前回から ユウカが泣いてしまい取り乱しまくったレイ
ユウカ「っ!目にゴミが.......!」ポロッ
レイ「!!!?!???!??!!?」
先生「大丈夫?ユウカ」
ユウカ「大丈夫です。目にゴミが入っただけですから....ちょっと拭いてきますね」ヌッヌッ
レイ「..........あばばばばばばばばばばばばばばばば」
先生「どうしたのレイ!?大丈夫!?」
レイ「早瀬が.....泣いてる.........あばばばばばばばばばばばばばばばば」
先生「落ち着いてレイ!?目にゴミが入っただけだから!」
レイ「と、とりあえずキヴォトス滅ぼせばいいのか?いや、それよりもミレニアムの不良の殲滅?」
先生「落ち着いてね!?」
ユウカ「戻りまし......何があったんですか?」
以上、本編どうぞ。あと今回ちょっと上手く描けんかった
「依頼されたデータについて、結果が出たよ」
「い、いよいよ.....!」
俺は早瀬の説教から解放されたあと、もう一度G.Bibleを求めて廃墟に行き無事手に入れ戻ってきたゲーム開発部と合流し、ヴェリタスというところで解析を依頼。そしてどうやら解析が終わったようで、ヴェリタスの部室に来ている。
「ドキドキ.....!」
「知っての通り私たちヴェリタスは、キヴォトス最高のハッカー集団だと自負してる。システムやデータ復旧については、それこそ数えきれないほど解決をしてきた......その上で、単刀直入に言うね」
小鈎のその言葉に俺と先生を含め、ゲーム開発部が息を呑む。
「モモイ、あなたのゲームのセーブデータを復活させるのは無理」
「うわぁぁぁぁぁぁん!もうだめだーーーー!」
「いや違うだろ。g.bibleのパスワードの解除だろ?ピンク才羽のセーブデータなんてどうでもいい」
「そうだよ!パスワード解除はどうしたのさ!?」
「2人ともひどい!!」
こいつのセーブデータなぞどうでもいい。大体、データを求めて廃墟に行ったんだからUSBの一つや二つ持って行けよ。常識だろ
「それなら、マキが作業中ですよ」
「マキちゃんが?」
「あ、おはようミド!きてくれたんだね、ありがと」
「うぅ、私のセーブデータが、涙と汗の結晶が.....!」
「モモはどうしてこんな泣いてるの?」
「気にしないで大丈夫......それより、G.Bibleはどうだった?」
いつまで泣いてんだこいつ.......それにG.Bibleだ。それ目的でここにきたんだ。バカのセーブデータの話なんぞどうでもいい
「うん、ちゃんと分析できたよ。あれはかの伝説のゲーム開発者が作った神ゲーマニュアル......G.Bibleで間違いないね。」
「や、やっぱりそうなんだ!」
「ファイルの作成日や最後に転送された日時、ファイル形式から考えても確実。作業者についても、噂の伝説のゲーム開発者のIPと一致してた。それと、あのデータはこれまでに一回しか転送された形跡がない。」
「っていうことは......」
「うん、オリジナルのG.Bibleだろうね」
「す、すごい!」
どうやら完全なオリジナルだったらしい。オリジナルなことがすごいのはもちろんなんだが何で廃墟にあったんだ?しかも工場。普通は工場とかじゃなくどこかのサーバーとかに保存しておくものじゃないのだろうか。わからぬ.....
「でも問題があって.....ファイルのパスワードについてはまだ解析できてないの」
「えぇっ、じゃあ結局見られないってことじゃん!?ガッカリだよ!」
「うっ!だってあたしはあくまでクラッカーであって、ホワイトハッカーじゃないし・・・・・・とにかく!そうは言っても方法がないわけじゃない」
「そうなの?」
「あのファイルのパスワードを直接解析するのは、多分ほぼ不可能。でも、セキュリティファイルを取り除いて丸ごとコピーするって手段なら、きっと出来るんじゃないかな………」
「で、そのためにはOptimus Mirror System…・通称「鏡」って呼ばれるツールが必ようなの」
「つまり・・・・..G.Bibleを見るためには、その「鏡」っていうプログラムが必要だってことだよね?それはどこにあるの?」
「あたしたち、ヴェリタスが持って・・・・・・た。」
そうなのか。それなら話は早い.........過去形?つまり今は持ってないってことか?
