死にたい限界男子生徒が見届ける青春   作:湯たんぽ猫

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存在させるかもしれない記憶

レイ「その.......何だ、おまえの趣味がロリでも別に何か言うつもりはないが.........ちゃんと隠しておけよ?」

ユウカ「違う!違うから!誤解だから!」

レイ「うん......こういうのって人に知られたくないよな。大丈夫、ちゃんと黙っておくから」

ユウカ「誤解なの!あっちょっとどこ行くつも──────

以上、本編へどうぞ


光の剣

 

おまえが殺したんだ。おまえが

 

───違う

 

 

声が聞こえる。真っ暗な空間で聞こえる声.........自分の声が

 

 

違う?あいつらはおまえが殺したんだ。怪物になってしまったから介錯?戦闘中の事故?馬鹿馬鹿しい、全部おまえのせいだろ?

 

─────ちが、う.....違う!俺は、俺は殺してない!!

 

お前が殺したんだ!!!いい加減認めろよ!!あいつら死んだのはお前のせいだってさ!!!

おまえが殺したんだ!お前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前が、お前が...............俺が、殺したんだ。

 

 

 

「っ!はぁっ!!!はあ..........はあ............はあ................」

 

 

夢にうなされて目を覚ます。どうやらいつの間にか寝てしまっていたようで外はもう朝になってしまっていた。時刻は6:00、ざっと3時間も寝ていたらしい。

 

 

「だから寝たくないんだ........」

 

 

俺が寝ない原因は主に夢だ。寝るたびにこんな感じの夢を見てしまう。こんなのたまったもんじゃない。だから毎日自殺して目を醒させてるというのに

 

 

「まだやってるのか.....?」

 

 

周りを見渡してみると、まだゲームをやっている天童がいた。天童ってのはアリスの苗字、昨日考えたやつだ。

 

 

「無事に目を覚ましたようで何よりだ、君は運がいいな」

 

「.......なるほど?」

 

 

どうやら完全にゲームで言葉を学んだせいで覚えた言葉に偏りができてしまったらしい。まあこれは他の人と関わっていったら大丈夫だし問題ないだろう。

 

 

「すまん。ジャージ返してくれないか?」

 

 

昨日あそこから連れ帰った時から着ていたジャージ。そういえば返してもらってなかったので返してもらおうとする。

 

 

「君の言葉を否定しよう。必滅者よ」

 

「えっ?何で?」

 

 

なんか必滅者って言われた挙句ジャージ返してもらえなかった。まあ本人が気に入っちゃったぽいからそのまま上げてしまおうか。カバンにジャージの予備もあったはずだし

 

 

 

 

 

──────────1時間後

 

 

 

 

 

「うーん……えっ、もう朝!?しまった、準備しなきゃ......!」

 

「起きたか」

 

「目を覚ましたか、必滅者よ」

 

「えっ!?アリスちゃん!?」

 

 

あれから1時間くらいゲームしてると、緑才羽が起きてきた。天童は相変わらず起きてきたやつに必滅者と言っている。これはちょっと直さなきゃなあ.....

 

 

「な、なんか偏った台詞ばかり覚えてない?」

 

「まあ人と関われば他の言葉も覚えていくだろうし、今はこれでいいだろ」

 

「ふぁ......みんな、おはよう......」

 

「ね、寝ちゃってたのか......」

 

 

緑才羽と話しているうちに花岡と先生も起きてきた。これで全員起きたようだ

 

そんなことを考えていると、部室の扉が勢いよく開き、誰かが入ってくる

 

「おはよう!」

 

「ピンク才羽か、目的のものはもらってきたのか?」

 

「うん!ばっちし!はいアリス、これ」

 

「......?アリスは正体不明の書類を獲得した」

 

「おっ、またさらに口調が洗礼されてるね。これは学生証だよ」

 

 

どうやらちゃんと学生証を貰えてきたようだ。つまりハッキングして手に入れたことになる。ヴェリタスってとこはすごいな。ミレニアムって他の学園より圧倒的にセキュリティ力高いだろうに

 

 

「洗練っていうか、レトロゲームの会話長そのものだけどね......。」

 

「学生証.........?」

 

「学生証ってのは天童がミレニアムの学生だっていう証明書だ。それがないと学校にいられないってこと」

 

