デュエル・マスターズOverLordW(オーバーロードダブル) 作:シグレサメ
プロローグ:カードと写真に想いを込めて
「……持ってきすぎたかな…」
俺、黒井夕哉(くろい ゆうや)は、静電気と格闘中だ。年が明けて1月3日、一緒に住んでる婆ちゃんから片付けるように言われて、色んなものを片付けている。自分の部屋に入る時、手に抱えていたものを落としそうになるのをすんでのところで堪えて、俺は部屋の中に入っていった。
部屋の中は和室の5畳。和式のタンスの中に服を畳んで詰めて、一旦やることを完了させる。真名月、月の民が皇龍市で起こした大事件を経て、大掃除がこの日まで伸びてしまっていたからだ。
「夕哉よ、ウィンナーはまだか」
「あのねぇ、今大掃除終わってホッとしてるところなの、もう少し待てない?」
「待てないな、お前は余の家臣だぞ?」
このカードはその名の通りジャシン、《アビスベル=ジャシン帝》。デュエル・マスターズというカードゲームのクリーチャーで、中には本物のクリーチャーが入っている。まぁ、そういうカードは数少ない特別なものだけど。
こんな態度じゃ想像できないけど、ちゃんと人に害をなすジャシンだ。ジャシンは俺にデッキケースを拾わせて乗っ取ってこの世界を支配しようとしたりと色んなトラブルを起こしてきたけど、俺がジャシンを押さえつけられたお陰で、今はこんな感じのちょっとうるさいペットみたいな扱いになっている。
「貴様、今無礼なことを考えたな?」
「ソンナコトナイヨー」
「フン、まあいい。にしてもその物の量はなんだ、カードにしては大きさが違うな」
「まあね、緑からもらったんだ。4月に会ってから、俺たちの写真」
「写真だと?」
俺が袋から取り出したのは、沢山の写真。妹の夕花や、仲間の1人である緑が撮ったのを、今からアルバムにしまうところだった。和室のいつも使っている朱色の勉強机に、写真を並べてアルバムに1枚ずつしまっていく。
「貴様、余にも見せろ」
「えぇー?いいけど……」
俺が不満そうに言いながらデッキケースを持ち上げて机の上に置く。そうするとジャシンはカードから顔を出して俺の机を覗き込んできた。
「貴様か」
「まぁね」
写真に写っていたのは俺の写真。身長は170cmで、黒がかった茶髪は地毛で、昔の写真内の俺と今の俺は大体似たような服装。長袖の灰色ズボンの上に、長袖のベージュ色のカーディガンを着ている。まぁなんというか、清潔感には気を使う普通の男子って感じだ。
「貴様、余の隣に立つなら衣装ぐらい凝れ」
「それ、バイト代使えってこと?」
「貴様のバイトなら高給だろう、もっと豪華絢爛で……」
「そんな理由で御白のバイトに甘えたくないんだけど。あれ、これジャシンと初めて会った日だ!高校の入学式の日の!」
「ほう、写真を残していたのか」
「うん、当時の俺、全然無愛想だったから婆ちゃんに言われるがままにとりあえず撮ったこの1枚しかないんだ」
「成程、道理でお前一人の写真より人と映る写真が多いのだな」
「まぁ、そうだね」
当時の俺はすごく余裕がなかった。妹の夕花が事故で難しい怪我を負って、その入院代の足しにしようと学校以外全部バイトを入れようとしてる勢いだった。友達なんて作らなくて良い、自分はまず夕花を救わなきゃって、自分で自分を苦しめていたんだ。
「この写真、光屋御白(ひかるや みしろ)か?」
「だね、じいやさんからの手紙もついてる。『当時の写真を探したら見つかりました、御白様のこんな喜んだ顔は印象的で、気づけば撮ってしまっていた』らしいよ」
「貧相なアルバムにならなくて良かったな」
「それは本当にそうかも……」
