その時歴史がまたまた動かなかった   作:dwwyakata@2024

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というわけで、本作はみんな大好きオフレッサー上級大将のお話です。

石器時代の勇者と言われ、藤崎版ではモンスターそのものとして描かれた彼ですが。

人間オフレッサーはどういう存在だったのか。

本作はそういう話となります。





その時またまた歴史が動かなかった
序、石器時代の勇者オフレッサー


オフレッサー上級大将。

 

銀河帝国の装甲擲弾兵(本来の意味とは違い、現在では帝国でも同盟でも、独自の装甲服をまとい、気体爆薬で満たされた戦場での肉弾戦を主体とする兵士達を意味する)の総司令官である総監に位置する人物である。

 

上級大将でありながらなんと帝国騎士と言われる最下級貴族の出身であり、それでいながら一代で上級大将にまで上り詰めた傑物であり。

 

その戦歴は全て己の腕力で成し遂げてきた。

 

同盟帝国全てを通して最強。

 

帝国史上最強説まである。

 

二メートル近い身長と、圧倒的フィジカルの暴力は、一対多数の戦闘をものともしないすさまじさで。

 

この時代の歩兵の近接戦闘武器である「トマホーク」(これも過去に実在したものとは違っていて、どちらかというとハルバードに近い)を振り回して。敵を殺しまくって出世してきた人物である。

 

貴族としては下級、それもいわゆる帝国騎士と言われる最下層貴族の出身者であるオフレッサーだが。

 

その心はプライドで満たされていた。

 

自分は、実力で出世したのだと。

 

オフレッサーも、帝国には思うところくらいはあるが。それでもこの男は臆病者ではなかった。

 

貧しかった兵卒時代には。味方が疲弊する中、最前線で踏みとどまって、敵を食い止めたことも多い。

 

無能な上官を殴り殺したくなる(この男であれば、軽く殴るだけで門閥貴族の士官なんて文字通り壁の赤い染みになってしまう)のを必死にこらえて、無茶ぶりを受けて。それでも生還したことも多い。

 

それにオフレッサーも長く続いた帝国のせいで、銀河帝国は絶対で、皇帝は神聖なものだと思い込んでいた。

 

否。

 

そうでもしないと、オフレッサーみたいな存在は。やっていけなかったのかも知れない。

 

帝国は絶対。

 

皇帝は正義。

 

古くに一神教が、自分たちを正義とすることで、支持を獲得したという歴史的な実例がある。

 

簡単な事で。「全肯定」「全否定」は何も考えなくていいからだ。

 

自分たちを全肯定し。

 

それ以外の全ての思想を全否定する。

 

それで考えなくても殺しも略奪も平気で出来るようになる。

 

その利便性から、一神教をはじめとする信仰は支配に活用された。支配者層を神の代理人とすれば、バカにとっては絶対者になる。

 

良くしたもので、古くの聖典には聖典に書かれた言葉、神の言葉を疑うことはあってはならないとまでかかれている。

 

徹底的なまでの支配。

 

そして、銀河帝国でも。

 

一部の貴族などは特に、一種の信仰として、帝国絶対を掲げていたし。

 

そういう意味では、オフレッサーは特に熱心な信仰の徒だったとも言えるだろう。

 

そんなオフレッサーのもとに、大貴族であるブラウンシュバイク公が来た。

 

オフレッサーの屋敷は、オフレッサーの巨大な体に合わせて大迫力なスケールで作られており。

 

内部には地球から持ち出すことがかろうじて出来たり、遺伝子再生で作った猛獣の剥製が山ほど飾られている。

 

これらは全てオフレッサーが休日の趣味であるハンティングで狩ったものであり。オフレッサーが出世してオーディンに土地を貰った時。其処に専用のサファリパークを作って、休日の狩りを楽しむために育てた動物たちの成れの果てだ。

 

壁から恨めしそうに睨んでいるライオンや、床に敷かれている虎を見て、ブラウンシュバイク公はびびりちらかしていたし。

 

