お待たせしました〜、全然筆が進まなくて大変でした。
あ、後小説版ようやく買いました。まだチラッとしか読めてないんですけど彩葉視点だとまた違った面白さや発見があっていいですね
「ふっ…くっ…っ…」
「はっ……はっ……はっ……はっ」
別荘の一室、様々なトレーニングマシンが設置されている部屋の中でトレーニングを行う明綱と良季、2人は部屋に戻った後早々に荷解きを済ませてしまったため、自由時間はいいもののやる事がなかった。そこで十握からトレーニングルームがある事を聞きつけた良季が明綱を誘い、2時間後までトレーニングをする事にしたらしい
「はっ…はっ…まさか、山奥に来て…こんなしっかりした、…はっ…トレーニング出来るとはね…」
「ふっ……はぁ…そうだな。ダンベルや縄跳び、懸垂台にランキングマシンはもちろん、ベンチプレスやレッグプレスにマルチジムまで置いてあるとは…」
「十握さんが、はっ…プロテインも色々あるってさ」
「至れり尽くせりだな…一応自分のは持ってきているが…」
「十握さんが…作ったプロテイン、飲んでみたいよね」
「まあな」
会話しながらもトレーニングを続ける2人、途中使う機械を変えたりどちらかをサポートしたりしながら時間が過ぎていく
「そういえば拓望は誘わなかったのか?」
「もちろん…誘おうと思った、けど…拓望は仕事してる…って十握さんが…」
現在はベンチプレスをしている良季の横に明綱が立ちサポートしている
「そうか………なぁ良季、お前卒業後の事は考えているか?」
「え?…いきなり、だね。…ふぅ……そうだな〜、とりあえず大学行って卒業したらプロのバスケチームに入るかな?けっこう誘い来てるし」
バーを置き、タオルで汗を拭きながらさらりと答える良季
「そうなのか、まぁお前の実力ならそうなるか」
「まあね〜、そういうアッツーはどうなのさ」
「俺か?俺は警察か自衛隊にでもなろうかと考えてる」
「お硬いね〜、アッツーらしいけど」
「ただ一つ問題があってな…」
「どんなの?」
腕を組み眉間にしわを寄せる明綱、やがて絞り出すように口を開いた
「警察と自衛隊、どちらにしても茨澤さんに会う機会がぐんと減ってしまう…」
「…あ〜〜、確かに。…ブフッ、確かにそうだね。はははははは!アッツーには死活問題だ!」
「あぁ、そうだろう………笑い過ぎじゃないか…」
「だっ、だってさ!はははは!」
「…おい…」
「ごめんごめん。はぁ〜、で?どうしていきなりこんな事聞いたの?」
「………いや、ただふと思ってな」
「何を?」
「…拓望の事だ。あいつは俺達と同じ高校生でありながら会社の経営やツクヨミの管理など、一般の範疇を大きく超えた業務をこなしている。一見それらの業務と学業を余裕で両立している様に見えるが…」
「…そうでもない、か…」
「…ああ。あいつはいつもどこか必死だ。やれる事は全てやり、得られるものは全て得る…何かに備える様に、常に生き急いでいる。既に充分すぎる程の能力を持ちながら…」
「…確かに、それに俺等もまだまだ知らない事いっぱいあるもんね」
「なにがあいつをあそこまでさせるのだろうか…俺達ではあいつの手助けはしてやれないんだろうか…」
「…ん〜〜〜確かに不思議だし、俺もをもっと頼って欲しいって思う時もあるけどさ、でも1つだけ確かな事はあるじゃん?」
「なんだ?」
「拓望が必死で行動するのはさ、誰かの笑顔が見たいからってだけだよ」
