死にたい限界男子生徒が見届ける青春   作:湯たんぽ猫

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何日か遅れのハロウィン回。そういやハロウィンだったじゃんと思って書きました。

駄文注意



ハロウィンに投稿しろカス(自戒)

 

「今日はハロウィンだな?」

 

「あぁ」

 

「ハロウィンといえばコスプレだな?」

 

「そうだな」

 

「んじゃ着ろ」

 

「断固拒否する」

 

 

 

突如としてシャーレオフィスに現れたタイスケが手に持っているのは露出の多い狼のコスプレ衣装。どう考えても女性用だし絶対に寒い、何よりクソ恥ずかしい。てかなんでそんな露出多い服なんだよ着ぐるみとかさ、もうちょっとあっただろ。

 

 

 

「なんでその服なんだよ。もっとあっただろ」

 

「いや、ハナkげふんげふん………これ着てるお前見て笑いたいからだ」

 

「お前今ハナコって───

 

「さあー!!!なんのことかなーーー!!!!」

 

「…………」

 

 

 

あのピンクフラワーめ………てかなんでタイスケの連絡先持ってんだよ。阿慈谷経由か?いやそれにしてもなんでこの服なんだよ。男がこれ着ることに需要ないだろ。馬鹿者。

 

 

 

「………」ジリ……ジリ……

 

「やめろ、ジリジリ近づいてくるんじゃあない」

 

「おとなしく着やがれ。俺も結構際どい衣装着させられることになったから道連れが欲しいんだよ」

 

「ざけんな絶対に着ないからな!!!」

 

「うるせぇ!!さっさとお縄につきやがれ!!!!!」

 

「うわっ?!ちょ、やめ─────?!

 

 

 

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「もうやだ……」

 

「あっはっは!道連れ完了じゃあ!!」

 

 

 

もうやだ………なんでこんな肩出し腹だしの恥ずかしい服着せられなきゃあいけないんだ。くそったれ。本当やだ。ここに先生がいなかったのが不幸中の幸いだ。

 

タイスケもふくがボロボロの腹だし腰パンゾンビ医者のコスプレとか言う格好だし……男どもがこれ着てて需要ないだろ。いい加減にしろ

 

 

 

「てかこの服着て何しに行くんだよ……」

 

「今回はこないだ行った女装メイドカフェのバイトに────

 

「no」

 

「まあまあ、そう言わずに…」

 

「NO」

 

「………」スッ……

 

「わかった。バイト行くから男が着たらどう考えても事案な服をしまえ」

 

 

 

どう考えても男が着るもんじゃねえだろ。なんだよその局部以外隠さない服は。どうせあのピンクフラワーが用意したものだろうがどっから入手してくるんだよ。え?オーダーメイド?あいつ暇なの?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「あっはっはっは!!なんですかその服!!!」

 

「知ってるか?思いっきりぶん殴ると記憶って消えるんだぜ?」

 

 

 

女装メイドカフェ、相変わらず激務なこのバイト。どっから情報を得たのか知らんが黒崎が襲来。ここで見たことをすべて全て忘れさせるために思いっきりアイアンクローをかましてやっている。

 

 

 

「い゛た゛ぁ゛?!ちょ、い゛た゛た゛た゛た゛た゛た゛?!!」

 

「うわ、かわいそ…」

 

「でもこいつお金横領してシステム全部ダウンさせるやつだぞ?」

 

「もっとやってやれ」

 

「えっ?!ちょ?!なんでーーーーーーー?!囧」

 

 

 

ちなみにこいつに話ではこの後他のセミナーの面々もくるらしい。恥ずかしさで死ねそう。俺はもうキヴォトス滅ぼしたくなってきた。

 

 

 

「あのピンクフラワーにはいつか痛い目見せてやる…」

 

「まあまあ、おちつけって」

 

「なんでタイスケはそんな落ち着いてるんだよ…」

 

「え?補習授業部全員に裸見られかけた話でもする?」

 

「すまんかった」

 

 

 

そんな修羅場を乗り越えていたとは……そりゃ今更コスプレ如きで騒がんわな、尊敬に値する。同じ目には絶対に会いたくないけどてか何があったらそんな状況になるんだよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「やあレイ!きたよ!」

 

「帰れ」

 

「ひどくない?」

 

