伯爵と傭兵 〜一文字変えただけで大変殺伐としている件〜 作:久保サカナ
久しぶりに伯爵と妖精読んだら面白かったので販促小説です。
気になった方は電子版読んでください!
ある日、転生者相互同盟の一つであるSRW連盟転生者相談板に新しいスレが立った。
<悲報>黒執事世界に生まれたけどロンドン行きが決まった<死んだ>
1:妖精博士
大体タイトルで察して!
ロンドン在中の父に呼ばれて復活祭に行く予定だけど父と一緒に生き延びたいの!!
2:妖精博士
<急募>黒執事世界のロンドンで死なない方法
3:名無しの連盟民
控えめに言って無理じゃないかな…
4:名無しの連盟民
米花町並みに事件の起きる悪徳と死の都じゃん
5:名無しの連盟民
米花町では主人公と仲良くなってレギュラーキャラになれればサバイバー出来る可能性があるけど…
あと、子供の内は安全(怖い目には遭うけど)
6:名無しの連盟民
黒執事ではネームドキャラ=デスノボリライジングだからな、逆だぞ
どんなキャラでも情け容赦無く殺されるぞ!金田一の佐木1号みたいに!
身内だろうが仲良くなろうが子供だろうが酷い目に遭って死ぬぞ!
7:名無しの連盟民
どちらの世界も
武力
頭脳
幸運
全て揃ってないと安心して生き残れませんね………金田一かよ!!
8:名無しの連盟民
園子やシエルみたいに外付け武力(蘭、京極さん、セバスチャン、エリザベス)でも一応行けなくはない
9:名無しの連盟民
園子は幸運と人望と財力の権化だぞ!
10:名無しの連盟民
坊ちゃんは身体を若手芸人並みに張りまくる自称頭脳派だから…
11:名無しの連盟民
園子もシエルも死んでないだけで充分なくらい作中で酷い目には遭っている
めげないハートも必要かもしれんね…
12:名無しの連盟民
ところでイッチの妖精博士ってコテハン何?
13:名無しの連盟民
黒執事のネームドにそんなのいたっけ…
14:妖精博士
私のスペックだけど………
前世はメガテンⅣFの妖精女王ことノゾミだったわ
15:名無しの連盟民
なかなかの修羅道(これでもオブラートに包んだ言い方)でしたね
16:名無しの連盟民
メガテン世界でサバイバー出来たら黒執事世界も普通に生きていけると思います(正直)
17:名無しの連盟民
メガテンⅣFって事は絆エンド?
18:名無しの連盟民
仲間とあんなに一緒にしといて皆殺しエンドを用意してくるアーッ!トラスさんは型月以上に人の心が無い
19:名無しの連盟民
現代社会のペルソナでも人は当然の様に殺されるし…
20:名無しの連盟民
選択をひとつミスるだけで世界滅亡するのはどっちも同じ
21:名無しの連盟民
ジャックフロスト君VSセバスチャン来るか…!?
22:名無しの連盟民
メガテンから黒執事とか前前世で何をしたんです?
ICBMでも撃ったの?
23:妖精博士
セルフレジのレジ袋誤魔化したことすら無かったわよ…
ⅣFでは頑張ってナナシ君のメンタルケアして無事に絆エンドを迎えたの
ちなみに仲間たちみんな天寿を全う出来たからメガテン世界でも過酷だったけれど幸せだったわ
24:名無しの連盟民
メガテン世界で幸せを掴む転生者は宝くじの1等が当たった人間の乗った飛行機が落ちてそいつだけ生き残るレベルでレアだぞ
25:名無しの連盟民
ゼロと同じなんだよなぁ…
26:名無しの連盟民
メガテン世界は東京が滅亡してからが本番
27:名無しの連盟民
不動遊星以上にレアだぜ
28:名無しの連盟民
ペルソナならわりと幸せを掴める者はいなくもない
29:名無しの連盟民
妖精博士………どこかで聞き覚えあるような
30:妖精博士
ペルソナはたっちゃんやキタローの犠牲の上に世界が築かれているのにも関わらず人類が愚かなのどうかと思うわ…
私はヴィクトリア朝時代のスコットランドに生まれ変わったの、そしたら近所の妖精にチェンジリングされてね…
31:名無しの連盟民
人生初っ端からハードモード
32:名無しの連盟民
FGO民だけど妖精は絶滅すれば良いと思うよ
アイツらは生きてちゃいけない生き物だ
33:名無しの連盟民
メガテンの妖精は悪魔全体で見るとマシな方だから!
