俺の個性は種を植え付けます(語弊あり) 作:ザリガニ同担拒否
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投稿初日にお気に入り20いったのガチで嬉しい、これからも投稿頑張ります!!やっぱ小説考えるのって楽しいけど疲れるね、大変だ。
忙しくないと言うと忙しくなるのが現実。
「ねえ、耳郎と植木って、どういう関係なの!?」
どうも、告白の返事待ってたら髭面芋虫に邪魔されるし挙句入学式すっぽかして体力テストやらされてる植木君だよ。あの時は思わず「帰れ髭面ァ!!」って叫んじゃったよ。怒られたよ。
そして絶賛角生えたピンクの超明るい女子に詰められてます。やだなぁ、俺ってば入学初日からモテモテ.....じろーちゃんプラグ構えてどうしたんだい?えまって一回落ちつ.....アァァァァァァァ!?
「あいつらほんとに付き合ってないの....?」
「そういえば返事してないよね、そこのとこどうなの耳郎ちゃん!!」
黒髪君、俺たちは”まだ”付き合ってないのだよ。いずれは夫婦ヒーローとしてNo.1と2を制覇するのさ。そして透明さん、ナイスアシストだ。てか透明ってことはもしかして全裸で過ごせば誰にも気づかれないであんなことやこんなことを.....見えないけど睨まれた気がするのでこの考えはやめよう、うんそうしよう。
「え、っと....ウチはーーー」
「おい何してる、早く走れ」
そういえば俺の番だったわ。さーて、じろーちゃんにいいトコ見せちゃうぜ⭐︎俺と一緒に走るのは茶髪の女の子、個性はわからないけどいいトコ見せるために全力で勝たしてもらうかんね。
「ねね、どういう関係なの!?」
「本当になんもないって!!入試で助けられてお礼したらあんな風になっちゃったの!!」
「助けられた!?いい男じゃん、かなりイケメンだし!惚れちゃった?そこんとこどうなの!?」
雄英って、あの飯田って人みたいな堅苦しいエリートが集まる場所だと思ってたけど、中学の頃とあんまり雰囲気変わらないんだなぁ.....目の前のピンクの女子(芦戸って言うらしい)に対するそんな本音を心の中に閉じ込めて、ウチはこの騒ぎの原因となった少年を睨む。
植木翠、青緑色の髪をした、認めたくないけど整った顔をした男。クラス内で見れば大体轟あたりと同じくらいのレベル。
あいつとウチは入試で助けた人と助けられた人、そんな関係だったはずなのに.....いつしか惚れた人と惚れられた人という、アオハル真っ只中のような関係性になってしまった。一々告白する時に近づいてくるから、顔が整ってるせいで毎回ビクビクしてしまう。けど、自分でも不思議に思ってるけど、なぜか満更でもないような.....ウチの見た目のせいで男子からはあんまり寄ってこられなかったから、新鮮なのかもしれない。
「あ、植木の番だよ!」
「.....あの茶髪の女の子の個性はわかんないけど、もし飯田みたいに速くなる個性じゃないなら、多分ほぼ確であいつが勝つと思う」
「お、入試会場一緒だったからこその発言!ねえねえ、植木君の個性ってどんなのなの!?」
体操服が浮いているのかと思ったが、どうやら個性らしい。こういう常時発動型の個性はあんまりいなかったから、珍しいものを見たようで新鮮な気分だが、同じクラスで3年間過ごすことになるんだ。きっとこんな気分、いずれはなくなってしまうのだろう。
「あいつの個性はーーーー」
スタート!そんな掛け声と共に麗日が駆け出すも、あいつは一向に動かない。ま、なんとなくすることはわかるけど....
「む、植木君とやらは動かないぞ!体調が悪いのではないか!」
「まあ、待ってなって。あいつの個性はタメがいるんだよ」
と、言い切る前に地面から.....大きな根が生えて、あいつを掴んでゴールまで放り投げた。入試でアレは見てたし、絶対やると思った....。
『4.05』
「ひぃ、はぁ.....はっや!?ウチの方が前走ってたはずやのに!?」
「悪いね、俺の個性はタメがいるのよ」
植木翠、個性【植物】
光合成だったり根を生やしたり、植物っぽいことならなんでもできるらしいぞ!自前の種を相手に植え付けて地道に体力を奪ったりと、長期戦もできるらしい、なんならそっちの方が向いてる!
