白鳥の国にて ~駐エルフィンド公使館付海軍武官の回想~   作:ポオツマス亭

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――『御しやすい人間の賛美者』だと思い込んでくれ。 A・R・タリンナリー


星暦八七五年九月Ⅵ 本編《馬車:ファルマリア駅》

 

 感慨にふけって窓から外を眺める。

 

 ファルマリアの市街地を歩く人々を見ていた。

 

 見慣れた人間たちの街ではないので、当然に白エルフが多かった。

 

 貿易港なので入国が許されているキャメロットの市民らしい人間もちらほらといる。

 

 だが、その中に白ではない、違う色の人種の集団が一瞬だけ目の前を横切ったのを見逃さなかった。

 

 茶褐色の肌、艶やかな栗色の髪、そしてエルフ特有の尖り耳――あれが……もしや……ダークエルフか。

 

「タリンナリー大佐?」

 

 私の沈黙に、アルヴェーン大尉が少しだけ首を傾げた。その薄い唇から漏れた声に、かすかな警戒が混じる。

 

「何か、ご懸念でも?」

 

 スッと窓から視線を戻し、二人の白エルフ(アールブ)を正面から見据えた。

 

「いえ。ただ……少しばかり、胸が熱くなりましてね」

 

 私は穏やかに微笑み、二人を見つめる。

 

 プレストンの放った痛烈な皮肉によって、一瞬にして凍り付きかけた車内の空気。それを私は嘉国紳士(キャメリッシュ・ジェントルマン)の洗練された声調で覆い隠していった。

 

「プレストン書記官の言う通り、鉄の艦を維持することは、綺麗事では済まない現実の積み重ねです。ですが、だからこそ――」

 

 一度言葉を切り、私は外した白手袋を膝の上で綺麗に揃え、指先でその柔らかな綿の表面を軽くたたいた。極上の舞台役者が観客の視線を引き付けるような、計算された沈黙。

 

 二人の視線が私の手元に吸い寄せられたのを見計らい、凍り付いた空気を解かすように、私の声に温かな響きを混ぜていく。

 

「私はエルフィンド海軍の最高司令官、トゥイリン・ファラサール大将の『先進的な改革精神』に、一人の海軍士官として敬意を抱かざるを得ないのです」

 

 最高司令官の名が出た瞬間、正面のアルヴェーン大尉の背筋が、まるで閲兵式に臨むかのようにピンと伸びた。その薄青(アイスブルー)の瞳に、深い忠誠と敬愛の熱が宿るのを私は見逃さなかった。

 

 一方で、海軍の英雄ばかりを持ち上げられたエスタリンド二等書記官は、宮廷官僚としての複雑なプライドが働いたのだろう。形の良い顎をわずかに引き、再び冷ややかな横顔を窓の外へと向けてみせた。

 

 私は二人の対照的な反応を均等に視線で愛でながら、さらに言葉を滑らせる。

 

「我が国の教本にもございます。高貴なる白エルフ(アールブ)の民は、本来であれば生命の根源たる白銀樹の傍を離れたがらない、気高く保守的な性質をお持ちだとか」

 

 わざと窓外に顔を向けたエスタリンドに、敬意を装った視線を投げかけた。彼女は先ほどから不満げに細くて白い爪で書類入れを叩いている。

 

 軍人と違い、エルフィンドの文官はプライドが高い。伝統と文化の守護者である彼女たちの本質に一度寄り添うポーズだ。

 

 案の定、彼女の精緻な宮廷衣裳の襟元が微かに揺れ、切れ長の瞳がわずかにこちらへ戻る。

 

「その美しい伝統を誇る国において、あえて広大で過酷な海へと目を向け、旧態依然としていた海軍を近代化艦隊へと生まれ変わらせた……」

 

 馬車がわずかに跳ね、最高級の懸架装置(サスペンション)がそれを優雅に打ち消した。その心地よい揺れに、私の声のテンポを乗せる。

 

 私の隣で、プレストンが楽しそうにこの即興劇を眺め、あえて沈黙を保っている気配が伝わってくる。わざと泳がせているな、この老紳士は……。

 

 私は十分に温まった空気を纏い、アルヴェーン大尉へ真っ直ぐに、だが至極柔らかい視線を向けた。

 

「ファラサール閣下のような偉大な先見の明を持つ傑物は、我が故郷キャメロットの歴史を見まわしても、あの高名なブロンテ提督に比肩する『御国の真の英雄』だと確信しておりますよ」

 

 車内を満たしていた刺すような緊張が、嘘のように霧散していく。

 

「……タリンナリー大佐、そこまで我が閣下を深く理解して下さっているとは」

 

 アルヴェーン大尉の声から、先ほどまでの「上客に対する慇懃な態度」が完全に消えていた。代わりにそこにあったのは、自らの敬愛する主君であり、海軍の象徴である大将を徹底的に立てられたことへの、軍人としての純粋な歓喜だった。