むしろメガテンでは人間よりもマシな時あるから!
34:混沌王ちゃん
ピクシーこそが永遠の友
35:名無しの連盟民
妖精さんガチ勢来ちゃった!!
36:名無しの連盟民
混沌王はピクシー以外救いが無いから…
37:名無しの連盟民
イッチよく無事でここ書き込めてるね
38:妖精博士
幸い、ダヌーがずっと一緒だったからね
「このお方を誰だとおわす!!」「ははー!とんだご無礼を!!」
という時代劇のノリでお土産付きで手厚く帰してくれたわ
39:名無しの連盟民
これも一種の転生特典だろうか…
40:名無しの連盟民
フリンやナナシを見る限り、メガテンでは主人公でも記憶無しレベル1スタートだからなぁ…
41:名無しの連盟民
武力
頭脳
幸運
って書くとスパロボの精神コマンドみたいじゃない?
42:名無しの連盟民
というか、ダヌー母上一緒なのか
43:名無しの連盟民
「絆のご褒美にこの綺麗なダグザを差し上げましょう」
44:妖精博士
ここからが本題なんだけど
今世での母が「妖精博士(フェアリードクター)」っていう妖精の専門家でね、直ぐに助けてくれたの
45:名無しの連盟民
妖精博士って黒執事に出てたっけ?
46:混沌王ちゃん
ねぇ、イッチ。
イッチの本名ってリディア・カールトンだったりしない?
47:妖精博士
そうだけど…
48:混沌王ちゃん
なら一応大丈夫だと思う、おそらく黒執事世界じゃないよ。
伯爵と妖精の主人公だからね。
49:名無しの連盟民
伯爵と妖精?
50:名無しの連盟民
連盟Wikiで調べたら黒執事と同じくヴィクトリア朝を舞台にしたコバルト文庫の作品らしい
コバルト文庫では珍しくアニメ化もしてる
51:名無しの連盟民
コバルト文庫なら平和な世界じゃないか?
マリみてとかそうじゃん
52:名無しの連盟民
コバルト文庫ならもしかしてラブでロマンスな世界では?
53:混沌王ちゃん
そうだよ、ラブロマンスもあるよ。
ただ、イッチのお相手がプリンスっていうクソみてぇな動機でイギリス乗っ取りを企む鬼舞辻無惨のブリカスverみたいなのに過去のシエルみてぇな目に遭わされてて、そのプリンスに仕えたり利用しようとする悪の妖精博士が悪妖精を率いてイギリスを転覆させようとはする。
イッチが妖精博士として頑張らないと悪妖精の群れがロンドンに攻めて来て「ロンドン橋落ちた!」がガチになる。
54:名無しの連盟民
<朗報>黒執事世界じゃない
55:名無しの連盟民
<悲報>平和じゃない
56:名無しの連盟民
あ〜思い出して来たよ
イッチのお相手がかなり癖のある男だった
57:名無しの連盟民
シエルみてぇな目に遭ってた時点でマトモな性格してなさそう
58:混沌王ちゃん
ノブレス・オブ・リージュはあるよ?
ただ、利用出来るモノは何でも利用するだけで()
59:名無しの連盟民
だって第一巻のタイトルが「あいつは優雅な大悪党」だし…
この場合の大悪党が指すのはイッチのお相手になる予定の男な!
60:妖精博士
とにかく、ロンドンに行くまでに準備をたっぷりとしてロンドンでも警戒を解かないわ
黒執事世界じゃないだけで充分なくらい光明が見えるもの!
みんな相談に乗ってくれてありがとう!
61:混沌王ちゃん
良いって事よ
楽しい妖精ライフを!
連盟アーカイブで原作読めるよ!