 

 

目の前に立っているのは吸血鬼の格好をした先生。手には大量のお菓子が握られている。どうやらハロウィンを満喫しているようだ。いや満喫してんじゃねえ仕事しろ。

 

 

 

「なんできたんすか……」

 

「数少ない男子生徒のコスプレだよ?見ないわけにはいかないでしょ!」

 

「へー、残念でしたね。今先生が見ているものは全て忘却されます。なぜなら思いっきりぶん殴って脳から記憶を消すからです。」

 

「ふっ…!無駄だよ。もうすでに写真に収めてるからね……!」

 

「は?!いつのまに?!」

 

 

 

先生はタブレットに収められた俺のコスプレ写真を見せてくる。それを強奪しようとするが直前に先生に手を引っ込められてしまう。なんでこう言う時だけ反射神経いいんだよ。

 

 

 

「ふふーん♪あとでユウカに送ってあげよ」

 

「やめろよ?絶対にやめろよ?あんたの頭握りつぶしたっていいんだからな?」

 

「残念、もう送っちゃいました」

 

「OK。死にたいんだな」

 

「えっ、ちょまっあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛?!」

 

 

 

アイアンクローをかますと先生が絶叫する。店の中なんだからもっとボリューム抑えて欲しいんだが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「エッチなのはダメ!!死刑!!!」

 

「うるっさ……」

 

「何よその格好?!破廉恥すぎるでしょ?!」

 

「文句言うなら隣にいるピンクフラワーとタイスケに行ってくれ」

 

「よっ!コハル」

 

「死刑!!」

 

「」(鼓膜死亡)

 

「ふふふ……♡」

 

 

 

鼓膜が無事破壊された。耳元で叫ぶなってんだ。声量どうなってんだよマジで……タイスケも笑ってんじゃねえ、◯すぞ。

 

てかエッチだったら死刑ってなんだよ。もしそうだったらお前のところの副委員長とか一発アウトだろ。

 

 

 

「似合ってるぞレイ」

 

「はは……世界一嬉しくねえ…」

 

「……?そういやヒフミは?」

 

「あぁ、さっき速攻で売店の方行ったぞ。ペロログッズが欲しいんじゃないか?ハロウィン限定のやつ出てたし」

 

「なるほど」

 

 

 

あいつのペロロ狂いは相変わらずだ。そんな大事なのになんでいつも持ち歩いてるんだろうか?この銃社会じゃ一発でお釈迦になりそうなのに。道具は使ってなんぼ派閥なのだろうか。

 

てか今更だけど名前呼びするくらいには仲良くなってんのなお前。相変わらずコミュ力すげえな。あんだけペロロ関連で酷い目遭わされたのに仲良くできるのすげえよ。

 

あの鳥見た目怖いんだよな。何がいいんd「あはは……」

 

 

 

「ヒィッ??!!?!」

 

「あ、阿慈谷……」

 

「こんにちはレイさん」

 

「あ、阿慈谷?顔が、顔が怖いぞ?」

 

「…………少しそこに座ってください。ペロロ様談義をしましょう!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…………」ブルブルブルブル……

 

「あははやだ……あははやだ……」

 

 

 

あれからペロロ様談義をされること1時間。体の震えが止まらない。トラウマが刻み込まれてしまった。何気にタイスケもPTSD発動している。かわいそうに。

 

 

 

「だ、大丈夫か?2人とも」

 

「ふふふ♡そんなに体を寄せ合って……大胆ですね♡」

 

「?!」

 

「下江、これはそう言うのじゃない。だからその目をやめろ。」

 

 

 

なんでもエッチ判定出すじゃん。もうちょっと判定緩めろよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「やあ、セクシーフォックスこと百合園セイアだ」

 

「帰れ」

 

 

 

マジで帰ってくれ。てかなんでこんなに俺の友人来るんだよ。

 

 

 

「あんたが百合園セイア?」

 

「いかにも、初めましてだね。タイスケくん」

 

「タイスケでいいっすよ。それよりもあんた、レイを寝かせることができたって本当?」

 

「あぁ、この私が彼を寝かせたのだよ。」

 

「マジナイス」

 

 

 

タイスケと百合園さんが拳を合わせる。いや、仲良くなるスピード早すぎだろ。初対面だよね?

