真実を追い求める男の記録

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第1話

狭いアパートの一室で、私は真実に近づいた。いや、狂気に近づいた、というべきか?

どっちでもいい。同じようなものだ。

 

真実に近づくほど周囲から狂人のように扱われるのはなぜだろう。

それだけ真実というものが、普通の人間には受け入れがたいものなのかもしれない。

 

この世には、真実に近づくための様々なヒントが溢れている。

ありとあらゆるものがメッセージなのだ。読み解くことができる人間には、それがわかる。

 

流行歌の歌詞もそうだ。

 

たとえばこの曲。

 

マジ ぎゅんぎゅんぎゅん

好きすぎて滅!

 

Crazy Crazy この愛は Crazy

「ごめん、もう我慢できねえ。」

Crazy Crazy 過去イチ Crazy

「夢じゃないって、証明して?」

 

この歌詞のサビにはCrazyが6回出てくる。C6。

 

首(頚椎)は7つの骨で構成されており、上から6番目の骨を「C6(第6頸椎)」と呼ぶ。また、その近くを通る神経は「第6頸髄神経」と呼ばれます。

交通事故やスポーツなどの怪我でこの部位を損傷(C6損傷)すると、肘の曲げ伸ばしや手の感覚・機能、体幹のバランスなどに影響が出ることがある。 

 

自分の首がこんな風になったのは原因がある。

 

やられたのだ。そして相手はこの世のものではなかった。

 

嘘をつけと言われてしまうかもしれないが、本当のことだ。

 

あそこにもここにも、地球外からやってきた存在が大量にいる。

 

未来はすでに決定されており、ただ彼らはそれに沿って忠実にやるべきことをやっているだけなのかもしれない。

 

だから、自分は未来を知るために、様々なメッセージを読み解こうとしている。

 

今の私は車椅子で生活を送っている。

 

そんな私を励まそうと、親戚のおじさんが会いに来てくれた。

 

「僕も昔、首から下が一切動かなくなってしまって、医者に『もう治らない』と言われたけど、なぜだかわからないけど治ってしまった。君にもそういうことがあるかもしれない」

 

そのような奇跡が現実に起こった。

 

しかし、それは本当に奇跡なのだろうか?

 

おじさんはどこかで、別の星からやってきた人間に触れたのではないか?

 

この星の人間にとっては奇跡でも、別の星から来た人間にとっては普通のことなのかもしれない。

 

我々にとっては治療不可能な病気も、彼らの星では解決済みの問題なのでは?

 

私は何が何でも車椅子生活から復活してみせる、そういう風に誓った。

 

そこに何らかのヒントが描かれているはず。 

 

思えば駅を出て、病院へ向かう時の出口もC6出口だった。  

 

今まで以上に流れてくる音楽、映画、ニュース、CMなどに目を凝らすことになった。

 

でもひょっとしたら、自分は真実に近づきすぎたのかもしれない。

 

真実に近づく人間をいつまでも放置しておくわけはない。

 

それを脅威に感じる人間がいるのだから。

 

私は車に跳ね飛ばされた。意識を失う途中で見た車の種類は、コルベットのC6だった。

 

 

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