「すっごーい!!あの首席の人の記録抜いたじゃん!!」
「.....ア゛ァ゛!?」
「一応俺、次席なんでね。負けてらんないよ」
「てっめ、調子に乗りやがって......!」
「爆豪、落ち着け。プロヒーローになってからもそんな調子なら、No.1なんて程遠いぞ。あと、お前らもあまり余計な話はしないように」
「.....チッ!」
.....本当にヒーロー志望か?ボール投げの時の発言といい流石に擁護できないけど、まあココ受かってる時点で優秀ではあるのだろう。俺も結構ロボ倒したはずなのに抜かれたってことは、それだけあいつも倒せてたってことだしな。けど、あいつ煽るの結構楽し.....ゴホン。
それにしても、うちのクラスには緑系統の髪色の人が多いな。あのもさった頭の男の子といい、蛙っぽい動きをしてた長髪の女の子といい。この人達と同じクラスでヒーロー活動を歩んでいくと考えると、なんだかワクワクしてきた....けど、除籍される可能性があるんだよなぁ。なんやかんやあって全部嘘で全員残ります、みたいになったらいいけどここは実力主義のヒーロー科、甘い考えは早々に切り捨てた方がいいか....。
《握力》
「お、植木握力まあまああんだな」
「まあ鍛えてるからね、どーよこの腹筋」
「うっお、すっげぇ細マッチョ!憧れる身体だな!漢らしいぜ!」
「ばっ、女子の目の前で出さないでよ、変態!」
「じろーちゃんに罵られた.....!?けど、逆に嬉しいかも....」
「お前末期だな」
《立ち幅跳び》
「わっっしょーい!!」
「根っこで飛ぶのありなんすか!?」
「個性把握テストだからな」
《反復横跳び》
「根を生やして動かして貰えばばばばばばっ!?」
「脳内シェイクになってそう」
「オイラのアイデンティティ....しかもイケメンとか許さねぇぞ絶対!!」
《上体起こし》
「根っこでじゃんじゃんいっちゃうよおおおお゛っ!?」
「あぶないあぶないまじで」
「イケメンの喘ぎとかいらな」
《長座体前屈》
「あらよっと」
「やっぱ根っこずるくない!?ずるいよね!?」
「個性なんだからずるいもなにもありませーん」
「あ、俺もテープで伸ばせたわ。さんきゅー植木」
「あ、ウチもいけた、ありがと」
「供給過多」
「真顔で吐血すんな」
《ボール投げ》
「えいやぁ!!」
『650.6m」
「可愛い掛け声と記録があってねえよ」
さて、このゆるーい雰囲気で忘れているかもしれないが、一応最下位は除籍なのである。そして、現状最下位は....
(.....緑谷出久、あいつか。いまだにぱっとした記録は出してないな)
先ほどもさった頭と称した緑谷出久だった。彼自身自分が目立った記録を出してないことがわかっているようで、冷や汗を流していた。そしていよいよ、彼の番。
「緑谷君は、このままだと不味いな....」
「ったりめーだ無個性の雑魚だぞ!」
「無個性....彼が入試で何をしたか知らないのか?」
「なになに、緑谷君の話〜?俺も混ぜてよ」
「アァ!?入ってくんじゃねぇ根っこ!!」
「酷過ぎないかばっちゃん」
「だぁれがばっちゃんだぁ!?テメェいい加減に....!」
「あ、デク君投げるみたいだよ!」
そう言われて後ろを見ると....然程飛んでいないボールと共に、驚愕した様子の緑谷が目に入った。あれ、ザワ先(この呼び方続けてたら初日から馴れ馴れしいって叱られた)の髪が逆立ってる、なんかしたんかな?っと考えると、その疑問はすぐに晴れることとなった。
「個性を消した、つくづくあの入試は非合理的だよ....お前のような奴も入学できてしまう」
「個性を消したって.....!あのゴーグル、そうか!抹消ヒーロー”イレイザーヘッド”!」
コセイヲケシタ??え、個性を消した??聞き間違いじゃなくて??えざわ先そんなチート個性だったの??ヒーロー界必須じゃん、異形とかだとどうなんだろ、あとで聞いてみようかな。プロになった時とか、そんな個性の敵と戦うことになったら役立ちそうだし。
どうやら、ざわ先が個性を消したのは意地悪ではなく、個性を制御できない緑谷に対し苦言を呈するためだったらしい。たしかに、プロになってからも個性が制御できないままなら大問題だ、リカバリーガールのような治癒個性もいつまでいるかわからない。敵を倒すたびに怪我をして長期休暇なんてことになったら、信頼も失せていくだろう。ここまで言われたら緑谷も、と思って彼に顔を向けると、彼は全てを諦めて絶望したような表情.....ではなく使命感に駆られたような、むしろやる気に満ち溢れているような表情をしていた。
「....SMASH!!」
「やっとヒーローらしい記録出たー!!」
「.....へぇ、やるじゃん」
欠損を指一本という最小限に抑える、彼は今の一瞬でそこまで辿り着いたのだ。もしかしたら彼は.....そう考えた瞬間、耳元で爆音が轟いた。なんとなく予想ができていた俺が顔を向けると....
