「ヤニちゃーんいるー?」ガチャ
「ニャーになんの用ニャ?」
「ところでヤニちゃん、いくら払えば私と付き合ってくれる?ちなみに私はヤニちゃんがお風呂にさえ入ってくれたら一生養ってあげるよー」
「お前キモイから嫌ニャ、でもタバコワンカートン買ってくれたら1日ぐらい付き合ってやってもいいニャ」
「えー?!ほんと?!奢る奢る!そういう訳でいざコンビニへレッツゴーだよ!」
「適当なこと言うじゃなかったニャ(小声)」
ーーーコンビニーーー
「どれが欲しいの?私タバコ吸わないからわかんない」
「ピースでいいニャ、1日付き合うとは言ったけど、ニャーのタバコを吸うことだけは自由にさしてもらうニャ」
「わかってるわかってる、じゃあとりあえず買ってくるから」
「アリガトウゴザイマシター」
「さぁヤニちゃん!約束は果たしたよ!さぁどこにデートする?」
「公園にでも行くニャ」
そう言ってそそくさと歩き出したヤニちゃん、私は少し不機嫌そうな顔になりながら手をさし伸ばした
「ヤニちゃん?何か忘れてない?私たち今から恋人なんだよ?歩く時は手を繋いでいかないと」
「えーめんどいニャーでもタバコ買って貰ったししょうがないニャー」
差し伸べられた手へ恋人繋ぎでもしようと思った瞬間、鼻に突き刺さるような異臭を感じ咄嗟に手を引っ込めた。
「クッサ!最後にお風呂はいったのいつ?!」
「うーん3日前とかかニャ?あんま覚えてないニャ」
「まずはお風呂!デートはそれから!」
ーーーお風呂ーーー
「ヤニちゃんの家のお風呂ってなんで排水溝に吸殻詰まってんの…」
「何でって、別に普通ニャ、どうせ流れるんだから一緒ニャ」
あわよくば一緒にお風呂入ろうとか思ってたけどこれはムリ!だってこのお風呂入ってたら足からタバコの匂いしてきそうだもん…こんな劣悪な環境…ヤニちゃんと同棲は無理だなこれ。
「レズねこー今風呂上がったニャ」
「匂いチェック入りまーす」スンスン スンスン
「まぁ微かにヤニ臭するけどこの程度なら全然OK!寧ろ色気が少し出てヨシ!気を取り直してデート行こっか♡」
「もう家帰ったからめんどいニャー、お前と一緒に歩いてると周りから変な目で見られてる気がして居心地悪いニャ」
「変な目で見られるのは元からでしょ、私は関係ないからね、私が通ると女の人が何故か目をそらすけど、私は可愛いと思った女の子にしか手は出さないからね!ちなみにヤニちゃんは当然ベリーキュート♡黙って何もしなければお人形さんみたいでとっても可愛い!」
「やっぱりお前のせいニャ、あと気持ち悪いからあんま喋んないでくれニャ」
「あ、妹ちゃん紹介してくれてm」
「寝言は寝てから言うニャ、レズ子に妹ちゃんは勿体ないニャ、猫に小判ニャ」
「てきびしー」
「てかお前の言うデートは何をすればいいニャ?喋ってタバコ吸えばデートニャ?なら毎日付き合ってやってもいいニャ」
「もちろん朝チュンみたいなこのチルい時間もいいんだけど当然これだけじゃないよ、2人で買い物したりー、夜景を見たりー、最後にエッチなことをやれば私は大満足♡」
「ならもうほぼしたニャ、タバコ買いに行って、周りの奴らから変な目で見られてるレズねこを眺めて、ニャーのお風呂シーン見せてやったニャ、というわけでとっとと帰るにゃ」
「こんなので言いわけないでしょ!そんなの全然恋人らしくない!じゃあせめてキスさして、そしたら今日は許してあげる♡」
「それで開放されるならキスでもなんでもしていいニャ、ニャーはとっととレズねこから貰ったタバコ吸いたいから早くするニャ」
無言で可愛い顔を見せながらこっちを見つめてくるヤニねこちゃんに対して、やっぱ黙ってたら可愛いなこのネコ
「では…遠慮なく♡いっただきま〜s」
ガシャ
「ヤニ子ー!おるかーウチの渾身のギャグを見せてや…ろ…」
「は?なんや?!お前ら付き合ってたんか?!アル子に報告せにゃ!」
「待って!待って!それはダメ!アルちゃんだけはだめ~~!」
「て、もういないし!カンサイちゃん待って!誤解!誤解!だからー!」
またまたお預けを食らったレズ子であった。
「ニャーは結局何すればよかったニャ?でもタバコ貰えたし結果オーライニャー」
ーーーその後ーーー
「レズちゃんは僕よりもヤニちゃんのが好きなんだ〜じゃあもう一緒に住むのやめよーかな〜?」
「ほんとに誤解だから!1日だけ恋人になってもらっただけだから、まだキスもしてないから、私が好きなのはアルちゃんだけだよ」
「ふーん、でも1週間はお酒飲ましてあげな〜い。当然口移しも無しね〜」
「そんな…私に死ねと…」
今度こそアルちゃん一筋にしようと誓ったレズ子であった
ちなみにアルねことレズねこは付き合っていません。今のところはただの仲のいい同居人です。