ジャシンはこんな風に軽口を叩くけど、昔はもっと危なかった。俺が抑えてなければ、きっととんでもない被害を出していたと思う。でも色んなクリーチャーと出会って、色んな人と出会って、本人曰く『人を想う感情が生まれた』らしいんだよね。一旦その正体を掴むまでは俺と一緒にいてくれるらしいし、何より、感情が芽生えたジャシンは、毎日が楽しそうだから、俺も嬉しい。
光屋御白。俺の友人で、恩人の名前だ。すごくデュエマが大好きで、大企業、光屋コーポレーションのお嬢様。身長は145cmと言っててコンプレックスみたいだけど、顔が整っていて綺麗な金髪を含めて、お人形さんみたいで綺麗だなと俺は思ってる。皆に分け隔てなく優しいけど、譲らないところはちゃんと強い。すごい人だと思う。
ジャシンのデッキを拾った後彼女と出会って、俺はデュエマの世界に誘われた。それと同時に彼女の家庭教師のバイトにも誘われて、少しお金と時間、そして何より心に余裕をくれたんだ。
「御白と出会ってなかったら、俺、どうなってたんだろうな」
「まぁ、生きてはいないだろうな」
「反論できないね、それぐらいのことはしてもらったよ」
ある日、御白がジャシンと同じく、クリーチャーが入ったカードを拾って、意識を乗っ取られて助けたことがある。取り憑いていたクリーチャーは《ドラン・ゴルギーニ》。四輪駆動の車のようなクリーチャーで、無理やり暴走させられていた彼は助けてもらった御白に感謝を示して一緒に戦ってくれるようになった。義理堅くて真面目な性格で、色んな人を運び、御白を守ってくれたドランには、頭が上がらない。
「にしても貴様ら二人の写真、デュエマしてばかりだな」
「そうかも……」
「まぁあの小娘がデュエマ狂いなのは多いにあるが……」
「でも、だからこそ救われたりしたこともあるし」
彼女の家は光屋コーポレーションという大企業。だからお兄さんやお父さん、お母さんとの軋轢もあって、一時期俺との関係も切られそうになっていた。それでも当時御白を狙っていた悪者、月の民をどうにか倒して、今は生き残った月の民と一緒に仕事の見習いをしながら、勉強の最中みたい。本人は「まだまだです!お父様に本当に認めてもらうまで頑張ります!」って言ってたけどね。
「夕哉よ。この大量の写真はなんだ」
「そっか、飛水と《Drache Der'Zen》のライブ、俺達見に行けなかったもんね」
「あぁ、見張り番をやっていた」
「でも外からでも聞こえてくるライブ、凄かったよね」
「当時は耳障りだったがな」
「今なら違うかもね」
青海飛水(おうみ ひすい)。167cmくらいの水色の髪と日によって色が変わるパーカー、肩掛けしたヘッドホンがトレードマーク。若干口が悪い皮肉屋だけど、人を一番心配してる人。音楽に携わる仕事が一旦の夢。
彼がデュエマに巻き込まれたのは、叔父さんである真沢(まざわ)という人が、人間にクリーチャーを使役させるための人体実験を行なっていることを知ってから。それには夕花も巻き込まれていたから、俺達は協力してなんとかしたんだけど…。その事件が解決してからも、飛水はクリーチャーの力がなくてもなんとかしようと必死で、何もできないっていう悔しさはずっとあったんだと思う。
「でも、ライブからは笑う日が増えたよね」
「そうだな。夢というのは、それだけ人を笑顔にするのだな」
「当たり前じゃん、夢は人の原動力だよ」
訳あってクリーチャー世界に行けるようになって、そこで飛水が相棒に選んだのは、水文明のギタリスト、《Drache Der'Zen》と、水文明を守護する2頭のドラゴン、《芸魔王将 カクメイジン》。自由派のDracheと、思考派のカクメイジン。2人のどちらと契約するか、どちらの考えに同意するかを迫られて、2人契約するとは思わなかったな。それでもその選択のおかげで、俺たちの参謀として今は一緒にいてくれてる。