「どういうことだデクてめぇ!!」
.....案の定だなぁ。巻き込まれたくなかった俺は、こそこそとクラスメイトの元へ帰っていくのであった....。あ、縛られてる、これ後でネタにできるな。ついでに、今のうちに緑谷にアレ言っておこう。
「なあ、緑谷」
「き、君は....植木君、だよね」
「俺はエロいものが好きだ」
「どうしたの急に??」
見たことないものを見るような目をされた、無念。
「たまにR18も見る」
「相澤先生がすごい目で見てるよ??やめよ??」
「だが、一言言っておくぞ!!」
「う、うん....」
「お前のソレはR18Gだ!!」
「不名誉っ!?」
「.....それを、市民が見てどう思うか考えているか?」
「........っ」
緑谷の顔が強張った。やはり、ヒーローになる上で怪我をしまくるというのは不安を煽ると同時に恐怖の対象になることがわかるのだろう。だからこそ、この弱みを消していかないといけない。オールマイト並の超パワーだ、反動さえなくせば次世代No.1も夢じゃないかもしれない。
「よく考えておくんだな、市民が好きなのはグロではなくエロだ。だから指ぶっ壊すんじゃなくてみんなの理性を壊した方が.....」
言い終わる前にざわ先に縛られました。きゃぁ、これって縛りプレイってやつ....!?大胆、積極的、絶りゴフッ
「真面目に言えば正論なんだがなぁ....」
「先生苦労してますね」
「毎年こんなのだ、嫌でも慣れる」
「教師って大変や.....!」
「除籍は嘘だ」
「「「「.......ハァ!?」」」」
起きて開幕これよ。てか当たっちゃったよ。いや、え?そんなことある?あそこまでガチな顔をしておいて嘘でした?まあよかったけどさ.....力を最大限引き出すためとはいえもっとマシなやり方あったでしょ絶対。これがヒーロー科ってやつなの....?
「あんた2位じゃん、すごいね」
「ぐっ....ごめん、ちょっと恋の病が。ありがと、まあ個性ありきだけどね」
そう、実はこの俺体力テスト2位なのである。まあほぼ根っこでゴリ押しただけなんだけどね。長座体前屈のとこ根を伸ばすのも記録に入るとは思わなかったな、おかげで∞だったよ。てか結果発表されてから何故か轟君とばっちゃんに睨まれてる気がする....ばっちゃんはわかる。轟君はなぜ??
「ほんとブレないね.....てか、これは個性を測るためのテストでしょ。個性ありきなのは当たり前じゃん、まあウチのイヤホンジャックは活かせなかったけど」
「.....イヤホンジャック、っていうんだねその個性」
「そうだけど....どうかした?」
「いーや、じろーちゃんにあった素敵な個性だなって!」
「なっ....あんた、そういうとこだよ///」
あら、じろーちゃん真っ赤になっちゃった。そういうとこってどういうこと??あ、ねえ逃げないでよ、俺のこと嫌いになった!?あそういうわけじゃないのねよかった!!
「なあ、俺達これからあれ毎日見せられるのか?」
「慣れが大事だウェイ」
「お前その面と語尾どうした??」
*上鳴は
植木翠
じろーちゃんかわいい大好き
実は轟レベルのお顔立ち、だが変人だ
上鳴電気
返事がない、ただの屍のようだ....
耳郎響香
満更じゃない系女子
クラスメイト
ほぼカップルだろあれ、付き合っちゃえよ(総意)