オフレッサーが用意したソファに腰掛けると、思い切り沈み込んであっぷあっぷしていたが。

 

それでも、どうにか必死に威厳を保とうとして。

 

それでも難しいようで、汗を何度も拭っていた。

 

そういえば。

 

以前別の貴族の奥方が、貴族と一緒に遊びに来た時。

 

オフレッサーの大事なコレクションを見て、卒倒する事件が何度もあったか。そのたびに医者が来て。

 

医者はこれらはどうにか片付けた方が良いでしょうとか余計な事を言ってくるので。

 

オフレッサーは殴り殺したくなるのを我慢しなければならなかった。

 

戦場に長く出ていたオフレッサーである。

 

医者がどれだけ大事な存在かは、当然理解はしているのだ。

 

「それで何用ですかな公爵」

 

「う、うむ。 凄い迫力だな卿の屋敷は」

 

「素晴らしいでしょう。 いずれも手塩に掛けて育てさせたものです。 そして小官が休日に出向いては、ライフルや、気が向いた時にはトマホークで仕留めてですな。 そしてそれらを、専門の剥製師にこうやって加工させたのです。 例えば……」

 

とても嬉しくなって、狩りの様子を説明するオフレッサーに。

 

ブラウンシュバイクは黙り込んで、真っ青になっている。

 

ちなみにブラウンシュバイクのことをオフレッサーはあまり好いてはいない。なぜなら、オフレッサーは実力で出世してきた自負があるからだ。

 

そしてブラウンシュバイクなんか、その気になればデコピン一発で赤い霧に出来てしまうのである。

 

家名にすがって代々地位を維持してきた(つまり本人は何もしていないに等しい)こんなでくの坊を、オフレッサーが敬意を持って接しているのは。

 

帝国にとっては、必要な存在だと思っているからに過ぎなかった。

 

「わ、分かった。 ちょっとばかり恐ろしい話だが、きょ、興味深かったぞ。 それではな。 本題に入ろう」

 

「は……」

 

オフレッサーが出世できてきた理由は簡単だ。

 

政治闘争での駆け引きが、ある程度出来るからだ。

 

脳筋と思われているオフレッサーだが、これでも一応上官の言うことはきちんと聞いてきたし。

 

無茶ぶりだって受けてきた。

 

下士官の頃はそれで上に睨まれず出世してきたし。

 

上級士官になってからは、自分で今勝ち組になっている貴族と接触して、それなりに接待もしてきた。

 

ブラウンシュバイク公とリッテンハイム侯とはどちらとも昔からコネを構築してきているが。

 

それはどちらかが帝国を担うからだ。

 

今の時点ではブラウンシュバイクが勝ちそうだと判断しているので、ブラウンシュバイク側に着いている。

 

それだけである。

 

凶暴な野蛮人だとか、ミンチ製造機だとか恐れられているオフレッサーだが。

 

戦場以外でも、苦労は重ねてきているのである。

 

故に、ブラウンシュバイクが、遊びに来た訳ではないこともしっかり理解できていた。

 

「実はな、近々金髪の孺子めとの戦いになる可能性が高い」

 

「あの金髪の孺子めですな……!」

 

オフレッサーの体から圧倒的な戦意がほとばしる。

 

オフレッサーは金髪の孺子こと、今元帥になり、公爵にまでなっている同じ下級貴族出身者、ラインハルト=フォン=ローエングラムを心の底から嫌っていた。

 

当然だ。

 

オフレッサーはそれこそ血を吐く思いをしながら戦場で出世してきた。

 

その出世は、全部自分でやったという自負があった。

 

それに対して、ラインハルトはそうではないと(少なくともオフレッサーは)思い込んでいた。

 

ラインハルトの姉が、皇帝陛下の寵姫であること。

 

それだけが、二十歳で元帥にまで上り詰めた要因。

 

そう信じてしまっていた。

 

これも帝国に対する盲信が要因なのだが。

 

それだけが生きるよりどころであるオフレッサーには、他の可能性は考える事は出来なかった。

 

