胡蝶家の縁壱とお労しい姉上   作:科学大好き人間

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カナヲ視点です。久々ですね。兄上が登場したせいで筆が乗り過ぎていつもの倍近い文字数になってます。これでも相当抑えたんですけどね。どうか含み置き下さい。


36話 縁壱

「よく知らせに戻って来てくれた。そうか。十二鬼月、それも上弦の鬼が居るんだね。なら柱を派遣しなければならないようだ」

 

 

目の前で息も絶え絶えに火急の知らせで戻って来た鎹鴉。その文に記載された内容。それは、那田蜘蛛山という場所に上弦の鬼が潜んでいるかもしれないとの報告だった。

 

今朝、私とカナエ姉さん宛てに送られて来たしのぶ姉さんの手紙にも、次の任務先が那田蜘蛛山だと書かれていた。そしてその日の内にその任務先に上弦の鬼が居ることが明らかになった。

 

私は表情に焦りの陰など見せないが、それでも内心気が気でなかった。

 

 

「義勇。カナヲ」

 

「「御意」」

 

 

私と、しのぶ姉さんの兄弟子でもある冨岡さんは声を合わせるように返事をする。すぐさま私はその場を立ち上がった。

 

 

「しのぶ姉さんが心配。冨岡さん。全速力で向かうんで置いてかれない様ついて来て下さい」

 

「心得た」

 

「もしついて来れない場合は置いてくので。その場合は後から那田蜘蛛山に入山して下さい。私はしのぶ姉さんの命を最優先に動きます」

 

「承知した。なら俺はその他の隊士を受け持とう。上弦はどうする?」

 

「勿論・・・」

 

 

冨岡さんの問いに私は答える。

 

 

「私が受け持ちます。もし冨岡さんが他の隊士の救援を済ませたら、その時は合流して下さい。無惨には、冨岡さんが倒したと誤認させるので」

 

「わかった」

 

「では・・・」

 

 

私は飛び出すように屋敷を出る。大急ぎで私のあとを冨岡さんがついて来る。

 

 

「冨岡さん。もっと速く走れないんですか? 本当に置いてきますよ?」

 

「くっ・・・! 済まない! 一足先に行ってくれ!!」

 

「もうっ・・・」

 

 

冨岡さんは途中まで良い感じに追随してくれていたのだが、やがてみるみる内に私との距離が離れていく。でもまあ仕方がない。冨岡さんは長距離向きだから。

 

私は冨岡さんの了承を得て、更に速度を倍速に上げる。あっという間に冨岡さんの姿は見えなくなった。

 

 

「急がなきゃ・・・」

 

 

以前、私が不甲斐ないばかりにカナエ姉さんは取り返しのつかない後遺症を負ってしまった。もうあんな思いは二度としたくない。だから今度は、絶対にしのぶ姉さんを私が守り切る。もし間に合わなければ、私は鬼殺を続けることが恐らく一生できなくなってしまうだろうから。

 

私はある意味、強迫観念にも似た衝動を抱えたまま、じきに音を置き去りにして闇夜を駆ける。やがて目的の那田蜘蛛山の影が見え、瞬く間にそれが大きくなり見上げる程に近くまで辿り着く。

 

私は透ける視界を駆使して森の中を駆けながら、しのぶ姉さんを必死に探す。今、箱を背負う男の子と、猪の被り物をした男の子がちらりと見えたが無視する。鬼との戦いは善戦してるようだし、冨岡さんが駆け付けるまでは持ち堪えてくれるはず。

 

居た。漸く見つけた。豆粒みたいに小さく見えるけどあれは紛れもなくしのぶ姉さん。私は一足飛びにその膨大な距離を詰める。接近した際、私が抜刀した時の鍔鳴り音が聞こえたのか、上弦らしき鬼は背後へと下がった。

 

 

「誰だ・・・」

 

「別に誰でもいいでしょう。兎に角、しのぶ姉さんは殺させない。間もなく夜明けだし、それまでは私が貴方の相手になるから」

 

 

私は相手の姿を視認した。六つ目に侍のような出で立ち。刀を腰に下げ、柄に手を掛けている。そして瞳には『上弦』『壱』の文字。

 

 

その鬼は六つ目を動かして、私のつま先から頭の天辺まで、まるで見透かすような視線で観察する。ああ、コイツ、私と同じ透ける視界持ってるみたい。多分こちらの身体の造りとか見てるのだろう。

 

 

「あんまりギョロギョロ舐め回すように見ないでくれる? 気持ち悪いんだけど」

 

「・・・ほう・・・」

 

 

いや、ほうじゃなくて。これでも私、女の子なんだけど。内部までマジマジ見られるの正直不快。気色悪い。まあ私もカナエ姉さんやしのぶ姉さんの身体の内部まで何度も見てたし、透ける視界を持つ者なら癖になってるのかも。とは言え嫌な物は嫌。

