シャングリラフロンティアというゲームがある。
世界に羽ばたく神ゲーの部類には入るがその根幹的に日本のおま国ゲーと化しているそれには
クランという組織のシステムが存在する。
「これで一通りの手続きは終わりだよ」
社会人である事を条件に門戸が開かれているそのクランは基本的にログイン時間のアベレージが
22時を超えているという何とも悲しい組織である。
「お世話になりました。カロさんには大分世話になったんで申し訳ねぇっすけど」
「仕方ないさ。規則まもって脱退してる訳だし文句いう奴いたらコッチで何とかするよ」
「すまねぇっす
この男、名を †lord・ハンド★ヒット† という。
この度このクラン、午後十字軍の規則である社会人である事から外れてしまった事により
今日23時、ただいまをもってフリーの開拓者となった。
「因みに早期リタイアの理由とかって聞いても大丈夫?」
「持ち株が仕事せずに暮らせるレベルでやべぇ事になっただけっす。あぶく銭Lv99っすね」
シャンフロを初めて約1年、何本の剣を壊したかも分からない。―――訂正、剣は120本くらい壊してる。じゃないとコレ手に入らないしね。
最初に言っておくが俺は転生者ではない―――ではないがこの世界がそうだって事は知っている。
何でかって?簡単な話、届いたからだ。何が誰から届いた?誰からかはこの際どうでも良い。
大事なのは届いたのがシャングリラフロンティアという物語、厳密にはシャンフロという物語が
書き込まれているのであろう一つ目のタマネギが描かれたシールのついたPCだ。
今から3年と少し前に届いたPCのデスクトップの中央にポンと置かれたファイルの中には
900を超える莫大な物語があった。読めば面白く引き込まれる、自分とは違った心情や
プレイスタイルに胸を打たれる。一介の読者として面白いと気づくのは余りに簡単だった。
そしてシャンフロが発売されて数か月、その物語に度々登場する人物と同じ名前を持つプレイヤーが俺のプレイしているシャンフロに現れた時、俺はコレを未来設計図であると確信し読むのを
辞めた。厳密には大分よんだが途中でやめたが正しいか。
俺がプレイするシャンフロとサンラクの物語としてのシャンフロは恐らく同じ世界なのだろう。
あえて言うならだからこそだ。
俺の知るシャンフロにはlordハンドヒットなぞ存在しない。だが俺はいる。
皆が皆サンラクになりたいのか?冗談もほどほどにしてくれ。
俺はシャングリラフロンティアというゲームがしたいんだ。
俺がキャラクターに関わるあるいは逆はまだしもなぞるのは勘弁願おう。
コレは剣と魔法に溢れるゲームで一人の剣聖崩れがシャンフロを遊ぶ物語。
かもしれねぇっすよ?
†lord・ハンド★ヒット†(労働手当) レベル99extend(剣士系→魔法系→神秘剣→神秘剣仕上げ直しの4ビルド目)
メイン 神秘の剣
サブ 逆位置(星)
修正前剣聖になれたクセにそれを蹴って神秘の剣やってる変わり者。
シャングリラ・フロンティア・オンラインはやってないが姉がおり、姉が切っ掛けで
戦闘スタイルが決まった。
ステ振りは
偶然宝くじが当たる→元々もってたユートピア社の株を更に買う→VRギアやシャンフロが引き金になり青天井の株を売却→資産計算の結果『普通に生きてるだけなら仕事せんでもよくね』→今。
シャンフロ運営とは同大学の同学年卒(計画的ダブリ)であり諸事情で
Q 神秘の剣なのにMPが次点なの?
A 確かにMP合った方が普通は良いっすよ?でも俺にはコイツがあるからコレでいいんす。
自慢じゃないけど単騎戦力なら同門のカロさんに負けねぇっすから。