M大冬季試験最終日。花村陽介は友人たちと冬休みの話をしているときに、いつメンの一人である立川から身の回りの異変について話をされる。スサノオの警告に警戒するも、立川は急に姿を消してしまった。
<新シリーズです>
新シリーズ「ペルソナ4 アフターレガシー」として書いていこうと思います。
新シリーズとは言ったものの、「ペルソナ4 アフターパラレル」の「星の輝きと地上の天使」からだいたい1か月後ぐらいの、普通の生活に戻った陽介や悠たちがまた重めの事件に巻き込まれていく話を書いていこうという目論見です。ペルソナ使い、そんなに平穏な日常は送れないのです。多分。
<ここから読んでも分かるようにはしてる>
でもできたら「ペルソナアフターパラレル」から読むともうちょっとわかりやすいかも。
よろしくお願いします~
インターミッション0:試験明けの割れ目
冬期試験最終日の午後、M大の校舎から吐き出される学生たちは、そろって普段より大きな声を出していた。
教室を出た瞬間から春休みに入ったつもりらしく、廊下では旅行や飲み会の予定が飛び交い、階段には試験問題への恨み言が渋滞している。窓から差し込む冬の日差しはまだ明るかったが、外へ出る頃には、空の色が少しずつ夕方へ傾き始めていた。
「終わった。俺の冬、今終わった」
正面玄関を抜けた寺田が、両腕を広げながら大げさに息を吐いた。
「いや、冬はこれからだろ」
花村陽介が肩から鞄を掛け直すと、寺田は振り返りもせずに手を振った。
「試験期間という名の冬だよ。暦の話はしてない」
「追試という名の永久凍土が残ってるけどな」
「縁起でもねえこと言うなよ」
少し遅れて玄関から出てきた凪嶋が、マフラーへ口元を埋めながら二人の横へ並んだ。
「試験終わった人類、今なら全員許せる。担当教員は除く」
「全員じゃねえじゃん」
「担当教員は人類判定から外した」
「採点次第で戻すんだろ」
「単位をくれるなら、推しの次くらいには愛す」
凪嶋の基準は相変わらずだったが、試験の終わった解放感は花村にもよく分かった。今朝まで頭の中を占領していた用語や計算式が、校舎を出た途端に不要品へ変わり、代わりに夕飯や睡眠のことが浮かんでくる。
玄関前の広場では、学生たちが友人を待ったり、スマートフォンを覗き込んだりしている。その人混みの端に立川を見つけ、花村は軽く手を上げた。
「立川、待たせたか」
「いや。俺も今出たとこ」
立川はそう答えたものの、いつもの調子より声が低かった。
コートのポケットへ両手を突っ込み、猫背ぎみに立っている。寝癖の残った髪も普段通りといえば普段通りだが、目の下には薄く影が落ち、肌の色も冬の冷気だけでは説明できないほど悪かった。
寺田も同じことを思ったらしく、立川の顔を覗き込んだ。
「お前、顔色やばくね」
「寒いだけだって」
「目も死んでるぞ。また寝てねえのか」
「試験終わったら寝る」
「その台詞、先週も聞いた」
立川は返事の代わりに欠伸を噛み殺したが、最後まで隠し切れずに目を細めた。
「立川くん、顔が締切前の作家」
凪嶋が真面目な声で診断すると、立川は億劫そうに片眉を上げた。
「作家に知り合いいんのかよ」
「インターネットにはいっぱいいる」
「それは知り合いじゃねえ」
「寝不足はよくないって、推しも言ってた」
「誰だよ、お前の推し」
「七人いるけど、誰から説明する?」
「いい。帰れなくなる」
くだらないやり取りが続く間も、花村は立川から目を離せなかった。
冗談には返しているし、試験も受け切ったらしい。それでも、立川の反応には半拍ほどの遅れがあった。話しかけられるたび、意識を遠いところから引き戻しているように見える。
『疲れてるだけじゃねえな』
胸の奥から聞こえた声に、花村は表情を変えないまま答えた。
(何か分かんの?)
