そこのお姉さ〜ん!俺と!お茶しな…!「は?」…なんだお前かよ、じゃ!「は?」あ!そこのお姉さ〜ん! 作:黙々睦模目
衛非地区
「そこのお姉さ〜ん!俺とお茶しな〜い?」
「いえ…結構…です…」
「そっか〜…それじゃあ仕方ない…呼び止めて悪かったな…それじゃあ失礼する!」
そういい先ほど声を掛けたお姉さんから離れ… 周囲を見渡し…お姉さんがいないか探す
「お姉さん…お姉さん…いねぇかな〜…?」
俺の名前は"レオン" 元々孤児だったがじっさんに拾われ…俺は雲嶽山に籍をおいている!
黒髪にコバルトブルーの目が特徴の三十路超え!
そんな俺が何故お姉さんを探してるかって?おいおい…冗談はよしてくれよ…何故って…
年上のお姉様が大好きだからに決まってんだろ!いい加減にしろ!
とまぁ…それはおいておいて…
「最近"あいつ"がいねぇから好き勝手できるぜ…ぐへへへ…あいつが帰ってくる前にお姉さんを探してお茶しねぇとな…!」
周囲を見渡すがお姉さんと言える人はいない…悲しいかな…まぁ…当然っちゃ当然の事である。
ここら辺に住んでる奴らは顔見知りがほとんどだからである…だから早めにお姉さん見つけないとこいつらに"あいつ"に告げ口されてしまうのである…本当に薄情者共である
「おぉ!?レオンじゃねぇか!久しぶりだな!」
「レオンさん戻ってきてたんだな!」
「お〜?おっちゃんあんちゃんじゃねぇか!」
「お前しばらく見てなかったが一体どこに行ってたんだ?心配してたんだそ…?」
「ふっ…!気にするな…俺のタイプのお姉さんを探していただけさ…!キラ~ン!」
「冗談は聞き飽きてんだよ!」
「怒んなよ〜!」
軽口を叩きながら知り合いと分かれる
「どこだぁ〜…お姉さん…お姉さん…ッッ!?お姉さんか!?いや…!違う!あれは…、あのオーラはッ!
女難の層が限界突破した青年だ…!」
(なんだあの希少種は!?そしてなんという…女難のオーラが…おお…なんということだ…あいつ今までよく刺されなかったな…俺が救ってやらなくては…)
俺の視界に入ってきたのは灰色髪の青年と…黒いスーツを着た……ッ!?お姉さんだ!?今すぐ行かなければ…!
「そこのお兄さんとお姉さ〜ん!俺とお茶しな〜…「は?」い…」
俺は手を振りながら女難限界突破とお姉さんの元へ向かったのだが…そのお姉さん"だと"思っていた奴は見覚えがあった
「くそ…な〜んだ"儀玄"かよ…期待して損した〜…興ざめだわ…」
「は?」
「お姉さんがいなかったのは悲しいが…ここは仕方ない…おい!そこの兄ちゃん!俺とお茶しねぇか!?お前は女難の相が限界突破している!俺がお前に迫る凶刃から守ってやろう!さぁ!俺と来い!希少種!」
「え?…え?…え?」
俺はは?botになった儀玄を押し退け…お目当ての希少種の肩を掴んだ
「なんだ!なにを迷ってる!お前!相当女たらし込んでるだろ!いい加減にしろ!俺の目にはわかるぞ!お前の女難の相は異常!限界突破!天上天下!唯我独尊!お前がNo.1だ!」
「いや…えっと…え…?…へ?はいぃ!?」
(この青年…なにを困惑している…!さっきから俺を見ずになにを後ろばかりちらちら見やがって!)
すると俺の肩をすっ…と掴まれる
「あ?なんだ?悪いが後にしてくれ!俺はこいつを救ってやらなければならない…!邪魔をするな!」
そういい後ろへ振り返ると…
今にも刺し殺さんとするような鋭い眼光を向ける儀玄の姿があった…
(この兄ちゃん…!儀玄もたらし込んだのか!?やばぁ!?すんご!まじかよ!すげぇ!)
「やばいな…重症だな…こりゃ…おい兄ちゃん!今すぐ逃げな!俺がこの馬鹿者を足止めしてやる!さぁ!逃げろ!俺に構うな!」
「え??いや…多分違うと…いうか…そ…」
「ええい!黙れ!兄ちゃん!さっさと逃げな!俺の犠牲を忘れず!女には気をつけろ!お前を救えなかった事を許せ!すまな…"カチャン"…へ?なんこれ?」
気づいたら俺の両手は手錠で繋がれていた
「もう逃さないぞ…"レ・オ・ン?"」
「はぁ!?なんだと!?あの女難限界突破希少種は俺を釣る為の囮だったのか!?酷いぞ!おい!兄ちゃん!お前ぇ!それでも男かぁ!?こんの…女誑しめ!儀玄まで取り込みやがって!」
「なにを意味がわからない事をいっている?さぁ来い…私達の未来だけを考えろレオン」
「黙れ!儀玄!お前が俺を縛れると思うな!俺を縛りたかったらお姉さんを連れてくるんだったな!はっは〜!」
そう言い放ち…手錠を無理やり引きちぎろうとするレオン…だが手錠は壊れない…
「…なんでこれ壊れねぇんだ?おっかしいな〜…普通の手錠なら普通にぶっ壊せてんのに…」
「お前の為に特注で作ってもらった手錠だ…感謝しろレオン…さぁ…こっちにこい」
するとレオンは儀玄に引きづられながら歩みを進めていく…レオンはどうにか抜け出そうと必死に荒ぶっている
「離せ!離せってんねん!俺に近づくなぁぁぁ〜!いやぁぁぁ〜!!!俺はお姉さんと結婚するまで死ねな〜い!!!いやぁぁぁ〜!!!助けて〜!!!!誰か!俺を助けろぉぉぉ〜!!!」
「…すまないアキラ少し待っててくれ…レオンに"責任"を取らせてくる…その間に潘か福福に適当館の案内をしてもらってくれ…」
「は、…はい…わかったよ師匠…お、お楽しみを…?」
「あぁ…感謝する…ほら行くぞレオン…♡」
「いぃぃぃぃ〜やぁぁぁぁ〜!!!」
だが抵抗虚しく…レオンは儀玄に引きづられ…とある一室へ入っていった…
「誰ぁぁぁ〜!俺を助けてくれぇぇぇ…!」
「いい加減諦めろレオン…もう逃げ場はないぞ…受け入れろ…♡」
「待て待て待て待て…!やめろ!俺のベルトを掴むな!離せ!おい!やめろ!脱がそうとするな!やめい!やめろぉぉぉぉ…」
扉が閉まっていくとどんどんレオンの声は小さくなっていき…完全に扉が閉まるとレオンの叫びは聞こえてこなかった
「…南無です…どうかお幸せに…」
その後肌がツルツルになった儀玄とガリガリになったレオンの姿があったとか…
多分続きはない