死にたい限界男子生徒が見届ける青春   作:湯たんぽ猫

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レイのちょっとした能力

目の前で死んでしまった人の身体的特徴の一部と戦闘力を自分の今持ってる戦闘力にプラスできる。
......そういえばレイって感情によって目の色が変わりますよね?なんででしょうねえ..........


綺麗な絆

 

「ヤァッ!」

 

「っ......」

 

 

一之瀬さんの弾幕をなんとか避けて、蹴りを入れようとするも、カウンターを入れられてしまう。

 

 

「よっ.....と」

 

「うわぁ!?」

 

 

拳銃を何発か撃つも躱されてしまったため、弾幕に突っ込んで避けながら接近して足払いを仕掛ける。

それによって一之瀬さんは転倒、その隙をついて拘束しようとするが

 

 

「ちっ.....」

 

「足元がお留守だったよ!」

 

 

拘束しようとした瞬間足に弾丸を撃ち込まれる。それを後ろに飛んで回避し、ナイフを構えて体制を整える。

しかしナイフを使ってしまえば一之瀬さんが怪我する可能性がある。ならば投擲武器として使用、それに気が逸れている間に回り込み、後頭部から蹴りを入れよう。それなら隙ができて拘束できる可能性がある。直感で迎撃してくる可能性があるがそれなら追いつけないほど早く動けばいい

 

 

「うわっ!?ナイフ!?...!後ろ!」

 

「おそい」

 

「うぐっ!?」

 

 

一之瀬さんの後頭部に蹴りを入れる。これで少しくらっとするはず、その隙に拘束を........

 

 

「おっと?」

 

 

拘束しようとした瞬間、凄まじい轟音と衝撃、そして柱が弾丸によって粉々に、気付くのが遅かったらミンチだったな。

 

 

「白石さんは捕まったか、まあいいや。この程度ならいくら増えても変わらないし」

 

「舐めてくれるね!」

 

「おっと、少し眠っててくださいよ一之瀬さん」

 

 

俺は一ノ瀬さんに蹴りを入れて吹っ飛ばす。それによって建物の壁が思いっきり壊れてしまったがまあいいだろう。先生がなんとかするだろうし

 

 

『気をつけてレイ、そっちに大量のロボットが近づいてる。モモイたちもそれで足止めされてるみたい』

 

「OKさっさと倒して3人のところに向かう」

 

「そうはさせないわよレイ」

 

「........早瀬か」

 

 

小鈎から3人が足止めをくらってるとの報告を受け、さっさと向かおうとするが早瀬に道を塞がれてしまった。

 

 

「全く.......あとでシャーレに抗議文くらいは送らせてもらうからね。」

 

「うげえ.......めんどくさい」

 

「ここまで色々やっておいてよく言えるわね。.......それにもう諦めたほうがいいと思うけど?今頃ゲーム開発部もロボットに襲われてる頃だろうし、時間の問題だと思うわ」

 

 

今のままじゃ確かにそうだな。あいつらが捕まったらミレニアムプライスに間に合わなくなる。それはダメだ。絶対に。

 

 

「さっさと突破させてもらおうか」

 

「へえ?私たちを?」

 

「ふぅ、やっとつきました.......。こんなに息が切れるなんてまさか、本当に体重が......いえ、そんなはずは.......」

 

「あ!アカネちゃん!やっと来たの!」

 

「うげ、まじかよ。どんだけタフなんですか一之瀬さん」

 

 

室笠......だったか?そいつが戦闘ロボットを引き連れてきたかと思えば一之瀬さんも復帰してきた。別に一瞬でかたせられるが正直めんどくさい。それに早瀬に暴力するのはちょっとなぁ.........