オフレッサーは頭が悪いわけでは決してない。

 

戦場では引き際を理解しているし。動物的な勘もあるが、どこにいるとまずいとかを直感的に判断も出来る。

 

だから四十過ぎのこの年まで、全身に手傷を受けながらも生きてこられたのだ。

 

自分の悪口をいう門閥貴族をぶちのめしたい衝動を抑え込めても来られたのだ。

 

だが、オフレッサーという男の限界がそれだった。

 

盲信が、どうしても現実から目をそらさせた。

 

それはある意味、人間の悲劇だったのかも知れない。

 

「それで、小官は何をすれば。 奴の元帥府に乗り込んで、首を挙げれば良いのですかな」

 

「そ、それも面白いかも知れないな。 ただ、我らは正当なる貴族として、正面から奴をたたき伏せなければならない」

 

「なるほど。 それで」

 

「近々残念な話だが、皇帝陛下がお隠れになられる。 これは侍医からの情報からもほぼ確定だ」

 

なんと、と声を上げて。

 

オフレッサーが立ち上がったのを見て、ブラウンシュバイク公はまるで側でライオンが咆哮するのを見た子ネズミのように跳び上がりかけた。

 

ソファになついてブルブルガタガタしている様子は、まるで生まれたての子鹿のようである。

 

オフレッサーは雄叫びを上げて。

 

敬愛する皇帝陛下がなくなるという事実に、ひとしきり涙を流しまくる。

 

巨人のような体格を持つ男は。

 

感情も巨大なのだった。

 

そして、ひとしきり泣くと、ぴたりと感情の奔流は収まり。

 

真っ青になって心臓が止まりそうになっているブラウンシュバイク公に向けて、座り直していた。

 

「皇帝陛下がお隠れになれば、奴は……金髪の孺子は、簒奪のために動き出す! 確かにその可能性は考えなければなりませんでしたな! 奴め、なんという邪悪なもくろみを! やはり今から首を引っこ抜くべきでは! なんなら小官一人で奴の元帥府を蹂躙して見せましょう」

 

「だ、だから正当に戦って、我ら門閥貴族の正義を示さなければならないのだ。 オフレッサー上級大将は陸戦部隊の全てを任せたい。 既に目星をつけた各地の要塞は抑えてある。 今のうちに主要な門閥貴族はオーディンから家族を脱出させる。 オフレッサー上級大将は、その指揮を執って貰いたい」

 

「承知しました」

 

「う、うむ。 金髪の孺子めを打ち倒した後は、貴殿を帝国元帥として、門閥貴族の一人に迎え入れよう」

 

それについては、オフレッサーはあまり興味がなかった。

 

オフレッサーはあくまで実力でのし上がった。

 

その自負があったからだ。

 

だから上級大将は正当な地位だと思っていたし。

 

仮に門閥貴族となるとしても、それはあくまで結果としてそうなるのであって。皇帝陛下以外のものから、投げ渡されるものではないとも考えていたからである。

 

ともかく、ブラウンシュバイク公と相談を終えて、それで送り出す。

 

屋敷を見て露骨に怯えていたブラウンシュバイク公だが。

 

帰り際にそうだ、と言う。

 

「戦勝の暁には、卿にある惑星を進呈しよう。 まだ開発途中の惑星だから、卿のいうなんだったか。 サファリパークを全土に作ることが出来るぞ」

 

「なにっ!」

 

「ひっ!」

 

「それは素晴らしいですな!」

 

満面の笑みでがっとブラウンシュバイクの肩をつかむオフレッサー。勿論手加減をしている。

 

そうしなければ、それこそ紙くずみたいに一瞬で潰してしまうからである。

 

こんな脆弱な肉体、素手で引き裂くのは容易である。

 

ブラウンシュバイクの副官であるアンスバッハが、流石に口を出してくる。

 

「オフレッサー上級大将。 公爵閣下はまだ次の面会がございますので……」

 

「これは失礼した。 アンスバッハ准将。 今の話、必ずや、必ずや達成してくれるな」

 

