スターフォックスエンゲージ   作:誰だ?

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ピンチですねー…


経緯

(・・・・『大乱闘の紋章士』?どういうことだ?)

 

今のヴェイルの言葉に疑問を抱く。俺が分身として出現させてたり変身できるのはスターフォックスシリーズのキャラだけだ。なのに、その呼び名は一体・・・?

 

(・・・・・やっぱりこいつらが、俺を・・・・・俺たちを!)

 

俺が疑問を抱く一方でファルコはヴェイル達が俺たちを呼び出したことに確信を持ったようだ。

 

「あら、もう気づいていらしたので?・・・・そうです。あなた方をこの世界に招き入れたのは、私です」

 

仲間達全員に衝撃が走る。

 

「なぜこうしたのかって思っていますね?いいでしょう、この際お話ししましょう。みなさん揃ってここで死ぬんですから」

 

_______________________

 

「・・・・・・・」

 

「どうなさったんです?ヴェイル様?」

 

いつかのデスタン教会の地下室にて。

 

後ろから魔導士セピアが話しかけてくる。

 

「お父様のために、少しでも戦力を養っておこうと思いましてね。自分の力で紋章士の指輪を作れないかと。」

 

「その試作をしていらしたんですか?かなり難しそうですが・・・」

 

「あなたのいうとおりです。こんな複雑な過程を踏まえないと、この世界に異世界の人物呼び出すことは不可能だなんて・・・・」

 

ぐちぐち文句を言いながらも、親愛なる父親のために作業に取り掛かり続けるヴェイル。その時だった。

 

 

ピカァァ!!!

 

 

「・・・・・これは?」

 

「完成したようです。早速使ってみましょう。戦力になるものだったらそのまま操ればいいし、でないのなら魂もろとも消してしまえばいいんですから」

 

どうやら呼び出した紋章士を下の世界に戻すという考えは元からないらしい。

 

そして、その指輪の合言葉を呟く。

 

 

「飛立て、大乱闘のの紋章士(とびたて、スマッシュエムブレム)」

 

 

 

眩い光が一つの人の形を作り出す。

 

「さぁ思う存分、戦ってくださ・・・・」

 

その時、その人の形になりかけたそれは天井をすり抜け、猛スピードで飛んだ。

 

二人は急いで外に出たが、もう遅い。遥か彼方へ飛んでいってしまった。

 

さすがの展開に、唖然とする二人。

 

「・・・・・・さっき、聖なる力を感じました。それにあの方角・・・・飛んでいったのは、リトスですか」

 

「・・・・紋章士は闇シンクロを拒みます。おそらく、無意識に操られるのを拒んだかと」

 

「そうですか・・・・・残念です」

 

その後、何度も指輪を作ったが、結果は失敗。

 

成功作は、最初の一つ目、リトスに飛んでいってしまったものだった。

 

_________________________

 

「リトスの時は驚愕しましたよ。紋章士だと思っていたら、なんと実態を持っていた挙句、あそこまで強かったなんて・・・・実に大きな収穫でしたよ」

 

(クソッタレ!なんとかならなぇのか、フォックス!?)

 

(魔法具が壊れるまでは、何もできん・・・・くそっ、はめられた!このまま操られるのはごめんだぞ!)

 

今のうちに、リュール様たちから奪ったであろう指輪がソンブルの目の前に浮かんでいた。まずい!

 

「お父様、この者たち・・・・スターフォックスも利用しましょう。きっと、面白いことになりますよ・・・・実に」

 

「・・・・ふん、まぁいいだろう。せいぜい我のために尽くすが良い」

 

俺を呼び出したであろう指輪が、ソンブルの前に浮かぶ指輪の中に加わった。

 

((面白いのはお前らだけだよ!このクズやろう!))

 

「継承よ、聖戦の紋章士・・・・・・」

 

次々に紋章士達が闇シンクロで意識を奪われ、ソンブルの手駒になっていく。

 

動けるようになったが、その時には、マルス達すべての紋章士は

 

闇シンクロが完成してしまった。

 

「これであなた達の紋章士は全てこちらのものです。欲かったんですよねぇ・・・マルス・・・・シグルドも!」

 

そして、俺に視線を向けて、悪魔の笑みを浮かべる。

 

「さぁ、あなたの誇りが敵となる瞬間を解くと御案あれ!」

 

ああ、もうだめだ。リュール様、遠慮はいりません。パパッとやっつけちゃってくださいね・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・・飛立て、大乱闘の紋章士」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・あれ?何も起こらんぞ?どうなってんの?

 

 

いや、確かにソンブルの力は作用しているらしい。唱えた途端に眩暈と頭痛が起こったんだが、あくまでちょっとだけだ。本当にちょっと。

 

「・・・・・ヴェイル、どういうことだ」

 

「そんなバカな・・・!?ちゃんと最終調節はしたのだから、すでに・・・!」

 

 

 

(今の君は、半分紋章士で半分人間なんだ)

 

 

 

「・・・・・そうか、わかったぞ!まだ半分人間だから、ひょっとしたらそっちのサイドが、ソンブルの力が流れるのを、抑制してるのかも・・・」

 

「なんですって・・!?」

 

ヴェイルの表情が笑みから驚きに変わる。サンキューマルス、このこと教えてくれて。あ、でももう、今のあなたにはわからないんだっけ・・・・・・・

 

 

 

「・・・・・」ニコッ

 

「・・・・・!?」

 

 

なんだか一瞬だけど、笑ったような気が・・・・・気のせいか?

 

とにかく、大事な仲間に牙を向くことがなって、助かった・・・・

 

 

 

続く

 

 

 




そろそろ折り返しかな…

それと、今までのエピソードで誤字脱字があれば感想で教えて下さい。
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