「!…………ふっ…確かにそうだな…」
「それにいざって時はちゃんと俺達を頼ってくれるよ、拓望だもん」
「…そうだな、お前の言う通りだ。心配などあいつには無用だったな」
「そうそう!するだけ無駄だよ〜」
全てを知らずとも確かに存在する信頼と絆、たとえ拓望がどんな秘密を抱えていようとも2人は必ず手を差し伸べるのだろう…
――――――――――――――――――
一方、女性達の方は…
Side:酒寄彩葉
「へ〜、ファッション大学ってそんな事まで学ぶんですね」
「ええ、以外と多いんですよ。一見ファッションに関係なさそうな事を授業でやるの。でも学んでいくうちにファッションとの確かな繋がりを感じたり、新しいアイデアが浮かんだりすることが沢山あるんですよ」
「奥が深いですね…」
3階にある大小様々なクッションを敷き詰めたリラックスルーム。まだまだ話足りない私達はそこに集まり、話を続けていた…約1名はクッションの山に埋もれ、血糖値スパイクで眠っているが
「私、着物が好きで将来は自分のお店を開きたいんです」
「着物ですか〜、私お祭りか初詣ぐらいでしか着たことないんですよね」
「私もそれぐらいかな…後着る機会と言えば成人式とか?」
いち女の子としてやはり綺麗で可愛く特別さのある着物は好きだが、さほど着る機会のない私ではほとんど見るものといった印象となってしまう
「ふふっ、今どきはそのぐらいでしか着ませんよね。ですから着物の普及も目指してるんですよ、本格的なのは着るのも管理も大変ですからもっとカジュアルな和服を作ろうと思ってるんです」
「カジュアルな着物!え〜!凄く良いと思います、私、出来たら着てみたいです!」
「あら、ありがとうございます。芦花ちゃんは美容系インフルエンサーをやってるんですよね。とても良い宣伝になりそうですし、こちらからもぜひお願いします」
「やった〜!ありがとうございます、美咲さん!」
(芦花、まだ出会って1ヶ月くらいだけどこんなにはしゃいでるの初めて見たな。着物好きなんだろうか?)
美咲さんの手を握り喜びを伝える芦花と、それを優しく笑いながら「いえいえ」とか「まだ構想段階なんですけどね」なんて言いっている美咲さんをなんとなく眺める。すると…
(あれ?なんだろう?)
2人を見ている内にとふとどこか違和感を覚える
(普通に話してる…よね)
一見どこにもおかしなとこはない、それでも違和感が消えずジッと見つめ続けていると―
「…ふふっ、彩葉ちゃん、何か気になりますか」
見られている事に気が付いた美咲さんに話しかけられてしまう
「あっ!いえその、なんでもないんです。ただぼーっと眺めてただけで」
「大丈夫彩葉?真実みたいに眠くなっちゃった?」
芦花からも怪訝そうな顔をされてしまった。くそう、なんたる失態だ…
「……彩葉ちゃん、なんで見てたか当ててみましょうか」
私が何故か焦って話している間に動いた姿勢を元通りにした美咲さんがどこか神妙な面持ちで問いかけてくる
「どこか私達の話ている姿に違和感を覚えたんじゃないですか?」
「…えっと、まぁ、はい…」
ピシャリと言い当てられてしまう。…気まずい、けど当てられったって事はもしかして心当たりがあるのか?
「そうなの?どこかおかしいかな〜?」
「いいえ、違和感の原因は私だと思いますよ」
自分の格好を見渡す芦花に対してハッキリと告げる美咲さん。やっぱり何かあるんだ、でもなんだろう?
