転生者共の学園生活   作:矢守龍

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Vol.6 更なる波動

ネクストライスクールの地下深く、静寂と電子音が支配するアーティファクト研究部のメインラボ。普段から無機質な金属臭とほのかなオゾン臭が漂うこの部屋に、今日はいつも以上の高周波音がウーウーと低く鳴り響いていた

 

「うーん……位相角の微修正が必要だわね。偏光フィルターの収束レートをあと二点三パーセント引き上げないと、連続照射時に出力の減衰が発生するわ」

 

白衣の裾を揺らし、眼鏡のブリッジを細い指先で押し上げながらモニターと向き合っているのは、アーティファクト研究部部長の青花ヒバナだった。彼女の前にある頑丈なワークベンチの上には、先日のミレニアムプライスでも圧倒的な評価を受けた、あの『波動ライフル』の試作型が分解状態で鎮座している

 

「よお、ヒバナ。精が出るな」

 

重い防音扉をスライドさせて入ってきたのは、ネクストライスクールの現場総責任者であり創設者、赤坂レイカだった。黒髪のウルフカットの毛先から覗く鮮やかなターコイズカラーを揺らしながら、レイカはワークベンチの脇に歩み寄り、整然と並べられた複雑な光学パーツやクリスタル状の結晶素子を見下ろした

 

「レイカ、ちょうどいいところに来てくれたわ。ミレニアムプライスから戻って以来、各種データを元に、この波動ライフルの最終調整を行っていたところよ」

 

ヒバナは作業用のアナライザーから視線を外し、理知的な瞳でレイカを振り返る

 

「ミレニアムプライスではお疲れ様だったな。ヒバナたちの出した技術が、向こうの連中をかなり驚かせたって聞いてるぜ。で……その波動ライフル、まだ何か弄る要素があったのか? あれだけでも十分にトンデモ兵器だったと思うんだが」

 

レイカが苦笑交じりに尋ねると、ヒバナは眼鏡の奥の瞳を怪しく光らせ、待ってましたと言わんばかりにフッと口元を緩めた

 

「ふふ……レイカ、貴方はまだこの兵器の『真の美しさ』を理解していないわね。今回、ミレニアムの過酷な負荷環境下で回収された実効データを解析した結果、この相転移波動エネルギーの極めて興味深い特性が証明されたのよ」

 

ヒバナは手元のホログラムディスプレイを操作し、立体的なエネルギー波形のグラフを空間に浮かび上がらせた

 

「元々、私たちが開発した相転移波動は、対象の物質構造そのものを物理的に爆破・粉砕するものではないわ。分子結合を直接切断するのではなく、エネルギーの位相をずらすことで、着弾点の運動ベクトルや存在確率を局所的に干渉・無効化する……いわば『物質を壊さずに機能だけを停止させる』非常に人道的な波動技術だったのよ」

 

「ああ、そこまでは俺も報告書で読んだ。物理的な崩落を起こさずに敵の兵器だけ沈黙させられる優秀な兵器だってな」

 

「ええ。けれど……それだけでは終わらなかったの」

 

ヒバナは提示したホログラムの波動データに、赤いらせん状のベクトルを描き足した

 

「この相転移波動の照射時、エネルギーの軸線に対して『回転』……つまり、波動自体に超高速度のスピンを加える計算式を組み込んでみたのよ。前世でいうところの『ライフリングによる弾丸の回転』の概念を、波動そのものに応用したというわけね」

 

「……波動に、回転を加える?」

 

レイカは嫌な予感を察知し、わずかに眉をひそめた

 

「そうよ。結果として何が起きたと思うかしら? 物理的な破壊を起こさないはずの相転移波動が、エネルギー軸線上の密度の不均衡を起こし……着弾した瞬間、対象の内部で猛烈な『位相ねじれ現象』を引き起こすようになったの」

 

「位相ねじれ……?」

 

「簡単に言えば、物理的に外側を爆発させるのではないにもかかわらず、着弾した瞬間に直撃を受けた巨大装甲車が、内側からのエネルギー渦によって『ペシャンコに捻り切られるような大打撃』を受けて吹き飛ぶようになったのよ。物理的破壊は起こしていないはずなのに、回転エネルギーの位相転移によって、かなりの威力が出ることが判明したわ!」