『まだ何とも言えねえ。けど、こいつの周りだけ空気が鈍い』
花村自身が感じていたのは、立川の近くに立つと妙に冷えるという程度だった。冬の屋外なら珍しくないはずなのに、風が首筋を撫でるたび、濡れた服を着せられたような重さが残る。
自身のペルソナであるスサノオの声は警告というほど強くなかったが、気のせいとして流すには引っかかった。
「とりあえず、駅まで行くか」
花村が歩き出すと、三人もそれぞれ鞄を持ち直してついてきた。
校舎前の広場を抜ける学生たちは、試験の終了を祝いながら駅や駐輪場へ散っていく。近くのサークル棟からは楽器の音が聞こえ、購買前では値引きされた菓子パンを取り合う声が上がっていた。
いつものM大であり、少し浮かれた試験最終日の風景だった。
だからこそ、立川の周囲にだけ残る湿った冷気が、花村には余計に気になった。
◇◇◇
四人は駅へ向かう近道を選び、講義棟と図書館の間を抜ける遊歩道へ入った。
植え込みの木々は葉を落とし、舗装された道の脇には、昨夜の雨が小さな水溜まりを残している。風は冷たいが空は晴れており、濡れているのは日陰に残った地面くらいだった。
「で、春休み初日は何すんの」
寺田が歩きながら尋ねると、凪嶋は即答した。
「積みゲーの供養」
「遊ぶんじゃなくて供養なのか」
「買ったまま起動してないゲームが二十七本ある」
「それもう墓地だろ」
「花村は?」
「俺はバイト。あと家帰って寝る」
「同居人と試験終了パーティーじゃねえの」
「何でお前がうちの予定決めてんだよ」
寺田がにやついたため、花村は肘で軽く押し返した。
「鳴上なら何か作ってそうだけどな」
「冷蔵庫の中身次第じゃね。あいつ、余り物でも普通にうまくするから腹立つんだよ」
「褒めてるじゃん」
「凪嶋は黙ってろ」
笑い声が重なる横で、立川だけが会話へ入ってこなかった。
花村が歩調を落とすと、立川は二歩ほど先で立ち止まり、何を探すでもなく植え込みの向こうを見ていた。
「立川?」
呼びかけると、立川の肩が小さく揺れた。
「ああ、悪い。何だっけ」
「何だっけじゃねえよ。ぼーっとしすぎだろ」
「寝てねえだけだって」
「一日二日の顔じゃないぞ、それ」
寺田の言葉に、立川は面倒そうに後頭部を掻いた。
「一か月くらい、ちょっと変なんだよ」
軽く済ませるような口調だったが、寺田の顔から笑いが消えた。
「何が変なんだ」
「夜、あんま寝られねえ。寝ても変な夢見るし」
「どんな夢?」
凪嶋が怪談を聞く程度の気軽さで尋ねると、立川はしばらく考えてから口を開いた。
「山の方にいる夢。暗くて、道がずっと続いてる」
「追いかけられる系?」
「いや。誰もいねえ」
「それはそれで嫌だな」
「歩いてるうちに、帰らなきゃって思うんだよ」
立川はそこで一度言葉を切り、笑おうとして失敗したような顔をした。
「いや、どこにだよって話だけど」
花村の背中へ、先ほどより冷たいものが触れた。
風は正面から吹いているのに、立川の足元では、枯れ葉が不自然にその場へ留まっている。吹き飛ばされるでもなく、渦を巻くでもなく、地面へ押しつけられているように見えた。
『陽介、まだ騒ぐな』
スサノオの声が少し低くなる。
(分かってる。けど、何だよこれ)
『分からねえから見てる。立川じゃなく、周りをな』
花村は前を向いたまま、植え込みや建物の窓、行き交う学生たちへ目を配った。誰かが立川を見張っている様子はなく、道にも目立ったものは落ちていない。
「他には?」
寺田が先を促すと、立川はコートのポケットへ手を入れた。
「石が出る」
「石?」
「机の上とか、鞄の中とか。濡れた小石が入ってんだよ」
「誰かの嫌がらせじゃないの」
凪嶋が首を傾けると、立川はポケットの中を探りながら答えた。
「最初はそう思った。でも、家の机にもあった」
「家族が置いたとか」
「一人暮らしだって知ってんだろ」
「管理会社が小石を配布する物件」
「どんなサービスだよ」
凪嶋の冗談に、立川はようやく少しだけ笑った。
そのままポケットから手を出したが、指先には何も持っていない。代わりに、コートの布地を確かめるように何度か外側から触っている。
「今も入ってんのか」
花村が尋ねると、立川は首を振った。
「今日はない。朝、捨てたから」
「朝はあったんじゃねえか」
「鞄の底に一個な」
寺田が足を止めたため、残る三人も自然に立ち止まった。
「立川、それ、一か月ずっとか」
「毎日じゃねえよ。二、三日に一回くらい」
「十分おかしいだろ」
寺田の声には、さっきまでの試験明けの軽さが残っていなかった。
花村には、その変化に覚えがあった。寺田が表向きには酔ったT大生の暴動とされた事件へ巻き込まれた後、理解できないものを前にした時だけ見せる顔だった。
