死にたい限界男子生徒が見届ける青春   作:湯たんぽ猫

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みなさん!この度「死にたがりの男子生徒が見届ける青春」UA五万回を突破しました!誠にありがとうございます!
今回はその記念回として「カイザーにそのまま就職していた世界線の紫乃レイ」をお送りします!


UA五万記念: IF カイザーに就職したレイ

 

死ぬということ、それは人間、いや、生物が最も嫌がることである。しかし、同時に必ず経験することでもある。友人や家族の死、そして自分の死。死は、生き物が最後に経験するものであり、一回しか経験できないもの。

 

しかし、何にでも例外はいる。それがこの世界に生まれ落ちたたった1人の例外、紫乃レイ。彼は、たとえ死んでも肉体が再生し蘇り、部位を欠損してもすぐに再生するという体の持ち主である。

 

さて、そんな彼だが、今、どんな生活をしているのかというと──────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「だから何度も言っているだろう!すぐに死のうとするんじゃない!」

 

「へいへい、わかりましたよー。カイザーのおっさん」

 

 

日々カイザー理事に叱られる生活をしていた。

 

 

 

 

 

──────────

 

 

 

 

 

「はあぁ〜............」

 

「その様子だと、相当こっぴどく叱られたみてえだな」

 

「............お前か」

 

 

俺の名は紫乃レイ、カイザーPMCで働いている兵士だ。んで今俺に話しかけてきてるのは犬神タイスケ。俺がここでバイトしていた頃からの友人で、ここで衛生兵をしてる。まあ衛生兵と言ってもほぼメカニックだが。

 

 

「別にあそこまで叱るこたねえだろ。耳が痛えぜ」

 

「いやぁ、あれはあそこまで叱られて当然だと思うぞ?」

 

「なんだよ.....ただ体に爆弾巻きつけて特攻しただけじゃねえか」

 

「お前は言ってることやばいってそろそろ自覚しろ?」

 

 

んだよ.........俺ごとロボットどもを燃えカスにしたり俺ごと不良どもを撃たせたりしただけじゃねえかよぉ............

 

 

「そういや、俺らの部隊今度アビドスの方に行くらしいぜ。」

 

「アビドスゥ?」

 

 

アビドス........宝探しかなんかだったか?そのために基地を建ててたんだっけな。宝ってのはおおよそビナーのことだろうが、一応あいつも友人みてえなもんだしな。言われるまでは黙っといてやろう。

 

あとなんかもう一個アビドスでなんかあったような..........あぁ、そうだそうだ。確かアビドスの連中が10億くらい借金してるんだったか?よく学校捨てずに返そうとするよねえ.....尊敬するよ。まあ理事が最近利子下げてたしそれで借金もだんだんと返されてきてるらしい。おっさんも太っ腹だねえ

 

 

「んだよ。せっかく近所のガキとかと仲良くなってきたのにさあ.....」

 

「仕方ねえよ。仕事なんだから」

 

 

移動はしょっちゅうだが近所の奴らと離れるのは少し寂しいな。せっかく仲良くなったんだし。まあ、仕方ないけどな

 

 

「......じゃんけんで負けた方がジュース買ってくるゲームしようぜ。」

 

「おっ!いいねえ!」

 

「よーし、最初はぐー」

 

「じゃんけん!」

 

「「ぽん」!」

 

「よし、俺の勝ち」

 

「うわ!まじかよぉ〜」

 

 

このあとタイスケには一番遠い自販機にしか売ってねえジュースを買いに行かせた。やっぱ人が苦労して買ってきたジュースが一番美味えや

 

 

 

 

──────────

 

 

 

 

 

「あれ?お前あん時のガキじゃねえか?」

 

「っ!?師匠.........!?」

 

「なんだ、知り合いなのか?」

 

「ん、まあな。昔拾ったガキだよ。適当に稽古つけて飯食わせてから野放しにした。一年前まではたまに戦いにきてたぞ」

 

「そう言えばあんな子いたような.............成長するスピード早くね?」

 

 

そう言われてみたら2年前まではあんなデカく無かった気がするな。まあ成長期ってやつだろう。

 

 

「そっちは..........あん時砂漠で遭難してたマヌケか」

 

「えっ!?」

 

「...............どういうことだ。なんで知ってる....!」

 

「おー怖い怖い、勝てねえんだから殺意飛ばしてくんなよチビピンク.............2年前だったか?砂漠のど真ん中でそいつが倒れてたから助けたんだよ。」

 

 

まさか砂漠でコンパス持たずに出かけるとは思ってなかったよ。しかもなんか水着だったし

 

 

「ほんとですか?ユメ先輩?」

 

「え、えっと、多分、あの人だったと思う..........雰囲気変わってるからわかんないけど........」

 

「.................」

 

「え、えっと?君は?」

 

「ん?あんたとは一回あってるだろ?ほら、シャーレ......だっけか?そこが襲われてた時に」

 

「え?......あ、もしかしてフードかぶってた!?」

 

「そうだよ、一応命の恩人なんだから覚えててほしいね」

 

 

確か早瀬とか羽川とかと一緒にいたやつだった。確か先生.......だったかな?

 

 

「話を戻そうか。アビドス諸君、君たちは─────────

 

 

 

 

 

──────────

 

 

 

 

 

「いや、よかったのか?カイザーのおっさん。3億なんて請求してよ。しかも利子もとんでもねえ額に上げちまって。払えねえんじゃねえか?あいつら」

 

「いいのだよ。私たちが欲しいのはもともと土地だ。金なんぞ、さして必要ではない。」

 

「それもそうかねえ...........」

 

「まあ正直どうかとは思うがな」

 

「あんたが払えって言ったんだろ」

 

「仕方ないだろう。言わないと私の首が飛ぶ」

 

 

おっさん自体はアビドスに対する借金に対してあんま乗り気じゃない。まあガキから10億も貪り取ろうとしてるしなあ.....プレシデントってやっぱカスやな

 

 

「よかったのか?」

 

「ん?」

 

「砂狼シロコのことだ。知り合いだったのだろう?」

 

「いいよ別に、俺はあんたについてくって決めてんだから」

 

「そうか.............」

 

「んじゃ隊の方戻るから。今度ラーメン食い行こうぜ」

 

 

そう言い残し部屋から出る。確かアビドスの柴関ラーメンってとこがうめえんだよな。もう一年行ってねえなあ.........

 

 

「おっ、ちょうどいいところに」

 

「どうしたレイ?」

 

「ラーメン食いに行こうぜ。美味いとこ知ってんだよ。」

 

「おっ!いいね!行こう行こう!」

 

 

 

 

 

──────────

 

 

 

 

 

「.................」

 

「.................」

 

「あー.............バッカ気まずいやつだな?これ」

 

「空気読めやタイスケ」

 

 

 

 

 

 





もし続くとしたら書くのは最終編後です。

この世界のカイザー理事はレイに絆されまくってます


カイザーIFレイの簡単プロフィール

好きなもの:早瀬が作った飯、ラーメン、戦い、死ぬこと

味覚:あり

見た目:本編とほぼ変わらず、顔の鼻の上から左頬にまで斜めに傷があり、十字傷になっている。カイザーPMCの軍服着てる。

戦闘スタイル:剣(友人一の剣とレイの剣)の二刀流で突っ込んでライフルを適当に乱射しまくる。荒々しい。ナイフは止めトドメに使う

レイの友人に名前はつける?つけない?

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