・・・どっかの神竜王の発言のせいで変な空気になってしまったが、無事に邪竜紋のところまでくることができた俺たち。
「すぐに破壊するわ!!」
全員目の前に聳え立つ結晶の破壊の体勢に入る。
「・・・あなた達、どうして邪竜紋を壊しにきたの?」
ルミエルがフランとクランに話しかけている。
二人は力強く元気よく返事を返した。
「ソンブルがあれを使って結界を張って何かを企んでいるのです!」
「ソンブルなんかの思い通りにはさせません!」
・・・ああ、始まってしまう・・・始まってしまうぞ、悲劇が・・・
「・・・どうして?」
ルミエルさ・・・いや、ルミエルから帰ってきたのはその言葉だった。
「・・・どうしてソンブル『様』のことを悪く言うの?彼の方のおかげでまたこうして一緒に居られるのに」
「・・・やっぱこうなったか。みんな、戦闘体勢に入るんだ。今ここでこいつを倒す!!」
『そ、そんな・・・ルミエル様・・・』
『なんてことだ・・・』
「ソンブルのヤロー、狂ってやがる・・・!!」
みんな尊敬する人を前に戦意喪失していてやる気がない。
「・・・蒼也あなたまで・・・私のことが嫌いになったの?」
「・・・嫌いじゃない、むしろ尊敬を超えて大好きって言いたいぐらいだ。けど・・・お前のその感じだともう『俺とリュールの知っているルミエル様』は残念ながらその体には宿っていなかったみたいだな・・・」
その途端、リュールが剣を掲げてルミエルを襲った。
「リュール・・・」
「・・・ここでためらえば世界が滅んでしまいます。」
(・・・ためらうな! いざってときは迷わず行動しろ・・・)
・・・ウルフもかっこいいこと言いながらしっかりリュールの決断を手伝っていたってわけか。
・・・でも戦わないと。話している間にルミエルがヴェイルの首を絞めにかかっている。
そしてそのまま邪竜紋から放たれたレーザー砲がヴェイルとその周りにいた兵士達を襲った。
ヴェイルの方はまだ立ち上がれるらしいが、結構なダメージを負っているらしい。
「この『欠陥品』・・・!!あなたさえ・・・あなたさえいなければ・・・!!」
その途端、邪竜紋が『黒い光』に姿を変えてルミエルを包みこみはじめた。
・・・また俺の知らない展開か!!
『・・・!?変だよ?あの光からカービィのスーパー能力と同じ力をセンサーが完治してる!』
「・・・何!?」
スーパー能力と同じ力・・・?相手が何かスーパー能力を得たというのか?
・・・いや、そんなはずはない、コピー能力の一種であるスーパー能力はコピー能力を使えるカービィにしか使えない。そんなはずは・・・・!
・・・いや待てよ?『星のカービィWII』にスーパー能力を使ってくるラスボスがいたな・・・・・まさか・・・!?
「全員離れろ!!ここはカービィと俺たちスターフォックスが相手をする!!」
「何・・・・いきなり何を言っているのですか!?」
「いいから離れやがれ!こいつは俺たちにしか倒せない!!こいつは・・・!!」
やがてルミエルを包み込んでいた光が晴れる。
そこにいたのは・・・怪物と行っても良かった。
曲がりくねった大きなとんがり帽子にガッチリと体に食い込んでいるらんらんと輝く支配の冠・・・別名『マスタークラウン』。
正面には赤くてカービィと似たような形をしている二つの目と、その下には目玉を覗かせた口がある。
「・・・『マホロアソウル』!!ルミエルの感情と邪竜紋が共鳴して変化したのか・・・!?」
「・・・いや違う。邪竜紋だけじゃない。三つのエネルギー反応をキャッチしたんだ。この二つはルミエルと邪竜紋で間違いないみたいだけど、あと一つは・・・?』
『・・・!?こっちのカメラが光に包まれる前に捉えた画像じゃ!よく見ろ!!』
バイザーに映し出されたのはルミエルがヴェイルの首を絞めている間にペッピーのアーウィンのカメラが捉えた写真。邪竜紋に何かが吸い込まれている。
カービィはすでにその吸い込まれていったものの正体に気づいたらしい。
「・・・これ『マスタークラウン』だよ!?本物だ!!」
続く
いきなりアンケート!!この作品であなたが一番好きなのは誰?
-
蒼也(フォックス)
-
ファルコ
-
ペッピー
-
スリッピー
-
カービィ
-
ウルフ
-
リュール
-
マルス