ではスタート!
・・・これは夢なのかな?
「・・・イタタタっ!?なにするんですかファルコ!!」
「痛いってことは現実だな。ちゃんと受け入れろリュール」
今現在俺たちはセピアからもらった魔法具を指定させら場所で使用したのだ。
・・・そこまでは良かったんだよな。
「・・・どうなってんの?」
なにやら目の前が真っ暗になったかと思うと、そこには2つの軍が雪山で争う場所に早変わりしている。
それを指揮していたのはなんと・・・
「母さんと・・・セピア!?」
リュールが驚くのも無理はない。ここは千年前の世界なのだから。
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「魔法具の影響なのか?これまた厄介なことになったぞ・・・?」
『しかし、時空は違うのに邪竜紋の反応はちゃんとレーダーには出ている。どうやら我々がいた時空とこの時空の邪竜紋は繋がっているらしいのう?』
『つまりこの時空の邪竜紋を破壊すればもといた時空の邪竜紋も壊れるってことだよね?』
良かった、どうやらこの時空に飛んで正解だったらしい。
「・・・ってことは、この目の前で起こっている戦争は千年前にこの大陸で起こったという『邪竜戦争』か。厄介な時に飛んでしまったな?」
「しかし、今ここで邪竜紋を破壊しなければソンブルを止めることはできません。早く壊しに・・・・」
「『もんしょうし』のけはいがします」
「!?誰だ!?」
気づけばリュールの後ろに誰かが回り込んで剣を突きつけている。
・・・あのシルエットは・・・まさか!?
「リュール氏が『二人』ですと!?」
「どういうこと・・・!?」
「・・・なるほど、千年前のリュールか?」
「・・・その通りです。あれは・・・・『私』。『千年前』邪竜の御子だった頃の私です・・・・」
・・・やっぱ千年前だと髪も目の『赤一択』に染まってるな。
あれはあれで綺麗だけど・・・行動理由がなぁ・・・・
「・・・へんですね、そこのきつねからも、もんしょうしのけはいをかんじる・・・わたしのやくめは『もんしょうしのゆびわをあつめること』・・・どのみちあなたたちからもけはいをかんじるので、うばうひつようがあります。おとなしくゆびわを・・・」
(リュールどうする?)
(そうですね・・・・)
「指輪・・・?何の事でしょう・・・・」
とりあえずしらばっくれる作戦にでたリュール。
目の前の赤いリュール表情を一切動かさない。なんだかもうちょっとリアクションしてよ、せっかく可愛いんだから・・・な?
「・・・では私たちはここで!!みなさんいきますよ!!」
「え!?ちょ、リュール様!?」
「いいから黙ってリュールについていくんだ。ここでへんな行動をとってみろ、俺たちの時空に影響をあたえる可能性があるぞ?」
本来俺たちの持つ指輪はこの時空に存在していてはいけない。
つまり、未来から来た俺たちが下手にこの時空に介入すると未来の世界も変わってしまう危険性がある。
「ヴェイル!邪竜紋は?」
「さっきよりも気配がさらに強くなってる・・・この近くのはずよ!!魔法具の効果が切れる前に早く壊そう・・・」
「・・・!?リュール、危ない!!」
突然リュールの真横の雪が崩れて雪崩が起こった。
すぐにフォックスイリュージョンを使って救い出したので問題はなかったが。
「このあたりは・・・『なだれ』がよくおきます・・・」
「なるほど、俺たちを逃す気はないと?」
「わたしは『ゆびわ』をもちかえらなくてはなりません・・・わたしは・・・『けっかんひん』ではありません・・・」
「・・・欠陥品?」
俺の言葉を無視して赤いリュールは続けた。
「・・・ちからをかしてください・・・『マルス』」
その背後に、赤いオーラを放つ闇シンクロしているマルスが現れた。
「・・・あれは、マルス・・・!?」
「さあ・・・どうするのですか?『もんしょうし』なしでたたかうつもりですか?」
どうやらここで一戦交えるしか方法はないらしい。
「・・仕方がありません・・・!マルス!!」
リュールもマルスを顕現した。
が、その気配で異形兵もたくさん出てきてしまった。ここに指輪を集結させるのは不味かったか・・・!!
「・・・フォックス、ここはわたしに任せてあなたたちはみんなの援護を」
「・・・承知!」
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「・・・天っ!!空っ!!」
異形兵たちの相手を任された俺たちスターフォックスはリュール様に異形兵を向かわせないよう全力で戦わせてもらっていた。
ちなみに現在俺はアイクに変身している。スマブラだと奇数カラーと偶数カラーで『蒼炎の軌跡』と『暁の女神』に分かれる。
紋章士の方のアイクは『暁の女神』で俺は『蒼炎の奇跡』の見た目をしているのですぐ見分けることができる。
「・・・なんだかすごく懐かしいな。あの頃の俺はまだ未熟だった・・・」
「そうなの?でも今のアイクはすっごくたくましいからいいじゃない!!」
「言っとくが俺はそんな未熟ではないからな!!」
異形兵を蹴散らしながら紋章士アイクとそのパートナーであるミスティラと雑談している。どんな時だって余裕は持っておかなくちゃな?
「くらえ、『大天空』ッ!」
大剣で異形兵達を上空に切り上げた後で乱舞を叩き込み、そのまま落下して真下にいる異形兵も一気に粉砕する!!
・・・でもまだわんさかいやがるのか、実に面倒な・・・
空の敵はスリッピーとペッピーが取り残しないように確実に仕留めてくれているからいいけど地上だけでこんなにいるのか・・・!!
しかも数体リュールの方へ向かっているぞ!?
その時、時間の限界が来たのかアイクから元の姿に戻ってしまう。
「だったら・・・覚悟なさい!!」
変身していたアイクを分身として呼び出した後に『私』はすぐにリンに変わる。
・・・性別も変わるせいで一人称とか喋り方が変わるのってやっぱりちょっと面倒くさいわね・・・!でもそんなこと思っている場合じゃないわね?
「アイク!」
「居合切りで突破だな?心得た!」
目の前から異形兵達が襲いかかってくるがお構いなしに私たちは剣を抜く。
その瞬間、目の前にいた異形兵とリュールに襲い掛かろうとしている異形兵たちは文字通り真っ二つになっていた。
「リン!?・・・じゃなくて蒼也ですか、助かりました!」
「お礼はいいから早く目の前の敵に集中してちょうだい!!」
何やら話しながらリュール達は戦っているみたいだけど、私たちは今はリュールとその他の仲間の援護を最優先にしなくてはならない。
戦いは後半戦に突入してきたのだった。
続く