授業中、欠伸をしてしまう。内容が内容なだけ眠いのだ。流石に小学生の授業を...と、言いたいがyとか二乗とか小学生が学ぶレベルじゃないのはあまり気にしないでおこう
歴史はちんぷんかんぷんだ。なに?総理大臣変わった?ごめん、記憶の中じゃ安倍さんで止まってるんだわ
というか前世と言えよう記憶がないからそういう問題は困る。知識は役に立つ
しかし齟齬がありアレコレ考えさせられる。故にそっちに思考を巡らせてるとアリサに突っかかられた
「アンタ、授業聞いてなかったでしょ!」
「聞いてたよ...記憶にないだけで」
「聞いてないのと一緒じゃない!」
目の前の少女、アリサ・バニングスをチラリと見る。資料にはリンカーコアは無く、彼女は日本に残り家を継いだ....と、載っていたが
全員リンカーコア持ってますやん!?
さっき確認したがあるのは...あるし、多分アリシアも気づいている
それをどう説明するかとかはまだ分からないし
「聞いてるの?」
「聞いてる。考え事をしてただけで...」
「アリサ、こういう時レイに一番効く攻撃教えてあげる....レイ、今日の晩御飯抜き」
「許してください。何でもしますから」
すぐさま土下座した。飯抜き、それだけは勘弁願いたい。この身体なぜか燃費が悪いのだ
はやてからはよく食べてよく育つとは言われるがやはり気にはしている
「私の説教よりご飯って...」
「あはは...」
放課後、学校から出た俺たちはアリサ、すずか、そして高町なのはの3人が家に来るということでトイレに行った時にはやてに念話を飛ばしておいたため出迎えの用意はできてるはず
「はやてはねぇ。お母さんって感じ!ママとは違うんだけどね」
「アリシアちゃんの本当のお母さんって...」
すずかが尋ねた。俺は黙ってそれを見続ける
なんと応えるか、アリシアもここ数年で成長している。大丈夫だと思って
「優しい人だよ。ちょっと遠くにいて会うのは難しいんだけどね...ね?」
確認を取るようにこちらに歩み寄る、頭に手を置いて撫でてやる。これに関しては俺が悪い、例え指示されてしたことでも幸せを奪った事に変わりない
いつか報いを受けるだろう
「レイくん難しい顔してるよ?」
「...高町ってなんて言うか、肝が据わってるよな」
「それはどういう意味かな?かな?」
なんか別人混じってないかと思い高町を見る。怖い、そうこうしてるウチに家につく
はやてになんて説明したものか
「ただいま!」
「ただいま...」
「「「お邪魔します!!!」」」
アリシア、俺、三人娘と順に挨拶していく。車椅子を押して出てきてくれたはやてにアリシアはすぐ近づいてはやての後ろに着くと車椅子を押して無理するなと諭す
「いらっしゃい。なのはちゃんにアリサちゃん。すずかちゃんやね?」
「あれ?会ったことあったっけ?」
「俺が連絡しておいた」
連絡方法は、まぁ念話という魔法の力だ。あれから1年とちょっと、魔法も軽くだが使えるぐらいには戻って毎朝体を動かしてはいる
「俺は二階にいとくから女の子達で楽しんどけよ」
そう言って自室に籠った。
カバンを机に置いて、引き出しから資料を取り出す
高町なのは エースオブエース 管理局の英雄
フェイト・T・ハラオウン 金色の閃光
八神はやて 歩くロストロギア
ふぅと一息つく。高町なのはと八神はやてとは接触した。正直2人が管理局入りするのか分からないが
それに
「俺のルーツも知りたいってのもあるしな...」
フェイト・T・ハラオウンに関してはハラオウンは無くなるかもしれないがきっと、生み出してくれてるはず
そう願うしかない
そしてもうひとつの資料
「月村すずか....夜の一族....魔法がある中そんなこと言われてもな」
正直理解できない。つまりは人間じゃないって言いたいのか。それなら俺も人間辞めてるけどな
アリサ・バニングスの方は至って.....裕福な家庭でお嬢様....普通なのか?