「ふふっ、分かりませんか?では答えを教えてあげましょう」
そう言って左腕を水平に持ち上げた美咲さん、何をっ…て…
「えっ…それって…」
「えっと、美咲さん?どうして…」
狼狽えてしまう私と芦花、それだけ目の前の光景を理解するのが難しい。だって…
「…ご覧の通り、私の左腕は肘から先が動かないんです」
「「え!…」」
突如として告げられた衝撃の言葉と目の前の光景に全身が固まってしまう
水平に持ち上げられた美咲さんの左腕は、肘の部分からだらりとぶら下がり、持ち上げてると言うより中にぶら下がっていると言ったほうが正しい。ふらふらと揺れるその腕を、現実だと飲み込めない…
「不思議でしょう?生まれつきなんです。色んなお医者様に診てもらいましたが誰にも原因は分からないと…似たような症状はあるんですけどね」
「そ、そんな…」
「…ごめんなさい」
思わず俯いてしまった私と芦花。何を言えばいいのか、どんな反応をすればいいのかが分からない
「彩葉ちゃん、芦花ちゃん、あまり気にしないでください。私、別に困ってないんですよ」
「「…………え?」」
だからこそ、次の言葉を理解するのが少し遅れてしまった
「ど、どうして?…」
「そりゃあ不便な事は沢山ありますよ。荷物が多い時とかどうしても両手を使わないと出来ない事があるときとか」
「「だったら!…」」
「でも支えてくれる人がいますから」
「「!」」
「小さい頃、両親は私が暮らしやすい様にアレコレ考えて家を改造したりしてくれました」
「学校で出来た仲の良い友達も事情を話すとみんな気を遣ってくれて、けど気を遣いすぎないようにもしてくれました」
「それに、そもそもこの事を知ってる人はあんまり多くないんですよ。街中や偶に会うぐらいの人ではなかなか気づかれませんし、今どき片手で解決出来ることはけっこう多いですから。あとコツは要りますけど一応手を握り締めるぐらいは出来ます」
「なにより…」
そこで一度言葉を切り、穏やかに笑いながら自身の左手を眺める美咲さんの瞳の中には、確かなぬくもりがあった
「こんな手でも愛おしそうに握ってくれる人がいますから」
………
「だから2人共、あんまり気にしないでください」
「「…………はい…」」
一気に色んな感情が湧き出てきてしまい、気の抜けた返事だけが口から溢た。芦花も同じ様だった気がする
「さて、そろそろいい時間ですし、真実ちゃんを起こしてお風呂の準備をしましょうか。続きはまたお風呂でしましょう」
サッと立ち上がり真実を起こしに向かって行く美咲さん。その動きはとても自然で違和感を感じさせない。生まれた時から付き合ってきたからこその動きだ
「…なんかさ、まだ色々と感情が追いつかないね」
美咲さんが去り数秒が経ってからようやく私達は口を開いた
「…だね…私もまだ処理中……」
「気にしないでって言われたし、実際そんなに大変そうには…見えないように努力しただけだよね…どうしよっか」
「…本人がああ言ってるんだし、これまで通り接しよう。もちろん困ってるようなら全力でサポートするけどさ…多分それだけでいいんだよ、だって…」
先程の美咲さんを思い出す。自分の欠落を話しているというのに、その姿はあまりにも―
「美咲さん、幸せそうだったし…」
憂うことはなく、悲嘆に暮れることもなく。ただそこにある確かな幸せを見つめていた
「…そうだね〜、愛、ってやつかなのかな…」
「…愛、かあ〜」
分かるようで、分からない。私には…まだ少し早そうだな…
「はい、ここがお風呂になりま〜す」
「「「「「「お〜!」」」」」」
約束していた時間となりリビングに集まった7人は拓望の案内のもと別荘から渡り廊下を通った先にある建物へと足を運んでいた
「すご〜、建物まるまるお風呂〜」
「ね〜、わざわざ渡り廊下まで渡ったし」