飛水はそれ以来ゆっくりと夢である音楽の道を目指してる。動画投稿サイトで芽を出している最中だけど、色んな経験をして、間違いなく強くなっていているのを感じる。俺は、飛水なら絶対大丈夫だと思っているよ。頑張れ、飛水。
「写真の数、多いな」
「そうだね。それだけ沢山のことを経験してきたんだと思う。これだけ記録を残してくれていて、嬉しいな……」
「貴様に余裕が出てきたのも、割と最近の話だからな」
「そうかも。御白や飛水達と会えて、本当に良かったと思う」
そう言って次の写真を取り出すと、自然文明で遊ぶ俺たちの写真が沢山散らばった。
「うわぁ!拾わなきゃ、拾わなきゃ……」
「あやつ、写真を撮りすぎではないか?」
「そんなことは無いかな……。緑は、特に」
守木緑(もりき みどり)。緑髪の不思議な感じの男の子。垂れ目がトレードマークで、身長は175cmくらい。今もそれなりの勢いで伸びてるって言ってたっけ。
緑は赤ちゃんの頃親に捨てられて、そのまま偶々開いたクリーチャー世界な扉によってクリーチャー世界に流れ着いた。そこで緑を拾って名前をつけたのが、相棒である《首領竜 ゴルファンタジスタ》なんだ。
ゴルファンタジスタに沢山のことを学んで緑は大きくなったけど、真沢が人間側の被験者として緑を選んで、ゴルファンタジスタ達を襲うことによって緑を孤立させた。それで心に傷を負った緑を利用して、最初は敵として飛水とぶつかっていたんだ。
その後自分のやってることを見つめ直して、俺たちの仲間になって、ゴルファンタジスタは緑の呼びかけに答えて戻ってきてくれた。それからは普段のおっとりした優しい性格が戻ってきて、ゴルファンタジスタやその仲間のジャイアントと仲良く過ごしてる。でも、人間の世界に適応できるようにって、普段は人間世界で俺たちと同じように学校に通っているんだ。
「こうまとめ直すと、あのゴルフドラゴンはどこまでも親バカだな」
「そうかもね。でもそれぐらい大事にしてくれる人がいるってすごい幸せなことじゃん」
「フン……。度を過ぎたら不快だがな」
「まぁ、それはそうかもね。でも、人を大事にするって素敵なことだって、ジャシンも気づいたんでしょ?」
「フン、勝手に言ってろ」
俺がそう笑いかけると、ジャシンは満更でも無いような、そうでもないようなよく分からない表情でそう言った。多分、まだ自分の中で決まりきっていないんだろうなと、そう思うことにした。
俺が次に出した写真は、火文明で大きなドラゴンに抱きつく赤髪の元気な女の子の写真。
「こやつか。最近は元気そうだな。あの時と足して2で割れないのか?」
「火奈がいつも通りじゃないと、俺たちも元気出ないから」
「やかましいだけだと思うがな」
赤坂火奈。陸上部に入っている快活な女の子。身長は165cmで、相棒は《業炎の竜皇 ボルシャック・カイザー》。すごく正義感が強くて、ボルシャック・カイザーのいない頃から俺や御白に協力したりしてくれていた。
ずっと一緒に戦っていたんだけど、COMPLEX(コンプレックス)っていうクリーチャーを倒すために《竜皇神 ボルシャック・バクテラス》というクリーチャーになったんだけど、その力は強力すぎて、しばらくしたら燃え尽きてしまう運命にあったんだ。
火奈はそれでカイザーを見送って、暫くは戻ってこれないとかなり心にダメージを受けていたんだけど、火奈の土壇場での心の叫びに呼応して、ボルシャック・カイザーが戻ってきてくれて、最近はまた一緒に過ごせているらしいんだ。
「正直、見たかったなぁ。ボルシャックの復活」
「貴様はその時、真名月と戦っていたからな」
「まぁね。思えばいろんな人と戦ってきたよ」
クリーチャーに立ち向かう力を得るため、無理矢理クリーチャーを人間が使役できるようにした真沢(まざわ)。その真沢の最高傑作で、沢山のディスペクターで俺に刃を向けた虹村(にじむら)。