「生徒名簿にもヴェリタスがハッキ.......いや、登録してくれたから、もうアリスも正式に私たちの仲間だよ!」

 

「先生」

 

「私たちは何も聞かなかった。いいね?」

 

 

ハッキングという言葉が明らかに聞こえたが先生はスルーすることにしたらしい。俺もそうする。面倒だから

 

 

「仲間......なるほど、理解しました.....パンパカパーン、アリスが仲間として合流しました!」

 

「さて、これで学生証と服装はOK!次は、武器、だね。よし、アリス。せっかくだし案内するよ」

 

「案内......?」

 

「私たちの学校、ミレニアムを!」

 

 

 

 

 

──────────

 

 

 

 

 

「ここがエンジニア部.......!」

 

「すごいね.......!」

 

 

天童と先生の目が輝いてる。まあ2人ともこういうの好きそうだしな。しっかしいろいろあるな、これだけあれば一つや二つは武器が見つかりそうだ。

 

 

「........なるほど、大体把握できたよ。新しい仲間により良い武器をプレゼントしたい......と、そういうことであれば、エンジニア部にきたのは素晴らしい選択だね。ミレニアムにおける勝敗というのは、優れた技術者の有無によって大きく左右されるものだ」

 

 

先ほどから喋っているこの人は白石ウタハさん。エンジニア部の部長で、優れた技術者であるらしい。エンジニア部の部長ということは相当頭がいいんだろう。

 

 

「そっちの方に、私たちがこれまで作ってきた試作品がいろいろと置いてある。そこにある物なら、どれを持っていっても構わないよ」

 

「やった!ありがとう、先輩!」

 

 

試作品ならどれでも持っていっていい......随分太っ腹だな。これで不良品しかないとかはやめて欲しいが

 

 

「やあ……1年生の猫塚ヒビキだよ。良ければ私が何かいいものを見繕ってあげるよ……。これはどう?アリス」

 

「へぇ、拳銃?」

 

「見た感じ、多分だけど……これまでにあまり戦闘経験は無いはず……」

 

「その言葉は否定します。アリスはこれまでに人類を27回救い、魔王軍との46回に渡る戦闘を行い、三桁を超えるダンジョン探索を行ってきました。経験値はそれなりに豊富です」

 

「.....」

 

「それは、すごいね」

 

 

拳銃、まあ初心者が使うなら間違い無いだろう。サブ武器として持っておくのもありだ。それにある程度ならレクチャーできるし..

 

 

「とにかく、銃器を使用した経験は……あまり無さそう。そういう人にはやっぱり拳銃が良い……これはプラスチック製だから軽いし、反動も少ない……」

 

「そういう意味でも、色々と初心者には優しいはず……それに、何より……」

 

「この銃には、今までミレニアムに存在しなかった機能が搭載されている」

 

「な、何それ?」

 

「何か聞く前から凄そう……いったいどんな機能なの?」

 

 

一体どんな機能なのだろうか?ミレニアムで今までなかった機能........Bluetoothとか?いや流石に無いだろう。いくら何でも銃につける必要は

 

 

「Bluetooth 機能、だよ」

 

 

あたっちゃった......まさか本当につけるとは、いらないだろ銃にBluetooth いつ使うんだよ

 

 

「Bluetoothを通じて、音楽鑑賞やファイルの転送まで可能な拳銃……調べた限り、そんなものは今までに存在しなかった」

 

「……もちろん、スモモ機能も搭載。乗り物のICパネルにタッチして、交通機関を利用することもできる。それにNFC機能も付いてるから、コンビニぺいだって使えちゃう……」

 

 

コンビニで使うなよ。強盗に間違われて即お縄だぞ。........多分こういう人たちばかりなんだろうなぁ........エンジニア部

 

 

「先生はエンジニア部どう思います?」

 

「何というか.......才能を自分のやりたいことにフルで使ってる子たち?」

 

「本音は?」

 

「才能を使う方向がちょっとおかしな子達」

 

 

やっぱ先生もそう思ってたか、まあ天才は結構ぶっ飛んでたりするからな。それでとんでもないものが生まれることもあるし。

 

 

「あれ、そういえばアリスちゃんはどこに……?アリスちゃん、アリスちゃーん?」

 

「……あ、あそこに」

 

 

猫塚が指を刺した方を見てみると、何か大砲のようなものを見て目をキラキラさせてる天童がいた。.......大砲というより銃?いや、銃にしてはでかいような..........

