ええっ!?この世界ってグラブルじゃないの!? 作:ざいざる嬢
なお、闇に関しては数が足りてないからマグナの方が強いという本末転倒なことに。
いいんだ、その内神石にするから(強がり)
……ところで今期始まったアニメでまた似たようなお空の世界観の作品がありましてね?
『狂乱令嬢ニア・リストン』っていうんですけど、面白い作品なんで是非見てみてください。
多分、私の作品が好きな人なら好きだと思います。
さあ、夏季休暇だ!!
決闘騒動や、アトリー家の寄子の手続きために既に一週間を無駄に……いや、無駄じゃないな。これは必要なことだ。
げふんげふん。夏季休暇が始まって一週間を手続きで終えた私はようやく自由を手に──。
『マスター、聞いているのか?』
「………はい」
──出来るわけもなく、私はファーさんの前で正座をして説教を受けている。
理由は色々と無理をしたから。主に決闘で鎧ごと爆破されたのが良くなかったみたい。
その件を知ったファーさんは整備中の本体を起動させて元凶であるジルクの実家であるマーモリア家を滅ぼそうとしていたのである。
流石にそれはマズイと全力で止めはしたものの、ファーさんの機嫌は非常に悪い。
『やはり新人類の末裔は滅ぼすべきか……』
「滅ぼさないで滅ぼさないで。ファーさんたちが戦争してた頃を知ってる人の方が少ないから」
ずっとこの調子である。
私のためを思って怒ってくれてるのは理解出来るけど、そこから人類滅亡に直結しないで欲しい。
世界を滅ぼす『終末計画』よりは穏やかに感じ……ないな。
どっちのファーさんも言葉が違うだけでやらかそうとしてることは同じじゃん! やだー!!
『……ともかく、マスターがロストアイテムを隠しているのはそろそろ都合が悪い。私が側にいないことによって生じる問題もある。例のストーカーの件もある』
「あれは逃したのが悔やまれるよねぇ。次は逃さないけどさ」
『マスター、聞く限りだとそのストーカーは私の子機と似たモデルだったのだな?』
「完全に見えたわけじゃないけど球体だったのは確かだよ。大きさは私の手で掴めるぐらいだったかな」
『……まさか、な』
「そのまさかってファーさん以外の人工知能が生きてるってこと?」
『そうだ。私がこうしているようにありえない話ではない。だが、マスターも知っての通りマスター登録をしなければ基本的に我々は本体から離れて行動することは出来ない。つまり……』
「私以外に人工知能のマスターがいるってことか」
つまりあのストーカーは人工知能を使って私か、もしくは女子寮の何かを調べていたってことかな?
どちらにしてもあまりいい気分でないのは確かだ。ファーさんも不機嫌になるのも仕方がない。
「そうなると
ロストアイテムを発見と一言で言っても、
私みたいにファーさんに頼んで旧時代スペックのアイテムを作ってもらうことも可能なはずだ。
あの鎧──アロガンツもロストアイテムという割には傷もなく真新しさを感じた。ファーさんと同じ人工知能──旧時代の設備なら作れるはずだ。
『……現状一番怪しいのはリオン・フォウ・バルトファルトだな』
「悪い人じゃないからあまり疑いたくはないけど、一応警戒はしておいた方がいいかもね」
主に
リオンさんだから何かしらの理由があったりするかもしれないけど、この辺りはいずれ本人の口からハッキリと聞き出さないといけないね。
決めつけで掛かって冤罪を起こしてもいけないからね。
『リオン・フォウ・バルトファルトへの警戒度を上方修正しておこう。だが結果的に我々にとって都合のいいことも分かったのは僥倖か』
「え? そんなのあったっけ?」
『リオン・フォウ・バルトファルトは少なくともロストアイテムと称されるものを二つ公の場で見せている。
ひとつがあの鎧、もうひとつが飛行船だ。決闘の後にリオン・フォウ・バルトファルトが自身の所有する飛行船に乗船したのは確認済みだ』
おお、ファーさんの仕事が早い。
そういえば私もアトリー家に呼び出されなければリビアとアンジェと一緒にリオンさんの領地について行っても良かったんだよな。
それはそれとして、今回の一件でどうやらアンジェの実家のレッドグレイブ家も動いてくれているみたいだから、今度挨拶しに行かないといけないな。
『調査したところ、リオン・フォウ・バルトファルトはあの飛行船も発見したロストアイテムだと公言している。ならば、我々も同様のことをすることが可能だ』
「それってつまり……」
『今までは隠していたがマスターのためだ。私の製造した鎧や装備を解禁するとしよう』
ファーさんのこの言葉に私は思わずガッツポーズをキメてしまった。
夏季休暇まで我慢しようと思っていただけに、こうしてファーさん製のアイテムを大っぴらに使えるようになるのは嬉しい誤算だ。爆破された甲斐があったってもんだ!!
