、俺たちに命令したからここにきたのだ』
・・・・・・なんてこった。
なんとなくわかってはいたが、まさかこいつらがイルシオンについているとは。
おまけにアイビー王女が雇ったって何考えてんだあの王女。
「あのグレート・ディッシュを作って、俺たちに差し向けたのもお前たちか?スターウルフ?』
『その通りや!でも、どうやら敵わんかったらしいそうやな?』
『雇われたからには必ずやり遂げる、それがこの俺たちスターウルフだ!早速だがフォックス!お前たちにはここで退場させられてもらうぜ!』
その言葉と共に、スターウルフの専用戦闘機ウルフェンが四機とも一斉に散開して、俺たちに襲いかかってきた。
チキショウ、こんな時に限って邪魔してきやがって!ふざけんな!
『フォックス、聞こえる?』
すると、いきなりミカヤが通信を入れてきた。なんのようだろ?こんな忙しい時に・・・・
『さっきのことは私の指輪を通してみんなに聞こえていたわ!あなたたちはそのスターウルフっていう集団を撃退して!リュールの援護は私たちが大橋に着き次第、すぐにするわ!距離のことは大丈夫!もうそこまできているから!!』
・・・・・さっきのことは全面撤回!さすが女神様だ!そもそも、「暁の女神」に出ているくらいだから当然か!
「ほんとか!?ありがとう!!よし、全機に次ぐ!スターウルフを撃退するぞ!」
『へっ!腕がなるぜ!』
『行くぞー!!』
『負けてられんわい!』
_________________________
・・・・・覚悟はしていたが、ここまで苦戦させられるとはおもわなかったぞ。
『カエルは泳いでいればいいんだ!』
『フォックス!後ろの敵をなんとかしてよ!』
スリッピーが後ろを取られたらしい。
もちろん、すぐ助けに行った。
『フォックス、後ろのやつを頼む!』
『ペッピー!今すぐ楽にしたろ!』
・・・・・お前もか、ペッピー。
『フォックス!早く後ろのハエを追い払ってくれ!』
『こざかしいトリめ!私の前にひざまずけ!』
お前もかファルコ!!
『狐如きが、調子に乗るなよ!』
「しつこいぞ、お前ら!時にウルフ!」
『うるせェ!』
何度も何度も後ろをとられては振り切っての繰り返し。
いい加減にしてくれ、もうこれっきりだ!
『これでもくらえー!』
スリッピーがチャージ弾をアンドリューめがけて放つが・・・・
カァン!
相手もまたローリングで跳ね返してしまう。まじか、チャージ弾も跳ね返せるのかよ。こうなったらスマートボムを使うか?
・・・・・・いや、無理だな。ウルフェンもアーウィン同等の機体性能を持っている。あれじゃ直撃しないどころか、爆風の範囲外まで、一瞬で逃げられてしまう・・・・!
『どうするフォックス?このままじゃ泥試合が進むだけじゃぞ?』
「わかってる!何かいい案は・・・・・」
その時、ナウスから通信が入る。なんだよ、
こんな苦戦している最中に・・・・・・
『位置ヲ確認シマシタ。アップグレードデータヲ送信シマス!』
「????アップグレード?何をだ?」
『あっ、切り抜けるいい策ができたみたい!』
スリッピーが声を上げた。
『なんだスリッピー?変なものなら俺は使わねぇぞ?』
『オイラ、スマートボムのエイムがとても下手でね。なんとかするために最近研究していたんだけど、ナウスが今完成させたらしいんだ!』
「「「・・・・・?」」」
『エネルギーを貯めたら、普通その後チャージ弾を打つよね?あれをスマートボムに置き換えることに成功したんだ。あれなら確実にスマートボムを相手に確実に当てられる・・・・!』
『何!?なんでそれを早く言わなかった!?』
『サンキュースリッピー!お前の発想でこのピンチを切り抜けれそうだ!』
『さすがスリッピー!メカニックとしては一流じゃな!』
『えへへ〜!』
そうだ、すっかり忘れてた。スマートボムもチャージ弾同様に相手をロックオンして発射できるんだった。
俺たちが逃げ回りにながら、話をしているうちに機体のアップデートはできたらしい。よし、早速使っていこう!
________________________
『なんだあいつら?チャージ弾発射状態に移ってしまったぞ?』
『我々には効かないというのに。愚かな奴らめ』
『ふん、ここでトドメを刺してやる!』
アンドリューがスリッピーに向かって突っ込んでいく。
しかしそれと同時に、ウルフの第六感が何かを感じ取った。
『よせ、だめだ!』
その発言は虚しく、スリッピーの機体からスマートボムが放たれる。
『こんなもの!』
アンドリューはそれをかわそうとしたが、ボムはアンドリューの機体を機体以上のスピードで追いかけていった。避けきれない。
爆撃を喰らって、機体のあちこちから火花が出始めた。
『き、緊急撤退だ!』
アンドリューのウルフェンが逃げ帰るようにあるか彼方へ消えていく。
『だから言ったのだがな・・・!あのアホめ・・・・・!』
『まぁ、わてらが仕留めれば・・・・・わっ!いつの間に!?』
ペッピーが後ろに回り込んでボムを放つ。ピグマは逃げ回った。
が、アンドリューと同じ機体なのだ。結果は同じ。
ドガァン!
『・・・・・な、なかなかやるでないの?今回は潮時や。ひと足さきに帰らせてもらうで!』
あっという間に消えていった。
『ウルフ!前からくるぞ!』
『お前もだレオン!後ろに気をつけろ!』
二人はブーストによる超加速で逃げ回り始めた。その時、ボムがいきなり一定方向に飛んでいってしまった。そしてそのまま、的外れなところに直撃して爆発。どうやら加速した結果、目標を見失ってしまったらしい。
しかし、敵の罠に十分警戒していた二人は、それに気を取られていた。
『なんだ?いきなり私たちとは違う方向に・・・・・』
『・・・・・・違う!しまった、罠だ!』
油断したところを、フォックスとファルコが狙ってきた。二人は急速旋回してかわそうとしたが、間に合わない。
『たっぷり礼をしてやるぜ!』
『これで仕留める!』
それぞれ片方の翼を撃ち抜かれた。このままでは高度が取れず、墜落してしまう恐れがある。
『この私に、撤退させるとは・・・!』
『くそっ!これで終わったと思うなよ!フォックス!』
遥か彼方へと大急ぎで消えていくレオンとウルフ。
宿命路ライバルの戦いは今一旦、幕を閉じたのだった。
・・・・・・作戦完了
仲間たちの状態
スリッピー・・・・異常無し
ペッピー・・・・異常無し
ファルコ・・・・異常無し
フォックス・・・・異常無し
続く