もしレイの友人が全員生きていたらレイは普通に笑えたし死んだ目をしていません。最後は幸せに死にます。なんならベアトリーチェが速攻で死ぬからエデン条約は何事もなく終わります。色彩はゲマトリアが色々やらかしてきます。
友人生存ifは最終編描き終わったら描くと思う。多分、きっと。
最後に、評価と!感想を!ください!!!(切実)
「ねえねえアリス、見てみて〜。じゃ〜ん、メイド服〜!」
「ひぃっ!」
ピンク才羽が天童にメイド服を見せる。天童は前の美甘さんとの件でメイド服がトラウマになったのか俺の背中に逃げてくる。
「あはは、いい反応!」
「何してるの、もう!アリスちゃんが完全に怯え切ってるじゃん!大丈夫?アリスちゃん」
「あ、アリス、しばらくメイド服は見たくありません!」
「完全にトラウマになっちまってるな。」
「だ、大丈夫アリス?」
天童は俺の背中に張り付いてプルプル震えてる。てかなんで俺?一番背が高いから?てか張り付くなら先生とかだと思ってたんだが.............なんか先生が心配している目もしてるけど可愛いもの見る目もしてる。見てないで剥がしてくれ。
「体の方は治ったけど、心の方はもうちょっとかかりそうだね」
「あの、建物を壊しちゃった件について、生徒会のところに行ってきたんだけど.........幸いなことに、部活動中の事故として処理してもらえたよ」
「あ、メイド部の方で処理してもらえたのか?」
「そう、後ネル先輩から伝言。また会おう.........って」
「ひぃ!?」
「あっロッカー入ってった」
天童が怯えてロッカーにこもってしまった。花岡を見て変なこと覚えちゃったな。
「それよりいいのか?ミレニアムプライス、始まったぞ」
「うん。もし受賞したらクラッカーならそうか。でも、もしそうじゃなかったら.........」
「........すぐに、荷造りしないとね。私たちはさておき、ユズちゃんとアリスちゃんは..........」
「「............」」
緑才羽の言葉に、部室に緊張した空気が流れる。花岡はカスどもに嫌でも会わなくちゃならない。天童は暮らす場所がない。どうなることやら............
──────────
『これより、ミレニアムプライスを始めます!司会及び進行を担当するのは私、コトリです!今回は、これまでのミレニアムプライスの中でも最多の応募となりました。』
『おそらくは生徒会の方針変更により、部活動維持のために成果が必要になった影響かと思われます!』
最多の応募.........まあそうだろうな。部活動維持で成果を出すためには一番手っ取り早いだろう。しかし最多ともなると受賞確率は落ちるからな。少し不安になってきた。
「コトリちゃん達の方も、無事だったみたいだね」
「エンジニア部は元々、ミレニアムの中でもかなり功績が認められてる部活なこともあったし.........でも、本当に良かった」
「うん、ところで史上最多の応募って........」
「受賞する確率はだいぶ落ちただろうな」
「それはちょっと困るなあ.........」
まあ受賞確率が落ちたとはいえまだ結果は出ていないんだ。黙ってみていることしかできないだろう。
『昨年の優勝作品であるノアさんの「思い出の詩集」は、本来の意図とは少し違ったようですが............その形而上的な言葉の羅列が、ミレニアム最高の不眠症に対する治療法として評価されました。』
「それは............作った本人としてはどうなんだ?まあ確かに眠れたけど」
「あのレイが寝たの!?それは確かに効果あったみたいだね.........」
「それ以上言ってやると生塩が可哀想なんでやめたってください先生」
早瀬から渡されたあの詩集、夜中の休憩の時に読んで爆睡したには記憶に新しい。逆にあれで寝ないやついるのか?