『……マスターの評価を下方修正する』
「なんでぇ!?」
ファーさん、君ってもしかしなくても私の心を読めたりしてないか? サトリかな?
『マスターは自分が思っている以上に分かりやすいとだけ言っておこう』
なるほど、私はポーカーフェイスが苦手なのか……。そんなことない気がするけど、ファーさんが言うならそうなんだろうな。
でもファーさん相手なら別に心を読まれてもいいか。
私がファーさんに対して隠し事なんてする必要が無いし、信頼してるからね。愛してんぜ。
『……まあいい。だがその前にこの休暇を使い地盤を固めるとしよう』
「地盤?」
『マスターの好きな冒険に関わることだ。この休暇でとある場所に向かい、拠点となる浮島を手にしよう。例の先輩とやらを連れて行けば余計な詮索もされまい』
「拠点? ファーさんのあの施設がある島じゃダメなの?」
『あの場所はアクセスが悪い。万が一に備え、マスターの実家近くの空域に拠点を作りいざという時に動けるようにしたい』
確かに一理ある。ファーさんの本体のある施設はお世辞にも通いやすいとは言えない場所にある。通うにはそれこそ日を跨いでしまう。
それならファーさんの提案通りに手ごろな浮島を探して拠点を──騎空団の拠点を作るのはアリだ。なんだったらこんなに早く願いが叶っていいのかと口角がつい上がってしまう。
だけど、そんなに都合よく手ごろな浮島が見つかるだろうか?
『それについては問題ない。周辺空域に探査用の
「もう見つかってるの? 流石早いね」
そうなると私は浮島を見つけに行くだけになるのか。ちょっと残念な気もするけど、効率的に進めるためだ。仕方ない。
『ついでにだが未発見のダンジョンと思わしきものもいくつか見つけている。浮島の方は私が見つけているから心躍らないだろうが、ダンジョンの方はおそらく手付かずだ。それならマスターも満足だろう?』
私の心を完全に見透かしているファーさんは神だった。
思わずファーさんにダイブしてギューッと抱きしめちゃうぐらいには嬉しい報告だ。
「さっすがファーさん!! 私のことをこれ以上なく理解してくれてる!! 大好き!!」
『マスター、はしたないぞ。年頃の女子がそのような振る舞いをしてはいけない。評価を下方修正しなければならないぞ』
「それなら私のファーさんへの評価と信頼度が爆上がりしてるから問題ないね!!」
ファーさんに感謝の意を伝えながら、私はクラリスに早速冒険に行きましょうと一報を入れ、予定を合わせ準備を始めた。
やっと出番だよ、私のグランサイファー♡
書いてる途中にランク200突破し、新たに解放されたマルチに意気揚々と挑んだ結果全部開幕門前払いされました(笑)
禁禍とか初手で殺しにかかりすぎでは? 自発放置しか出来ぬ()
大人しくエレシュキガル担いでマルチや砂箱やってます。
使い方はこれであってるのか分からないんですけどね(笑)