62:ガンギマリ鬼神
真面目な話、コナンと黒執事ならどっちが生存の目があるかなぁ
63:ブイズ廃ポケモントレーナー
どっちも嫌です、まだヒスイの方が人の心ありますよ
64:名無しの連盟民
コナンも黒執事も死神いるしな…
65:名無しの連盟民
コナン君を死神呼ばわりかよ!
66:名無しの連盟民
コナン君=死神は公式だぞ
67:名無しの連盟民
黒執事世界の死神もコナン君には困惑しそう
68:名無しの連盟民
「江戸川コナン…死神さ」
69:名無しの連盟民
グレル「アラ、坊やってば極東の支部担当?」
ロナルド「その割に鎌持ってないね」
ウィル「おそらくあのサッカーボールでしょう」
70:名無しの連盟民
コナン「命を刈り取る威力をしているだろ?」>殺人シュート
71:名無しの連盟民
それ別の漫画の死神だよ!
72:名無しの連盟民
コナンと金田一と黒執事の死神は身構えてる時でも「こんにちは!死ね!」のノリで来るってアムロが言ってた
73:名無しの連盟民
「命を刈り取る形をしているだろ?」の死神はヲサレ師匠に嫌われすぎである
74:名無しの連盟民
ロクな活躍の無い噛ませだからな…
75:名無しの連盟民
尊敬してた上司がまず裏切ったしな…
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スコットランドのエディンバラ近郊の町、そこには近所でも…業界では名が知れた1人の少女が暮らしていた。
家の軒先には「写真屋 フェアリードクター」とファンシーな妖精のイラストが書かれた看板が掛かっている。
「さぁ、現像が終わりましたよ。ご主人との結婚30周年記念写真とは、私の方もつい張り切ってしまいました」
「まぁ!こんなに綺麗に写るものなのね!」
「ああ…おまえはいくつになっても綺麗だよ」
「もう、あなたったら!」
初老の品の良い夫婦が現像された写真を手にして喜ぶのを見て、写真家の少女…リディア・カールトンは思わず顔に営業スマイルではない笑顔を浮かべてしまう。
前世では閉鎖東京で人外ハンターと写真家と妖精女王の三足の草鞋を履いていた彼女であったが、ちょうど写真技術が発達した19世紀半ばに生まれ変わったために一から写真技術を学び、写真屋を始めたのだ。
彼女の撮る写真は「まるで見ている風景や人物を最も美しい姿で写し取った様だ」とロンドンではちょっとした話題になっているという…そのためわざわざ訪ねて来る客も居るほどだ。
リディアは大変やりがいを感じていた…もちろん、もう一つの裏稼業も順調ではあるが。
「それにしても、リディアさん。店名のフェアリードクターというのは一体どういう意味で?」
「ちょっとしたおまじないというか先祖に肖ったものですよ。妖精が実際に居たら素敵という意味でつけました」
そして、ホクホク顔で帰ろうとする夫婦を見送って日も傾いて来たため戸締りをしようかと思ったリディアの家の前に辻馬車が止まった。
中から出て来たのは、まず褐色の肌に黒髪の召使いらしき美少年、彼は続いて降りて来た金の髪に灰紫の瞳が印象的な旅装姿の美青年を完璧にエスコートすると青年の背後に控えた。
間違いない、事前に読んでおいた伯爵と妖精の主人公の片割れ、セバスチャン無しで自力で生き延びたシエルことエドガーと従者の戦う執事ことレイヴンだろう………リディアの金緑色の瞳はレイヴンに宿る戦いの女神(モルガン)の存在を見通したのである。
「失礼、君がミス・カールトン?」
「ええ、そうです。写真のご依頼ですか?」
「いいえ、僕達は君のもう一つの顔、この店の名前の方に依頼があって来たんだ」
「………それでしたら、中へどうぞ。どうやらお話が長くなりそうなのでとびきりのハーブティーをご用意しましょう」
この原作よりも少しだけ外れた出会いこそが、後に英国すらも揺るがす大騒動の始まりであった。
資料を集めようとしてアニオタwikiで検索したら存在すら無かったです。
一応、アニメ化はしたがマイナーの極みでした。
作者はそういう作品の二次創作をつい書いてしまう悪癖があります(スケッチブックとか)
感想・評価・お気に入りお待ちしております!!貰えたら続くかも………