詳しいことを寺田が話したがらないのは知っている。拘束されたことも、声を出せないまま何かを聞かされたことも、花村たちに助け出されたことも、本人にとっては酒の席で笑える思い出ではない。
「そういうの、俺は笑えないんだけど」
寺田は立川を責めるのではなく、確かめるように言った。
「笑わせるつもりねえよ」
「なら、何で今まで黙ってた」
「言ったところで、お前ら信じねえだろ」
「信じるかどうかは聞いてから決める」
寺田の語気が強くなり、立川は少しだけ目を伏せた。
凪嶋は二人を見比べた後、いつもの調子を控えながら口を挟んだ。
「石以外には、何かないの」
「スマホの履歴」
「何の?」
「知らねえ村を検索してた」
立川は自分の鞄からスマートフォンを取り出したが、画面を点けずに手の中で持て余した。
「寝ぼけて調べたんじゃねえの」
「たぶんな。でも、覚えてない」
「村の名前は?」
花村が尋ねると、立川は眉間へ指を当てた。
「比良守村、だったと思う」
その名前に、花村の記憶は何も反応しなかった。
東京近郊の地名なのか、地方の小さな集落なのか、それさえ分からない。音だけなら普通の地名に聞こえるのに、立川の口から出た途端、湿った冷気が一段濃くなったように感じられた。
「どこにあんの、その村」
「分かんねえ。検索しても、ろくに出てこなかった」
「じゃあ何で調べたの」
凪嶋の問いに、立川はスマートフォンを握ったまま黙った。
遊歩道の向こうから学生の集団が近づき、試験の答え合わせをしながら四人の横を通り過ぎていく。日常の声が戻ってきても、立川の沈黙だけは薄まらなかった。
「気づいたら検索欄に入れてたんだよ」
立川はやがて、観念したように答えた。
「それで、乗換案内まで見てた」
「村への?」
「近くの駅っぽい場所まで。何回も」
「何で?」
「だから、分かんねえって」
立川の声に苛立ちが混じったが、それ以上に疲れが勝っていた。
「たまに思うんだよ。帰らなきゃって」
寺田が口を閉ざし、凪嶋も冗談を差し込まなかった。
「実家に?」
「違うと思う。親には年末に会ってるし」
「じゃあ、その村へ?」
「知らねえよ。俺、そんな村に行ったことねえし」
立川は吐き捨てるように言ってから、自分の言葉へ困ったような顔をした。
「でも、帰らなきゃって思うんだ」
花村は笑って流す言葉を探したが、適当なものが見つからなかった。
怪談として聞けば、よくできた話かもしれない。試験期間の寝不足が重なり、夢と現実の境が曖昧になっただけだと説明することもできる。
しかし、立川の周りにだけ沈んでいる風は、疲労や思い込みでは片づかなかった。
「花村」
寺田が低い声で呼びかけた。
「お前、そういう顔するな」
「どういう顔だよ」
「前のやつで、急に黙った時と同じ顔」
花村は反射的に凪嶋を見たが、彼女は意味が分からないまま寺田を見返していた。
「前のやつって何」
「何でもない」
「絶対何でもなくないでしょ」
「説明すると長いし、説明しても信じねえよ」
「さっき立川くんに言ったことと逆じゃん」
寺田は痛いところを突かれたように口を曲げたが、続きを話す気はないらしい。
「とにかく、今日は立川を一人にしない方がいい」
花村がそう言うと、立川は露骨に嫌そうな顔をした。
「大げさだろ。帰って寝れば治るって」
「一か月治ってねえじゃん」
「試験が終わったから、今日から治る」
「病気が大学の予定に合わせるかよ」
花村がスマートフォンを取り出し、時間を確認するふりをして周囲へ目を配った。
鳴上へ相談するには、まだ材料が曖昧すぎる。直斗へ話せば検索履歴から何か拾えるかもしれないが、立川がただ疲れているだけなら、必要以上に騒がせることになる。
『迷ってる暇は短いかもな』
スサノオが先回りするように告げた。
(何か見えたのか)
『見えねえ。だから気持ち悪い』
ペルソナの感覚を通しても、立川の周囲だけが妙に曖昧らしい。風が遮られているのではなく、そこへ届く前に流れの向きを失っている。
花村はスマートフォンをポケットへ戻した。
「駅まで一緒に行くぞ。立川、今日はうち来るか?」
「何でだよ」
「悠の飯が食えるかもしれない」
「お前が作るんじゃねえのかよ」
「俺は場所を提供する」
「それ同居人の家だろ」
ようやく立川が普段に近い声で返し、張りつめていた空気がわずかに緩んだ。
凪嶋も機会を逃さず手を挙げた。
「私も鳴上くんのご飯食べたい」
「お前は帰って積みゲー供養しろ」
「人命がかかってるかもしれない」
「夕飯目当てのやつが言うな」
四人は再び歩き出したが、花村は立川の隣から離れなかった。
◇◇◇
夕方の光が弱まり始める頃、四人は図書館裏の広場へ差しかかった。
広場の先には正門へ続く並木道があり、普段なら帰宅する学生が途切れず行き交っている。ところが、その日は講義棟から出てきた集団が角を曲がった後、次の人波がなかなか現れなかった。
