コユキ「ユウカ先輩とノア先輩って凄いですよね!!」 作:世界一雑な男(ハーメルン垢)
元スレ: https://bbs.animanch.com/board/5316853/
ある日のミレニアム
コユキ「にはは……捕まってしまいましたか……」
私は黒崎コユキ。私は毎日、自分が楽しい事をやって、ネル先輩達に捕まって、それでユウカ先輩やノア先輩が怒って、反省部室に送られて、今度はバレないような作戦を立てる。それが私の日常。
だけど今日はーーーー
コユキ「私ってなんでしょうか……」
そういう気分じゃなかった。私は迷惑な存在。そんな事は今まで気にも留めなかった。
だけどーーーー
「あの子また迷惑かけているわね」
「ユウカさんやノアさんに申し訳ないと思わないのかしら」
「会長ももう少しいい子を連れてくれば……」
「C&Cだって暇じゃないのが分からないのかしら」
そんな言葉が私に突き刺さった。反省部室に入った後、私は柄にもなく、今までやった事を振り返った。初めてやる事なので頭がパンクしそうだったが、私は全部書き出した。
コユキ「こんなに私は悪いことをやったんですね……」
ノート丸々一冊が埋まる自分の悪行の数々に吐き気が出そうだった。だが自覚した所で、ノート一冊分の罪が免除するわけがない。
コユキ「じゃあ何を……」
私は考えた。思い浮かんだのはミレニアムの財政を支えるユウカ先輩ととんでもない記憶力でサポートするノア先輩だった。でも……
コユキ「私は……何も出来ない」
ずっと前から、私は迷惑をかけ続けた。その存在が出来る事なんて……
コユキ「いや……ある」
私は思い浮かんだ。いつものようなバレないような作戦を思いついた時の感覚だ。
コユキ「私がユウカ先輩とノア先輩の弾除けになればいいんだ」
私は待ち遠しかった。反省部室の扉が開くのが。私が生まれ変わった所を早くユウカ先輩とノア先輩に見て貰いたいその一心でその日を待った。
コユキ「にはは!これで汚名返上ですよ!」
……こんな私だって役に立てる。こんな私が出来るせめての償い。こんな私でもまだ役に立てる事を見せる為に……
ユウカ「コユキ。釈放よ」
ノア「コユキちゃん珍しく脱獄しなかったんですね。偉いです♪」
コユキ「あ、当たり前じゃないですか〜」
ユウカ「……油断は駄目よノア。また何かやらかすつもりかもしれないし」
コユキ「……やっぱり、信用はされないですよね……」ボソッ
ノア「まあ、とりあえず……おかえりなさいコユキちゃん」
ユウカ「……とりあえず、今日は仕事ないから部屋に戻りなさい。貴方に与える仕事についてはまた考えるから」
コユキ「分かり……ました」
今日は戦闘はないようです……私は肩を落としつつ、自分の部屋へと戻る。途中、罵声を浴びさせられつつも向かった。
コユキ「明日は……変わっている所を見せられるはず……」
私は罵声を思い返しつつ、泥のように眠った。
次はいつになるか分かりません。気長にお待ちください。