 

 

「どうした天童?それが気になるのか?」

 

「ふっふっふ........お客さん、お目が高いですね」

 

 

俺が天童に声をかけると、涙を流しているようなデザインの眼鏡をかけた人が近づいてきた。

 

 

「え、えっと?」

 

「説明が必要なら、いつでもどこでも答えをご提供!エンジニア部のマイスター、豊見コトリです!それで、貴女がアリスですね。ゲーム開発部、四人目のメンバー!」

 

「……?」

 

「あ、コトリちゃん久しぶり。ところで、アリスちゃんが見てるこの大きいのは何?まるで……大砲、みたいだけど」

 

「良い質問ですね、ミドリ。これはエンジニア部の下半期の予算、その内の70%近くをかけて作られた……エンジニア部の野心作、宇宙戦艦搭載用レールガン です!」

 

「宇宙戦艦、って……また何かとんでもないことを……」

 

「前にも、確かコールドスリープしようとして、『未来でまた会おう』っていいながら冬眠装置を作って大騒ぎした挙句、みんなして風邪ひいてなかった?」

 

「……その未来直行エクスプレスなら、今でもよく使っているよ……まあ冷蔵庫として、だがね。食べ物をもっと先の未来にまで送れるようになったから、失敗ではないさ」

 

「使い道の割に、名前が大袈裟!」

 

「コールドスリープが目的なら失敗じゃ無いのか.....?」

 

 

コールドスリープが目的なら冷蔵庫しか使い道がない時点で失敗だろうに、いや、これをいうのは野暮ってものか.....?

 

 

「話を戻しますとエンジニア部は今、ヘリコプターや汎用作業ロボットに続いて、宇宙戦艦の開発を目標としているのです!このレールガンは、その最初の一歩です。大気圏外での戦闘を目的として開発された実弾兵器!これはミレニアム史上、明らかに類を見ない初の試みです!」

 

 

宇宙戦艦....すこしだけだがワクワクするな、こういうのは結構好きだ。........でもレールガンで予算七割はどんだけ戦艦本体に金がいるんだろう................考えないでおこうか。あとなんか先生もめっちゃ目キラキラさせてる。まあプラモ買いすぎでお金消えるくらいだしこういうのは好きなのだろう。

 

 

「こういうのはすごいワクワクするね!」

 

「かっこいい……聞いただけでワクワクしてくる!」

 

「さすがミレニアムのエンジニア部!今回は上手くいってるんだね!?」

 

「ふっふっふっ、もちろんです!……と言いたいところだったのですが、ちょっと今は中断してまして……」

 

「えええっ!?なんで!期待したのに!」

 

「いつものことながら技術者たちの足を引っ張るのは、いつの世も想像力や情熱の欠如ではなく、予算なんですよ……」

 

「やっぱな......」

 

「そんなの計画段階で分かることじゃん!どうしてこのレールガン、完成まで持って行っちゃったのさ!?」

 

「愚問だね、モモイ。ビーム砲はロマンだからだよ」

 

「そうだよ、ビーム砲はロマン、作らない以外の選択肢はないでしょょ?」

 

「わかってるね先生、いい関係を築けそうだ」

 

 

なんか先生と白石さんが意気投合してる.......相変わらず仲良くなるの早いな

 

 

「バカだ!頭いいのにバカの集団がいる!」

「エンジニア部の情熱が注ぎ込まれた、この武器の正式名称は……」

 

「光の剣:スーパーノヴァ!」

 

「また無駄に大袈裟な名前を……」

 

 

まあこういう兵器は大袈裟な名前の方がいい部分はあるだろうな。何たってかっこいいし............あいつがいたら目をキラキラさせていろいろ聞いてるんだろうなぁ......

 

 

「......!ひ、光の剣....!?」

 

「欲しいのか?天童」

 

「はい!これ、欲しいです!」

 

 

やっぱりな。絶対欲しがるだろうと思った。でもくれるか?流石に予算70%使って作ったものくれるとは思えないんだが.........