 

 エルフ特有のプライドが、最高の方法で満たされていくのが手に取るように分かる。

 

 しかし、私はそこで止めない。視線をゆっくりと、隣でまだ苦虫をかみつぶしたような顔をしているエスタリンド二等書記官へと移した。

 

「プレストン書記官は、本国を離れて久しい実務派の外交官ゆえ、少々無骨が過ぎましてね」

 

 私は苦笑を交えて同じキャメロットの同胞をフォローするようにそう言い添え、座席の背にゆったりと身を預けた。

 

「ですがエスタリンド書記官、閣下のどれほど壮大なビジョンであっても、それを支える『器』がなければ紙の上の夢で終わっていたでしょう」

 

 彼女の冷徹な眼差しがじっとこちらを見つめてくる。「短命種(にんげん)の言葉」に耳を傾ける姿勢になったのを確認し、私はその響きに濃密な親愛を混ぜ合わせた。

 

「海軍がどれほど海を熱望しようとも、それを理解し、途方もない国費を適切に配分し、国家の盾として具現化せしめた宮廷と外務省の『予算の英知』があればこそ、あの美しき「白鳥(はくちょう)」と「黒鳥(スヴァルタ)」がこの海に浮いている。ファラサール閣下の刃を支える鞘こそが、貴方がた宮廷の理知なのだと、私は確信しておりますよ」

 

 エスタリンドの爪が書類入れを叩く音が、ぴたりと止まった。

 

 ツンと上を向いていた顎がわずかに引かれ、彼女の冷徹な面輪に、隠しきれない優越感の笑みがかすかに浮かぶ。

 

 海軍だけを称えるのではなく、「自分たちの予算の英知」を完璧な外交辞令(リップサービス)で組み込んだ私の言葉は、彼女の官僚としての自尊心(プライド)をこれ以上ないほど甘美に(くすぐ)ったのだ。

 

 対面の下座に座る二人の白エルフ(アールブ)の女たちが、今や私に対して、先ほどまでの警戒と蔑視を和らげ、心地よい充足感に満ちた視線を向けている。

 

 沈黙が心地よく車内を満たす。

 

 ふと視界の隅で、隣のプレストンがシルクハットの陰で小さく口元を歪めたのに気づいた。

 

 彼は上着の内ポケットから金細工の施された嗅ぎ煙草入れを取り出し、その蓋を親指の先でパチンと鳴らす。無作法にならない極めて自然な動作でありながら、車内の空気を「実務の現実」へと引き戻す、計算された手際の良さだった。

 

 呆れたような、あるいは優秀な同業者を見つけた愉悦のような――そんな奇妙な笑みを、彼は私にだけ向けた。

 

(……なるほど。そういうことか)

 

 私は内心で深く得心した。

 

 この老外交官は、最初から全てを計算していたのだ。あえて自らが無礼な皮肉を投じて「悪役(バッドコップ)」を演じることで、エルフィンド外務省の防御壁を揺さぶり、(グッドコップ)という「良識ある紳士(ジェントルマン)」の言葉を彼女たちにすんなり受け入れさせるための(レバレッジ)を作り出した。

 

それだけではない。彼の放った皮肉に対する彼女らの拒絶反応そのものが、予備部品すら満足に買えない財政の困窮具合を測る冷酷な判断材料になっていたのだ。

 

 私が甘い言葉で彼女たちの警戒を解いたからこそ、エスタリンドは「予算の配分は文官(わたし)が握っている」と誇るように顎を上げた。それこそが、エルフィンド内部における深刻な主導権争いと、財政の綻びを証明する何よりの証拠だった。

 

 今日、埠頭で初めて顔を合わせたばかりのこの老外交官は、こうして実戦を通して、新参の武官である私に白エルフたちの力関係と「急所」を叩き込んでいたのだ。血も涙もない、冷徹極まる化かし合いのプロ。

 

 キャメロットの女王陛下が、この傲慢で気難しい国に、ただの書類仕事しかできない退屈な事務屋を送り込むはずがなかった。

 

 馬車の揺れの中で、私はこの老練な新しい相棒への敬意を込めて、わずかに目を細めた。

 

「さて、アルヴェーン大尉」

 

 プレストンは嗅ぎ煙草を軽く吸い込み、銀のケースをポケットに収めながら、極めて実務的なトーンで問いかけた。

 

「まもなく駅に到着しますが、首都ティリアンに到着した後の我々の公式日程――とりわけ、海軍最高司令官ファラサール大将との謁見スケジュールに、その後変更などはございませんな?」

 

「ええ、予定通り、到着翌日の午後二時に海軍最高司令部にて設定されておりますよ。プレストン一等書記官」

 

