文句を言っていいのは初見でゼルダ無双をノーダメージクリアした者だけだ。人は失敗しないと成長しない。
あと私自身が軽度のマゾだ。中学校の時同級生にキレて首を絞められたのだが、感じたのは快感だった。やば。
▪︎イヤホンジャックはえっち
心音を直接叩き込むとかえっち以外の何者でもない。されたい。『今日はいつもよりリズムが細かいな』とか感じたい。きも。何言ってんだこいつ。もしかしたら投稿者は重度のマゾだったのかもしれない。ついでに変態だ。でも好きな子のことは身近に感じたいだろう?
はらへりニャンコ様、⭐︎9評価感謝する。気分アゲアゲモチベアゲアゲである。感謝する。
ウチが『イヤホンジャック』を使うことを了承したあと、2人で彼女…双奈の家に行く事になった。
彼女曰く、事情があるとはいえ人を傷つける目的で"個性"を使うのはまずいだろう、との事。それを考えられるのに、どうして快感を得ることを我慢できないのだろうか。それに『イヤホンジャック』を使わないのなら、ルール違反ではないし別に何回でも……
………これ以上はまずい。どうやら自分まで彼女の熱に影響されているらしい。私は別にサディストではないはずだ。落ち着かなければ。
「響香。着きましたよ。わざわざ2日かけてチリの一つも残らない様掃除したのですから、問題ないと思います」
「おー、結構綺麗じゃん。でもさ…」
彼女に連れられて入った家は非常に整っていて綺麗であり、確かにゴミが全く見当たらない。しかし…
わたしは、あたりに漂う『匂い』に意識を集中させる。
「……なんか、鉄臭くない?」
「……そうですかねー?…換気が足りなかったかな?血痕消して消臭もしたのに…」
匂う。鉄の様な…ストレートに言うと、血の匂いがする。耐えられないほどではないが、気にはなる程度。この匂いの原因が何か察することが出来る分、余計に生々しく感じる。
「…と言うか今血痕って言った?どんだけ血流してんの?」
「……再生が限界になるぐらいまで?」
「嘘でしょ…」
「大丈夫ですよ!ご飯食べたら再生機能は復活するので!」
「そう言う問題じゃないでしょ。私達が目指してるのはヒーローなんだよ?一体どこの誰が血塗れのヒーロー見て安心できるのさ」
「……確かに!?」
なんだか段々この子のことがわかってきた気がする。
模試やテストなんかで私よりも高い点数をいつも取っていて、特に誰からも噂をされていないことから、勝手に『頭が良くて大人しい女の子』だと思っていたのだが、実態は『痛みを快楽と捉えるマゾヒスト』であり、新しい苦痛を自ら積極的に取り入れていく『アクティブな変態』であるということ。加えて、家に向かう途中で聞いた、『誰から苦痛を受けても興奮するのか?』と言う質問に『可愛くて優しい女の子なら』と答えたことから、『面食いのレズビアン』であること。ついでにいえば、少し抜けているところがあること。改めて整理してみるとなかなか酷い内容だが、事実なのである。
その後、彼女と一緒に彼女の部屋に向かい、ベッドに座った彼女と向き合う。
少しの沈黙の後、彼女は真面目に話し始めた。
「お願いします、響香。今まで、たくさん女の子と出会いましたが、恋をしたのはあなたが初めてなんです。だから……だから」
「私のことを、ぐちゃぐちゃに、して欲しいです。ずっと、ずーっと」
そして、自分は理解する。
彼女が、
「私に、あなただけの"個性"を刻み込んでくれませんか?」
そして、気付かぬうちに…自分も彼女に、とても惹かれてしまっていることを。
「…いいよ、分かった。じゃあ…行くよ」
「ぐっ…ぅ…ぁ…っ!」
彼女に自分の耳から伸びる『イヤホンジャック』を指し、自身の心音を増幅して流し込む。
彼女は初めこそ感じたことの無い苦痛に顔を歪めるが、徐々に恍惚とした表情に変わっていく。
───可愛い。
「は…ぁぅ…っ、も、っと…!きょうか、手、繋いで、くださ…ッ!」
「うん、いいよ。……可愛いね、双奈」
「んぇぇっ……耳元で、そんなことぉっ…!」
やっているうちに、どんどんと自分の中で感じたことの無い気持ちが広がる。彼女の顔を見ていると、どんどん虐めてしまいたくなる。嗜虐心、とでも言うのだろうか?
このまま続ければ、お互いに止まることはできなくなるだろうと、残り僅かな脳の冷静な部分で理解する。
でも、それは『やめる理由』足りえない。
───だって、互いに好きだと思っているのだから。だから、何も問題はない。
「……初めは双奈から誘ったんだから、私が言うのも変だとは思うけど」
まぁでもせめて、正当な『やる理由』を作ってから続きをしよう。
「敵無双奈さん、付き合ってください。出会ってたった1日ですが、どうしようもなくあなたが好きです」
「こっ…!ちら、こそ…よろしく、お願いし…あっ…!」
「ふふっ、それじゃあ…」
彼女のかをとの距離を縮め、そのまま唇を奪う。
「今日は沢山、一緒にいよっか」
「いっぱい、気持ち良くしてあげる」
「嫌って言っても…やめないからね?」
少し長々とした説明になってしまったが、まぁ、これが…
ウチと双奈が付き合うことになるまでの、プロローグであり…
自分と、可愛らしい彼女が本気でヒーローを目指し始めた…
───原点《オリジン》の話である。
何故耳郎殿にはオリジンの話がないのだろうか。あったら参考にできるのに。泣こうかな?
オリジンの話を作ることは決めてた。双奈ちゃんの。
でも体が勝手に耳郎ちゃんの話を書いてた。怖。
随分と湿ったオリジンである。展開もなんか無理矢理感がある気がする。後悔をするつもりはない。今はな。後でするかも。
次あたりから、ようやく1話になると思われる。と言うかここまでは我自身の趣味で書いてる。生意気なネコが好きです(自己紹介)。
私はシリアスが嫌いだから、もしかしたら双奈ちゃんに原作を捻じ曲げてもらうかもしれない。マグ姐は殺らせねえ(使命感)。
あ、そうだ(唐突)。
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