紫、ときどき赤、緑   作:77493

18 / 18

オマケページ第一弾。
本編のネタバレには配慮されていないです٩( 'ω' )و



18話:ボーナストラック【赤】「登場人物一覧」

 

 

レッド

 

「……答えを、自分で見つけてみろってことかな? ムラサキはどう思う?」

 

黒髪黒瞳のポケモントレーナー。父の趣味で伝説のトレーナー「レッド」の名をつけられて育つ。セキチクシティ生まれ。

気になったことには首を突っ込まずにいられない性格。普段は控えめにしているが、なんらかのスイッチが入ると周囲の予想を斜めに裏切る行動をとる。

結果としてそれが状況を打破するキッカケになる強運の持ち主でもあるが、一方で逆境に陥ると酷く落ち込むことがあり、その度に相棒に心を救われている。

初のポケモンにして唯一の相棒はメタモンのムラサキ。ひょんなことで彼を救って以降、家族ぐるみで愛情を込めて接していた。

ムラサキが特別なメタモンであることに誰よりも早く気づいたが、彼のポテンシャルや、それを引き出す機会を作った当事者が自分であることを自覚しない。

 

幼馴染み兼学友のユズとそのポケモンに電撃によるイタズラを連発されて以降、でんきわざが大の苦手になる。

後に「レッド」と邂逅しムラサキともども命を救われてからは電気を恐れなくなり、「自分も誰かのために何かできないか」と将来を熟考するようになった。

「レッド」と出会ったのは十歳の頃。後に彼との再会が叶ったのは、宇宙への移住を済ませた後、地球への帰還を彼とその友人らに強要したときだった。

 

趣味はムラサキ、メタモングッズを愛でること。特技はカスタム型MTBによる街乗りとトライアル。ムラサキとの旅を経験して以来、いつでも彼と冒険に出られるよう密かに腕を磨き続けた結果、アマチュア杯にて入賞できるほどの腕前になった。

ムラサキの手前あまり口には出さないが、すっぱい食べ物が苦手。

トレードマークは「レッド」から譲り受けた、彼とお揃いの赤色キャップ。気持ちを切り替えたいときに、鍔を摘まんで軽く持ち上げる仕草をみせる。

 

 

 

ムラサキ

 

『おはようー! ぼく、元気!!』

 

トキワシティ近郊の二十二番道路でオニスズメの群れに追われていた、野生のメタモン。どこから来たのか、未だに分かっていない。

あわやというところでレッドに拾われ、以降彼の相棒として過ごすようになる。メタモンでありながら本来の意味での「へんしん」が下手で、バトルも苦手。

レッドとその家族の元で暮らすうち、自分以外のポケモンにも意思と感情があり、言葉と友愛を込めれば友好関係が築けることを理解した。以来「ポケモンは誰もが友達」という価値観を持つようになる。これがきっかけで友から教わるわざを柔軟に受け入れ、へんしんに組み込めるようになった。

学んだことを還元、実行しているうちに多くのポケモンと親しくなる。そんな中でもムラサキが最優先事項に掲げるのはレッドとの再会に他ならない。

本来はやんちゃで好奇心旺盛な性格。レッドに全幅の信頼を寄せるあまり、思考パターンを無意識に被せるほど。最終的には彼にへんしんするまでになった。

 

好物は特になし。好ましく感じる環境は明るい場所だが、レッドがでんきを苦手とすることから積極的にアピールはしなかった。

宝物はレッドが残したポケモン図鑑。裏面のステッカーも含めて気に入っている。「だいじなもの」のため、レッドの頼みであろうと返却するつもりはない。

世界荒廃の折、パソコンから解放された直後に出会ったモジャンボはかせの助言でポケモンたちのすみか作りや環境改善に邁進するようになる。結果としてそれがレッドとの再会を果たす理由になるのだが、ムラサキ自身は純粋に『レッドくんに会いたいなー』と願うばかりで深い狙いは一切なかった。

環境改善活動の最中、一部の伝説のポケモンと交流を持つようになる。それがいかに異端であるのか、ムラサキはもちろんレッドも理解していない。

それとは別件でカイオーガから友好の意思表明に『海で暮らさんか?』と誘われているが、泳ぎが苦手なため丁重にお断りしている。

 

 

 

ユズ

 

「……、いいじゃねえか。それがお前とムラサキの強みだろ」

 