 

 

 

「いや、ほんっと!こいつほっとくとマージで寝ないんすよ!」

 

「あぁ、痛いほど理解できるよ。学生が3日以上仕事で徹夜するとか頭がおかしいんじゃないかと思うよ。」

 

「本当そうっすよね?!」

 

「店の中で騒がないでくれ」

 

「「あっ」」

 

 

 

ここ店の中なんだよ。周りのお客さんみんなこっち向いてるじゃん。……なんか俺の腹あたり見てない?なんで?恥ずかしいんだけど。

 

 

 

「……この萌え萌えオムライスを頼む」

 

「切り替え早くないっすか?」

 

「いいから早くしたまえ。萌え萌えきゅんというものを生で聞いてみたいんだ私は」

 

「……た「あ、俺別のお客様の対応行ってくるね」……」

 

 

 

え……これ俺が萌え萌えきゅんする流れ?……きっっっっっっっっっっつ

 

 

 

「…………こ、こちら萌え萌えオムライスです」

 

「ちょっと待ちたまえ。まだコールがまだではないか」

 

「………今度チェスでボコボコにしてやる」

 

 

 

このあと指でハート作りながら萌え萌えきゅんした。恥ずか死しそう。なんでこんな恥ずかしいのに死ねないんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「れーいーくーん?更衣室から出てきな」

 

「やだ」

 

「早く出てこいよ。愛しのユウカちゃんが待ってるぞー?」

 

「ぜっっっっっっっったいにやだ。俺は今すぐここで舌を噛みちぎってやったっていい」

 

「でもお前生き返るじゃん」

 

「厨房が血みどろになってもいいのか?」

 

「マジでやめろボケナス」

 

 

 

何が悲しくてこんな醜態を晒さなくては行けないのだろうか。俺なんか悪いことした?……生きてる時点で罪か。あー、もう最悪だ。キヴォトス滅ぼしたい。

 

 

 

「いいから出てこいっ!」

 

「やめろ腕を引っ張るんじゃあない!!」

 

「早く出てこいっ!お前が恥ずかしがってる姿をユウカは御所望なんだ、よっ!」

 

「うわっ?!」

 

 

 

タイスケに更衣室から腕を掴まれて投げ飛ばされる。投げ飛ばされた先で何か柔らかいものにぶつかり、ふにょんとなった。なんだこれ?

 

 

 

「……へ?」

 

「………」

 

 

 

顔を挙げてみればよく知った友人、早瀬の顔と二つの山があった……あれ?これ胸じゃね?

 

 

 

「ハッ………えと、その。これは違くて……早瀬?」

 

「」(クソエロい格好をした好きな人が自分の胸に顔を埋めてきたという事実に脳みそが情報を処理できずに固まってしまったユウカ)

 

「早瀬?!」

 

 

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─────────

 

 

 

 

 

「だ、大丈夫か早瀬?」

 

「だ、大丈夫………」

 

 

 

あれから気を失って席に倒れた早瀬を介抱すること数分。顔はまだ赤いが回復はしたようだ。

 

 

 

「えっと、気を取り直して………この【R18一歩手前ASMR付きパフェ】をいただける?」

 

「なあ、なんでそれ選んだ?なんでだ?よりにもよってなんでそれなんだ?」

 

 

 

なに?俺のこと殺したいの?恥ずかしさで爆散するぞ?ただでさえこのクソ恥ずかしい衣装着てるのに更に生き恥晒さなくちゃあいけないのか?てかそれほぼネタメニューのやつだよ?誰も選ばないやつだよ?

 

……ガチでやるの?ちょ、タイスケてめえおすなや。確かに別室でやるやつだけどさ。いやお前なしでもなんとか頑張るからじゃなくて、ほんとにやるのこれ?店長も笑ってんじゃねえ。……何これ、台本?……なんで用意してるの?

 

てか別室ってあのベッドとか色々置かれてるとこだよね?なんであんなものあるところでやるんだよもっと狭いスペースの部屋あるだろ。……襲われてもいいように?何言ってるんだお前

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このあとなんとかASMRやりきって早瀬にはパフェ食って帰ってもらった。途中早瀬の目がとっても怖かったしクッソ恥ずかしいから2度とやらない。

 

 

 

 

 

 

 





……何を書いているんだ俺は
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