 大尉がそうよどみなく答えた瞬間、私は昔日を懐かしむように目元に笑い皺を深くし、そっと身を乗り出した。膝に置いた手にわずかに力を込め、あたかも胸の奥に秘めた大切な思い出を二人だけに打ち明けるような、親密な声音を作る。

 

「実はね、大尉」

 

 私の静かな語りだしに、アルヴェーン大尉は居住まいを正し、息を詰めるようにして次の言葉を待った。冷徹な外務省のエスタリンド書記官までもが、無意識のうちに端正な上半身をわずかにこちらへ傾けている。

 

「二十年前、私が父の随行員としてこの国に三年間滞在していた折、まだ海軍中将であられたファラサール閣下に直接お目にかかる光栄に浴したことがあるのです」

 

「まあ……閣下がそのようなことを」

 

 アルヴェーン大尉の薄い唇から、感嘆の吐息がこぼれ落ちた。

 

「フロックコート型の将官服を粋に着こなし、サーベルを帯びた閣下の姿は、少年の私にとって『海の英雄』そのものでした。あの時、閣下が私の頭を撫でて『大国の子爵殿、いつか海で会おう』と言ってくださった。……その一言こそが、私を海軍へと駆り立てた原動力の一つでもあるのですよ」

 

 彼女は完全に私の紡ぎ出した「物語」に引き込まれ、薄青(アイスブルー)の瞳にうっとりとした熱を浮かべている。

 

 完璧だ。彼女たちは今、私のことを「ファラサール大将の精神を理解し、エルフィンドの偉大さを正しく称えることのできる、従順で高貴なキャメロットの息子」として認識した。二十年前の滞在経験さえも、この国への親愛の証拠として都合よく解釈してくれている。

 

(それでいい。そうやって、私を父と同じような『御しやすい人間の賛美者』だと思い込んでくれ)

 

 私が敬愛するファラサール大将が、確かに「オルクセン海軍が束になっても敵わない」と称される無敵の近代化艦隊を作り上げた傑物であることは事実だ。

 

 だが、その無敵の艦隊が「白銀樹の傍を離れたがらない」という白エルフ(アールブ)教義(ドグマ)によって、ファルマリアという狭い揺り籠の中に縛り付けられ、船底の汚損(ファウリング)のドック入りも戦闘放心(ドクトリン)のアップデートも停止しているという致命的な矛盾に、彼女たちは気づいてすらいない。

 

 馬車が緩やかにカーブを描き、海沿いの賑やかな大通りから外れていく。車窓に映る港の陽光が建物の陰に遮られ、代りに切り立った石造りの高架と、敷設されたばかりの無機質な鉄路が姿を現し始めた。

 

「閣下もきっと、大佐との再会を喜ばれるでしょう」

 

 その表情には、同じ偉大な先達を信奉する者としての、奇妙な仲間意識すら滲んでいる。

 

「首都ティリアンの海軍最高司令部にて、閣下は貴方との公式会見を心待ちにしておられます」

 

「光栄の至りです。鉄路の旅が、ますます待ち遠しくなりましたよ」

 

 私はそう答えながら、再び手袋をはめ直した。指先までぴったりと白い布地で覆うそのしぐさは、私の本性を再び鉄の仮面の下へ隠す儀式のようでもあった。

 

 そして、女王陛下の王冠が配された海軍の紋章がついた軍帽を被り直した。

 

 誰が私の君主であるかは明白だった。

 

 やがて馬車は速度を落とし、車輪が石畳を叩く規則的な音が止まった。

 

 重厚な扉が外から開かれ、冷涼な秋の空気が流れ込んでくる。

 

 目の前に現れたのは、大国キャメロットの巨大なターミナル駅とはあまりにかけ離れた、飾り気のないファルマリア駅だった。

 

 もともと、旅を好まず、移動の必要性を持たない白エルフ(アールブ)の国にとって、鉄道とは人間の利便性のために用意された異質なインフラに過ぎないのかもしれない。

 

 豪華な彫刻も屋根もない、ただ灰色の石造りのプラットフォームだけが寒々しく伸びるその駅の前に、黒塗りの馬車は静かにその歩みを止めた。欲望と傲慢、そして冷徹な欺瞞を乗せたまま、私たちはついに首都へと続く鉄路の起点へと降り立った。

 

 扉の脇に控えるベイツ曹長の手を借り、最初に私、そしてプレストンがプラットフォームへ足を下ろす。

 

 アルヴェーン大尉は、まだ胸に残る「偉大な主君への賛辞」の甘い余韻を振り払いきれぬ様子で、私に向ける眼差しに隠しきれない親近感を宿らせている。

 

 一方で、最後に優雅な足取りで降り立ったエスタリンド二等書記官は、自らの『予算の英知』を認められた満足感を引きずりながらも、再び涼しげな、人形じみたポーカーフェイスをその美しい顔に張り付かせていた。