レッドの幼馴染み。セキチクシティ出身。金髪に緑瞳、長身と目立つ容姿で、子供たちの中心的人物だった。

口が悪く態度も横柄だが、根は素直。バッジ獲得のために挑んだジムで敗れて以降、マチスを尊敬している。コンプレックスだった髪色も気にしなくなった。

幼少期に虚弱体質で家から出られなかったレッドがポケモン図鑑を熱心に読み込む姿を見て、ポケモン好きとして興味を持つ。しかし素直になれず、周りに煽られるまま弄りに発展させてしまった。謝罪の機会を窺っていたが、レッドがムラサキと出会ったことで結局謝り損ねている。

 

マチスの影響と、父の仕事関係から早いうちから電気系統への興味を示した。

後の相棒コイルとの出会いはなお早く、こっそり侵入した廃工場でユーレイと間違えて互いに殴り合った結果、意気投合して家に連れ帰った形になる。

父に仕事を教わりながらコイルのトレーニングも並行して続けており、でんきわざのエキスパートとして絶対の自信をもっていた。

 

世界荒廃の折、ムラサキと地球に残ろうとしたレッドを説得。そのまま謝罪に持ち込もうとしたが、コイルに逃走されたことであえなく断念。

コイルの喪失、傷心との板挟みに陥った結果、これまで以上にレッドに辛く当たり「グリーン」経由で「リーフ」から教育的指導を受けることになる。

このことがきっかけでレッドと和解。コイルはレアコイルに進化を果たし、更に「リーフ」からかみなりの石を譲り受けたことでジバコイルを仲間にできた。

以降は電気系統、通信関連の作業で「グリーン」の補佐をする傍ら、自由気ままに振る舞うレッド、ムラサキらのストッパーとして奔走している。

当初はムラサキとレッドを巡って対立していたが、現在は様子見しあう状態に落ち着いている。顔に似合わず可愛いもの好き。つまり本音はムラサキも好き。

 

 

 

「レッド」

 

「……ジムリーダーでも研究職でも、天才だと忙しいみたいだ」

 

マサラタウン出身のポケモントレーナー。十一歳にしてカントーのポケモンリーグにて、当時のチャンピオンだった「グリーン」を破り優勝。その後もアローラ地方にバトルレジェンドとして招かれるなど、輝かしい実績の持ち主。

その一方で幼馴染み「グリーン」と「リーフ」曰くポケモンバカ。

ポケモンに非道な真似を繰り返すロケット団を許せず、彼らに占拠されたシルフカンパニーに単身乗り込みリーダー「サカキ」と一騎打ちをしたり、更には手持ちの鍛練と見知らぬポケモンを追いかける目的で、周囲に何も知らせないままシロガネ山に篭もる、といった突発的な行動も過去には見られた。

 

非常に寡黙で無口。何を考えているか分からない、謎が多すぎる、など伝説のトレーナーでありながら散々な言われよう。なお当人に気にした様子はない。

あまりにも無口すぎるため、「グリーン」、「リーフ」から言いたいことを通訳、心情を代弁してもらう場面がたまに見られる。本人なりに感謝はしているようなのだが、口数が少ないこと、周りの視線を大して気にしないマイペースな気質から誤解を招くこともしばしば。

手持ちポケモンはリザードン、ピカチュウ、カビゴン、ラプラス、フリーザーなど。変化わざの使用よりも、高火力でゴリ押しする構成が散見される。

 

トレードマークは赤色のキャップ。心境の変化からか、デザインを一新したこともある。「リーフ」曰く、苦しいとき、動揺しているとき、あるいは決意を固めたときに鍔を摘まんで顔を隠そうとする癖がある。

幼馴染みかつ親友は同じマサラ出身の「グリーン」だが、誰よりもその実力を認め、生涯のライバルとして動向に注目している。

 

シロガネ山の件の後「グリーン」他オーキド博士らの助言でポケモンを起因とするトラブルの解決や、各地のチャンピオンとの腕試しに乗り出すようになる。

レッドとの出会いはこのときで、かつての自分が同様にピカチュウを救った光景を重ね見て、迅速な救助を決行した。このときレッドの奮闘を労う意味で自身のキャップを譲っているが、最後の最後までどういった意図があってそれをしたのか、明かされていない。

 

 

 

「グリーン」

 