自分の信者の願いならなんでも叶えようとして、自然文明の自然を壊したりしようとした神谷祈雨(かみや きう)とその仲間、Prayers。勘違いから始まったとはいえ、妹の夕花とも戦った。でも、彼女らとは分かりあうことができた。
自分が周りに対して何もできないと、何も誇れるようなものがないとCOMPLEXに飲まれ、他の人々から秀でた才能を全て奪おうとした須谷風音(すたに かぜね)とその仲間達。
自分が従える月の民という種族を守るため、世界の扉を超えてこの街を、この世界を支配しようとした真名月(まなつき)と、月宮かぐら達四天王。
色んな人とぶつかり合って、戦って、意見をぶつけ合って。俺は運良く、今ここにいる。ジャシンの力だけじゃない。家族がいて、御白達がいて、そして……。
「この写真はいつ撮ったのだ?」
「あー、シイノと公輝さん達か。実は真名月と戦い終わった後、一旦皆で写真を撮ろうって御白が言い出したんだよね」
「成程、人間はいつ死ぬかわからんほど脆い。だから少しでも記録を残そうとしたのか」
「その推測はどうかと思うけど……」
シイノ。月の民と同じく別の世界から来た、俺たちの味方だ。白髪の綺麗な女の子だったんだけど最初は真名月達から逃げてきたから、煤けたような髪をしていたのを、今でも覚えてる。
真名月を倒してからは、訳あって簡単には使えない相棒、《クリス=タブラ=ラーサ》を使いこなすために、俺の家に居候しながら少しずつ特訓している。そうじゃなくても、この世界に慣れるために勉強する期間が必要だって話にもなったからね。
シイノにこの世界の常識を教えているのは正路公輝(しょうじ こうき)さんだ。訳あってクリーチャーたちを追っていた警察の人で、俺や他の皆じゃできないようなことを大人として代わりにやってくれる、すごく頼りになる人だ。
親に捨てられてしまっていた緑は今は公輝さんの家に住んでいて、シイノと一緒にこの世界に慣れるために時々色々教えてもらってるらしい。部下である須谷遥風(すたに はるか)さんと一緒に、最近はクリーチャーの攻撃から一般人が身を守れる防護盾なども作ってくれている。本当に、俺たちにとっていなくちゃいけない人なんだ。
「公輝さん、今何してるのかな」
「連絡がないならそのままにすれば良いだろう」
「まぁね。公輝さんから連絡がないってことはそんな悪いことは起きてないってことだし」
「そういうことだ」
「だね……」
コンコン
窓から何か音がして、誰かのイタズラかと思って窓を開く。1月の夜の空気は肌寒いけど、入ってくる新鮮な風が俺に心地よく響く。そしてそのタイミングで、大きなドラゴンがにゅっと窓から顔を出した。
「夕哉、久しぶり」
「竜也さん!?とドギラゴン!?」
俺たちがなんでクリーチャーを使えたのか。その答えは俺達の先輩で、俺の師匠でもある我龍竜也(がりょう たつや)さんだ。《蒼き団長 ドギラゴン剣》を相棒にしていて、最近まで海外にいたはずなんだけど…。
とりあえず竜也さんを家の中に通して、俺は話を切り出した。
「竜也さん、そんなに急いで話すようなことなんですか?日本に来てすぐ俺のところに来てくれるなんて」
「まぁね。クリーチャー界にしばらく探索に出ることになったんだ。だからしばらくは日本にいれる」
「それは……喜んでいいんですかね……。態々竜也さんが探索って……」
「眉唾な噂の真偽を確かめるだけだよ。でもその間、夕哉には稽古をつけられる」
「それって……!」
「あぁ、金曜日の君の放課後、週1で初めて会ったあの公園で手合わせをしよう。強くなった君と戦って、俺も強くなっておきたい」
「……はい!こちらこそよろしくお願いします!」
(すまない夕哉、今はここまでしか言えないんだ)