とりあえずトイレに行って考えを纏めるか
トイレで用を足したあと、階段を登ろうとリビングの間を通った時
「あれ?すずかちゃんに会わへんかった?」
「月村が?....ッ!」
急いで階段を上がる。いや、かけ登るが正しいか。思考は願い、見てないでくれと
自室に入るとそこには紙切れを見ている月村すずかの姿が
「レイ...くん...これ」
俺は咄嗟に、やってはいけないのは分かってた。けど月村の口を手で抑えて何も言わせないようにした
「月村、とりあえず落ち着け。何もしないから」
自分で何を言ってるのか正直混乱していたのか。いきなり口を手で抑えられたら恐怖に思考が染まるだろう。しかし月村は静かに頷いてくれた
ゆっくりと離して距離を置く
「...用は?」
「えっと...はやてちゃんがおやつって...」
「先に帰れるか?送ってくから。これの説明もする」
そう言って紙束を叩く、すると月村は頷いてくれた
「ごめん、早く帰らないといけないの忘れてた。アリサちゃん、なのはちゃん。先に帰るね?」
「俺が送ってく。2人ははやてとアリシアと話してやってくれ」
【悪い、未来から来たとか色々バレて話さないといけなくなった】
【あー、それはレイが悪いよ?がんば!】
はやてはこちらに送る技能がまだ慣れてないから受信の方、念話の一方的な会話が届いたのかウィンクしてくれた
「それなら仕方ないなー。しっかり送ってくるんやで?途中で放ったらかしにしたら出禁にするから」
それは...困るな。と、手を軽く上げて家から出て、月村を送る
「....」
「....」
無言、話し始めるのを待ってるのだろうか。それとも心の整理を付けてるのか
そのどちらもか、自分のポカのせいで迷惑をかけてしまったのには変わりない。
いや、違うな、自分が卓上で操作してるような感覚になるから気持ち悪いとでも思ってるか。言わば俺はゲームプレイヤーで、他はみんなNPC...
こういう思考ができるってだけで人を見る目がおかしいのは分かってる...けど
「ねぇ、レイくん。あの紙の事なんだけど...」
沈黙を破ったのは月村からだった。紙の事、話すと言った手前、どうするか
実は魔法使いでした?茶化してるようにしか思えない
全部知ってて近づきました?
アリシアにも被害が被る
どう答えればいいのか正解が分からない
「未来から来たんだよね?」
「...まぁ、な。実感はないけどアリシアが生きてて、俺がこの時代にいる。起こる出来事もあの紙に書かれてある通りだとしたら...うん。未来人であってる」
そう答えると、また沈黙。帰路がとてつもなく長い道のりに思えた。でも違う。これは俺が勝手に思い込んでるだけでこの学区はそんなに広くない
「月村、このこと...なんだけど」
「...うん。アリサちゃんやなのはちゃんには黙ったままの方が都合がいいんだよね?」
「...ほんとお前たちって小学生かと問いたくなるほど頭がいいな」
そう言うと月村が
「すずか」
「え?」
「月村じゃなくてすずかって呼んで?月村だとお姉ちゃんと一緒になるから」
「あ、ああ。そういう、わかった。"すずか"」
ああ、そうか。俺が名前を呼ぶって、特別なんだな。アリシア、はやて、すずか...他は...名前で呼ぶしかない以外は呼ばないから...
「ここが私の家だから」
「屋敷に住んでるんだな...んじゃ、また明日な。"すずか"」
「...うん!」
そう言うと、手を振って去る。出禁にはならないよな?
なのはでもなく、アリサでもなく、すずかが真っ先に秘密を知る仲に...当分はこの関係....
所で....曇らせ展開にした方がいいですかね?
曇らせ展開、もしくはオリ主がなにか失うパターンがいいか
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曇らせよう
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失ってヒロインが補うパターンで
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予定通りヤンデレの取り合いで