 

 

「流石のレイでもこの数を一瞬では無理でしょう?今ならまだ抗議文送らないであげるから降参しなさい」

 

「..................ん?.............へえ、なるほど。..............早瀬、俺の答えを言ってやろう。.........NOだ。」

 

 

その瞬間、ロボットと一之瀬さん、室笠が一斉に銃を構える。今この場で全員殲滅しようとも思ったがそれは必要ない。

その時近くから聞きなれた機械音が聞こえてくる。

 

 

「なあ、知ってるか早瀬。ヒーローは、遅れてやってくるんだ」

 

「「「.........?」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「光よっ!!」

 

 

そう声が聞こえた瞬間、凄まじい轟音と共に衝撃が飛んでくる

 

 

「くっ!」

 

「きゃあっ!」

 

「あ、アスナ先輩!?大丈夫ですか!?」

 

「大丈夫じゃないよー!あははっ、思いっきり当たっちゃった!何これめっちゃ痛い、頭のてっぺんからつま先まで今1ミリも動かしたくない!」

 

「大丈夫そうですね......」

 

「そんな、アスナ先輩と半分近くのロボットをまとめて行動不能に......!?」

 

「あーらら、これじゃ傷つけないよう戦ってた意味がねーな。時間の無駄だったなぁ.........」

 

「カリン、状況を報告してください!今のビーム砲はどこから.....!?カリン、カリン!?そういえば、カリンの火力支援が止んで......いつから!?あの光は.....屋上!?」

 

 

どうやらスナイパーを抑えたみたいだな。閃光弾対策ぐらいしろってんだばーか。賢い奴相手にしてるんだから作戦は限界まで考えないと

 

 

「レイ!大丈夫ですか!?」

 

「やっときたな、勇者さん。先にゲーム開発部がいる。ここは俺1人で大丈夫だ。いけ。」

 

「しかし...!レイのクソ雑魚防御力では....!」

 

「クソ雑魚言うなクソ雑魚って。それにこいつら程度なら俺1人でなんとかなる。それに勇者さんは先に進んで困った仲間を助けてやれよ。」

 

「っ....!わかりました!あとで合流しましょう!」

 

 

そういい天童は走っていく。

 

 

「くっ!まずいですね!」

 

「あはは、面白くなってきたね!けどまだ身体がビクンビクンしてて、まともに立てない!」

 

「さて、あとであいつには報酬をやるとして.......行かせねえよ?お前ら」

 

「っ....!」

 

 

天童を追おうとした室笠を蹴り飛ばす。あいつらの元に行かせやしない。最悪、俺が捕まっても鏡が入手できりゃいいしな

 

 

「さあ、お前らは何分耐えられるかな」

 

 

 

 

 

────────────

 

────────

 

────

 

 

 

 

 

「よし、制圧完了。だいだい.......3分くらいかかったか、あいつらのとこに向かうか」

 

 

ロボットは全員破壊し、早瀬たちは気絶させて拘束。これでしばらくは時間を稼げるだろう。さっさとあいつらと合流しないとな。

 

 

「すまんな早瀬、終わったらなんか作ってやるから」

 

 

 

 

 

──────────

 

 

 

 

 

そのあとは鏡を入手したゲーム開発部たちと合流、セミナーから脱出し部室に戻ってきたのだが...........

 

 

「も、モモイ?」

 

「ふふひ!へへへへへへ!全部終わりだ!おしまいダァ!」

 

「その、ミドリ?大丈夫ですか?」

 

「ごめんねアリスちゃん......今は何も話したくない気分なの」

 

「あの、ユズ────

 

「怒り、破滅、腐食、絶望、虚脱..........世界は今、破滅に向かって......」

 

 

どうするかねこれ、天童がもう困り果てている。なんでこうなったか説明しようか。鏡を使ってG.Bibleの中身を見てみたんだ。そしたら中身が少しアレでね.......内容はゲームを愛せとしか書いてなかった。苦労して鏡を入手してまでみたこいつの中身がこれだったんだ。落ち込むのもわかる。だけどゲームを愛せは意外と真理だと思うんだ。いいゲームでも運営を適当にやると廃れたりするからな

 

 

「先生、なんとかしてください」

 

「ごめん.........無理ぃ..........」

 

 

先生もお手上げ状態、なんなら苦労して手に入れた中身がこれだったことに対し先生も落ち込みまくってるからなぁ.........あとで好きなもん作ってあげようか。なんかfxで有金溶かしたみたいな顔してるし.......あっ花岡がロッカーに籠った。

 

 

「うわあああああああん!終わった!もう私たちは廃部なんだぁ!」

 

 

もうみんなHPゼロだな。さて、どうしたもんか。どうにかしてみんなをやる気にさせないといけないのだが........