『今回も、「歯磨き粉と見せかけてモッツァレラチーズが出る持ち歩きチーズ入れ」、「ミサイルが内蔵された護身用の傘」................「ネクタイ型モバイルバッテリー」、「光学迷彩下着セット」、「ちょうど缶一個なら入る筆箱型個人用冷蔵庫」..........』
光学迷彩の下着って意味あるのか?いや、露出狂が外歩く時に使うとか..........?とりあえず作ったやつは変態だな
『そして!今キヴォトスのインターネット上でセンセーションを巻き起こしている、スマホでマルチプレイが楽しめるレトロ風ゲーム、「テイルズ・サガ・クロニクル2」などなど!』
『今回出品された三桁の応募作品のうち、栄光の座を手にするのは、たったの7作品!』
その言葉に、部室にいる全員が息を呑む。だが最初の作品紹介で紹介されたんだ。なかなか期待値は高いんじゃないか?
『それでは7位から、受賞作品を発表します!7位はエンジニア部、ウタハさんの「光学迷彩下着セット」です!これは身に付けてもその下の素肌が見えてしまうため、着ているのかそうでないのか分からないというエキセントリックな作品ですが.................』
『露出症の患者さんが合法的に趣味生活を営めるようになるという点で、大変高い評価を............その評価をした審査員が一体誰なのか、気になってしまいますね!とにかく7位!』
「.........俺今度からあの人のこと露出狂って呼びます」
「やめてあげてね?」
まさかあの人が露出狂の変態だったとは、すこし変だけどいい人だと思ってたのに.............見る目が変わるな。今度から変態を見る目で見よう。
そのあとも次々に作品が発表されていくがゲーム開発部の名前は呼ばれずとうとう一位の発表になった。
『そして一位は........!」
「うぅ....!お願い!」
『CMの後で!』
その言葉を聞いた瞬間、天童が光の剣を撃つ準備を始める。
「待て待て待て。少し落ち着け」
「充電完了!いつでも撃てます!」
「気持ちはわかる!気持ちはわかるけど授賞式会場もこの画面も撃っちゃダメ!」
「あっ、CM終わったぞ」
CMが終わりミレニアムプライス会場の映像に戻る。これで部の存続が決まるわけだが.............
『さあ!それでは発表します!待望の1位は.............新素材部────
その言葉を聞いた瞬間、ピンク才羽がテレビを銃で連射する。
「きゃあ!本当にディスプレイ撃ってどうするの!?」
「どうせ全部持って行かれちゃうんだし、もう関係ない!」
「.............なあちょっt──「うえええん!今度こそ終わりだあああああ!!」
ピンク才羽が受賞できなかったことに号泣し始める。..............一応スマホで見てたんだがゲーム開発部特別賞受賞してるんだが。てか言おうとしたら言葉挟まれちゃった..........
「うぅ......結局こうなっちゃうなんて..........」
「落ち着いてお姉ちゃん。でも..........」
「わかってるよ!全部が否定されたわけじゃない、へこたれる必要なんかないって......... ネット上の評価も悪くなかったし、クソゲーランキング1位のあの時から、ちゃんと成長した。」
「これからも、きっと成長していける。次こそはもっと良い結果を出して、今より立派な大きい部室だってもらえるはず!........でも」
「うん...............だって、ここを追い出されたら、ユズちゃんとアリスちゃんは...............」
「心配しないで、ミドリ。わたし、寮に戻る。もうわたしのことを、クソゲー開発者って呼ぶ人はいないと思う。ううん、もし仮にいたとしても、大丈夫。」
「今のわたしには..................この三人と、先生たちがいるから。」
「ありがとうございました。先生、レイくん。先生たちがこの部室に来てくれた時から.............わたしたちは、大きく変わることができました。」
「でも、アリスちゃんは........」
「...........うん、私に任せて」
「.....アリスちゃん.......ごめんね」
「………いえ先生達のことは信じられます。でも、もう.......みんなとは......一緒に、いられないんですね」
「うっ、ごめんね..........ごめんね、アリスちゃん!」
やばい、どうしよ。言うタイミング完全に逃したせいで言い出そうにも言い出せねえ。悲壮感漂ってるけどちゃんと受賞してるんだよな...........えっどうしようこれ。
「スーーーーー.........その、なんだ。悲壮感漂ってるとこ申し訳ないんだが..............」
「なに?」
「ゲーム開発部受賞してるぞ?」
「「「「「............え?」」」」」
「モモイ!ミドリ!アリスちゃん!ユズ!おめでとうっ!」
「「「「「え?」」」」」
そのあとは祝いに来た早瀬と一緒に受賞したと言うことを説明。早瀬と一緒に映像も見せた。
「え............あ.........」
「本当におめでとう!その、実は私もプレイしてみたの。決して手放しに面白いとはいえないけれど..........いいゲームを遊んだ後の、あの独特な感覚が味わえた」
「モモ!ミド!私もTSC2やってみたよ、すっごい面白かった!今ネット上でも大騒ぎだよ!ヴェリタスの調べだと、有名アイドルの名前より、TSC2の検索数の方が多くなってるってさ!」
「ほ、ほんとに........?」
「確認しました。」
「3時間前にアップしたTSC2は、先ほどまでダウンロード7705回、合計1372個のコメントがついていましたが..........ミレニアムプライスの発表以降、約26時間でダウンロード回数が10000を超えました」
うわー、すげーな。ミレニアムプライスで受賞した効果は絶大だなぁ.........
