やっぱ原作そのままの文が多くなるなあ.........ここオリジナルにしてる方はすごいや
後今回バカ長い
「.........ついに明日、ですね」
「はい...........」
「.........」
第三次特別試験まで翌日になった夜。みんな全力で頑張り、なんとか合格点が取れるようになった。
試験が翌日に迫っていることもあり、全員緊張しているようだ。無理もない。これで誰か1人でも不合格だった場合、全員退学となってしまうのだから
...........ゲロ女が何か妨害をしてこないといいのだが..............頭が痛い
ここ最近ずっと頭の痛みが続いている。これに関して、原因が全くわからない。今のところはなんともないが、このまま頭痛が続いたらまずい気がするし、なんとかしたいが...........
「ま、まさかまた急に、色々と変わったりしないよね?」
「はい、今のところは...........」
「そうですね。試験範囲は以前の通りですし、合格ラインも変わらず90点以上。場所はトリニティ第19分館の第32教室。本館からは離れていますが、そこまで遠くはありません。時間は午前9時からで、変わっていませんね。」
「むしろ気になる点と言えば........昨日から本館が不自然なくらいに静かなことです。人気がピタッとなくなってしまったようで」
「今日も俺が掲示板を見ておくよ。何か変更があった時はすぐ知らせる。」
掲示板で夜中に変更が知らされたら最悪だからな。張り込んでおかないと何があるかわかったもんじゃない
「れ、レイさん最近寝てないみたいですし、寝た方がいいんじゃ........」
「いいんだよ。誰かしら張り込む人は必要だし、お前らは試験を受けるんだから、寝とけ」
「で、でも............」
「..........何日もまともに睡眠取ってないだろ。お前ら。今日ちゃんと寝とかないとまずいぞ」
「...........はい...............」
試験を受ける人が眠気で不合格とかになったらまずい。それに俺は試験を受けないんだからちょうどいい人材だろう。
.........それに、最近寝てなかったのも裏切り者の情報を集めるためだったし。そのおかげで裏切り者の正体とか色々確定したけどな。夜の街を飛び回るのも結構楽しかったし
「......っ!私はまだまだ深夜まで勉強する!いくら合格ラインが上がっても、100点なら誰も文句を言えないでしょ!?」
「こ、コハルちゃん.........気持ちはわかりますが、今日はもうゆっくり休んだ方が.......」
「そうですよ。コハルちゃんが頑張ったのはみんなが知ってます、大丈夫です。今日はもう休んで、明日に備えた方がいいと思いますよ。」
「休むのも戦略のうちだ」
「はい。そしてそれは、アズサちゃんも同じですよ?」
「.........うん。今日くらいはゆっくり休もうと思う」
みんなが万全な状態で受けなければ合格する可能性は下がる。今日まで死に物狂いで勉強してきたんだから、今日ぐらいゆっくり休んだってバチが当たるわけでもないんだし、本番前ならゆっくり休むべきだ
「いよいよ明日..........私たちの運命が決まります。」
「もし.........いや、縁起の悪いことは言わないでおこう。必ず合格する」
「わ、私も!絶対に負けないんだから!」
「そ、そうですね。泣いても笑ってもあと一回です。頑張りましょう」
「はい。ここまでしっかり頑張ってきたのですから、あとは最後まで最善を尽くすだけです」
「.........今までの頑張りを信じよう。きっと大丈夫」
みんな気合い十分と言ったようだ。みんなで一致団結すれば。きっと合格できるだろう。
............頭が痛い
──────────
「あれ、みんないるんすね」
話したいことがあり、先生の部屋のドアを開けると、白洲以外の全員が揃っていた。どうやらみんな緊張で寝れなかったようで、先生の部屋にいたようだ。
白洲は..........多分アリウスに報告でもしに行ってるんだろう。
「.........その様子だと、第19分館の事、聞きました?」
「.......うん」
「どうやらナギサさんは、私たちを本気で退学にしようとしてるみたいですね。」
「.......だろうな。」
「どうして、そこまで...........」
「私のせいだ」
「アズサちゃん!?ど、どこに行ってたんですか.......?」
「みんな、聞いて、話したいことがある」
「アズサちゃん.......?」
「..........」
裏切りのことを話すんだろうな。別に俺は白州がもう裏切り者じゃないって知ってるから聞かなくてもいいけど
「...........」
「アズサ.......?ど、どうしたの?具合でも悪いの?」
「アズサちゃん、体が震えて.........?」