 

 

「お前・・・血縁か・・・そこの女と・・・そうか・・・お前が・・・」

 

「言ったでしょ? しのぶ姉さんは殺させないって。妹が姉を大事に想うのは当然のことでしょ?」

 

「ふふふ・・・お前の姉はそうは思っていないようだが・・・」

 

「は?」

 

 

私はしのぶ姉さんに振り返る。でも私はしのぶ姉さんの目を見て確信する。そして再び上弦の壱に向き直る。

 

 

「しのぶ姉さんは私を大切に想ってくれてる。そして私もしのぶ姉さんを大事に想っている。今日出会ったばかりの癖に何様のつもり? 甚だ図々しい。鬼に堕ちた分際で身の程を弁えろ。そもそも貴方鬼狩りだったんでしょ? それも相当の。ひょっとして元柱だったの?」

 

「・・・ほう・・・わかるのか・・・」

 

「馬鹿にしないで。貴方、さっきから呼吸使ってるでしょ? 私たちの技を身に着けて置いて、元鬼狩りじゃないなら何なのよ。戦ってるうちに物真似でもしてたの?」

 

「・・・物真似か・・・あながち間違ってはいない・・・だがそれは貴様も同じだ」

 

「どういうこと?」

 

「全ての呼吸は日の呼吸の派生・・・それらは全て後追いに過ぎない・・・日の呼吸の猿真似をし劣化した呼吸・・・水も風も岩も雷も・・・」

 

「・・・確かに・・・お館様が以前言ってたっけ・・・」

 

 

私は下げていた日輪刀を掲げる。その瞬間、上弦の壱の目が私の日輪刀に釘付けになる。

 

 

「私の日輪刀、漆黒だけど、本当は日の呼吸を使う為の刀なんだって。今は花を使ってるけど、いまいち出力が出せなくて・・・」

 

「カナヲッ!!!!」

 

 

不意に後ろのしのぶ姉さんが叫んだ。私は振り返る。しのぶ姉さんはそれ以上言うなと必死に目で訴えて首を横に振っている。

 

 

「あっ・・・」

 

 

 私は口を塞いだ。不味い。言わなければ良かった。案の定、目の前の鬼が身体を震わせている。

 

 

「ふざけるな・・・貴様のような小柄な女子(おなご)が・・・縁壱と同じ呼吸の適性を持つ者だと・・・笑止千万っ!!!!」

 

 

凄まじい鬼気が一瞬漏れる。あ、後ろの黄色い子が失神した。もしかして相手の強さに敏感な子だったのかな。可哀そうだけど運が悪かったと思うしかない。私は再び目の前の男に集中し直す。

 

 

「今まで・・・黒い刀を持つ剣士は何人も居た・・・だが幾度も私が出向き直々に殺して回ったのだ・・・どいつもこいつも縁壱の片鱗すら見せぬ軟弱者だった・・・貴様も例には漏れんのだ・・・!!」

 

 

うーん。どうしよう。凄い殺す気満々になってる。それに私がその縁壱さんと同じ造りで生まれて来たとバレると非常に不味い。うまくごまかせるだろうか。もし私が、目の前のコイツすらあっさり殺せる縁壱さんの再来だと無惨にバレれば、私の寿命切れまで奴はずっと雲隠れするだろう。それだけはどうにか避けないと。でもどうしよう。わざと弱い振りして強さを誤認させるとかしないときっと駄目だよね。流石にコイツ上弦の壱だからキツイかも。でもその一個下の上弦の弐は以前あっさり殺せたし、もしかしたら大丈夫かも。工夫すれば弱い振りしてても何とか戦えるだろうか。

 

 

「思い上がりも甚だしい・・・!! 貴様のような大言壮語を吐く小娘は・・・瞬きする間もなくこの手で切り捨ててくれる・・・!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

ー月の呼吸 壱ノ型 闇月・宵の宮ー

 

 

 

 

 

 

 

「っ!」

 

 

今、刀身が私の目の前を通り過ぎた。あいつと同じ目玉が沢山ついた趣味の悪い刀だった。私は瞬時に後ろに下がって躱した。いつの間にか、周囲に鎌鼬みたいな斬撃が浮いているのに気が付いた。ナニコレ。血鬼術? やっぱり侍の成りしてても結局は血鬼術に頼るみたい。こんなインチキ技使って置いて、良く自信満々に戦えるよね。正直恥ずかしいと思うんだけど・・・

 

 

「今のを避けるか・・・だが・・・貴様には私の振った刀身すら・・・見えなかったであろう・・・」

 

 

