洗脳闇堕ち妹を差し置いて、クソデカ感情を別な奴に向ける姉 作:あげはちょ
邂逅からその次の日
リリアちゃんが朝からいた。どうやらここにずっといるから分かんなかったけど休日らしいね今日
なんかボスと話をしている様子はちらっと見えたけど何を言っているからは聞こえなかったからその内容かな?
幹部の人達がいっぱい広間に集まった。爺さんは興味無いって言っててすぐに実験に戻って行ったけどまあ大体がいる。
そんで主題は私らしい。なんだろ
『...先日、ハートに適合した魔法少女がどの地域に出現するかを発見することができた。そこに潜入してもらうぞ』
みんながちょっと頷いてる感じをしてたので私もやっておく。
そんで...
『向かう先はサルマ学園。そこにはクラブの魔法少女もいると聞く。出来るだけ顔が知られていない者が行った方が良いが...』
サルマ学園。主人公のマナちゃんもリリアちゃんもお姉ちゃんも通ってる中高一貫の学校。この地域は普通よりも少し人口が少ないからどちらも兼ねてるってやつ。
そんで...リリアちゃんは既に通ってるし...アルクくんは素の状態を見られてるから...
武装解除した私と誰かを行かせたい様子。えっリリアちゃんと同じでいいんじゃないの
『...ヨロメ、貴様にこの任務を与える。被検体14番と共に情報を探れ』
ヨロメ、と呼ばれた人は薄黄色の髪を肩くらいまで伸ばした...
「あ、あーしですね!了解でーす!...全てはジョーカーズの為に!」
なにか海がない場所のギャルっぽさを感じるんですよね
一先ず人は決まったっぽいのでお開きになった。リリアちゃんの元に行こうとする私と呼び止めたのはさっき話題にしていた張本人で
「ね、ね!キミが14番ちゃんだよね!名前はなんていうの?」
急に距離を詰めてきた。ひゃ〜!陽のものは慣れてなくて!ちょっと待ってください!!
おろおろしている私を助けてくれたのはまたもやリリアちゃんだった。
リリアちゃんの気配がした私はすぐにそっちに行って綺麗なあんよに隠れるようにしました
「あ〜!逃げられちゃった..あれ、リリっちじゃん!」
そのこと仲良かったんだ〜とあまり私の行動にアレなことは思っていないようで良かった。出来れば仲良くはしたかったんだけどさすがに初対面は怖いんですよ...
「この子にはまだ名前が無い。」
「え?」
前までベロニカだったと思うんですけど...という意味も込めてちょっと服を引っ張ってみるとその理由を小声で話してくれた。
ヴィーナにバレたことと、私がその名を認識するとまた身体に不調が現れる可能性があるから変えるんだ、って。
__え?お姉ちゃんあれだけで私の事わかったの!?
もちろん声には出さなかったけどだいぶ驚いた。何故?何故?
だってだいぶ見た目が違ってるんだぞ!?
「ん〜、それじゃあ私たちでかんがえましょーよ!」
考えがまとまんない私の意識を戻したのは楽しそうにしているヨロメちゃんの声が聞こえてからだった。どうやら私の新しい名前をつけてくれるらしい。
どっちにつけてもらいたい?と聞かれたのでリリアちゃんを指さしたら「やっぱそっかー!」とまた気にしない声色だった。
「...」
私が指さした時にリリアちゃんが嬉しそうな、でも何か複雑そうな顔をしていたのは見えたけど、何故かはよくわかんなかった。
「...それじゃあ、あなたの名前は...」
所変わってマナちゃん達の通うサルク学園。
私は主人公のマナちゃんと同じクラスに転校?入学か?...まあどっちかをすることになっていた。
状況やカバーストーリーはタロットの魔法を使って大分ちょろまかして突破した。
後どうやら私とヨロメちゃんは姉と妹で設定したんだって。
また見た目が似てないとか言われるのも嫌だし、お姉ちゃんにバレるとまた危ないって言うことで、ヨロメちゃんのタロットカードでちょっと容姿を変えてもらった。
「...初めまして。コハク、って言います」
ヨロメちゃんと同じような髪の色にしてもらったからそれに因んで。
ちなみにリリアちゃんがスペードの魔法少女になった時はちょうど琥珀色になったりするって言うのは小話。
...ちょっと嬉しい!でも後々被る!やばい!!
リリアちゃんは少しでも普通の幸せを感じて欲しいと思ったからボスにどうにかしてベロニカちゃんを学校に通わせられないかと交渉をしたそうです。
決定打にかけて決裂しそうになったところ、主人公達がそこにいるという情報を使うことによって許可されたそうです。
うーんさすがスパイ