「みんなにずっと、隠していたことがあった。でも、ここまできたらもうこれ以上隠しておけない。............ティーパーティーのナギサが探しているトリニティの裏切り者は、私だ」
「...........はい?」
「いきなりなんの話?」
「私は元々アリウス分校の出身。今は書類上の身分を偽って、トリニティに潜入している」
「あ、アリウス?潜入........?」
「えっと.......何それ?アリウス......?どういうこと?」
下江と阿慈谷は白洲のカミングアウトにひたすら困惑している様子だ。先生と浦和は元からわかっていた様子だ。まあ勘づいていたのだろう。
「アリウスは、トリニティ連合に反対して、弾圧され........消えてしまった分派の学園だ。今はカタコンベの奥に存在してる」
「そう。私はここに来るまで、ずっとアリウス自治区にいた。アリウスとして任務を受けて、今はこうしてこの学園に潜入している.........その任務というのは.......ティーパーティーの桐藤ナギサ、彼女のヘイローを破壊すること」
「........っ!?」
「嘘でしょ.....!?それってつまり....!?」
「..........アリウスはティーパーティーを消すためなら、なんでもしようという覚悟できている。」
「アリウスはまずティーバーティーのメンバーであるミカをして、私をこの学園に入れた。詳細は知らないけれど、きっとトリニティと和解したいとか、そういう嘘をついたんだろう。」
「なるほど、ミカさんを..........確かに彼女は政治には向いてないと言われていましたが.......... おそらくは全てが終わった後、その罪をミカさんに着せる..............そういう流れを想定しているのでしょうか。」
「アリウスがトリニティを憎んでいることは知っていましたが、なるほど...........」
「ま、待って............急に何の話..........?いや、嘘だとは思わないけど、別に今の私たちとは関係無いじゃん............... アリウスのことはよく分からないけど、それが私たちの補習授業部とどういう関係があるわけ.............?アズサは何で急に、そんな話をしてるの.......?」
「.................」
「......明日なんだろ。そのティーパーティを消す計画ってのが」
このタイミングでそれを話したってことは、おそらくは計画が明日に迫っているのだろう。それにしてもなんでいきなり.......俺が調べてた時はまだ時間があったと思うんだが...........正実が桐藤の周りにいないからか
「............そうだ。明日の朝、アリウス分校の生徒たちがナギサを狙ってトリニティに潜入する。.....私は、ナギサを守らなきゃいけない」
「本館には戒厳令が出ている状態........最後の試験でのナギサさんの無茶もあって本館にはいないタイミング.......」
「襲撃には絶好のタイミングだな」
「ま、待って!おかしくない!?よ、よくわかんないけどアズサはティーパーティーをやっつけにきたんでしょ?なのに守るってどういうこと?話が合わないじゃん!」
「....それは」
「.......アズサちゃん自身は、最初からその目的でトリニティに来た。そういうことですよね?最初からナギサさんを守るために、ナギサさんを襲撃する任務に参加した..........いわば二重スパイ」
「アリウス側には連絡係として、常に問題ないとずっと嘘の報告をしながら.........本当は裏切るための準備をしていた。.............どうして、ナギサさんを守ろうとするんですか?それは、誰の命令で?」
「..........これは誰かに命令されたわけじゃない。私自身の判断だ。桐藤ナギサがいなければ、エデン条約は取り消しになってしまう。あの平和条約がなくなればこの先、キヴォトスの混乱はさらに深まるだろう」
「その時にまた、アリウスのような学園が生まれないとは思えない..........」
「だから平和のために、ということですか?........とっても甘くて、夢のような話ですね。今回の条約の名前と同じくらい、虚しい響きです。アズサちゃんは嘘つきで、裏切り者だった..........」
「トリニティでも本当の姿を隠し、アリウスでも本音を隠していた。アズサちゃんの周辺には、アズサちゃんに騙された人たちしかいなかった。ずっと周りを騙していた.......そういうことであっていますか?」
「ハナコちゃん.............」
結構きつめな言い方だな。まあ仕方ないけど。
「......いつか言った通りだ。私はみんなのことも、みんなの信頼も..........みんなの心も、裏切ってしまうことになると」
