フォックスとファルコはアーウィンから飛び降り、異界の門に足を踏み入れたリュール達と合流していた。
スリッピーとペッピー、ナウスは空中でいつ敵が来てもちゃんと知らせられるように待機しているようだ。
「いよいよだな・・・首を洗って待ってろよ、邪竜ソンブル・・・・!!」
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「・・・いたぞ!あそこだ!」
異界の門の最も奥へ入り込んだ瞬間、邪竜の姿はそこにあった。
リュール達に背中を向けて、向こうとはしていない。
どうやら挑発というよりは『ただのゴミの相手はしている暇なんぞない』とでも言いたいのだろうか?
「・・・ソンブルを倒します。この世界の未来のために!!」
「・・・・くだらん」
ソンブルがその言葉と共に振り返った途端、右手から放たれた光線がリトスを木っ端微塵に破壊してしまった。
「リトスが・・・!!なんてことを・・・!!」
「人間など吹けば飛ぶような命・・・踏みつけた砂つぶに心が動くことはない・・・我が求めるのはこの先の『異界』のみ・・・」
ソンブルの後ろに穴が現れた。
その穴は次第に大きくなっていく。
その時、フォックスはその穴の先を見た。見てしまった。
「・・・・・・俺の住んでる町だ・・・・・!」
「・・・・なんですって!?」
ソンブルはよりにもよって、フォックスの世界・・・『蒼也の世界』に侵攻しようとしていたのだった。
フォックスは自分の世界にソンブルが求めているものはないとすでに知っている。
それがわかったらソンブルは再び世界を破壊し、次の世界に飛び立ってしまうだろう。
自分のためにも、この世界のためにも絶対ソンブルは倒さなくてはならなかったのだ。
(・・・これは何かの因縁か?)
「みんな・・・紋章士と『エンゲージ』を!!」
「もう遅い・・・我の長きにわたる悲願は今ここで・・・」
すると突然、今度は紋章士の体が消えていく。
「・・・この次元の歪みに、貴様らのような脆弱な紋章士は耐えきれまい・・・」
「いや・・・!みんなが消えちゃう!!」
「どうしたら・・・!」
・・・そして、さらに事態は悪化する。
「・・・!?ばっ、馬鹿な!?俺たちも消えていく・・・・!?」
『ええ、なんで!?』
『紋章士の特徴を併せ持つワシら消滅の対象に含まれるのか・・・・!?』
『緊急事態、緊急事態!消滅ヲ止メルコトは、不可能デス!!』
「嘘…なんでこんな時に…」
自然にフォックスから蒼也に戻ってしまう。
「蒼也!!!」
リュール達が手を伸ばすが、蒼也をつかむことはできなかった。
彼らの実体はすでに元いた世界に戻っていってしまったのだ。
「・・・ごめん、あとは頼んだ」
「そんな・・・・蒼也・・・・・」
リュールのその呟きとともに、完全に蒼也とスターフォックスは姿を消してしまった。
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「ううん・・・はっ!?」
「・・・・蒼也?蒼也か!?」
「父さんに母さん!?どうして・・・・?」
ここは・・・病院?俺は・・・どうなったんだっけ?
・・・そうだ、学校の帰り道に歩道に乗り上げてきた車に正面衝突して・・・!
「アイテテテテテ!?!?!?!?」
「無茶をするな!もう一ヶ月は寝たきりだったんだぞ!?」
「そんなに寝てたの!?・・・まぁ俺は寝るの大好きだからいいけど」
「全く・・・・本当に良かった・・・・・」
・・・でもなぜこんなに心ざわつくんだろう?
・・・・・二ヶ月後。
「やっと学校に復帰だ・・・・夏休みは終わってるし災厄だぜ・・・」
「ごめんな蒼也・・・俺がもっと早くに教えておけば・・・・」
「全然いいってことよ!いやほんと!俺は生きてるだけでありがたいと思うんだけど!」
「そっちがそれでいいならいいけどよ・・・・」
「・・・あ、そーだ!今日コミック版『ファイアーエムブレムエンゲージ』最終巻発売日だった!!早速買いに行ってくる!」
「お前ほんとファイアーエムブレムシリーズ好きだよな〜」
「いいじゃねーか、別に!」
何事もなく過ぎて行く日常。俺が感じていた胸騒ぎは気のせいだったか。
良かったぁ・・・・
『思い出すんだ・・・君はまだこの世界に帰ってきてはならない・・・・!!』
この声は・・・・・!!!!!!
カッ!!!!!!
続く
なんか結構今回は短めでした…
いきなりアンケート!!この作品であなたが一番好きなのは誰?
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蒼也(フォックス)
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ファルコ
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ペッピー
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スリッピー
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カービィ
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ウルフ
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リュール
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マルス