「今は持ってない。生徒会に押収されちゃったの、もうっ!この間ユウカが急に押し入ってきて、「不法な用途の機器の所持は禁止」って」
「鏡もそうですし、色々と持って行かれてしまいましたね・・・・・私の盗聴器とかも。」
「その「鏡」って…・・・・・そんなに危険なものなの?」
「そんなことは無いよ。ただ暗号化されたシステムを開くのに最適化されたツールってだけ。ただ•・・・・・世界に一つしかない、私たちの部長が直々に製作したハッキングツールで」
「部長ってヒマリ先輩のこと?」
「ヒマリ?」
「アリスちゃんはまだ会ったことないよね、ヴェリタスの部長さんなの。ちょっと体が不自由で車椅子に乗ってるから、見かけたらすぐ分かると思う。」
ヴェリタスの部長.......そんな人なのか。部長っていうくらいだしだいぶ頭いいんだろうな。一度会ってみたいものだ
「すごい人でね。身体のことはあるけど、それであの人に同情したり軽視したりするような人は、少なくともこのミレニアムにはいない。天才…・・・・・って言うのかな。ミレニアム史上、まだたった三人しか貰えてない学位、「全知」を持ってる人なの。」
「うん、本当にすごい…・けど、それはそうとして。その先輩がせっかく作った装備を、どうして取られちゃったのさ。」
「私はただ、先生のスマホのメッセージを確認したかっただけです。そのために、「鏡」が必要で…・・・・・。私には、不純な意図は全くなかったのですが」
「私には、不純な意図しか感じられないけど」
「先生、セキュリティはしっかりしておいてください。こいつは後で早瀬に言って締めてもらうんで」
「うん、気をつけるよ」
次同じことをやろうとしたら即断罪案件だな。これは、キヴォトスの倫理観どうなってるんだよ本当に
「うわあぁん!早く「鏡」を探さないと、部長に怒られちゃう!!」
「とにかく…・・・・整理すると、私たちも「鏡」を取り戻したい。それに、G.Bibleのパスワードを解くためには、あなたたちにとっても「鏡」は必要…・そうでしょ?」
「なるほどね・・・・・呼び出された時点で、何かあるのかなとは思ってたけど。だいたい分かったよ。」
「ふふ、さすがモモ。話が早いね。」
あー、これはあれだな。生徒会から抗議文くる案件だな
「目的地が一緒なんだし、旅は道連れってね。」
「共にレイドバトルを始めるのであれば、私たちはパーティーメンバーです。」
「あの、お姉ちゃん、もしかしてだけど・・・・まさかヴェリタスと組んで、生徒会を襲撃するつもりじゃ・・・・・・!?」
「そのまさかだとおもうぞミドリ才羽。諦めろ」
「そんなあ.....!」
緑才羽が絶望した顔をしている。まあそりゃそうか。生徒会襲うなんて蛮行もいいところだからな。
「でも少し問題があるんだよね」
「問題?」
「鏡」は生徒会の「差押品保管所」に保管されてるんだけど。そこを守ってるのが実は....... メイド部、なんだよね。」
「ああ、C&Cのことだよね?ミレニアムの武力集団、メイド服で優雅に相手を「清掃」しちゃうことで有名なあの…・・・・」
その清掃は明らかに殲滅の方の意味だろうな。少しめんどそうだけど何とかなるだろう
「そっか〜!そうだねー、うーんなるほど〜....... 諦めよう!!!ゲーム開発部、回れ右!前進っ!!」
「待って待って待って!諦めちゃダメだよモモ!G.Bibleが欲しいんでしょ!?」
「そりゃ欲しいよ!でもだからって、メイド部と戦うなんて冗談じゃない!そんなの、走ってる列車に乗り込めとか、燃え盛る火山に飛び込めって言われた方がまだマシ!」
「俺はどっちもできるぞ?」
「レイは黙ってて!」
黙れと言われてしまった。解せぬ
「で、でもこのままじゃあたし部長に怒られ・・・・・じゃなくて!ゲーム開発部も終わりだよ!このままじゃ廃部になっちゃうんでょ!?」
「廃部は嫌だけど・・・・・でもこれは、話の次元が違う。C&Cの「ご奉仕」によって壊滅させられた過激団体や武装サークルは数え切れない…・・・・・知ってるでしょ?」
「・・・・・・最後には痕跡すら残さず、綺麗に掃除される。有名な話だね。」
「そりゃ部活は守りたいけど、ミドリにアリス、ユズの方が圧倒的に大事!危険すぎる!」