「はッは、また負けちまった! 届かねえもんだなあ……レッド。やっぱおまえ、つよいな」

 

ポケモン研究の権威、オーキド博士の孫。幼少期は周囲の期待を一身に背負い、ポケモンへの興味、知識面は他の同年代よりも遥かに秀でていた。

「レッド」、「リーフ」とは幼馴染み。育った環境からか自尊心が高く、物言いも尊大。特に「レッド」とはあらゆる分野で競い合っていた。

十一歳の頃、オーキド博士からポケモン図鑑と最初のポケモンを譲り受け「レッド」ともどもマサラを発つ。このとき彼が選んだのは「レッド」のヒトカゲに優位にたつゼニガメだった。旅の最中も何度か「レッド」と勝負をしたが、何故かその都度敗北している。

 

バランス感覚を重視したパーティ構成を好む。ポケモントレーナーとしての実力は確かで、「レッド」よりも先にカントーリーグで四天王を下した。

後に合流した「レッド」と対戦、あと一歩のところで及ばず敗北し、幻のチャンピオンといった屈辱的な評価を受けるようになる。

しかし、この敗北とオーキド博士の言葉をきっかけに一皮剥ける。「レッド」を自身のライバルとして認め、彼に届くことを目標に精進するようになった。

 

「レッド」がシロガネ山に篭もり、「リーフ」がナナシマで修練に励む中、同じくマサラタウン出身のトレーナーと出会い彼らに協力。結果としてロケット団の隠れ家になっていたトキワジムを解放。何度か打診があったジムリーダーとして正式に就任し、カントー一の人気にまで躍進させた。

ジムリーダーとして活躍する中、多くのポケモンとトレーナーを育成。その一方で「レッド」の身を案じ続けていた(実際には山篭もりだったわけだが)。

 

世界荒廃の折、「ニャースの手も借りたいだろ?」とオーキド博士の手伝いを買って出た結果、優秀さに目をつけられ誰よりも多忙の身となる。

本人は決してそれを望んではいなかった。したがって、「レッド」絡みでレッド、ユズらと地球帰還の計画をノリノリで立てたのは他でもない彼自身である。

 

 

 

「リーフ」

 

「ほんとうのコンビネーションを見せてあげる! いくよ、イーブイ!」

 

「レッド」、「グリーン」の幼馴染み。マサラタウン出身の女性トレーナー。明るく親しみやすい性格で、幼馴染みらと同様の強いポケモン愛を持つ。

カントーリーグでは「レッド」、「グリーン」に追いつくことが出来ず、決勝戦にて二人のバトルを見届ける結果となった。

以降トレーナーとして腕を磨き、特別開催となったパシオでのチーム戦で「レッド」らと共闘。彼らに引けを取らない、凄腕のトレーナーとして名を馳せる。

 

手持ちのポケモンはフシギバナ、イーブイ、ピクシー、ファイヤーなど。このうちフシギバナは、オーキド博士の元に残った、最後の御三家ポケモンだった。

状態異常、変化わざ、回復、搦め手など「レッド」らとは異なる戦術を使う。柔軟な姿勢は彼女のポケモン愛による部分が大きく、返すのは至難の業。

普段はイーブイに花冠を作ったり、フシギバナと料理を食べ合ったり、ピッピ、ピクシーらを追っておつきみ山を探索したりと、マイペースな一面を持つ。しかし、一度バトルが始まると苛烈で情熱的な猛攻で相手の隙を突き、ポケモンとの絆の強さを見せつける。

それでも彼女は「レッド」の腕を絶賛し、「グリーン」に「素直じゃないんだから!」といつも通りの態度を貫く。二人のバランサーとも言える稀有な存在。

 

地球に帰還した際、ムラサキの影響もありまっさらな街にて食材の改善改良に勤しんだ。このとき「リーフ」からもムラサキにいくつかレシピを譲っている。本人に開発を進めている自覚はなく、気がついたらこうなってた、とのこと。もちろんその存続にムラサキらの存在が欠かせないことは把握している。

頼りになるおねーさん、という立場にあるが、ポケモン愛が強すぎるあまり暴走することも。本人は「レッドやグリーンも大概だし」と気にしていない様子。

 

 





サイト掲載:2026/08/18

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
一言
0文字 一言(任意:500文字まで)
※評価値0,10は一言の入力が必須です。参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。