「ちょっと前にリフォームしてな。その時にお風呂をもっと大きくしようとして最終的に別の建物を新しく建てる事にしたんだ」
到着したロビーは広々としており、男女別の暖簾が掛かった入口と、その奥にいくつかの扉と下へと続く階段が存在している。扉をいくつか開けてみればばまず脱衣所があり、その先に様々な文化のデザインで造られた空間と大きな浴槽が設置されている
「お風呂だけでこの大きさの建物を…別荘とほとんど変わらないぐらい大きいんだけど…てか旅館じゃん」
「それが【鹿嶋家】、ひいては"鹿嶋拓望”という男なんだ、酒寄さん」
「けっこうな頻度でやる事がぶっ飛ぶんだよね〜拓望って」
友人2人の言動から他にも色々あったんだろうなと察する3人の少女達、美咲は在学していた一年の間に十分理解していたようで気にせず建物のデザインを鑑賞している
「ヒノキ風呂、ジェットバス、その他色々、下の階にはサウナ室もあるから入りたい人は好きに入ってくれ、ただ1人は危ないから最低でも2人で頼む」
「いいですね、3人共良ければ後で一緒に入りましょう」
「もっちろんです!ね!彩葉、芦花」
「う、うん」
「そうだね、せっかくだしみんなで入りたいね」
「じゃあいつまでも眺めてないで入るとしよう。最初の男女の入口は中に人が入れば鍵が自動でかかるから大丈夫だと思うけど、一応ハプニングの無いように気を付けてくれ」
「は~い、よっしゃ行こう!」
「あっ!ちょっと真美、いきなり突撃しないでよ」
「ふふっ、お昼寝ですっかり元気いっぱいですね」
「あはは、いつもあれぐらいな気もしますけどね〜」
さっそくとばかりに走り出す真実と追いかける彩葉。後からゆっくりと付いていく芦花と美咲。残った男子3人も女性達を見送ってから暖簾を潜って行った
しばらくして…
1時間程ゆっくりとお風呂とおしゃべりを楽しんだ一行は再びリビングへと戻り、十握が用意していた夕食のそうめんを食していた
「ふむ、流石十握さんだ、長風呂の後に食うよく冷えたそうめんは格別だな」
「だね、味変用の薬味もアレコレあって迷っちゃうよ」
「でも今日1日お世話になりっぱなしで申し訳ないですね」
「気にせず堪能してやってくれ綾紬さん、あいつはそれが仕事だし、その仕事に誇りを持ってる」
「そうそう、こんなに美味しい料理楽しまなきゃ作ってくれた人に失礼だよ。ね〜十握さん」
「そうですね。拓望様や諫山様の言う通り、楽しんでいただけるのが私にとっては何よりです」
「確かに、真実ぐらい美味しそうに食べてくれたら作った人も嬉しいだろうね」
「ふふふっ、真実ちゃんの何か食べている時の幸せそうな顔は見てるだけでも満たされる気持ちになりますからね」
思い思いに話したり食べたり笑ったり。そんな楽しい時間はあっという間だが確かに時間が過ぎていく。外ではすっかり夕日が沈み、鈴虫がどこかで鳴き出し始める頃になった
「ごちそうさまでした」
「「「「「「ごちそうさまでした」」」」」」
「はい、お粗末様です。片付けはどうぞ気にせず。そんなに多くありませんので」
「いやいや、せめて運ぶぐらいはさせてください!」
食べ終わった食器類を十握が持って行こうとするのを彩葉や他何人かが手伝いを申し出る。彼の仕事の範疇だとしても流石にここまでされると申し訳なさが上回るようだ
「いや、手伝いは俺がやるから彩葉はアレ持ってきな」
そこで拓望が立ち上がって彩葉の肩に手を置く
「アレって…あっ、忘れてた!」
「おいおい、楽しみにしてたじゃねえか…」
「だ、だって今日1日楽し過ぎたんだもん!持っては来てるんだから別にいいでしょ!」
「なになに〜?どしたの彩葉、アレってなに?」
「あっ、えと…」
「みんな、この後時間が良ければこのままここで少し待っててくれ。この後一大イベントがあるんだ」
「どんなのだ?」
「ふふん、それはな〜
