敵の改造個体兼味方魔法少女の妹になりまして   作:あげはちょ

1 / 5
概念と概念が合わさった煮凝りみたいなものです。
初投稿じゃないです。でも楽しんで欲しいです








第1話 あの、服を...

 

 

 

 

2回目の人生としては凄いスムーズに慣れた。

 

あっこれ見たことあるやつだ!とかなる街並みも、家族も何となく見覚えがあったりして驚いたけど、そんなものは数日で慣れてふつうの生活を送れた。

 

 

 

 

 

そんで今はなんと...

 

 

 

体から色んな管を繋がれて周りが液体で満ちた場所に囲まれてます。

 

....うん、実験されてますね

目を開けるとガラス越しに初老?背筋が曲がってるからそうなはず、の人が興奮隠さず何かを叫んでいる。

この液体呼吸はできるからいいんだけどなんか音が全く聞こえないんだよね、どうしよ...

 

 

って思ったら少し落ち着いた爺さん(仮)がこのハッチを開けてくれた。謎の液体が地面に流れて身が楽になった。

というか寒い....?

 

服着てないですねこれ

どうしましょうか目の前にいる人が爺さんとはいえ普通に恥ずかしいのですが...と思っていると奥の扉からゾロゾロと人が来て私と爺さんとを交互に見て一人がこう言った。

 

「へ、変態....」

 

えっ私!?って思ってしまったけどみんなが視線を向ける先は私じゃなくて隣の爺さんだった。良かった初対面で全裸だからドン引きされてるとかじゃなかった

 

「おい爺さん!ついにそこまで堕ちたのかよ!?」

ちょっと別の人も言ってきた。おお、信用がないなこの人

ワイワイガヤガヤしている中で急に静かになり、

 

 

『......状況を説明しろ。』

 

 

奥の奥から図体がすごいでかい仮面を被った人がそう聞いていた。私も気になるんだよ今これってどういう?

知っている人がこの爺さんしかいないから次の言葉を待つ。

 

てかまだ寒いよ...身を震わせてしゃがんでいると人だかりの中にいた少し見覚えのある人が自分が来てたコートみたいなものを私にかけ、隣に座って手を握ってくれた。

わすっごいいい匂い()

女の子のいい空気を身にまとっているととても気分がいいですね。

顔がニヤニヤしてしまうのを堪えながら爺さんの説明を聞いた。

 

 

 

「ついに完成したんじゃ!被検体14番、人を完全媒体とするジョーカーを!」

 

 

 

 

 

 

 

既視感の正体として。

そもそもこの世界はアニメ準拠というか、見てたものだからそれは分かっていた。

 

ジョーカーズ。

主人公を味方とするならば敵陣営。

その名の通りジョーカーという怪物を用いて世界を征服しようとしてる組織だったね。

さっき見たでかいヤツがマーク、というボスでたしかいちばん強かったはず。

 

 

主人公陣営はトランプのスートモチーフ、それぞれスペード、ダイヤ、ハート、クラブの4人体制で戦っている。

もちろん主人公はハートだよ!!!

 

ハート以外は全て追加戦士としての活躍なので、今の時系列は分からないけど多分まだ主人公1人のはず。

マナちゃんだね。苗字は覚えてないけど確かそんな名前だった。

唯一変身後も名前が変わらない__正確には、そんなことを知らなかったマナちゃんが名乗りの時に自分の名前そのまま言ったことから固定されちゃったんだけど。

 

 

 

あ、ついでに言うと推定私の姉がクラブモチーフの戦士だった。だって背格好が幼かったけどまるっきり似ていたから。

あとつよい。とてもつよい。普段はのほほんとしてるくせに怒った時にそのまま怒るから怖かった記憶があります

いやー、元気してるかなぁ。

あれから何年経ったかはわかんないけど健康にいてくれたらいいなー

 

 

 

 

話を聞くところによると完全洗脳できて尚且つ形を保った被検体が私が初らしく、それであんなに叫んでたんだとか。

完全洗脳?..........うーん....?

 

 

『ほう....貴様、挨拶をしてみろ』

でかいからこわいんだよおまえ!別に逆らってもいいこと無さそうだから一応従っておこうかな...

なんで少し悩んでいるとデカブツから苛立ちを感じたので急いで言葉を発する。

 

「....全てはジョーカーズの為に。おはようございます、マーク様」

借りたままの服で跪き、手を添えて挨拶をする。多分これで良かったはず....

 

 

『...素晴らしいな、これ程までとは』

 

「でしょう?これまで意思疎通もほぼできなかったし、完成と言ってもいいじゃろう」

 

お、通用したね

てかこれまで喋れもしなかったのかよ被検体。どういうこと。ねぇ

聞こうとしても新参者が話に入る隙はなくて全然情報を得られなかった

 

 

 

『一先ずは情報を集めることから始めろ。近々ジョーカーズの足枷となる存在が覚醒するとの噂だ.....アルク!』

 

「はい!お任せを!」

 

アルクと呼ばれた男はジョーカーズらしい仮面をつけた白色の細身の男。最初からいた敵だったね。

 

『では解散とする。全てはジョーカーズの為に』

 

「「「全てはジョーカーズの為に!!」」」

 

合言葉の後みんながこの部屋からはけて行った。あでも1人私の方を見て爺さんと話してるな

 

 

「あの子の世話、私がする」

「ほう?リリアにしては珍しくやる気じゃな...持ち帰らせたりはできんが、まあ良いぞ」

 

 

 

お、話が終わったっぽい。爺さんも部屋から出ていっていった。

私が目覚めた部屋には私と1人の女の子だけ....

ん?.....よーく見ると、この子....というか名前的に...

 

「ねぇ、自分が誰か...分かる?」

 

青色の髪を伸ばした彼女がそう問いかける。

...やっぱり、この子も追加戦士だぁ!

敵幹部から味方陣営に移り変わる系のキャラ。みんなも大好きだよね私も好きです

リリアちゃん...本名はなんだっだっけね....まあいいや

 

質問の答えはno、だ。あくまで洗脳済みらしいのでね

「そう.....ごめんなさい...」

 

答えを聞いた途端苦しそうにしていた。なんでだろ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「誰ですかあなた達!?っ、止めろ!!」

 

「痛っ”!....あっ、止めろ!連れていくな!!」

 

「返してっ!!かえしてよっ!!!」

 

「妹を、返せっ!!!!」

 

 

 

 

 

 

 







最初っからスパイが紛れてる組織ってどうかと思うの
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。