「待って待って、C&Cが危険なのは分かってるって!でもあたしたちはゲヘナの風紀委員会でもなければ、トリニティの正義実現委員会でもないんだから、何も真正面から喧嘩しようってわけじゃないよ。」
「あたしたちの目標は「メイド部を倒す」ことじゃなくて、差押品保管所から「鏡」を取ってくることなんだから〜・・・」
「あんまり変わらなくないか?それ」
要はメイド部を攻略していかないとダメということだ。倒すのと難易度は何ら変わりはない
「・・・でも、可能性の無い話じゃない。」
「私の盗ちょ・・・・・・情報によると、現在のメイド部は完全な状態ではありません。」
「もちろん、メイド部はミレニアム最強の武力集団。どうして「最強」と呼ばれているのか・・・・・・それはもちろん、素晴らしいエージェントのメイドが揃っているからという」
「何よりも大きいのは、「彼女」の存在。」
「美甘さんだろ?」
「あれ?知り合いなのレイ?」
「知り合いも何も......昔やり合ったことがあるんですから。あ、ちなみにちゃんと勝ちましたよ。今勝てるかは分かりませんけど」
「えっ!?勝てたの!?」
「まあ結構余裕で.....それよりもだ。美甘さんがどうしたんだ?」
「えぇ....それちょっと詳しく聞きたいんだけど......」
美甘さんとは昔荒んでた時にやり合ったことがある。その時にリベンジすると言われたが今回でリベンジマッチを挑まれることになるのだろうか
「今、彼女、美甘ネルはメイド部にいないんだよ」
「そうなのか?」
「それなら鏡を奪うことができるんじゃないかな?」
「それでも.....正面衝突を避けて、「鏡」だけを奪って逃げる・・・・・・うーん・・・・。」
「やってみよう、お姉ちゃん。」
「えぇっ!?でもネル先輩がいないからって、相手はあのメイド部だよ!?」
「分かってる、でも・・・・・・このままゲーム開発部を無くすわけにはいかない。ボロボロだし、狭いし、たまに雨りもするような部室だけど・・・・・」
「もう今は、私たちがただゲームをするだけの場所じゃない。・・・・みんなで一緒にいるための、大切な場所だから。だから、少しでも可能性があるなら・・・・・・私はやってみたい。」
「ううん、もしメイド部と対峙することになっても、それがどれだけ危険だとしても・・・・・・・!」
「守りたいの。アリスちゃんのために、ユズちゃんのために・・・・・私たち、全員のために」
「ミドリ・・・・・・。」
...........最初はただのゲーム好きな問題児かと思っていたけど........こいつらはほんとにゲームと仲間が好きなんだな、流石に見直したよ
「私たちならできます。伝説の勇者は・・・・・・世界の滅亡を食い止めるために、魔王を倒します。アリスは計45個のRPGをやって、勇者たちが魔王を倒すために必要な、一番強力な力を知りました。」
「一緒にいる......仲間です」
「アリス・・・・うん、よし!やろう!生徒会に潜入して、鏡を取り戻す!ハレ!何かいい計画とかない!?」
「任せて、ただ、その計画を実行するためには.....いくつかの準備が必要だね。さっき言ってた盗聴もそうだし、EMPショックもそう。あとはやっぱし、仲間、かな」
「仲間?」
「でも私たちとはそんなに親しい仲ってわけじゃないから......先生たちにお願いしないとね」
「ここまできて協力しないはずないだろう?」
「そうだよ。私たちにできることなら任せて!」
シャーレとしては協力するほかない。目の前でこんな光景見せられたら、協力する以外ないだろう。.........俺も普通に生まれたらこんな感じで青春できたりしたのかな........考えても仕方ないか
「うん、おそらく彼女達の力なしに、この作戦は成立しない」
「彼女達?」
おそらくあそこだろうな..........確かにあそこから協力を得れば百人力だ。
「エンジニア部だよ」
レイの友達4
レイの友達3と両片思いだったレイのライバル的存在だった男の子。レイの友達3の死亡により精神崩壊。殺人鬼と化したためレイが止めに、戦いの最後、正気に戻り自殺。レイが介錯した。レイの使ってるナイフと拳銃はこの子のもの。
見た目は白髪に黄色の目。レイのトラウマ4号
あとちょっとした追加情報。実はレイは自分が元々持っていた剣の他にレイの友達1が持ってた剣も持ってる