一人一人に対して設定を考えるのってすごく難しい。
文章下手くそ注意。
作者の自己満。
実在する企業・人物とは一切関係ございません。
人里離れた山奥に建っている豪華な城──。
そこには、4000歳にも及ぶヴァンパイアが住んでいた。
彼は同族の中でも高位の身分に位置し、他者に対する言動も尊大で高圧的である。
だが一方で、ヘタレな一面もあった。
「ほら、早く人慣れしたいんだろ?だったらこのくらいの距離感は慣れないと。」
ギル「…………(パニクって言葉が出ない)」
「はぁ……もうそろそろ慣れてもらわないといけないのに、何故こんなにも……。」
そう言って、彼はギルザレンⅢ世から身を離す。
ギル「………はっ!」
「よーやくお目覚めか。」
ソーシャルディスタンスして暫く、ギルザレンⅢ世が意識を取り戻す。
彼は親友の存在を確認すると、ものすごい勢いで謝ってきた(距離はそのまま)。
ギル「す、すまん!またパニックになって……」
「いや、私はいいんだ。それよりも、本当にどうするんだ?たしか二週間後、「にじさんじ」とかいう場所でVtuberをやるんだろ?」
ギル「どうしよう……もういっそのことリモートで……」
「いや、会社に顔出しくらいはしたほうがいいだろう。少ししたら機材を家で揃えて配信とかは出来るかもだが……。」
見ての通り、ギルザレンⅢ世は極度のパニクり症。
人が近づいただけですごく慌ててしまうのだ。
「そのパニック症状は完全に治せないとしても、少しは改善しないとな。せめて、人に言われて近づかれたら大丈夫程度にはしないと。」
ギル「確かに、それだったらなんとか……。」
「今試してみるか?私もまだ時間はある。」
ギル「じゃあ、お願いします。」
ギルザレンⅢ世は、何かあったらいつも手助けしてくれるこの親友には頭が上がらない。わざわざ時間を見つけては、こうして山奥まで足を運び、手伝ってくれるのだから。
「よし、じゃあ近づくぞ。」
親友はそう言って、ギルザレンⅢ世に近づいていく。
一歩、また一歩と、着実に近づいてくる。
「…………」ピタ
ギル「…………」
ギルザレンⅢ世は無言だが、ちゃんと意識は保っていた。
つまるところ、この検証は成功と言って差し支えない。
その後も多少会話をすることが出来たので、親友が出した結論は「無用意に近づかれない限りはなんとかなる」だった。
「よかったな、解決方法が見つかって。にじさんじに行くときはちゃんと「私には声をかけてから近づいてください!」って言うんだぞw」
親友が笑いながら言う。
ギルザレンⅢ世がそんな事を周囲に言いながら歩く姿を想像して面白くなってきたからだ。
ギル「笑い事じゃねぇぞ……まぁ、ここまで付き合ってくれて感謝はしているけど……。」
「そうか。じゃ、私はこの後用事があるため、この辺りで失礼するとしよう。」
ギル「おう、また遊びに来いよー!」
親友はそう言って、ギルザレンⅢ世の城を去っていった。
見事、彼はにじさんじ内で大成功したそうだ。
後に彼は配信内でこう語る。
ギル『親友がいなければ私はここまで大成出来なかっただろう。彼には感謝しかない。全く頭が上がらないよ。』
近々、彼を配信で招いて一緒にゲームをする予定らしい。
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これは、小さな事務所内の出来事。
今ここには、眼鏡をかけキリッとした印象を与える男と、もう一人がいた。
眼鏡をかけた方は四季凪アキラといい、諜報員一家の元・腕利き諜報員である。
今は小さな事務所を開き、蜂の巣の駆除から刺客の駆除まで請け負っているらしい。
四季凪「ありがとう、よく来てくれたね。まぁとりあえず、その椅子に座ってくれ。今からお茶と茶菓子を持ってくる。」
客人は言われた通り、自らの近くにあった長椅子に座った。
その客人は、四季凪アキラに何故呼んだのかを問う。
四季凪「なんで呼んだか?勿論、君とゲームをするためでしょ〜!」
彼はそう言って、茶菓子と一緒に持ってきたであろうゲーム機とカセットを机の上に置いた。
じゃあわざわざ意味深な書き方をしてメールを送ってこなくても良いじゃないか、と客人は思った。
だが言葉には出さなかった、それを言うと目の前にいる男にブツブツと文句を言われるからだ。
四季凪「今日は何して遊ぶ?スマ◯ラ?マ◯カ?あ、スプ◯トーゥンもいいね。」
四季凪アキラは高揚感を隠しきれない様子で、机にあるゲームカセットの山を広げていった。
客人は「これは長丁場になるな」と呟き、諦めて目の前の男に付き合うことにした。
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四季凪「そういえば、最近の調子どう?生活は大丈夫そ?」
ゲームの休憩時間、彼は客人であり親友である彼に声をかけた。
別に何か考えていたわけではなく、ただ単に気になっただけだった。
「別に、こっちの生活は順調だよ。逆にそっちはどうなんだ?ライバーとしての生活はもう馴染んだのか?」
四季凪「うん、毎日がすごく楽しいよ!視聴者の皆との会話は楽しいし、同僚の皆も優しいからね!」
「そうか、充実した生活を送っていそうで何よりだ。」
四季凪「本当にそうだよ〜!あ、君もにじさんじ所属のVtuberにならない?そしたら本当に生活変わるよ!」
「私に配信業は向いてないからな、丁重にお断りさせていただく。」
四季凪「えー、残念だな。もし君と配信が出来たらすっごく楽しそうなのに。まぁいいや、次は何やるー?」
四季凪アキラは少し残念そうな素振りを見せたが、すぐに話題を切り替えた。
友人は思った、「あ、こいつあんま気にしてないな」と。
軽く扱われた気がしないでもないので、次のゲームでボコしてやろうと考えた友人だった。
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四季凪「今日は遊びに来てくれてありがとー!また来てねー!」
日も暮れ始めた午後5:30頃、四季凪アキラは親友を自らの事務所から見送る。
そんな彼の顔は、どこか悲しげだった。
四季凪(彼、絶対僕が誘ったの本気じゃないと思っただろうなぁ。一応僕も元は諜報員だからそれくらい分かる。)
四季凪アキラは一応組織を抜けているが、元は腕利きの諜報員。
男一人の顔色なんて、手に取るように分かる。
はいしん
四季凪アキラ「……僕は本当に、君と一緒に仕事がしたいよ。」
これがにじさんじに入ったときの唯一の不満点かなぁ、と付け加える。
彼は自分の力・魅力に気づけていない。それが配信をやる時に一番生かされるということも。
彼の話術・ゲームの才能、社会人としての節度やマナーを持っていて尚且つ顔もいい、体も鍛えてるとかもう反則だ。絶対バズる。
僕が女だったら間違いなく一目惚れだね、と確信する。
四季凪「……あ、そうだ。近々僕の配信に出てもらって、そこで配信の良さを知ってもらえればいいんじゃないか?うん、我ながら名案だな。早速声をかけてみよう。」
見送った後すぐ連絡するなんて中々することでもないが、そんな事を彼は気にしない。
彼の顔は見送ったときの残念そうな顔ではなく、喜びを抑えきれない笑顔に変わっていた。
実在するライバーさんとは一切関係ないからね、どんだけオリジナル設定盛っても大丈夫だと思っている。
そもそも本家を知らないね、この二人は。
知ってる人もいるけど、それはごく少数だし……。
まぁいいや、気が向いたらホロ版も出します。
バイバーイ。