「アズサ、ちゃん..........」
「だから、彼女が探しているトリニティの裏切り者は私。私のせいで補習授業部は、こんな危機に陥っている。本当にごめん。私にことを恨んでほしい。今この状況は全て、私が見たらしたことだから............」
「.......それは違うよ」
「.......先生?」
「元々の原因は、信じられなかったことの方」
「ナギサがもっと、みんなのことを信じていたら。ミカがもっと、ナギサのことを信じていたら。もっとお互いのことを深く信じられていたら、こんなことにはならなかった」
「......そうですね。誰かを信じるには元々難しいし、誰も信じられなくなったやつを変えるのも難しい。」
「............レイさんのいう通りです。でも、アズサちゃんは、私たちにこうして本心を語ってくれました。黙り続けることもできたはずなのに、謝ってくれました。」
「ごめんなさい。先ほどのはなんと言いますか、意地悪したくなってしまったんです。アズサちゃんのまっすぐな瞳を見ていると、なんだか心が落ち着かなくなってしまって。」
「補習授業部はちょっと変わった意味で、ある種の舞台のように注目を浴びる存在として生まれました。本来ならアズサちゃんのような「スパイ」は、こんな注目されるところに長くいてはいけないはずです。」
「............」
「誰にも気づかれないように消える...............そういう手段やタイミングは、今までいくらでもあったはず。.............しかしアズサちゃんは、そうしませんでした」
「その理由を、私は知っています。..............補習授業部での時間があまりにも楽しかったから。そうではありませんか?」
「............!」
浦和のその言葉に白州は図星を突かれたような顔をした。
「みんなで一緒に勉強をしたり、ご飯を食べたり、お洗濯をしたり、お掃除をしたり..............何をしても楽しいことばかりだったから。だから、この楽しい時間を壊したくなかった..........」
「目標に向かってみんなで努力すること..............そしてヒフミちゃんとコハルちゃんと先生、レイさんと、みんなで知らなかったことを学んでいくことが、楽しかったから...........」
「違いますか、アズサちゃん?」
「それは.........私は............いや、うん.......そうかもしれないな。何かを学ぶということ、みんなで何かをするということ、その楽しい時間を私は手放せなかった。まだまだ知りたい事が、沢山ある。海とか、お祭りとか遊園地とか..........行きたい所も、知りたい事もまだまだたくさんあって.............」
「アズサちゃん.........」
「何だか知ったような口をきいてしまいましたが...........分かるんです、その気持ち。何せ............はい。同じように思った人が、いたんです」
「何故か要領が良くて、何をしても周りから煽てられてしまうようなタイプで.............その人にとってトリニティ総合学園は嘘と偽りで飾り立てられた欺瞞に満ちた空間でした。誰にも本心を話す事が出来ず、誰にも本当の姿を見せる事が出来ないまま.............」
「その人にとって、全ての事は無意味で..........学校を、辞めようとしていたんです。何せそのままの生活を続ける事は監獄に居るのと同じでしたから。ですが、その人とアズサちゃんは違いました」
「話は一瞬変わりますが..........アズサちゃんは実際に今回の事が終わったら、この学園での生活は終わってしまうんですよね?そもそも書類を偽造して入っていた訳ですし、アリウスの事も最後には裏切るのだとしたら、最終的には帰る場所も戻る場所も無いという事ですよね?」
「あっ..........!」
「それを知っていた筈なのにアズサちゃんは..........補習授業部で、いつも一生懸命でした。その人は試験をわざと台無しにして、学園から逃げようとしていたのに..............一方のアズサちゃんは、短い学園生活に全力でした。どうしてそこまでするのでしょう、そこに何の意味があるのでしょう...........アズサちゃんがいつも口癖のように言っていた通り、全ては虚しいものの筈なのに」
「ですが同時に............アズサちゃんはその後ろにいつも言葉を付け加えていました。そうして..........漸く、その人も気付いたんです。学園生活の、楽しさに。下着姿でプール掃除をしたり、皆水着で夜の散歩をしたり、裸で色々な事を打ち明け合ったり..........自分をさらけ出せる人達と、そういったよくある事を全力でするという事がこんなにも楽しかったんだと」