 

 

「......え?」

 

「偉大なる鋼鉄の職人よ、あの龍の息吹が欲しいのだ」

 

「うーん、そう言ってくれるのは嬉しいのだけど……」

 

「申し訳ないのですが、それはちょっと出来ないご相談です!」

 

「なんで!?この部屋にあるものなら何でも持って行って良いって言ったじゃん!」

 

「……それは、理由があって」

「もらえるかは別として.........持ってみるか天童?」ガシャッ

「なんと!この銃は基本重量だけで140キロ以上あるんです!さらに高額照準バッテリーを足した上で砲撃を行うと.......」

「はい、持てるか?」

「ありがとうございます!パンパカパーン!アリスは光の剣:スーパーノヴァを手に入れた!」

「はしゃぎすぎて落とすなよ.....」

「瞬間的な反動は200キロを超えるはず、何ですけどねえ..........」

 

「何で君たちサラッと持ててるんだい?」

 

「うそ.....信じられない....」

 

 

エンジニア部の3人が驚愕している。まあ無理もないだろう。これが重くて持ち上げられない理由を説明してる横でサラッと2人が持ててるんだから。まあ俺や天童にとっては軽いのだが

 

 

「何で2人とも持ち上げられてるの!?」

 

「いや、これくらいなら軽い方ですし..........」

 

「140キロが、軽い.......?」

 

「えっと........」

 

「どうした天童?」

 

「これがBボタンでしょうか?」

 

「あっまずい」

 

 

天童がトリガーを引こうとしてる。この場で撃ったら大惨事もいいところだから止めなければいけないのだが,まあ止めるのは無理だな。諦めよう

 

 

「っ、光よ!!!!」

 

 

ドカアアアアアアアアアアアアン!!!

 

 

「ああああ!私たちの部室の天井が!?」

 

「あーあ、まあ人に向けて撃ってないだけマシか」

 

「...........すごいです!アリス、この武器を装着します!」

 

「ほ、本当に撃てるなんて..... で、ですがそれだけは、その……!予算とか諸々の問題で、できれば他のでお願いしたく……!」

 

「……いや。構わないさ、持って行ってくれ」

 

「ウタハ先輩……本当にいいんですか?」

 

「ああ。この子とレイ以外には使えないだろうからね。ヒビキ、後でアリスが持ち運びやすいように、肩紐と取っ手の部分を作ってあげてくれ」

 

「分かった……前向きに考えると、実戦データを取れるようになったのはありがたいかも」

 

「うわ、何だかものすごい武器を貰っちゃったね!ありがとう!」

 

「あ、ありがとうございます!」

 

「いや、お礼にはまだ早いさ」

 

「え?」

 

「さて……ヒビキ、以前に処分要請を受けたドローンとロボット、全機出してくれるかい」

 

「……うん」

 

「えっと……ウタハ先輩?なんだか展開がおかしいような……」

 

「これってもしかして、『そう簡単に武器は持って行かせない!』みたいなパターンじゃない!?」

 

「その通りさ。その武器を本当に持って行きたいのなら……」

 

「私たちを倒してからにしてください!」

 

「!?」

 

「えええっ!そんな、ウタハ先輩どうして!?」

 

「ぶ、武器1つのためにここまで……?」

 

「他の武器なら、喜んで渡しただろうけど……その武器については、確認が必要かなと思ってね」

 

「か、確認?」

 

「いや……資格と呼んだ方が相応しいかな」

 

「資格?それって……」

 

「前方に戦闘機ドローン及びロボットを検知、敵性反応を確認.......きます!」

 

 

戦闘機やドローンがウジャウジャと奥から出てくる。ここまで多くのドローンが出てくるとは思わなかったなあ......

資格というのもゲーム開発部が好きそうな展開だ。特に天童は。結構いい先輩だな、白石さんは。それに.....

 

 

「ああもうっ!」

 

 

この3人がどれだけやれるか.......見ものだな

 




 
レイの友達2

レイの相棒兼お兄ちゃんポジだった友達。レイの友達1を怪物にしたやつと戦い。敗北、洗脳され、レイと戦うことになりました。その時の戦闘で破壊された建物の瓦礫で事故死。けどその建物を破壊したのはレイなのでレイのせいだよ、ね?そうでしょ?

見た目は赤毛に紫の目、レイのトラウマ2人目です
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