「コメントも約500個追加、言葉のニュアンスからして否定的・疑惑のコメントが242個、肯定的・期待のコメントが191個、残りは不明、もしくは評価を保留しているコメントです。」
「え、あれ................?そ、そしたら私たち................結局ダメってこと!?」
「ううん、そんなことは無い。見て。今同率で、一番多く共感をもらってる、二つのベストコメント............」
そういい花岡はその二つのコメントを読み上げる
【実際にプレイするかどうか、最初は散々迷いましたでも今はこう思ってます。このゲームに出会えて、よかったです】
【これまでミレニアムに対して、偏見を持ってしまっていました。冷静さと合理性しかないというミレニアムの生徒たちへの偏見は、今回のミレニアムプライスと、この「TSC2」を通じて、完全に無くなったと断言できます】
「.........!」
「えっと..........っていうことは、廃部にはならないんだよね!?」
「ええ、そうよ。あ、でもあくまで「臨時の猶予」だから。正式な受賞ではないし、生徒会としてはまた来学期まで.................ゲーム開発部の部室の没収および廃部を、「保留」することにしたの。」
「えっと、それから............. ご、ごめんなさい。ここにあるゲーム機のこと、ガラクタって言って............。」
「あなたたちのおかげで思い出したわ。小さい頃に遊んでた、色んなゲームのことを。久しぶりにあの頃の................新しい世界で旅をする楽しさを感じられた。」
「ありがとう。それじゃあ、部室の延長申請とか部費の受取処理とかは必要だから、落ち着いたら生徒会室に来てね。じゃ、また後で!」
そう言い残し早瀬はゲーム開発部部室から去っていった。
「そ、それじゃあ.....!」
「ゲーム開発部はそのまま存続ってことだな」
「や.........やったああああああああ!」
「良かった.......!」
「やった、嬉しい......!」
ゲーム開発部が廃部にならないと言う事実を理解した瞬間。先ほどまでの悲しい雰囲気から一転し、みんな喜び始める。何はともあれハッピーエンドで終わりそうだ。内心、とても嬉しい。みんなが悲しまないような結末で済んだんだからな
「???え、えっと......?」
「アリスちゃん!私たち、特別賞を受賞したんだよ!この場所も、私たちに部室のまま!」
「え、えっと、つまり............アリスはこれからも........みんなと一緒にいていいのですか........?」
「「うんっ!」」
「これからも、よろしくね........!」
「私も........わたしも、嬉しいです。」
天童が喜びのあまり涙を流し始める。それをみたゲーム開発部のみんなは一斉に天童に抱きつき始める。
「アリスちゃんっ!!」
「私たち.......っ!!」
「これからも、ずっと一緒だよ!」
「.........はい!これからも、よろしくお願いします..........!」
レイの友達8
レイの友達7と百合してた発明が大好きな女の子。いろんなものを作っては人々を助ける希望を与えていた。ボスに他の子供に希望を与えるなと言われたが反抗。最終的に拷問で殺された。
見た目はピンク髪に茶色い目
今回でレイの友達紹介はおしまいです。パヴァーヌ一生も終わったので次からは閑話を書いていきます