遠くから話し声は聞こえるのに、四人の周りだけ人通りが一瞬薄くなる。
花村は立ち止まり、無意識にコートの襟元へ触れた。
さっきまで顔へ当たっていた風がなくなっている。
無風になったわけではなかった。並木の枝は揺れ、少し離れた掲示板の紙も震えている。それなのに、広場の中心だけが透明な蓋で覆われたように、空気の動きから切り離されていた。
『陽介、立川を見るな。周りを見ろ』
スサノオの声が、今度は明確な警告として響いた。
花村は立川へ向けかけた視線を止め、広場の端から端まで素早く確認した。
建物の窓には何も映っていない。植え込みの影にも人はいない。遠くにいる学生たちはこちらへ気づかず、誰も足を止めていなかった。
「花村?」
凪嶋の声を聞きながら、花村は足元へ目を落とした。
四人の靴の周りに散っていた砂粒が、ゆっくりと一方向へ動いている。
風に押されているのではない。立川の立っている場所へ集まり、その手前で地面へ沈むように消えていた。
『風が下へ落ちてる』
(下って何だよ)
『違う。穴じゃない』
スサノオの答えと同時に、立川が自分の足元を見た。
「何だ、これ」
「立川、動くな!」
花村が叫んだ瞬間、立川の靴底の下で舗装が歪んだ。
亀裂が走る音は聞こえなかった。コンクリートが砕けた様子もなく、地面の模様だけが左右へずれ、立川一人分の細い黒が現れた。
黒い線は、次の瞬間には人が落ちる幅まで開いていた。
底には土も配管も見えず、夕方の光だけが途中で消えている。大学構内の地面が壊れたのではなく、その場所だけが別の何かへ口を開いたようだった。
「ふざけんな!」
花村は立川へ飛びつき、伸ばされた腕を掴もうとした。
指先同士が触れた感触はあった。しかし、立川の身体は足元から引かれるのではなく、空間ごと下へずらされるように沈んでいく。
「花村!」
立川が花村の名を呼び、鞄が肩から滑り落ちた。
花村はさらに身を乗り出したが、手は立川の袖を掴めなかった。間に強い風があるわけでもないのに、腕だけが見えない流れに押し戻される。
『そこから離せ!』
「立川、手ぇ伸ばせ!」
立川は必死に腕を伸ばしたが、黒い割れ目が腰から胸元へ迫る方が早かった。
寺田が花村のコートを掴み、凪嶋が立川の鞄へ手を伸ばす。三人の動きが重なったにもかかわらず、立川の身体だけがその場から切り取られるように沈んでいった。
「待て、立川!」
立川の顔が一瞬だけ強張り、何かを言おうとした口が動いた。
その声が届く前に、頭まで黒の向こうへ消えた。
割れ目は立川を飲み込むと、開いた時と同じく音も立てずに狭まった。左右へずれていた舗装が戻り、最後の細い線まで塞がる。
花村の伸ばした手が、何もない地面を叩いた。
遅れて、立川の鞄がすぐ横へ落ちた。
金属の鍵が舗装の上で跳ね、スマートフォンが鈍い音を立てて滑っていく。
広場には再び冬の風が流れ込み、並木の枝と花村の髪を同時に揺らした。
その変化があまりにも普通だったため、花村は数秒間、自分が見たものを現実として受け入れられなかった。
「立川?」
凪嶋が呼びかけながら、閉じた地面の周りを見回した。
「立川くん、どこ」
返事はなく、遠くを歩く学生たちの笑い声だけが聞こえてくる。
インターミッション0 おわり
<今回出てくるキャラ>
花村陽介(20)
M大経済学部に在籍している大学生。口を開けばガッカリ王子なのは相変わらずだが、見た目の良さとコミュニケーション力の高さ、たまに学校に来なくなるけど(事件に巻き込まれてるため)成績は上々ということで学内では人気がある。
立川(20)
花村と同じ学部に在籍している大学生。花村とよくつるんでいるいつメン。一か月前あたりから周辺で異変が起こり始めており、本人は寝不足となっている。なお四人の中では一番成績がよい。
寺田(20)
花村と同じ学部に在籍している大学生。花村とよくつるんでいるいつメン。本郷の居酒屋でバイトしていて、かつて「T大生暴動事件(アーカムの魔女事案)」に巻き込まれた経験者。四人の中では真面目枠。実は実家が太いらしい。
凪嶋(20)
花村と同じ学部に在籍している大学生。花村とよくつるんでいるいつメン。四人の中では紅一点。本人はソシャゲ等二次元キャラにお金と労力をささげていて、オタク趣味を話しても動じない三人と一緒にいる。いわゆる一般人枠。
<pixivにも同時掲載しています>
こちらの話はpixivにも掲載しています。(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=28698369)
目指せ毎週投稿ー
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