名探偵プリキュア!ウルトラマンティガ 真実の光 作:Lotus000
◆→ひかる
前回言い忘れてました、基本ティガの身長は等身大(人間サイズ)にしています。
従来の53メートルだと大きすぎてマコトジュエル破壊どころか、怪盗団ファントムも未來自由の書も脳破壊されちゃう……
展開次第では、巨大化で戦うかも?
☆
その場にいる誰もが、突如現れた『人物』に困惑していた。
「あれもプリキュア?」
「いえ……でもハンニンダーを吹き飛ばした……」
「ポチ……」
「アイツもプリキュア……?いや、誰であろうと怪盗団ファントムの邪魔をするのなら……ハンニンダー!」
「ハンニンダー!」
ニジーの命令を受けたハンニンダーが『人物』に向かって突撃してくる。
『人物』は正面を向き、ハンニンダーと見据える。
「チャッ!」
そして力強い構えを取ると、ハンニンダーに向かって走り出す。
お互いの距離が近づいていく。
三秒後には激突する距離まで接近したとき、『人物』が高く跳び上がった。
右腕を上に振り上げる。
落下の勢いを利用して、ハンニンダーの脳天に手刀を叩き込んだ。
「チャァ!!」
「ハンニン……!?」
手刀を受けたハンニンダーが地面へと叩きつけられた。
地面にはヒビが入り、土煙があがっている。
「なっ……!?馬鹿な……!」
ニジーはただただ驚愕するしかなかった。
自分よりも巨大なハンニンダーが何倍も小さいあの銀色の『人物』に一撃で地に伏せられたのだ。
「すごい……」
口から言葉が自然と零れるアンサー。
ミスティックは口をポカンと開いていた。
『人物』は倒れるハンニンダーに追い打ちをかけるように、もう片方の左で手刀を振り落とす。
ハンニンダーに反撃の隙を与えんとばかりに追撃する。
生き物であれば、強力な打撃を受けて怯むだろう。
「その程度では倒せないよ!」
「ハンニンダー!」
予想外の刺客に動揺していたニジーだったが、徐々に冷静さを取り戻す。
そう、ハンニンダーはマコトジュエルをウソで覆うことでその姿を維持している。
つまり、マコトジュエルがハンニンダーの体内にある限り、倒すことはできない。
『人物』がハンニンダーからバックステップで距離を置き、アンサーたちの横に並ぶ。
「__」
「「あっ……」」
そして二人に目線を向けるように顔を向け、頷く。
まるで「今だ」と言わんばかりに。
「ミスティック!」
「はい!」
『人物』の意思に答えるように二人は顔を見合わせ、頷いた。
「一歩の勇気が!」
「答えになる!」
ジュエルキュアウォッチを取り出し、長針を11まで回す。
「「これが私たちの……アンサーだぁぁぁぁぁ!!」」
二人は身を屈め、同時に跳び出すとハンニンダーの巨体を貫いた。
「「キュアット解決!」」
ポーズを決めると、ハンニンダーから光の柱が立ち上った。
ハンニンダーが消滅し、アンサーの掌にマコトジュエルが収まる。
「くっ……今日は幕を下ろしておこう!」
そう言ってニジーは、緑色の球を足元に投げ、煙幕を張る。
煙が晴れたころには、姿はなかった。
「いなくなった!」
二人は振り返ると、あの人物が頷く。
「ジュワッ!」
一連の出来事を見届けた『人物』は天を見上げると、空の彼方へと飛び去った。
「と、飛んだ……」
あっという間に見えなくなった。
「あっ!それよりもひかるさん!ひかるさんは……!」
「うん!捜そう!」
◆
気が付くと、僕は森の中にいた。
前方には先程まで戦いが行われていた広場がある。
自分の両手を見てみる。
銀色ではない、人間の、僕の手。
格好も、元に戻っている。
自身の姿がどんな感じだったのかははっきり分からない。
でも、僕は間違いなく『何か』になった。
「あちっ……!?」
胸元に熱を感じる。
自分の身体からではない、胸ポケットにしまってある物が熱を発していた。
いや、淡い光を発していた。
普段大切に所持している小さな石から光が出ている。
石に亀裂が入り、表面が砕けた。
「これ……マコトジュエル?」
先程、ニジーが見せたものとは形が違う。
紫と赤の二色、そして青い宝石が特徴のマコトジュエル。
雫を逆さにしたような形とそれを囲うような金色の装飾に既視感を抱いた。
「ひかるさーん!」
「ひかるさーん!返事をしてくださーい!」
「ポチー!」
僕を呼ぶ声が聞こえる。
理解しきれていないが、ひとまずジュエルを胸ポケットにしまい、声のもとへ向かった。
声のもとへ向かうと、みくるが姿を変えたピンク色の衣装を着た女の子がいた。
「みくる?」
「ぁ……ひかる……さん?」
彼女が僕を見つけると、猛ダッシュで僕のもとへやって来る。
歯を食いしばるような顔だ。
多分、肩を掴んで怒られるんだろう。
それだけ無茶をしたんだ、素直に受け入れよう。