 

ヒバナはどこか満足気な笑みを浮かべながら、ホログラム上で捻じ曲がっていく装甲板のシミュレーション映像を示した

 

「……」

 

レイカは思わずこめかみを押さえ、深いため息をついた

 

「物理的破壊は起こさないのに、ペシャンコに捻り切られて吹き飛ぶ……? それ、結局のところ物理破壊以上の大惨事になってねぇか……?」

 

「いいえ、レイカ。科学的に厳密な定義を言えば、これは熱エネルギーによる溶融でも、火薬による過圧爆発でもないわ。単に空間上の位相運動が回転モーメントを得て、対象の質量構造と干渉した結果として生じた物理現象よ。したがって、原理的には『物理破壊兵器』ではなく『位相干渉兵器』の範疇に留まるわね」

 

ヒバナは至極当然といった表情で眼鏡の位置を直しながら言いのけた

 

レイカはしばし沈黙し、目の前の白衣の研究者を見つめた。前世で最先端の物理学や材料工学を修めていた超一流の研究者。その知識がキヴォトスの神秘やオーパーツと悪魔的合体をとげた結果がこれだ

 

(……まあ、ヒバナがそう言うなら、そういうことになっちまうんだよな……)

 

どれだけ理屈でツッコミを入れようが、実際に計算式を組み上げて理論的に実証してしまったのはヒバナなのだ。「物理破壊ではない」と言い張る本人がそう定義している以上、ヒバナの世界観ではそれが絶対の真実なのである

 

「……はぁ。まあ、ヒバナならそうなるわね。お前がそう言うんなら、もうそういうことにしておくわ」

 

レイカは半ば諦め顔で肩をすくめた

 

「とにかく、事故だけは起こさないように安全装置だけは三重に掛けとけよ? あと、防衛部での実戦テストをする時は、必ずカエデかツヨシの立ち合いのもとでやること。いいな?」

 

「勿論よ。現場での実証試験に関しては、すでにカエデにもデータを共有して、テストプロトコルの作成を依頼してあるわ」

 

「カエデが絡んでるなら、まあ無茶な使い方はしないか……」

 

「もう気にしないことにしよう」と頭の中で思考を切り替えたレイカは、地下ラボの防音扉へと向かった

 

「それじゃ、俺はこれからちょっと出かけてくる。調整、あんまり無理すんなよ」

 

「ええ、行ってらっしゃい、レイカ」

 

ヒバナに見送られながら地下ラボをあとにしたレイカは、地上へと続く階段を登りつつ、心地よい(?)頭痛とともにネクストライの日常へと戻っていくのだった

 

 

 

 

 

空は雲ひとつない秋晴れ。日差しはあたたかく、爽やかな風が街を吹き抜けていく

 

今日、レイカは休日だった。生徒会行政はレイカ抜きで回されており、大事ではない限り働くことはない

 

「――リーダー、お待たせしました」

 

DUシラトリ区の賑やかな駅前広場。約束の集合場所に現れたのは、防衛部で実戦テスターを務める3年生、志賀カエデだった

 

前世では特殊部隊の装備開発に関わっていた経歴を持つ彼女は、普段の防衛部での凛とした佇まいはそのままに、今日はカジュアルなジャケットにスラックスという、動きやすさと機能性を両立させた私服姿だった

 

「おう、カエデ。悪いな、休日に付き合わせちゃって」

 

レイカは黒のウルフカットを軽くかき揚げながら笑いかけた。レイカ自身も、使い慣れたホルスターを外し、ラフなパーカーにデニムという軽装だ

 

「いいえ。リーダーとこうして私的に街を歩く機会も滅多にありませんし……それに、今日の目的を聞いた時から、実は少し楽しみにしていました」

 

カエデは落ち着いた声調で答えつつ、静かに唇をほころばせた

 

今日二人がDUにやってきた目的――それは、DUシラトリ地区にあるとある銃砲店

 

