・・・・・クソッタレめ!ランドマスターを戻したのは間違いだった!
あのあと、俺たちは敵になってしまったマルス達紋章士とヴェイル、そして、四狗に追っかけまわされて、追いつかれてしまって戦闘になった。
リュール様はさっきのことがショックなのか、動いてくれない。
『ちくしょう、しつこいなぁ〜!』
『いくらアーウィンだからといっても、この強さはどうにもならん!!』
『威力ガ高スギテ、周囲ノ仲間モ巻キ添エにナルタメ、主砲ハ使エマセン!!』
・・・・まずい、盛大に詰んでいる!
外で待ち合わせた3人と合流できたのはいいが、これじゃ勝負にならん!
おまけにさっきの戦いで他のみんなもボロボロだ!全員は援護できない!
「僕ら相手によそ見している場合?」
「・・・・!?」
横からアルフレッドを片付けたであろうマロンとシグルドが迫ってくる。タイミングを合わせて横緊急回避ですり抜ける。
「わっ!?そんな芸当ができるなんて・・・・すごいのは認めるけど、僕たちには勝てないね!!」
マロンとシグルドの連携攻撃が実に厄介すぎる。
「あらあらどうしたのかしら?せっかくあの時相手ができなかったから相手をしてあげてるのに、この弱さじゃ・・・・・」
「うるせぇ!しつこい女は嫌いなんだよ!」
一方でファルコもマルスとセピアに気を取られて、仲間の援護どころじゃないらしい。
「面白く無くなってきましたねぇ・・・・そろそろ終わりにしましょうか」
ヴェイルが先ほどルミエル様を殺した魔法を、リュール様に目掛けて放とうとしている。リュール様は一向に動く気配がない。
・・・・・・潮時かな?
俺はマロンを上スマッシュ攻撃のサマーソルトキックで上に吹っ飛ばし、シグルドに限っては下スマッシュ攻撃のグラウンドキックで馬ごと体勢を崩してなるべく遠くへ吹っ飛ばした。
「わっ!何するんだよ・・・って、あれ、どこ?」
俺の向かった先はリュール様の後ろ。
「愚かな母同様、地獄に落ちなさい」
・・・・ごめんルミエル様。約束破るかも・・・・・・
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・・・・どうして、こうなったのか。
目の前で倒れているフォックスを前に、リュールは唖然とした。
リュールの目の前で、フォックスから元の戻ってしまう蒼也。
油断して、後ろをと立てていたところをフォックスに突き飛ばされて、気がついたらこうなっていた。
「・・・・え?」
その言葉しか、自分の喉からしか出てこない。
一番自分のほころにしていた人物が、自分たちが頼りにしていた希望の光が、今ここで倒れひれ伏したのだ。
「「「「フォックs・・・・・・・」」」」」
フォックスの名を呼ぶ前に、残りのスターフォックスメンバーが煙のように消えてしまった。
本体であるフォックスもとい、蒼也がやられたことで分身である彼らが消えてしまったのだ。
もう、完全に希望は消え失せた。
「・・・あら、頑丈ですこと。まだ生きているとは・・・・このまま異形兵にしてあげるのもいいですけど・・・・・・もっと別の方法であなた方を苦しめて差し上げましょうかね」
その時、蒼也の姿が消え去った。
「・・・・・蒼也をどこにやったんですか!?」
「お父様のところですよ。あの少年を操るには少し彼の体をいじくる必要が出てきましたのでね」
ヴェイルが悪魔のような笑みを浮かべる。
「さぁ、やってしまいなさい四狗。そろそろお遊びはおしまいです」
「承知いたしました」
「えーもっと遊びたかったのに・・・・」
「やっとか、今度は痛みつける側にでもなりてぇよ」
「あら、もう気は済んだので?」
その瞬間、マルスがリュールの前に現れた。彼の目には、もう光が宿っていない。完全なるただの戦闘兵器と化してしまっている。
「マルス・・・・!」
「残念ねぇ・・・・・」
マルスの剣ファルシオンがリュールの首を掻っ切った。
・・・・しかし、助けというのはいきなり現れる。
ガッ!
「!?」
何者かがマルスのファルシオンを受け止めた。
「これは絶体絶命の窮地というやつじゃのう!」
「・・・だが・・・・たまには悪くない・・・」
「あなた方は・・・・・!」
「神竜様・・・・・これを・・・指輪をあなたに・・・・今度は私が、あなたを助ける番よ」
「・・・アイビー王女・・・どうしてここに・・・・!?」
続く
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