彩葉の両肩に手を乗せ皆に見せつけるようにする拓望、その顔にはサプライズだと言わんばかりの得意げな表情を浮かべている
「酒寄彩葉ツクヨミデビュー、だ!」
「…です」
ちなみに彩葉は少し恥ずかしそうにしていた
「なるほどね〜、ようやくバイト代とこれまでの貯金でスマコン買えたからどうせなら特別な初ログインにしたい…と」
「それで彩葉最近そわそわしてる事多かったんだ〜」
「ね〜、何かあったんだろうなとは思ってたけど、とうとう買えたんだね」
「そういう訳で、よかったらみんなでツクヨミで遊んでくれないか?」
「私はいいですよ、とても楽しみです」
「俺も構わん」
「俺も〜」
「私達はもちろん、ね」
「うん、ようやく彩葉とツクヨミで遊べるの楽しみ!」
「ありがとうみんな、色々プランは考えてるから楽しみにしててくれ」
この旅行を企画した理由の一つを説明し、全員からいい反応を貰えた拓望は安心したように一息ついた
(ふ〜、良かった。…ここまでは順調だ。遂にこの時がきたんだし、出来るだけ最高の思い出にしたい。彩葉にとっても…ヤチヨにとっても…)
「お、お待たせしました!」
「おっ来たな」
「「彩葉〜!」」
「うわっ!2人共なに!?」
自分の部屋からスマコンを持ってきた彩葉をさっそくとばかりに真実と芦花が取り囲み、自分達がどれだけ一緒にツクヨミで遊ぶのを楽しみにしていたのかを矢継早に伝えている
「分かった!分かったから!待たせてごめん、今日はいっぱい遊ぼう」
「「うん!」」
そんな3人を微笑ましそうに眺める残りのメンバー達、その中の1人である拓望も改めて彩葉に良き友人が出来た事を喜んでいた
「え〜改めて、お待たせしました。諸々の設定は出来てるのですぐにでもログイン出来ます!」
リビングの中央へと移動し、気合十分という様子でスマコンを握り締める彩葉に微笑をこぼしながらも拓望がある物を持って近づいていく
「まぁ待て彩葉、ログインの前に良いもんやるよ」
「えっ?…これって…!」
手渡したのは後頭部と耳にに合わせられる様に設計された半円の形に、耳を囲うような枠組のある小型のヘッドホンのような形をした機械だ
「拡張デバイス[霹靂]…そいつまでは買えなかったみたいだからな。まぁ俺からのプレゼントだ」
「わぁ〜!良かったね彩葉![霹靂]あるともっと最高なんだよ!」
「お〜、最新モデルのやつだ、流石開発元…」
「こっちも設定は大体済ませてる、さっさと最終調整済ませて遊ぼうぜ」
「……うん、ありがとう!たくみ兄!」
7人がそれぞれの姿勢でスマコンと霹靂を装着し目を閉じる
「じゃあいくね…せ〜の!」
「「「「「「…っ!」」」」」」
私の声を合図に、みんな一斉に意識を宇宙を模したモーショングラフィックスの向こうへと飛ばし、そしてその次の瞬間には新たな世界が広がっていた
足元に広がる終わりなき浅い湖と流れる数多の灯籠、空を彩る真っ赤な夕焼けと同じ色の鳥居が目の前に存在している
「…きれい…」
心が感じるままに言葉を漏らす、ようやく私は―
「―――太陽が沈んで、夜がやってきます」
(―――あぁ、この声は…)
聞こえてきた声に息を呑む。間違いない、目の前にいる彼女は―
世界が急速に時を超え、満天の星が輝く夜空に変わる。その中心に立ってこちらを見てくれている彼女こそ―
「ツクヨミ管理人の月見ヤチヨです。えっへへ、仮想空間ツクヨミへようこそ。彩葉!」
私の推し、私の女神、電子の歌姫月見ヤチヨがそこに居る―
おまけ
お風呂にて…
「そう言えば彩葉、今日ちょくちょく鹿嶋先輩の事たくみ兄って呼んでたね」
「………えっ、うそ!ほ、ほんとに!?」
「あ〜、確かに言ってたよ〜」
「言ってましたね」
「…くっ、う〜〜〜〜〜ぶぐぶぐぶぐぶぐ」
「あっ、沈んだ」
「沈んでしまいましたね」
「ねぇ〜もっと小さい頃の話し聞かせてよ彩葉〜」
以上、女性達のほんの一幕