キヴォトスにおいて、銃器や弾薬は日常に溶け込んでいる。しかし、DUの大通りから一歩入ったミリタリー街にある専門店となると話は別だ。そこには各種学園の指定兵装から、特殊なカスタムパーツに至るまで、狂信的な品揃えが並べられている

 

「ここだな。――『アームズ&ギア DUシラトリ本店』」

 

レイカが押し開けた重厚なガラス扉の先には、重厚なオイルと金属の匂い、そして壁一面に所狭しとディスプレイされた古今東西の銃火器が広がっていた

 

「へえ……さすがDUの大型店だ。ハンドガンから大口径対物ライフルまで揃ってやがる」

 

レイカは前世の男性としての男心を刺激され、目を輝かせながらショーケースを覗き込んだ。レイカ自身の愛銃は折りたたみ式9mmハンドガンの『ゼロモーメントポイント』だが、純粋な火器としてのメカニズムを見るのは今でも大好物だ

 

「素晴らしい品揃えですね。ネクストライの購買部で扱っている防衛部用の標準弾薬から、専門的な光学照準器のスペーサーまで揃っています」

 

カエデもまた、プロフェッショナルな眼差しで店内の棚を巡っていく

 

レイカが各種アサルトライフルのコーナーでサブマシンガンやブルパップ火器を興味津々に眺めていると――ふと、少し離れたガラスケースの前で、カエデの足が完全に止まっていることに気づいた

 

「ん……? カエデ、どうした?」

 

声をかけながら近寄ると、カエデはガラスケースの中の『ある一丁の小銃』を、吸い寄せられるようにじっと見つめていた。その瞳には、いつもの冷静な実戦テスターとしての色とは異なる、どこか懐かしむような深い熱が宿っている

 

レイカもケースの中へと視線を落とした

そこに鎮座していたのは、洗練されたアースカラーのポリマーフレームと、近代的なM-LOKハンドガードを備えたアサルトライフルだった

 

「……これは、20式小銃か」

 

レイカの呟きに、カエデは静かに頷いた

 

「ええ……。日本の陸上自衛隊が89式小銃の後継として導入した、最新の国産小銃です。前世で私が装備開発に関わっていた頃……ちょうどこの銃の仕様策定や、部隊配備に向けたテストのプロセスが進んでいました」

 

カエデはガラス越しに、その銃のシルエットをなぞるように指を動かした

 

「排水性を高めた耐海水設計、アンビ化された操作系、調整可能なストック……日本の気候と自衛官の体格、そして現代の近接戦闘に対応させるため、開発陣がどれほどの情熱を注いでいたか。それを……まさかこのキヴォトスで、こうして完成品として目にすることになるとは思いませんでした」

 

カエデの声には、前世で「国の防衛」と「現場の隊員の命」を預かる装備開発に携わっていた者ならではの、重みと誇りが込められていた

 

カエデは数十秒ほどその銃を見つめ、少し悩むように眉を寄せたが……意を決したように店員を呼んだ

 

「すみません。この20式小銃を出してください。――購入します」

 

「おお、即決だなカエデ!」

 

「……はい。防衛部の実戦テスターとして、最新の国産小銃がキヴォトスの環境下でどのような射撃特性を示すのか、確認しておく必要がありますから。それに……単純に前世の『未練』と言いますか、一度じっくりと手元で組んでみたかったというのもあります」

 

少し照れくさそうに微笑むカエデの姿に、レイカも口元を緩めた

 

そこからのカエデの買い物は圧巻だった

店員に20式小銃を出してもらうと、手際よく動作確認を行い、すぐさま店内のパーツコーナーへと向かった

 

「倍率変倍がスムーズなLPVOスコープを一つ。近接用のオフセット・ドットサイト。ハンドガード下部にはフォアグリップとウェポンライト……それからポリマーマガジンを予備で5本。サプレッサーは消音性重視のショートタイプをお願いします」

 

次々と実戦的なカスタムパーツを吟味し、迷いなく購入していくカエデ。その動きには一切の無駄がなく、まさにプロそのものだった

 

「すごいな……一瞬で完璧なセットアップを組み上げやがった」

 