「分かりました。 善処いたします」

 

「うむ! 必ずや小官が金髪の孺子めの細首をねじ切ってくれる」

 

本当にそれが可能なので、言い切っただけだが。

 

ブラウンシュバイクは青ざめながら、そそくさとホバーカーに乗り込む。どうして逃げるのかよく分からない。

 

アンスバッハはそれを見届けると、敬礼して。

 

それからアドバイスをくれた。

 

「オフレッサー上級大将、剥製は素晴らしい趣味なのですが、恐らく多くの人々には恐ろしく見えているかと思います」

 

「なんと。 あれほど素晴らしく雄々しいのにか!」

 

「残念ながら。 以降、接待は別館などを用いるべきかと思います」

 

「分かった。 善処しよう」

 

ほっとした様子で、アンスバッハもホバーカーに乗り込んで、屋敷を離れる。

 

家に戻ると、オフレッサーはベルを鳴らす。

 

屋敷の使用人はこの屋敷に負けない図体のものをそろえている。元部下が多い。退役した元部下が、戦場以外の働き場所がないと嘆いている場合。此処で使用人としてやとっているのだ。

 

だからこの屋敷は豪壮極まりない。

 

オフレッサーの趣味を使用人達は知り尽くしているからだ。

 

彼らがテキパキと掃除をする中。

 

まだ六歳の幼子が来る。

 

オフレッサーの娘である。

 

当然既婚者であるオフレッサーだが、妻は既に他界している。帝国騎士時代からの知り合いで、いわゆる幼なじみだった。

 

そのまま結婚したのだが、残念ながら子供には恵まれず。やっと子が生まれたと思ったら、そのまま死んでしまった。

 

病院で大泣きするオフレッサーに、医者が怖がっていたのを思い出す。

 

帝国の人間力信仰が医療技術の低下を招き、結果妻を死なせた。

 

そういう可能性に、オフレッサーは気づけなかった。

 

ちなみにオフレッサーの娘は、オフレッサーに全く似ていない。周囲が誰もがかわいらしいと認める容姿をしていた。オフレッサーの妻も、女性としてはかなり長身だったのだが。其処も似なかった。娘は同年代と比べてもかなり小柄だ。

 

このため、高い高いとかする時は、細心の注意を払わなければならなかった。力をちょっと間違うと。骨折させてしまうし。下手をすると首とか折ってしまうからだ。

 

「父上、お客様、お帰りなさったの?」

 

「そうだ。 いけ好かない男だが、偉大なる帝国のためにああいう男ともやっていかなければならないのだよ」

 

「あの人嫌い。 影から見ていたけれど、父上の事をずっと怖がっていて、それで利用することしか考えていなかったと思う」

 

「そうだな。 だがそういう奴ともうまくやっていくことで、この父は屋敷と地位と名誉と、それにお前を手に入れたのだ」

 

雄大な肩に乗せてやると、娘は顔にしがみついてくる。

 

小さすぎて本当に力加減を気をつけなければならない。

 

肩車して外を走り回ったりとかしてやろうかと思ったこともあるのだが。使用人全員がやめろというのでやめた。

 

使用人はほぼ全員が元部下なので。

 

オフレッサーのことはよく知っているし。

 

オフレッサーも信頼感があるのだ。

 

これから準備をするのでもう寝なさいと言うが。

 

娘は言う。

 

「ラインハルトって人と戦うの?」

 

「そうだ。 この偉大な帝国を脅かす極悪人だからな。 この父がこれから奴を八つ裂きにするのだ」

 

「多分勝てないと思う」

 

「……何?」

 

意外なことを言われた。

 

部下に言われたらオフレッサーもキレていただろうが、娘に言われると流石にそうはならない。

 

使用人達もいうが。

 

オフレッサーも娘には甘いのだ。

 

「見てて思ったけど、さっきのおじさんとラインハルトって人、勝負にならないよ。 父上、せんじょうではしきかんが強い方が勝つって言ってたよ。 あの人とラインハルトって人だと、父上がいても……」