 

 

「今のみんなは、まるで正気がログアウトしたかのようです」

 

「うっ、仕方ないじゃん!最後の手段だったのに!それが、あんな誰でも知ってる文章が一つ入ってるだけだなんて!釣りにも程がある!知ってた!世界にはそんな、それ一つで全部が変わってうまくいくような、便利な方法なんかないって!でも期待ぐらいしたっていいじゃん!うわああぁぁぁんっ!」

 

 

もうダメだなこりゃ、完全にメンタルブレイクされてる。..........一応なんか言っとくか

 

 

「まあアレがなくたってゲームは作れるだろ?こうやって落ち込んでるくらいならゲーム作ったほうがいいと思うが?」

 

「ダメだよ、私たちはG.Bibleなしじゃ面白いゲームを作れない........」

 

 

あーこりゃあダメだ。ほっといて治るのを祈っといたほうがいいな。..........一応TSCも面白かったと思うが.......それを言って発破をかけるのは勇者様の役目だな。

 

 

「...........いいえ。否定します。アリスはTSCをやるたびに思います。あのゲームは、面白いです。」

 

「え?」

 

「感じられるのです。モモイが、ミドリが、ユズが.........このゲームをどれだけ愛しているのかを。そんな、たくさんの想いが込められたあの世界で旅をすると........」

 

「胸が、高鳴ります。仲間と一緒に冒険するあの感覚は......夢を見ると言うのが、どういうことなのか........その間感覚を、アリスに教えてくれました。」

 

「だから、待望のエンディングに近づくほどに、あんなに苦しんだのに、思ってしまうのです..........この夢が、醒めなければいいのに.......と」

 

「アリスは、そう思うのです」

 

「アリス...........」

 

「.........」

 

「ってうわっ、ユズちゃん!?いつからそこに!?」

 

「TSCの話が始まった時から........」

 

「最初から居たのかよ」

 

 

気づかなかった........こんなに気配がしないなんて、いや、俺が鈍ってるのか?

 

 

「.......つくろう。私の夢は.......私が作ったゲームを、みんなに面白うって言ってもらうこと。でも、私が初めて作ったTSCのプロトタイプは......4桁以上の低評価コメントと、冷やかしだけで終わっちゃって.......」

 

「それが辛くて、ゲーム開発部に引きこもってた時............。2人が、訪ねてきてくれた。私が作ったゲームを面白いって言ってくれた.........2人と完成させたTSCは、今年のクソゲーランキング一位を取っちゃったけど........」

 

「そのあと、アリスちゃんが訪ねてきてくれて、面白いって言ってくれた人たちそれで、私に夢は叶ったの。心の通じ合う仲間たちと、一緒にゲームを作って、それを面白いって言ってもらう........ずっと1人で思い描いてただけの夢が........叶ったの」

 

「これ以上は、欲張りかもだけど。叶うなら、私はこの夢が..........この先も、終わらないでほしい」

 

「ユズちゃん.........」

 

「.......うん、よし!ねえ今からミレニアムプライスまで、時間どれくらい残ってる?」

 

「6日と4時間38分です」

 

「......それだけあれば十分。さあ、ゲーム開発部一同!TSC2の開発、始めよう!」

 

「「「うん!」」」

 

 

すごい.......今すごく綺麗で眩しい絆を見た。.............少し羨ましいなあ...........あの絆が壊されないように頑張らなくちゃな。俺みたいにはさせない。

 

 

「うっ、うぅ........私たちも協力しよう!レイ!」

 

「わかってますよ.......だから涙拭いてください。」

 

 

とにかく感動泣きしたこの人泣き止ませないと..........泣き止ませたら少し買い出し行ってこよう。俺も何か手伝わないと..........

 

 

 





レイの友達6

レイの友達2、5と同年代、レイの師匠的な存在だった。クーデターを起こしたレイの友達5たちとボス側として戦闘。レイに敗北し、ボスに用済みとして殺された。

見た目は茶髪に赤い目、レイのトラウマ
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