「ふふ、職業病のようなものです。自分の身体に合ったポジションと光学機器の配置は、頭の中に叩き込まれていますから」

 

会計を進めるカエデを眺めていたレイカだったが、自分も何か買いたくなってきてしまい、店内を再び見回した

 

(せっかくだし、俺も何か一丁買っておくか……。ゼロモーメントポイントは9mmだし、もう少し長距離に対応できるアサルトライフル系で……)

 

レイカの視線が止まったのは、ブルパップ火器の棚だった

独特の異彩を放つ、どこか未来的で独特なデザインの小銃

 

「……KELTEC(ケルテック)のRDBか!」

 

レイカは思わず声をあげた

レイカの愛銃『ゼロモーメントポイント』の元ネタであるSUB-SDPと同じ、独創的なメカニズムで知られる米国ケルテック社のアサルトライフルだ。排莢口がストックの下部に配置されており、空薬莢が真下に向かって落ちるという、変態的かつ画期的な構造を持っている

 

「店員さん、このKELTEC RDBも見せてくれ!」

 

手に取ってみると、ポリマー製の軽量なボディと、ブルパップならではのコンパクトな取り回しの良さが手にしっくりと馴染む

 

「やっぱりケルテックのこの変態的な設計、たまらんよな……。空薬莢が真下に落ちるギミックとか、男心をくすぐられすぎるだろ」

 

「リーダー……本当にケルテック社の火器がお好きなのですね」

 

いつの間にか会計を終え、大きなガンケースと大量のパーツ袋を手にしたカエデが、苦笑いを浮かべながらとなりに立っていた

 

「おう! ゼロモーメントポイントといい、このRDBといい、こういう独自の思想で作られたメカニズムが大好きなんだよ。よし、俺もこれ買い!」

 

レイカもそのままKELTEC RDBと予備アタッチメントを購入し、スッキリとした顔で店をあとにした

 

ガンショップを出ると、風は少し冷たくなっていたが、陽射しはまだ温かい。二人は満足感に包まれながら、買い込んだ重いガンケースを手にDUの大通りを歩き始めた

 

「いい買い物ができたな、カエデ」

 

「ええ。ネクストライに戻ったら、さっそくシューティングレンジで20式小銃の試射とゼロインを行いたいと思います。リーダーもよろしければ付き合っていただけますか?」

 

「もちろんだ。カエデの組み上げた20式小銃の射撃、見させてもらうよ。俺のRDBとも撃ち比べしてみようぜ」

 

ネクストライスクールへの帰路に就こうとした――その時だった

 

 

 

ピロロン、ピロロン――

 

レイカのポケットの中で、通信端末が電子音を鳴らした

 

「ん……? 俺あてか?」

 

画面を表示させたレイカの表情がわずかに引き締まった

発信元の名前は――『シャーレ・先生』

 

「先生からだ。……カエデ、ちょっと待っててくれ」

 

レイカはカエデに手で合図を送り、通話ボタンをスワイプして耳に当てた

 

「よう、先生。どうした? 休日に連絡なんて珍しいじゃないか」

 

『あ、レイカ? 急にごめんね。今、時間大丈夫かな?』

 

スピーカーから聞こえてくるのは、いつもの穏やかな「先生」の声だった。だが、その声の裏にはかすかに焦りが混じっている

 

「ああ、大丈夫だ。ちょうどカエデとDUで買い物を終えたところだ。何かトラブルか?」

 

『実は今ミレニアムにいるんだけど……申し訳ないが、ミレニアムに来て欲しいんだ。セミナーの副会長の八金タチカさんから、ネクストライへ協力要請をお願いって……』

 

「……タチカから?」

 

レイカの脳裏に、先日のミレニアムプライス閉会後、回廊で話したあのダークネイビーの髪の少女の顔が浮かんだ

表向きは完璧で厳格なセミナー副会長、しかし裏では前世のガチ勢プレイヤーとしての知識を駆使し、バッドエンド回避のために暗躍する超・行動派の転生者――八金タチカ

 

『うん。詳細については直接会って話したいということなんだけど……ミレニアム……いや、キヴォトスに関わる可能性があるからって……」

 

