・・・やはり・・・こうなったか・・・!
今現在、俺たちは形成逆転されて異形兵に取り囲まれてしまった。
おまけにヴェイルの魔法ぐも再生してるし・・・・もう正直言ってうんざりだ!!ファルコもウルフも倒れたし、これはまずい・・・!!
「いいですねぇ・・・・力がみなぎります・・・!!行きなさい、異形兵達・・・・!!」
「くっ、まずいよ、どんどん増えてくる・・・!!」
「リュール様も失った・・・指輪もない・・・
・・・僕たちは・・・ここで死ぬのか・・・?」
・・・確かになんとかする策はない
・・・・と思っていたのか?
(どこぞの伝説の超戦闘民族)
「・・・・みんな、違うね。何か忘れてはいないか?」
そう、読者の皆さんは何忘れていること、わかります?
「・・・みんな!出番だ!計画通りよろしく頼むぜ!!」
ズガガガガガン!!!
その音と共に、目の前にいた異形兵達が吹っ飛んだ。
「・・・・え?」
どうやらアルフレッド王子達は理解が追いついていないらしい。
「ディアマンド王子・・・甘い蜜には毒があるって言葉、知ってます?」
「いきなり何を・・・・・そうか、君はまさかこうなるのを知ってて・・・!」
そして、俺が予備で装着していたバイザーから顔が写し出される。
『よーし、ここからが本番・・・って大丈夫みんな!?めちゃくちゃじゃないの!?』
『かなり派手にやられたようだな・・・大丈夫か!?』
『どうやら奇襲は大成功だったみたいだな。さすがだよ坊や。今回だけは褒めてやる』
『よくもわてらのリーダーをコケにしてくれたな!お返しするで〜!』
『このマシンから逃れることはできない!覚悟しろ!』
『グレートフォックスヨリ、援護シマス!!』
突如として空からアーウィンが二機、ウルフェンⅡが三機、
そしてグレートフォックスが姿を現した。
「蒼也・・・!?これは一体・・・!?」
「さっきも言ったじゃないですかアルフレッド王子。何か忘れてないかって。こうなった時のためにペッピー達を最初から呼ばずに、空の雲に非常用の戦力として待機させておいたんですよ。さぁ、思う存分やっちゃって!!!」
その合図とともにレーザーの雨あられが相手に降る。
アホ、俺はこの物語全体を知ってんだぜ?おまけにイルシオンのこともあるし、簡単に再び二の舞になってたまるか!!
「みんな!!指輪を集めてヴェイルを止めましょう!まだ戦える方はいませんか!?さっきこの場に散らばっていくのが見えたから、すぐ見つかるはず!」
「止める!?正気!?こっちはもう壊滅状態なのに!!」
「とにかく早くしてくだい!誰か手伝えませんか!?」
・・・無言か・・・だよね、全員メンタルボロボロだもんね・・・
「・・・それでお前に勝機があるのなら手伝うぞ」
ディ、ディアマンド王子・・・!
「さっきの奇襲作戦も見事だった。お前には何かしらこの状況を打破する方法があるのだろう?なら、俺は何もしないで死ぬよりこっちにかけてみる」
「・・・そうだね、何もしないよりはいいか」
「せめて、あいつらに一つ報いてから・・・」
みんな・・・・・ありがとう。
「・・・・・なんだかリュール様にそっくりになったな」
そうですかね。ヴァンドレさん?
とにかく、指輪集め開始!!
「俺の仲間が異形兵を倒してくれていますから、みんなは巻き添えにならないよう指輪を探してくだい!見つけたらすぐに俺の元へ!!」
「どうして、君のところに・・・?」
「いいから早く!!」
「させると思ってるのですか?」
げっ、いつの間にかヴェイルが目に前に前に・・・!?
「あなたも放っておけば面倒なことになりかねません。死んでください」
正面からトロンが放たれ・・・・・
・・・なかった。
「・・・・蒼也!!」
ヴェイルの目がいつもみる方に戻っている。
「もう一人の私は、私がなんとかする・・・あなたは早く、一つでもいいから指輪を・・・!」
「・・・わかった!辛抱してくれ!」
そして、カービィの方角に向かって一言。
「カービィ!お姉ちゃんの竜石のかけらを使って・・・!今ならまだ中に力が残っているはず・・・!」
「わかった!よぉし!!」
カービィが思い切り竜石のかけらを吸い込んだ。
その時、カービィの姿に変化が現れる。
カァァァ!!
「!?この光は・・・!?」
眩しい光と共に、カービィは能力を発動した。
見た目はファイアみたいだが、ファイアの時の冠よりもさらに大きい冠をかぶっていて、そこからさらに真っ赤な灼熱の炎があふれ出ている。
そして、その冠の縁の正面には、・・・大きな星の装飾品。
・・・まじかよ、あいつ竜石から『スーパー能力』の『ドラゴストーム』をコピーしやがった・・・!!!
か、勝てる・・・!勝てるぞ!スーパー能力の力は、次元に穴をあけるほどだ。
下手をすれば、あのソンブルだって上回る・・・!!
突然の展開に、俺たちの勝機は明らかになりつつあったのだった。
続く