死にたい限界男子生徒が見届ける青春   作:湯たんぽ猫

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アビドスの話はこれとあと一話書きます


アビドス①

 

アビドス、かつては最も栄えた学校だったが砂漠化によって廃れてしまった学校。しかもビナーやらセトやら..........まあ色々厄ネタがわんさか眠ってるとこでもある。

なんでいきなりそんな話し始めたのかって?それはな

 

 

「どこ行きやがったあのクソ教師......!」

 

 

先生からアビドスで迷ったとか言う連絡が来たからだ。なんで前に一回遭難してるのに同じことを繰り返すんだよあいつ.......!久しぶりにここまでイラついてるよ..........いや、むしろ呆れてるのか?

 

 

「えっと?最後にいた位置が.............」

 

 

今は必死に最後にいたと言う位置と地図を照らし合わせて探している。かれこれ3時間ほど探している。そのせいで喉はこれでもかと言うほど乾いている。まあこれで一回は死ねるかも知れないしいいけどさ.....!

 

 

「あ゛ぁ゛............!これじゃ埒があかねえ......ビナーに乗って探すか....」

 

 

あのクソ蛇のビナー、あいつを2年前にぶちのめした時、どちらが上かをわからせて主従関係を作った。そのおかげでバカ広いアビドス砂漠を散策する時はあいつに乗せてもらってとても快適に移動している。このまま歩きじゃ埒があかないからあいつに乗って移動する。そうすれば見つかるだろう。

 

 

「出てこい。いるんだろー」

 

 

砂漠の地面を二、三回蹴ってビナーを呼ぶ。ここらは大体あいつの縄張りなのでこうしとけばくる。

 

 

【............】

 

「来たか、少しだけ乗らせてくれ。あのクソ教師がまた遭難したんだ。頼むよ」

 

 

少ししたあと、砂漠からビナーが姿を現した。ビナーは俺が乗せてくれと言うと、頭を下げて乗せやすくしてくれた。

 

 

「ありがとな。西に向かって進んでくれ、たぶん西にいるから」

 

【%#*‘\“+$’\%*”<^!】

 

「リベンジ?後にしろよ。とりあえず先生探さないとだから」

 

 

こいつは俺と会うといつもリベンジしようとしてくる。一応させてやってるがこいつが俺に勝てたことは一度もない。まあ一応こいつもだんだん強くなってきてるけどまだまだだな。砂を使って重量を増やす戦法をドヤ顔で見せてきたこともあったが顎を持って思いっきり投げ飛ばしてやった。元が重いんだから砂ぐらい誤差だ誤差

 

 

「少し早く頼むぞ」

 

【%+#$・\^$,!\=‘】

 

「わかってるって、あとでリベンジはさせてやるからとりあえず早くしろ。」

 

 

 

 

 

──────────

 

 

 

 

 

「あっ、いた」

 

 

あれからビナーに乗って移動すること数分、砂漠で倒れている先生を見つけた。意外とアビドス高校から近いところにいるな。これなら歩いていけるだろう。

 

 

「よし、おろしてくれ。あとでかまいに行ってやるからとりあえず帰れ、誰かに見られたら怪しまれるどころじゃないからな」

 

【^*“#+;’|+・|+$<!】

 

「はいはいあとでかまいに行ってやるから........」

 

 

ビナーは後で必ず来い的なことを言った後砂漠に潜ってどっかにさっていった。さて、とりあえず先生に水飲ませて高校に運ぶか

 

 

「っ.....!?」

 

「先生に何しようとしてるのかな〜?」

 

「小鳥遊さん....!?」

 

 

先生を抱っこしようとした瞬間、殺気を感じ咄嗟に回避行動をとる。放たれた弾丸を避けた後攻撃が来た方を見ると小鳥遊さんがいた。

 

 

「いきなり何を....!チィッ!」

 

 

とりあえず対話を試みるが速攻で銃撃ってきた。なんかこの人勘違いしてねえか...!?だから黒服との契約でも騙されんだよバカが!

