スターフォックスエンゲージ   作:誰だ?

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指輪

体調がすぐれたので、ここまでの経緯をお二人に聞いてみたところ、

 

大怪我を負っている挙句、多量出血で神竜王城の近くにある

 

草原に倒れていた俺をこの二人が緊急で保護、治療までしてくれたらしい。

 

「そういえば、あなたの持っていたものは不思議なものばかりだったわね?

 

どこで作られて・・・?」

 

ルミエル様が、俺に質問を投げかけていた。

 

・・・どうしよ、いきなり「別の次元から来ました〜」

 

なんて言ったら、変な目で見られそうで怖い・・・・

 

「・・・・・ルミエル様、この者少し困っているようですが?」

 

「無理にとは言わないわ。でも、こんなに不思議なことはないの。

 

何か知っていないかしら?」

 

・・・・・打ち明けてみよう。

 

よくよく考えてみたら、俺の持っていた物品が全ての証拠だ。

 

ルミエル様も、「不思議なもの」と言っていたのだから、

 

この世界にはないはず・・・・

 

「・・・・実は・・・・・」

 

 

_____________________________

 

・・・・あの後、何事もなく話は終わった。

 

それどころか、ルミエル様は、この城にしばらく滞在しても構わない

 

と、俺に言ってくれた。なんて優しい・・・・!

 

将来なりたいものがなかった俺だが、こんな人になりたいなぁ・・・・

 

と、その瞬間思った。

 

そして今は、お城の掃除だったりと、いろんなところで手伝いを

 

させてもらっている。

 

お城の人たちは、みんな優しい方々だった。

 

なんでも丁寧に教えてくれた。いつか、俺も恩返しできればなぁ・・・・

 

 

そして、このエレオス大陸に来てから1週間が経過した日。

 

 

 

「蒼也、あなたに見せたいものがあるの。」

 

そう言って連れてこられたのは、空に浮かぶ島。

 

そう、ソラネルである。

 

「い、いいんですか!?ヴァンドレさんみたいな龍の守り人じゃ

 

ないんですよ!?」

 

「いや、ルミエル様が、ぜひ見せたいものがあるというので」

 

俺たち二人を守るように近くを歩くヴァンドレさん。

 

「ついたわ、ここよ」

 

目の前に大きな扉が現れた。

 

そして開かれたその先にあるのは・・・・

 

「・・・台座ですか?」

 

「そうであるけど、何の台座か、あなたにはわかるかしら?」

 

12もある台座のうち、5つには小さな何かが飾られている。

 

それは・・・・

 

「・・・・指輪?」

 

そう、この世界「FEエンゲージ」において、最も鍵を握るもの

 

「紋章士の指輪」だった。

 

まさか、実物を見れる時が来るとは・・・・

 

「そう、でもこの指輪は他のものとは違う、特別なもの。

 

異世界の英雄の精神体が眠るものなの。」

 

そして一言おいて、ルミエル様は言う。

 

「ここは本来、誰も入れない空間なの。」

 

「私のような龍の守り人でも、特別なことでなくては

 

入れません」

 

「だったら、なぜ・・・?」

 

ルミエル様は、俺の方を見てこういった。

 

 

「あなたから、紋章士と同じ力を感じたからよ」

 

 

 

 

続く

 

 

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