独自設定や捏造設定が多々あります。
スネイプ教授に夢見てます。
性格改変(一部娘に対して激甘)
目次にも書きましたが倫理観の欠如など多々あります。
嫌な予感した方は進まないでください
前書きを見なくて嫌な思いされても責任はとれません
以上よろしければ
お楽しみください
プロローグ
深夜、人の寄り付かぬ建物の地下室から、カチャカチャとガラス瓶を動かす音が響いていた。もうもうと煙を上げる大釜の前に佇むのは、狂気に冒され、眼の光を失った男。大釜から溢れ出た仄暗い光の中に、人の赤子の形をしたものが這い出てくる。
「……できた。ついに、私のもとへ……」
セブルス・スネイプの、歓喜と執念に満ちた掠れた笑い声が、冷たい地下室に響き渡る。彼は震える手で、その器を大事そうに抱き上げた。ついに最愛の彼女をこの手に入れたのだと、そう信じて。
――しかし。
その赤子のようなものは、髪の色も、鼻の形も、顔の造形すらも己に酷似していた。リリーの面影など、どこにもない。自分という人間の醜悪さをそのまま凝縮したような、ただの泥の人形だった。
「……違う。これではない……っ」
絶望の呟きが壁に跳ね返る。スネイプがその器を床へ投げ捨てようとした、その時だった。赤子の形をしたものが、ゆっくりと瞼を持ち上げる。現れたのは光のない、けれど己の愛した女性――リリーと同じ、鮮やかな緑の眼であった。
「あ……」
スネイプの息が止まる。しかし、期待した歓喜はついに訪れなかった。その眼には、人間らしい感情の揺らぎも、赤児特有の無垢な光もない。ただ冷たく凍りついた、温かみのないガラス玉のような緑。その鏡のように滑らかなガラス玉に見つめられた瞬間、セブルス・スネイプは、ようやく己の罪を自覚した。
狂気にくもり、失われていた眼に正気の光が戻る。
愛しき人の髪を使い、狂気と執念だけで神の領域を侵してしまった、己の悍ましさ。髪の色や顔の造形は、自分と瓜二つ。
け れど、その美しい緑の輝きと、特徴的なアーモンド型の瞳だけは、確かにリリーのものを受け継いでいた。その眼が示す通り、その身体には魂そのものが宿っていないのだろう。
瞬き一つせず、口を開くどころか、赤子らしい泣き声を上げることすらしない。何がいけなかったのか。
……いや、すべてが間違いだったのだ。
ポッターに、あの憎い男に奪われた愛しい人を、娘という形でもいいからこの手に取り戻したいと願い、倫理観すらも捨て去った。そうして、必死に錬金術を学んだ。
かつて拾い上げ、なんとなく捨てられずに保管していたリリーの髪から魔術的な痕跡を、その血筋の情報を抽出し、自身の血肉とかけ合わせて生み出したホムンクルス。自身の裡にある狂気と歪んだ執念が生み出した、罪の証。それはただ、腕の中で冷たい重みだけを主張し、そこに在った。
今さら、命を弄んだ結果を後悔したところで、もう遅い。
そのガラス玉のような緑の眼は、まるでセブルス・スネイプの犯した愚かな大罪を、リリー・ポッターその人に厳しく糾弾されているかのように、彼の心を鋭く抉り、錯覚させるのだった。
筆者のイメージのスネイプ教授ってこんな感じなんですよね?
思いついた設定とプロローグだけとりあえず投稿します。
場合により削除します。
ちょっと短いかな?
本文を修正しました。
読みづらいようでしたら教えてください。
改行変更をさらにしてみました。(2)
失礼します。