神秘の剣を振るいたくて   作:王道の展開にニチャつく者

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SSRを引く覚悟はある、あとはひくだけ

シャンフロ世界に最近実装された船と言えばアプデによって生えてきた新大陸に行く為の船

名を新大陸調査船という。大人数と大量の物資を乗せて新たなる大地を文字通りに開拓する為に

海を渡る…なんだか中世ヨーロッパとかコロンブス的な何かを感じてしまう。

 

まぁそんな事は置いといて…

 

「ほいじゃコレ、今回の分っす」

「んっふふ、確かに受け取ったよぉ?しかし君も酔狂だねぇ」

 

と今自分の目の前にいるのは二つの短い杖を手に持つ女性。

少なくとも自分には至って真面目な方と言える、少なくとも下ネタは言わない。

大事だから2回行っておこう、下ネタは言わない。

 

「現大陸のセーブ地点は全部洗ったし次の船はまだ先なんでコレがいっちゃん早いっすから」

「速さだけなら同感、精々15分の楽しい茨の道を歩んでねぇ?」

 

制限時間は15分、新大陸につけば白、セーブポイントを見つければ大金星。

死ぬにしても想定されるレベル的に仕方なし。

いざゆかん新大陸!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

転移完了!そして間髪いれずに

「我が半身を捧げ、破滅を齎す契約の儀を…奉壊契約(ラストギアス)!」

 

たった1本つくるにもエラく面倒な手間暇とかかる我らが神秘の剣の秘伝たる儀霊剣。

その秘伝でのみ使用可能なスキル、名をラストギアスという。

効果は至って単純で儀霊剣を壊して超火力の魔法刃をぶっぱするだけ。

強いて言えばものすっごい威力がある…いやほんとにすごいんだよね、何せ空中で使ったら

体が反動でめっちゃ吹き飛ぶんだもん。まぁ今必要なのはその吹っ飛ぶって部分だけど。

 

Q:小ジャン直後に下に向けてコレをやったらどうなりますか?

A:カロさん曰く落下ダメで死にます。

 

という回答を得ているし自分も数回やって死んだ事はある。

そもそも一々作る手間がやばい武器をそんな使い捨てみたいな運用すると言われればぐうの音も

ないのでソロの時しか使わないようにしている。では何故使うのか。

 

ようするに落下ダメージで一撃死するくらい高く吹っ飛ぶ訳じゃないですか。であれば

最初からそれを想定すればめっちゃ高度を稼ぐ手段として使えるじゃないですか。

シャンフロは基本的に人類が空を飛べるようには出来ていない―――飛べるようになる筈だけど

現在時点ではまだなってないし現在それを行使できるとすれば某四聖獣くらいのものか。

なので空を飛びたければふっとぶしかないんですね。

しかもこれスキルだから今のサブジョブで若干の弱体化が入る、具体的に言えば自分の場合は

チャージが長くなるし実際のインパクトがすこ~し弱くなるっていう。

 

「八艘跳び!」

 

良い感じに吹き飛んだら跳躍回数を増やしつつ適当に剣を振って遠心力で空姿勢と慣性を制御。

周囲を見渡しやすい状態をジャンプ8回分キープすればあら不思議、短時間ではあるけど

セーブポイント発見に絶好の状態になる訳ですよ。

 

「とりあえず新大陸ガチャは成功…問題はここどこだ?火山っぽいけど」

 

送ってもらった乱数転移はランダムなセーブポイントの近くに転移するという効果。

つまりさっきまでいた大陸のどこかに転移する可能性もあった事になる。

けどここはアチラのどこの火山地帯とも景色…厳密には植物が違うから*1取り敢えず成功でいい筈。

 

「火山…火山ねぇ…ん?」

記憶の中に何かあった。火山に由来する何か。

火山と言えば溶岩であり溶岩はめちゃくちゃ熱い岩であり熱けりゃ炎が生まれる。

炎は…赤い。そう例えば()()()してくるアメンボみたいに…アメンボ!?

 

「ドゥーレぐっへぇぇ!!!」

 

†lord・ハンド★ヒット†の新大陸初めてのダメージはドラゴンとの交通事故だった。

幸い向こうが飛行を目的とした推進だった事、自分を認識していない事などが功を奏したのか

自前の2重詠唱エアクッションと使い捨てスクロールのエアクッションが間に合ったおかげで

乱数転移(シャッフル)を無駄にせずには済んだが…あのアメンボめ次あったら叩き切ってやる…

 

 

「イッツゥ!!…あのアメンボ擬きぃ!!…ん、まてよ?」

 

火山・ドラゴン…支配領域…ドワーフの里!!

 

「そのお前」

 

「んあ?」

 

周囲に人影はなかったと記憶していたがどうやら見える範囲よりだいぶ突き飛ばされたようだ。

何せ声を掛けられたのだから。しかもとても都合の良い種族…でよいよな?

 

「空から落ちてきたにしては傷が浅いが…大丈夫か?」

「頭はグワングワンするっすねぇ、隠れる所があれば御の字なんだけど。出来れば15分以内に。」

 

正直めちゃくちゃ助かった。

彼のおかげで無事に新大陸に拠点を持つ事が出来るようになったのだから。

 

彼、あのアメンボの竜人族であるイーゼルは何かこう…蜥蜴人(リザードマン)をベースに

フジツボみたいな穴を全身に生やし四肢になっがいヒレを付けた何とも形容しがたい姿だった。

しかも何でか知らないがリザードマンというには随分とマッシブで特に胸回り…え?炎袋?

内臓器官と直通ってマジですか?

 

 

 

*1
予めライブラリとSF-Zooに頼んで各植生で必ずは生える植物だけ把握している




イーゼル(赤の竜人族)
厳密には菌糸と適合しただけのリザードマンではあるが元の菌がアメンボなのでいわゆる
一般イメージの中のドラゴニュートとは大分ベツモンと化している。
鉱人族(ドワーフ)の所へ武器の手直しをしに行った帰りだった。
道すがらにアメンボが帰って来たので慌てて潜伏してたら空から人が降って来た。


仮にも新大陸の火山地帯(ぼう砂漠の近く)をソロで移動できるレベルは確約されている。
レイピア2本の攻撃特化双剣士。幸か不幸か赤の竜人と化した事でSTRがすんごい事になっているので自分と同程度の体重までなら連続の突きで浮かせられる。
普段は後方火力担当の相方がいる。

lordハンドヒット
竜人(推し)(゚∀゚)キタコレ!!と内心浮足だってるしリスポーン更新も出来たしドワーフとの繋がりのある種族と親身になれたのはクソでかいでぇ!とウハウハな模様。
爬虫類のペットがいるお陰で歪な姿でも「何でそういう進化したん?」くらいにしか思わない。

Q:竜人と蜥蜴人は険悪な筈では?
A:暇つぶしで野焼き(される草側)に合うのでそんな事いってる場合じゃないらしいっすよ、
 世知辛いっすね。

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