人でも魔物でもない俺はどうしても幸せには至れない 作:masusu
さぁ皆もみよう!他の小説はちょくちょく進めてるからよろしく!夏休みだしちょいとは出せると思いまっせ
あと区切るために短めです
石で包まれた空虚な部屋、明かりは松明のみ、周りには色んなものが置いてある。グラスにハサミにシュリケンやベットやキャンドルになんかブロックみたいなもの。食器やシャワーヘッド、なんかの瓶。もうなんかいろいろ置いてある。そしてなんか卵が1つある。
俺は起きたらこんな場所にいた
「う〜、だだ」
は?なんだこれ?なんで気がついたら俺はこんなところにいるんだ?しかも声が出しづらい…視線も小さい…
そのとき後ろから声がした
「どうも闇の王よ…私の名はハービス。神話のハーデスとアヌビスからとってハービスと申します」
つい下からきたから初対面の人にタメ口言っちゃったよ、大丈夫かな?てか伝わるわけないしな!はっはっは
「ここはブエナ村のとある家の地下でございます」
【え?なんでわかるの?】
「その程度ハービスにとっては楽な作業でございます。して、闇の王よ。確認で試したいのですが魔道具は使えますでしょうか?」
【魔道具?何ファンタジー言ってるんだあんた?】
「あぁ、まずはこの世界と魔道具について、そしてしていただきたい事について話させていただきます」
「まずこの世界は剣と魔法の世界でございます」
それからハービスは様々なことを教えてくれた。驚きも大きかったが正直感動のほうがデカかった。そして
【いろんな世界があるもんなんだなーてかオルステッドこわ…しかも俺転生してるのか】
前世での俺は寝ている間に心臓病で急死したらしい。そりゃわからないよな。しかも原因は太り過ぎ…笑える
「次に魔道具ですがデュエル・マスターズをご存知ですよね?」
【え?デュエマ?】
デュエマとは日本でプレイされていたカートゲームでいろいろなお話ポイントがあるのだがまたそれは別のお話
【もしかして魔道具ってデュエマの魔道具!?】
魔道具、それはアニメデュエル・マスターズのジョー編のラスボスであるゼーロが使っていたとある種族を呼び出すための素材でありクリーチャーである
「そうでございます」
そう言えば周りに散乱してる道具にも見覚えがある。どれも前の世界では愛用していた魔道具の元ネタ達だ
【それの使い方ってどうすればいいのさ?】
「ほう?つまり使い方がわからないと?そうおっしゃるのですね?」
【え?ま、まぁそうだけど】
なんだ?ハービスの気配が変わった?
【なぁ?それがどうし…ガハッ!】
なんだどういう状況だ、背中が痛い!打ち付けられた?ハービスに?
【ぐっ…どういう事だハービス】
「どういう事、それを聞きたいのはこのハービスの方です。なぜ闇の王が魔道具を使えないのですか?」
【知る「ですので」】
人が話してる途中にこいつ…
「不本意ながら…少し強引にその力、引き出させていただきます」
やばっ
命の危機を感じ右腕でガードする。すると
ボトリと軽いような音がする。目線を向けると…腕がない
【痛ってぇ!】
それと同時に鋭い痛みが走る
「まだ出ませんか…闇の王、更には赤子をいたぶるのは心に来ますが、仕方がありません。もう少しギアを上げさせてもらいます」
【ちょっまっ!】
そこからは地獄だった。
とある家の血まみれの地下ではザクザクと言う音がしている。
その中では一人の人間と一人の赤子、訂正しよう。人の赤子と言っていいのかわからないような物体がそこにあった。
右腕は無く左目もない。片腹は抉れ全身に傷があり血塗れの物体がそこにあった。
「はぁ…まだ駄目ですか?もうそろそろ良いと思うんですが…そもそも闇の王ではなかった?」
「仕方ありません、もう終わりにしましょう」
は?俺をこんな風にしてこれで終わり?一回目は心臓病で死んだから自分のせいとして今回は俺の何が悪いんだ?俺はなにか悪いことをしたのか?してないよな?ならなんで俺は何もしていないのにこんなに痛い思いをして最後は死ななきゃいけないんだ?なんでなんでなんでなんでなんでなんで痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い
薄れた声が頭に響き憎悪が、黒い粘着質な炎が燃え盛る。
「せいぜい来世では頑張ってください!」
【こんちきしょうがぁ!!】
ハービスが足を思い切り上げて赤子の体に最後の一撃を叩き込もうとする。だがその時赤子の黒い影が広がる。
「おや?」
その影は更に広がり周りの血を浴びた道具達に入り込む。
「やっとですか?」
【死にたくない…死にたくない。だから、貴様を…殺す!】
近くにあった卵にも影は入り込み脈うつ。そして次第に力強くなっていき卵にヒビが入り絶叫が響く
「えぇ!そうです!それですよ!闇の王よ!」
【やれ!魔道具!】
命が吹き込まれた魔道具達が気持ち悪く笑いながらハービスに攻撃を仕掛け始める
「どうせならその卵にも孵化してもらいましょうか!」
その言葉と同時に剣を手に取り魔道具達に向けて一閃を放つ。そしてまだ壊れてない魔道具と斬った魔道具を2つずつ、合計
【更に仕掛けろ!魔道具共!】
その言葉を聞いているのか聞いていないのかはわからないが呪文、否、祝福の祝詞を唱え始める
「グリ、ドゥ、ザン」
最後の祝詞を放つ直前、その顔はとても酷く、とても幸せそうであった
「ゼーロ!開け!無月の門!」
壊れた魔道具と壊れてない魔道具が卵の周りを高速で周り門を形成する。[キャハハ!]と甲高い声が地下室に響き門が卵をゆっくり通過する
「魔凰 デ・スザーク!」
その瞬間悲鳴が、絶叫が、絶望が、悲劇が響き卵が割れ、魔凰がこの世に顕現する。その反動でハービスの体はボロボロに砕ける
「ははははははは!」
だが笑い続ける
「闇の王の魔道具の力と魔凰の初期段階も完成した!これで私の悔いはない!私は不滅だ、また会いましょう!」
そのまま灰となり消えていった。その後の一言
【こいつ、頭イカれてんじゃねぇか?】
赤子の体バカスカバカスカ蹴ったり殴ったりしやがってよ、おっとと…血液不足で意識が…
【痛て…俺このまま死ぬのかな?】
いや、死んでもおかしくないか…片腕片目無くて腹抉れてんだもん。死んでて当然だわな。
ははは、どうせ死ぬなら試してみっか。はは。
【召喚。魅力医 ミョウオウ。】
[呼ばれてきましたミョウオウです!王よ、初めて召喚するのが私とはお目が高い!ってギャァァァ!王よ!どうしました!王よ!]
【ミョウオウ…俺を直せ…直せなかったらお前も死ぬぞ…】
[赤子の王が喋ったぁぁぁ!]
【うるせ…いいから直せ】
それだけ言うと俺の意識は闇に落ちていった。