「・・・ここはどこだ!?」
「蒼也、頼む。今すぐに彼女達の元に戻ってくれ・・・このままでは私の仲間があらゆる世界を破壊し尽くしてしまう!」
真っ白な空間の中に一人何か人影が浮かんでいる。
「・・・どちら様?」
「どちら様って・・・・ほら、前に約束を交わした・・・」
「・・・悪りぃ、あんなみたいなやつとは約束結んだ覚えがないんだ。早く元いた場所に戻してくれないか?」
「なんてことだ・・・・記憶が全部消されている・・・・・!?」
「消す?消すってなんだよ?」
すると、その人影は俺にゆっくり近づいてくる。
「君はエレオス大陸で邪竜と戦っていたんだ。そして、その邪竜によって元の世界に強制帰還されて・・・」
「エレオス大陸?あのファイアーエムブレムエンゲージの?冗談もいい加減にしてくれ、そんな架空の世界に俺みたいなやつが言ってみろ、すぐに死ぬぞ!!」
いきなり言い出すんだこの変出者は!?一回精神科に行った方がいいのでは・・・?
「・・・では君のその髪色と目の色はなんだい?」
目と髪?あいつ何言って・・・・・・
「・・・なんじゃこりやァァァァァァ!?!?!?!?!?」
え!?何!?なんで髪色が赤と蒼になってんの!?
・・・・・待て、何か頭をチラつくな・・・こんなこと前にも経験したことがあるような・・・・・?
「きみの体の底に眠っていた力を引き戻したんだ。これで何か思い出せないか・・・?」
『・・・今のあなたは【邪竜】であり【神竜】なのです』
・・・・!!!思い出したぞ・・・・・・
「礎さん!!今リュール達はどうなってる!?」
「礎さんって・・・い、今はまだ何も起こっていない。どうやらこの世界とリュール達の世界の流れは違うようだ。舞上部、全員無事さ」
良かった・・・・!
「しかし・・・ソンブルは君の紋章士の力を消し飛ばしたようだ。もう君はフォックスに変身できないどころか、カービィも、ファルコたちも呼べない・・・それどころかあちらの世界で実体も持つこともできず、キミは何もできない」
「そんな・・・!?なんとかする方法は・・・・!?」
「・・・・・・・・・・・
私の力と体を、全て君に託そう」
・・・何!?
「そんなことするとあなたが・・・・!!」
「いいんだ。彼は私に会うためにこのような行いをしている・・・・・私の力を受け取って纏うことができれば彼もすぐこのような行いをやめるはず・・・」
・・自分のことより相棒のことを優先するのか・・・・・
「・・・・君には本当に申し訳ないことをした。頼む・・・・私の友人を・・・止めてくれ・・・・・!!」
「・・・・・わかりました。必ずややってみせます!」
すると、白かった空間がいつの間にか爽やかな草原に変わっていた。
・・・ひょっとしてこの空間は彼が友人・・・ソンブルと歩んだ世界のうちの一つなのかもしれない。
目の前の『礎の紋章士』が手を差し伸べた。
「・・・では私をとってくれ。それで、力の譲渡は完了して、君は再び紋章士になれる・・・私に変わって新たに誕生した、『零番目の紋章士』として・・・ね」
光が弱まったことで初めて礎の紋章士の顔を見た。
・・・・・美しい。
なんというか・・・男性か女性かわからないほど美しすぎる。
まぁ・・・第一に俺はこの人が男性か女性かわかってないけど。
けど今ここで止まってはいけないんだ。
礎さん・・・あなたの意思は必ず貫き通します・・・・・!!
「礎さんって・・・さっきも思ったけど君って案外面白い人なんだね」
「案外ってなんですか!?案外って!?」
「でも・・・悪くない」
手を取った瞬間、礎の紋章士が光の粒になって、俺の体に取り込まれていく。
体が何かに変化していく感じがするが、それと同時に何やら力が湧いてきた。
「君が私の友人を救ってくれるのを・・・心から願うよ」
俺の視界は再び真っ白になった・・・・
続く
いきなりアンケート!!この作品であなたが一番好きなのは誰?
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蒼也(フォックス)
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ファルコ
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ペッピー
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スリッピー
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カービィ
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ウルフ
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リュール
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マルス