竜也さんとデュエマの約束をした後、竜也さんはまたドギラゴンに乗って帰って行った。婆ちゃんや夕花、シイノとすら顔を合わせたくない理由はよくわからなかったけど、何も考えなしにそれをやる人じゃないと思ったから、黙っていることにした。
「成程、ドギラゴンか。いい練習台になりそうだな」
「逆に練習台にさせられないようにしなきゃ。前に戦った時は完敗なんてレベルじゃなかったし……」
「フン、気に留めておこう」
竜也さんと前に戦った時は、デュエマがよく分かってなかったのもあって上手くできなかった。でもその時教えてもらった心構えや、時々取っていた連絡などで、今の俺がいる。そう思って窓を閉めようとすると、今度は電話の音が鳴る。誰の電話だろうと番号を見ると、御白からの連絡のようだった。
「夕哉くん、こんばんは。今お時間大丈夫ですか?」
「大丈夫。何があったの?」
「今週末なんですが、お父様の会社の方でデュエマのイベントがありまして、私もインストラクターとして呼ばれているんです」
「え、凄いじゃん!お父さん達に認められたってことでしょ!?」
「そうだといいんですが……。条件付きなんです。夕哉くんも、インストラクターとして入っていただけませんか?勿論報酬は出します」
「え、なんでそんな話に……」
「私1人じゃまだ一人前とは言われたんです、だから夕哉くんにも来て欲しいと……」
「でも、なんで俺なの……?」
俺の疑問に、御白はこうお願いしてきた。
「それは……。私が夕哉くんと一緒ならいけるかもと言ってしまって…。でも、お父様達からの評価を上げるチャンスを不意にしたくないんです!お願いします!私を助けると思って!」
「……大丈夫だよ御白、俺もそれに行かせてもらっていい?」
「本当ですか……!?」
「御白が困ってたら、俺も気が気じゃないからさ。手伝えるなら手伝わせて」
「……ありがとうございます!」
そう言って俺と御白は週末の打ち合わせを始めた。通勤料は貰って、インストラクターとして初心者に教えるうちの1人として入ってもらうということらしい。その打ち合わせを終える頃には、すっかり寝る時間になっていた。
「こんな遅くまで申し訳ありません!当日はよろしくお願いしますね、夕哉くん!」
「うん、おやすみ御白」
「おやすみなさい!」
俺がそう言ってスマホを閉じ、後ろを振り向くとジャシンが一つのデッキを手渡してきた。
「ジャシン?これ何?闇に、火と水のデッキ?」
「あぁ、余の新しい力を存分に使うためのデッキだ。持っていくがいい」
「でも、インストラクターが使うのは光屋コーポレーションの方で貸し出されるデッキだよ?」
「念の為だ。何かあった時のために持っていけ」
「ジャシンの念の為とかで入れられたりするカードやデッキ、役に立つけど役に立つような状況になっちゃってるってことだから少し嫌なんだけど……」
「つべこべ言わず受け取れ」
「……はーい」
俺はそれをデッキケースにしまって、ジャシンの嫌な予感が当日当たらないことを願いながら、微睡の中に落ちて行った。
「夕哉と!」「御白の!」「「今日のカード紹介!」」
「というわけで新コーナーです!今日のカードは…!」
「《アビスベル=ジャシン帝》!」
「墓地にあるアビスのコストを2軽減し、アビスラッシュによってすぐ攻撃できるようにする強力な4コストのブロッカーです!」
「その上で自分がやられる時も手札を捨てたら堪えられるから、場持ちも抜群。初心者から上級者まで使える強力な切り札なんだ」
「ですね!ということで次回、『世界を広げるのは1歩から』です!」
「御白、デュエマインストラクターの仕事って何すればいいの?」
「うーん、とりあえず優しく接することが大事ですね、相手に警戒されたらおしまいですから!」
「成程、メモ取るからちょっと待ってて、まだ聞きたいし!」
「はーい、焦らなくていいですよ」
(相変わらず勉強熱心ですね、夕哉くん)