 

 私とプレストンはといえば、完璧な嘉国紳士(キャメリッシュ・ジェントルマン)の「仮面」をまとったまま、無言の目配せだけで互いの戦果を確認し合っている。

 

 そこへ、私たちの後ろにぴったりと追従していた二等馬車から、一人の初老の人間の男が小走りで駆け寄ってきた。

 

「――大佐、書記官。ご無事で何よりです」

 

 キャメロット外務省の仕立の良い、だが潮風に晒されて少しばかりくたびれた上質なツイードを着た小男。

 

 チャールズ・エンジャートン領事が私たちに深く一礼すると、エルフの女官僚二人に対して慇懃な、それでいてどこか「この気難しいエルフたちを相手に日々胃を痛めている」ことが透けてみえる、気苦労の滲む笑顔を向けた。

 

 「エスタリンド二等書記官、アルヴェーン大尉。我が公使館の尊い客人たちを、こうして無事に駅までお送りいただき、領事として深く感謝いたします」

 

 「公用ですから、領事殿。それに、タリンナリー大佐のような、我が国の価値を正しく理解される洗練された軍人をお迎えできたことは、海軍としても喜ばしい限りです」

 

 アルヴェーン大尉の言葉に、エンジャートン領事は一瞬、不思議そうな、あるいは驚いたような目を向けた。あの傲慢な白エルフが、出会って間もない人間の武官をここまで手放しでほめることなど、彼の領事生活の中でも一度もなかったのだろう。

 

 隣のプレストンが、シルクハットに隠れた顏で、またしても悪戯っぽく口元を歪めた。

 

 プラットフォームに入ると汽笛が、冷たい秋空に甲高く響き渡る。

 

「それでは、大佐、プレストン一等書記官。どうか首都ティリアンまでの旅路、ご無事で。公使館の方々にも、ファルマリアはいつも通り『()()()()()』であるとお伝えください」

 

 エンジャートン領事はそう言いながら、私とプレストンのそれぞれと、短い、しかし諜報の最前線を生きる同胞としての熱い眼差しを込めた握手を交わした。

 

 ちょうど、発車を控えた蒸気機関車が排気バルブを開けたのだろう。凄まじい金属音とともに真っ白な蒸気が足元から吹き上がり、私たちの姿をエルフたちの視界から一瞬だけ遮った。その轟音と白霧のカーテンに紛れ込ませるようにして、領事は私に身を寄せた。

 

 私の右手を力強く握りしめた彼の掌から、カサリと硬い異物が滑り込んでくる――紙片か。

 

「大佐、お気を付けください。あそこ(首都ティリアン)白エルフ(アールブ)どもの根城です……くれぐれも華やかさに惑わされませんように」

 

 耳の早い彼女たちにも決して届かぬ微かな囁きを残し、領事はすっと手を引いて、見送りの領事館員たちの元へと下がっていった。私は手袋をはめた右手の内にその紙片を包み込み、何事もなかったかのようにコートのポケットへと忍ばせた。

 

 プラットフォームの先で、キャメロット製の蒸気機関車が今度は黒い煤煙を吐き出しながら、前方からの騒音と煤煙を避けるように数両の荷物車や一般客車を挟んだ、その遥か最後尾に私たちの乗り込むべき『特別車』と『寝台車』を従えて静かに待機している。

 

 二人の白エルフの美女たちが、その煤煙の匂いを嫌悪するように、揃って形の良い眉を微かにひそめた。

 

 その対照的な一瞬をいとおしむように見ながら、私は静かに特別車へと歩みを進めた。

 

 完璧な美の世界に生きる彼女たちの、その誇り高き鼻腔が、やがて戦争の硝煙と炎によって無惨に汚されるかもしれない。

 

 ここから列車に揺られ、内陸の首都ティリアンへ向かえば、海に浮かぶあの美しい装甲艦「白鳥(リョースタ)」からも、あのお姉さん(エリー)からも、しばらくは物理的に完全に引き離されることになる――ここまで来るのに二十年。

 

 彼女に再びまみえるためには、まずはあの女たち(白エルフの女)の根城で、この冷徹な化かし合いを生き抜かねばならないのだ。切り裂かれるような胸の疼きと、じりじりとするよな焦燥を覚えながら、私は心の奥底で、かつて故郷の詩人が残した愛の真理を、自嘲気味に嚙み締めていた。

 

 ファルマリア港外に浮かぶ「白鳥(リョースタ)」の「お姉さん(エリー)」は、今どんな顔をしているのだろうか。

 

「……誰にも恋しないくらいなら、恋して傷つく方がずっといい」

 

 誰に聞かせるでもない独り言を、私は汽笛の音に紛れ込ませるようにして、口の中で小さく呟いた。

 

 

 

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