「いや、いいこと言ってるけどどさくさに紛れて記憶改変してんじゃないよ」
何勝手に変態にしてくれてんだ。思いっきり犯罪だ。犯罪
「裸では無かったけど..........」
「さ、散歩も水着ではありませんでしたよ............!?」
「え、やっぱりあれ下着だったの!?」
「ふふっ♡.............アズサちゃんの言っていた通りです。虚しい事だとしても、最後まで抵抗を止めてはいけませんね」
「ハナコ..........」
「アズサちゃん、もっと学びたいんでしょう?もっと知りたいんでしょう?皆で色んな事やってみたいって、あの時話したじゃないですか。海に遊びに行くとか、ドリンクバーで粘って夜更かしとか。それを、諦めてしまうんですか?」
「だが..........」
「...........何も諦める必要はありません。桐藤ナギサさん............彼女を、アリウスの襲撃から守りましょう。そして私達は私達で無事に試験を受け、合格するのです。後からどんな文句も言えないように、掛けておいた罠はそのままに..............それでも試験会場に辿り着き、皆で90点以上を取って、堂々と合格するんです。それが今の私達にとって救いとなる、唯一の答えではありませんか?」
「..........でも、そんな事は物理的に不可能な筈.............試験は9時から。アリウスの作戦開始時刻もまた、同じ時間に予定されてる」
「ほ、他の方達に助けを求めるとか................?」
「それもそうですが.........私達がしっかりと試験に合格する為には、それだけでは足りません.............まずは、私達の方から動きましょう。これまでは様々な嘘や策略の中で弄ばれてきましたが...........今度は私達の方から仕掛ける番です」
「何せ今ここには正義実現委員会のメンバーと、ゲリラ戦の達人と、ティーパーティーの偏愛を受ける自称平凡な人と、トリニティのほぼ全てに精通した人がいます」
「..........?」
「へ、偏愛..........!?」
「.........?」
「その上、ちょっとしたマスターキーのようなシャーレの先生と、キヴォトス最強とも言われるレイさんがいるんですよ?」
「ま、まあ.........」
「キヴォトス最強かどうかはわからないけど.........強い方ではあると思うぞ」
なんたってちょっと前に美甘さんとの試合で圧勝したからな。腕っぷしは俺が唯一自慢できるものだ。
「この組み合わせであればきっと.........トリニティくらい、半日もかからずに転覆させられますよ♡」
「.....はい!?」
「えっどういうこと!?何をする気!?」
「........」
「何をするも何も、試験に合格するだけです♡作戦内容は一旦、私にお任せください。さあ!今こそ力を合わせる時です!いきましょう!」
「え、えっと.........とりあえず.......頑張ろう!!」
「おー」
「不安ですね..........」
「私も.......」
──────────
「なんだか見てて羨ましいですよ。先生」
「どうしたの?」
「いや、俺もあの時こうやって話せてれば、何か変わったのかなって.....」
「?どういうこと?」
「...........やっぱ忘れてください」
今更そうやっていったところで何も変わらないのだから、話す必要もない...............けど、どうしても、考えてしまうな。
俺がこうやって、話せてれば。誰も死なずに、済んだんじゃないかって
レイの友人6
・レイの師匠
・薄い茶色の髪に赤い瞳、髪を後ろで結ってる
・真面目、天然
・一番ちゃんとしてるかと思いきやど天然すぎてそうでもない
・レイよりフィジカルが強い
・友人2はうざいがなんだかんだ仲良い
レイとしてた会話
友人6「こんなのもできないようじゃいつまで経っても強くなれないぞ。これはあくまで基礎なんだからな」
レイ「はあ゛っ..........!はあ゛っ...........!..............建物をデコピンで三つぶっ壊せとか無理だろ..........!」
友人6「何言ってる。俺は5歳の頃からできたぞ」
レイ「誰もがてめえみたいに化け物フィジカルじゃねえんだよぉ゛..........!」
友人6「つべこべ言わずに鍛錬して来い」
レイ「いつか絶対ぶっ飛ばしてやる.............!」
友人6「そうか。楽しみにしてる」
レイの友人に名前はつける?つけない?
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つけてほしい
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つけないでいい