「……なるほどな」

 

レイカはターコイズの瞳を細め、真剣な表情になる

 

この時期にタチカがシャーレ経由でネクストライに協力を頼んだのはたった一つ……

原作でアリスが暴走した事件が起きたということだろう……

 

「分かった。先生が言うなら断る理由はない。俺もタチカとは近いうちにじっくり話を詰めておきたいと思ってたところだ。今すぐミレニアムに向かうよ」

 

『助かるよ、レイカ!ミレニアムで待ってるよ!』

 

「了解だ。それじゃあ後でな」

 

通話を切り、端末をポケットに放り込んだレイカは、隣で静かに状況を見守っていたカエデに向き直った

 

「カエデ、聞こえてたか? 先生からの呼び出しだ。ミレニアムサイエンススクールに来て欲しいと言われた」

 

「はい。先生の声のトーンからして、ただ事ではないようですね。……私も同行しましょうか、リーダー?」

 

カエデが真剣な表情で問うと、レイカはうなずいた

 

「あぁ、ヒバナとジュカを先にミレニアムへ向かわせよう……俺らは服だけでも着替えてこないとな……」

 

「そうですね……完全に私服ですので……」

 

レイカは自分の服装を見下ろした。ここからネクストライの本校舎まで戻って制服に着替えていては、かなりのタイムロスになってしまう

 

だが、ここ DUシラトリ区には――ネクストライスクールが確保している『DU第2校舎・連絡用オフィスビル』が存在する。

 

「カエデ、俺はDUの第2校舎ビルに行って、あそこの予備ロッカーに置いてあるネクストライの制服に着替えてからミレニアムに向かうぞ。あそこなら荷物を預けても問題はない」

 

「了解、今すぐ行きましょう……」

 

走り出しながら、レイカは通信端末でジュカへと発信した

 

「もしもし、ジュカか?」

 

『レイカ先輩? どうしました? 今日は休日ですよね?』

 

「ああ、だが緊急事態だ。地下ラボにいるヒバナを連れて、ミレニアムへ向かってくれ。俺とカエデもすぐ追いつく!」

 

『!! 了解しました、すぐにヒバナ先輩を回収して向かいます!』

 

指示を終えたレイカとカエデは、DUのビル街を軽快な足取りで駆け抜けた

 

 

 

DUシラトリ区の中心部に位置する、ネクストライスクールの看板が掲げられたビル

エレベーターで上がり、鍵を解除してオフィスへ入ると、レイカとカエデは予備ロッカーを開けた

 

購入したばかりの20式小銃とRDBのガンケースを安全な保管庫に預け、ロッカーに掛かっているネクストライの黒を基調とした制服に着替える

 

制服のジャケットに袖を通し、首元を整えて鏡を見る。黒髪のウルフカット、毛先の鮮やかなターコイズカラー、そして鋭い瞳

腰のホルスターに、自らの決意の象徴である愛銃『ゼロモーメントポイント』をしっかりと収め、マガジンの装填状態を確認する

 

カチャリ、と重厚な金属音が部屋に響いた

 

「よし……準備完了だな」

 

「はい、こちらも準備完了です。向かいましょう」

 

同じく準備ができたカエデの姿がそこにはあり、パルスライフル改を背中に背負っていた

 

二人はビルに置いてある連絡車に乗り込み、ミレニアムへ向け走り出した……




小ネタQ&A

Q1 レイカめっちゃ銃に詳しくない?
A レイカは前世ではよくサバゲ―をするほどのガンマニア

Q2 キヴォトスにある銃は実在する銃器メーカーと同じなの?
A 大体は同じです。ただし、開発中止になったものや販売終了したものまで普通に売られていますし、軍が作ったものも売っているメーカーすらあります

Q3 レイカは何故ケルテック好き?
A レイカ「ロマンがあるだろ!ロマンが!」

オリジナルイベント!ネクストライをテーマにしたオリジナルイベントストーリー!

  • ラビリンス・オブ・エクスプレス
  • 船上のドリームバケーション
  • どっちもやる!
  • いや、やらなくていい
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