と、思ったら彼女は僕を抱きしめた。
「よかった……!ひかるさん、生きてる……!無事で、よかった……!」
力強く僕を抱きしめている。
顔は見えない。
でも肩が上下し、震えている。
本当に怖い思いをさせてしまった。
「ミスティック!そっちは……!?ひかるさん……!」
この声はあんなさんだ。
姿は紫の衣装を着ているが間違いない。
「よかった……!本当に……!」
彼女も僕を抱きしめる。
顔を僕の胸に埋めるくらい押し付けてきた。
あんなさんにも怖い思いをさせてしまった。
「ポチー!」
そして妖精も僕の頭に抱きしめるよう引っ付いた。
「みんな、怖い思いをさせてごめん」
「本当ですよ……!」
「怪我してませんか?」
「大丈夫。あのとき、『彼』が僕を助けてくれたんだ」
「彼って……?」
あんなさん、もといアンサーが僕に尋ねる。
「二人も見たはず。あの銀色の戦士、名前は……」
あの後、僕らはティアラをまりさんたちのもとへ無事に届けた。
そして結婚式場の屋根から式の様子を見ていた。
まさか屋根で見ることになるとは。
プリキュア……すごい力だ。
「よかった……式に間に合って」
まりさんの頭にはあのティアラが輝き、たくさんの祝福を受けながらウェディングロードを歩いていた。
「二人とも、ありがとうございました!」
「私のおかげというか……」
アンサーが謙遜するがそんなことはない。
あんながいなければ、まりさんは大切なティアラを諦めていた。
みくるがいなければ、誰かを助け、笑顔にすることは出来なかった。
二人がいたから解決できたんだ。
「あれは……ともかさん?」
「怪盗……!?」
ふと、式場に現れた人物に目がいく。
あの格好は、ニジーがともかさんに変装していたときのものだ。
アンサーも気づく。
「本物のともかさんですよ」
僕らをミスティックが指摘する。
ニジー、怪盗団ファントムはマコトジュエルを手に入れることが目的と言っていた。
ハンニンダーを浄化したときにマコトジュエルは回収した。
あのティアラにはマコトジュエルはもうない。
だから狙われる理由はないはずだ。
「あっ!私、帰らないと!誕生日パーティーが!」
ブーケトスを見届けたアンサーが言う。
「え?あんなさん……じゃなくてアンサー?今日、誕生日なの?」
「はい。1月24日生まれです」
……ん?1月?
「あの!プリキュアになれたってことは、テスト合格ですよね!1999年4月!とうとう私もキュアット探偵事務所の名探偵になったんだ~!」
「1999年?また訳わからないことを……」
「ポチ?」
ミスティックが4月と言った。
だが、何故かアンサーが不思議そうな顔をする。
思い返せば彼女と会ったとき、空から落ちてきた。
彼女は今は1月だと思っている。
まさかとは思うけど……
「いやいや、今日は1999年4月2日、春です!ほら!」
ミスティックが指を差す。
花びらが風で舞い散る桜、春にふさわしい景色だ。
「えっ……桜……」
アンサーの様子が変だ。
「私がいたのは2027年1月冬……もしかして……私、昔にタイムスリップしちゃったのおおおぉぉぉぉぉ!?」
~ 日記 ~
1999年4月2日
2027年の未来からやって来た明智あんなとポチタンに出会った。
みくるとあんなが名探偵プリキュアになり、怪盗団ファントムからマコトジュエルを取り戻した。
そして僕は、戦士『ティガ』になった。
ティガ
人物→戦士
ハンニンダーを凌駕する力を秘めているようだがその力は未知数。
ひかるのマコトジュエル
石の状態だったが、力に目覚めたことで解放された。
見た目はティガのカラータイマーとプロテクター周りの部分(と作者は考える)。
この状態では、変身しないようだが……?
~書いてる途中~
まだ『ティガ』の名前は出してないから何か別の呼び方にしないとな……
銀色の『巨人』ではないよな……
銀色の『戦士』でもいいけど、出てきたときはまだ何者か分からない存在が良いよな……
よし、『人物』で!
ウルトラマンの掛け声って文字にすると難しいですね……特にティガは
たんプリのキャラで好きなのは誰ですか?
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あんな/アンサー
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みくる/ミスティック
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くれあ/エクレール
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るるか/アルカナ・シャドウ&アルカナ