 

 

「先生に何しようとしてたの!?」

 

「ただ水飲ませようとしてただけだよ.....!」

 

 

とにかく飛んでくる銃弾を避ける。これでこっちが攻撃したら誤解が更に深くなるし激しく戦闘すれば先生が巻き込まれる。色々と最悪だよ.....!こっちは眠気やらストレスやらで体に異常が出てうまく動けねえってのにさ....!

 

 

「先生を騙してたの!?すぐ近くで殺しやすいようにしてさ!」

 

「殺すならもっと早く殺してるはチビ....!」

 

 

このまま避け続けるのもいいが埒があかないし先生が戦闘の間にお陀仏するかのせいもある。なら本気で動いて一撃で気絶させればいい。ていうか逆にそれ以外ない。俺の人生こんなんばっかだよ。

 

 

「っ!?どこに...!」

 

「一回.....落ち着けやぁ!!!」

 

「うぐっ!?」

 

 

小鳥遊さんの頭を思いっきり殴り気絶させる。とりあえず目覚ましたら説明すればいいだろ。とにかく先生を運ばなきゃ、このバカチビも担いどこう。

それにしてもなんでこんなに興奮してんだ?.........あーもしかしてあの緑のでかい人.......ユメって人が遭難した時にトラウマできたとかか?それなら少しかわいそうだな。まあそれが俺を襲っていい理由にはなんねえけど

 

 

 

 

 

───────────

 

 

 

 

 

「言いましたよね先生?アビドスに行くなら重装備で行けとあれほど」

 

「ハイ、スミマセン」

 

「大体、アビドスに行くなら生徒に同伴してもらうとかできましたよね?なんで1人で行ったんですか?」

 

「いや、前来たからできるかなって思って.........」

 

「それで遭難してんだよな?いい加減にしろよ」

 

「ゴメンナサイ......(泣)」

 

 

今俺は猛烈にキレている。そしてこのバカ教師とバカチビに説教している。前からアビドスは重装備で行けっつてんのにまた何も持たずに行った挙句遭難してんだぜ?キレんに決まってんだろ。

 

 

「大体小鳥遊さんも。トラウマかなんだか知らねえけど俺を襲っていい理由にはなんねえからな」

 

「ゴメンナサイ......(泣)」

 

「あの....2人とも泣いちゃってるのでそこらへんで勘弁してあげてくれませんか...?」

 

「大丈夫ですか?ホシノ先輩」

 

 

かれこれ説教すること2時間、奥空にストップをかけられる。.......まあこんだけ叱ったんだし勘弁してあげるか。

 

 

「すごい......あれは説教じゃなくてもはや拷問の域」

 

「何言ってんだ?ただの説教だろ?」

 

「説教で銃を口に突っ込むのはなかなかないんじゃないかな....?」

 

「なかなかないどころか絶対にないでしょ!?」

 

 

とりあえず説教はしたしそろそろ帰ろう。先生はアビドスに遊びに来たって言ってたし先生と生徒だけにしといたほうがいいだろ

 

 

「先生、俺帰るんで」

 

「えっ!?せっかくだからもっとゆっくりしていきなよ!」

 

「それ先生じゃなくてアビドスの生徒がいうことでしょ.........」

 

「先生の言うとおりだよ!もうちょっとゆっくりしていきなよ!」

 

 

このまま帰ろうと思った矢先、先生と梔子さんに止められる。正直言って生徒たちと先生を一緒にしたいだけなので別にこのままいても関わらなければいい話だからいるのは別にいいけど.........

 

 

「俺先生探すために仕事途中で投げ出してきてるんですよね.......」

 

「あっ」

 

「......まあくる時あったらまたきますよ」

 

 

多分来ないだろうけどな。





ここのホシノはユメ先輩が遭難した時にトラウマできてます。
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