 

「ラインハルトは姉の威光だけでのし上がった運だけの男だ」

 

「父上……」

 

「何も心配せずにしていなさい。 父が必ずやいつものように勝って帰るからな。 勝って帰った後は、サファリパークを作るが。 そうだ、マリアンヌ。 お前が大好きな小さな動物のサファリゾーンも作ろう」

 

普通だったら喜びそうなのに。

 

娘は頷くと、寝室に向かった。

 

元部下は、それに対して何も言わない。

 

オフレッサーが怖いのもあるのだろうが。家族の問題には立ち入らない方が良いと思っているのかも知れなかった。

 

オフレッサーは、娘が寝たのを確認すると、ウィスキーを出させる。ロックでそのまま煽る。

 

豪傑は酒豪であると信じている人もいるが。オフレッサーは実のところ、それほど強い酒を大量に飲むわけではない。強い酒が好きだが、たしなむ程度だ。酔うと隙を曝すことになる。

 

それもあって、出来るだけ酒は飲まないようにしている。

 

それに頑強と言ってももう四十をとっくに過ぎている。

 

医師には体のあちこちが衰え始めていると言われていて、それには長年戦場で受けた傷もある。

 

オフレッサーは今宇宙最強の肉弾戦の名手である自負があるが。

 

それでも長いこと戦場にいたのだ。

 

手傷は受ける。

 

顔にある凄まじい向かい傷もそうだが(敢えて威圧のために残してある)。体にも何カ所にも傷を受けていて。妻と医師にしか見せていない裸には、えぐれたような凄惨な傷跡が至る所にある。

 

それに、戦闘時では、超人的な精神力も使うが。

 

同時に興奮剤も用いる。

 

それもあって、最近では戦闘に出るのを出来るだけ控えるようにと医師に言われていて。最前線に出るのは避けていた。

 

サイオキシン麻薬を用いているのではないのか。

 

そう言われたこともあるが。

 

流石にあれは危険すぎてオフレッサーも使う気にはなれない。

 

ただ、使っている興奮剤は効果が強すぎることもある。

 

あまり医師には使わないようにと言われていて。

 

それでもオフレッサーは、戦闘での戦果を挙げるために使うしかないとも考えていた。

 

四十を過ぎると、どれだけ最強の肉体でも衰えが来る。

 

全盛期に比べると、やはり体のキレが落ちてきている。

 

細かい動作がしにくくなっている。

 

無言でダンベルを持ち上げていたオフレッサーは、また重くなったなと。内心で自嘲していた。

 

それでも負けることは想定していない。

 

オフレッサーに勝てる人間は、まだいない。

 

だが十年後にはどうだろう。

 

それについては分からない。いつまで銀河帝国にお仕えできるのだろう。

 

帝国騎士として、爵位もなく、兵卒同然の存在から成り上がったオフレッサーは。上級大将にまで「していただいた」恩を帝国に感じている。

 

自分でそれを成し遂げたのと同じくらいには。

 

だが、だからこそ。衰えが怖いのだ。

 

少なくとも今回、ラインハルトをブッ殺して。その後くらいまでは前線に立ちたいものだが。

 

氷をがりがりとかみ砕くと。

 

オフレッサーは、今回の戦いが最後になるかも知れないなと思っていた。







※オフレッサー上級大将の屋敷について

原作でも登場するものです。外伝の話でリューネブルクがオフレッサーに奥さんを連れてゴマすりに訪れたものの、内装が怖すぎて奥さんは卒倒。リューネブルクはオフレッサー上級大将にお前無理に連れてきたんじゃねえのと苦言を呈されています。原作からして、オフレッサー上級大将は脳筋ではないし、意外と人の心が分かるのです。

石黒版では大迫力の剥製の数々を見てリューネブルクの奥さんが卒倒するシーンが描かれており、更に描写がパワーアップしていました。

それらの描写の再現をした結果、本作ではその屋敷を訪れたブラウンシュバイク公が怖くて泣いちゃいました。


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