「トリヤァッ!!」
フォックスの横スマッシュ攻撃の『レッグショット』が狂気科学者の紋章士に襲いかかる。
しかし、それが当たる直前に紋章士は、蜃気楼のように消えてフォックスの背後に回っていた。
「・・・・ッ!!」
触手を伸ばしてフォックスをとっ捕まえようとしてくる。
しかし、その触手をファルコが『ファルコイリュージョン』で全てキレイに切断してしまった。
「大丈夫か、フォックス!?」
「ああ、大丈夫だ・・・・あいつめ、あの時と同じだ、正面からの攻撃は全部すり抜けてしまう・・・!!」
今相手にしている闇の紋章士のオリジナルは『スターフォックス64』の真のラスボスとして立ちはだかった存在そのものだ。
その時の要素が再現されているためか攻撃手段そして、弱点も全て一致していた。
「正面からの攻撃がダメならなんとか背後を取って大脳ではなく、小脳の部分を叩く必要があるぞ」
その声と共に、空からウルフが降りてきた。
「ウルフ!?お前今更ここにきたのか!?」
「やりたいことは全部やり終えたしな。どっちみち元の世界に戻ったら元通りあの蒼也一つになる運命だ、お前らを最後に助けてやろうとおもってな?」
「・・・お前、結構いいやつだったんだな?」
「勘違いするな・・・蒼也の才覚がうつっただけだ」
そんなことを言っているうちに、狂気科学者の紋章士は先ほどと同じように球型の爆弾を大量に放ってくる。
「・・・これだ」
ウルフはリフレクターを展開して、紋章士に全弾返してしまった。
そして案の定、相手は蜃気楼のように消えてウルフの背後を取っていた。
「・・・ワンパターンではこの俺たちは倒せん、やれ!お前ら!」
「言われなくともわかってるぜ!」
二つの炎が紋章士の背後にある小脳部分を焼き尽くす。
「「ファイヤー!!」」
『ファイアフォックス』と『ファイアバード』を喰らって狂気科学者の紋章士はまた消えて3人から距離をとった。
「まだまだだ!これで終わりじゃねぇだろ?」
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「・・・カービィ、後ろ!!」
「うわっ!?ありがとう、ヴェイル!!」
その一方でカービィはヴェイルとともに他の異形兵と闇の紋章士を相手にしていた。
「でもしつこいなぁ・・・・・魔法乱射で距離を詰めれなぁ・・・」
カービィは今相手にしている銀髪の闇の紋章士と、ターバンを巻いた闇の紋章士に対して苦戦していた。
相手の放ってくる魔法攻撃はどれも吸い込んでもハズレである『スカ』のみしかない。
どうやら相手もカービィの能力を知り尽くしているようだ。
飛んできた魔法は一応吸い込んで『星型弾』にして吐き出し、相手に返して攻撃しているが一向に当たる確率が上がる感じはない。
すると、ヴェイルから助け舟が。
「・・・私のナイフってコピーできないのかなぁ?」
「え、ナイフ持ってたの!?」
「う、うん。御信用のためにだけど、私どちらかというと魔法専門だから。私が持っているぐらいならカービィが使ったほうがいいかなって・・・・」
「それを早く言ってくれればもっと早く有利に戦えたんだけどなぁ・・・」
ちょっと口をこぼしているカービィだが、ヴェイルが投げ渡したナイフを吸い込んでコピー能力を入手。
緑色の先端に丸い玉のような装飾品がついている長い帽子。
手には剣が握られている。
『ソード』のコピー能力だった。
「よーし、こっから巻き返すぞー!!」
迫ってきていた魔法を手に持った剣で一刀両断にして自分への着弾を防いだあと、『ドリルソード』で剣に錐揉みをかけつつ、相手に急接近!
狙ったのは、ターバンの方だった。
剣をジャンプアッパーのように構えて『切り上げスラッシュ』で上空へ相手を打ち上げたあと、『メテオエンド』で剣で相手もろとも地上へ高速で切り落とす!
ターバンの紋章士は光のチリになって消えていった。
「まずは一体!」
すると、別方向から銀髪の紋章士が青銅の剣で襲いかかってくる。
そこに、ヴェイルと共に行動していた紋章士ルキナが割って入った。
お互いに飛び退いて距離を取る紋章士二人。
そして、再び激しい斬り合いが勃発した。
「・・・・なんだか若干ルキナが押されていない?」
「そうだね。相手が魔法を同時に扱って着てるからかな・・・・」
よく見ると銀髪の紋章士がルキナの隙をついて剣での攻撃の他に『エルウィンド』や『サンダー』などを近距離で当ててこようとしている。
相手は悪そのものが具現化したような存在なのだ、正々堂々と戦う気なんて一切ないのだろう。
「でもあの様子じゃ僕が入っても力不足になるね・・・どうすれば・・・・あ、そうだ!!」
カービィは、ある方向に顔を向ける。
その方向ではリンとエンゲージしたアイビーが別の敵と戦っていた。
「アイビーーーーー!!リンーーーーー!!エンゲージ技こっちに放ってーーーー!!」
『「・・・・え!?」』
二人揃って困惑の声を上げる。必殺技を味方に放てと言われているのだ、当然だ。
『ちょっと待って、あなた本気なの!?』
「確かに今なら放てるけど、大怪我負うわよ!?」
「だいじょーぶ!!作戦があるから!!」
カービィのそんな返答を聞いて、まだ困惑しながらも、自分に迫っていた異形兵を一掃するためにもエンゲージ技の『流星群』で大量の矢ををカービィの方向に放つアイビー。
それは、目の前にいた異形兵の大群を一瞬で打ち払った。
そして、その風を纏った矢がカービィに触れた途端、不思議なことが起こったのだ。
矢が、カービィの持つ剣に吸収されていくような形で消えていくのだ。
そして、カービィの持つ剣にも変化が現れる。
鉄製刃の部分が消えてなくなり、剣のつばのところから噴き出た風が刃の形を取る。
そしてそのつばもまた、青色から鮮やかな緑色に変化していた。
「『フレンズ能力』大成功!これで攻撃力アップだ!!」
フレンズ能力は、カービィとその友達や仲間『フレンズ』の技同士が合体して発動する。
それは主にその場のみで終わる『特殊攻撃型』と武器に属性をつける『属性付与型』の二種類がある。
今のはカービィの剣が仲間の放った『風』を帯びた矢に触れたとこで発動した。
『ソード』に風の属性がついて『ウィンガソード』にコピー能力がパワーアップしたのだ。
「いくぞ『たつまきぎり』!!」
カービィが飛び上がって空中で回転斬りを放つ。
するとそれは、超巨大な竜巻に変化してルキナと戦っていた銀髪の紋章士に切り傷を負わせつつ、体勢を崩させた。
そこを、ルキナは逃さなかった。
(『あの時』のようにこの世界も絶望に陥れるわけにはいかない!!)
『裏剣ファルシオン』が、その紋章士を貫いた。
続く
いきなりアンケート!!この作品であなたが一番好きなのは誰?
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蒼也(フォックス)
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ファルコ
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ペッピー
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スリッピー
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カービィ
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ウルフ
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リュール
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マルス