いや。見えてるんだけど。普通に。何なら刀身の目玉と一瞬視線がかち合った気がする。凄い嫌な気分になった。気色悪い。なんでコイツあんな意味不明な意匠の刀使ってるの? もしかして周囲を舞う血鬼術を展開するのにあの目玉がないと駄目なの? ひょっとして目玉からあれ放出してる? 成る程。目玉から斬撃を飛ばす血鬼術を使うみたい。じゃあ本体に目が六つも付いてるのはその為なのね。恐らく間合いに入った相手に不意打ちでなるべく多く放つ為に目を増やしているのだろう。侍気取りの癖に発想が小狡い。正直意味わかんない。どうせならもっと戦い以外でも使えそうな血鬼術考えればいいのに。

 

 

「どうやら・・・並みの柱以上には鍛えてるようだ・・・成る程・・・そうかお前・・・痣者か・・・」

 

 

あ、ヤバイ。私の泣きボクロ痣ってバレた。警戒されないと良いんだけど。

 

 

「生まれつきか・・・もしくは鬼殺隊内部に他の痣者が居て共鳴したのか・・・どちらにせよ面白い・・・痣もそうだが・・・なまじ黒刀まで持ってしまったこと・・・夜明けまで存分に後悔させてやろう・・・貴様では縁壱には遠く及ばぬと・・・」

 

 

あ、良かった。黒刀の方が関心が高いようで。しかも向こうからゆっくり戦うと意思表示までしてくれてるし。私は内心喜んだ。非常に有難い。とりあえずコイツの機嫌を損なわなければズルズル時間を消耗させて気が付けば朝日が昇っているはず。ただ、出来ればそれまでに冨岡さんが合流することを切に願う。正直コイツのご機嫌取るの、控えめに言ってめんどくさい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー月の呼吸 弐ノ型 珠華の弄月ー

 

 

 

 

 

 

 

「っ!! 皆逃げてっ!!!」

 

 

すると突然、奴は突進斬りを放って来る。私が初動を察知して一早く注意喚起したおかげで、しのぶ姉さんが黄色い子とサラサラ黒髪のお兄さんを抱えて離れた位置まで退避してくれた。良かった。これで気兼ねなく戦える。

 

 

「・・・妙だな・・・なぜ私の動きが察知できたのだ・・・お前まさか・・・」

 

 

あ、不味い。私が透ける視界持ってるのがバレてしまう。確かお館様曰く、縁壱さんはこの透ける視界と、痣と、確か真っ赤な灼熱の刀身を発現して戦うことが出来たらしい。

 

泣きボクロの位置に痣があることは既にバレてるし、尚且つ透ける視界までバレてしまうと非常に厄介なことになる。うっかり刀身を赤く染めてしまえば、私は縁壱さんと同類認定されるだろう。そうなれば無惨は引き篭もる。それだけは絶対に避けないと。

 

そこまで思考を進めた私は、背に腹は代えられないとそう判断し、意図的に透ける視界を解除した。

 

そして肉眼でまじまじと相手の様子を視認した。うわぁ、気持ち悪い見た目をしてるなと改めて目の前の男に対し思ってしまう。ほんとに何よ、この目玉の数。しかも全部充血してるし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー月の呼吸 参ノ型 厭忌月・鎖りー

 

 

 

 

 

 

 

私が一歩距離を詰めると、奴は刀を左右に振り払い鎌鼬のような血鬼術を展開する。まあこちらは初めから斬りかかる気はなかったけど。しかし透ける視界を解除したのでいつもより反応が遅れてしまう。結果、私は左右の太ももと両肩の付け根当たりを切り裂かれる。その瞬間鮮血が舞い散ってしまった。

 

 

「カナヲッ!!!!」

 

「ふむ・・・やはり私の気のせいか・・・いくら貴様が並みの柱より動ける痣者と言えども・・・透き通る世界には流石に入れまい」

 

 

へぇ。あれって透き通る世界って言うんだ。初めて聞いた。お館様はそんな風に言ってなかった気がする。縁壱さんは生まれた時から生き物の身体が全部透けて視えたとしか説明されなかったから、そんな呼び名があるなんて知りもしなかった。もしかしてコイツが勝手に命名したのだろうか。だとすると、さも自分が開発した技みたいな雰囲気出してて、私は偉そうだなコイツと思った。

 

そうこうしているうちに奴は刀を鞘に納めた。私は怪訝に思う。

 

 

「・・・間もなく夜明けだ・・・剣の才は無くとも・・・豪運の持ち主ではあったようだ・・・」

 

「いいの? 殺さなくて」

 

 

あ、もう夜明けなんだ。思ったよりも早い。結局義勇さん来なかったな。もしかしたら他の隊士の救出優先してたのかもしれないけど。ただ、できればコイツも倒しておきたかった。正直次も強さを誤魔化して戦うなんてそんな面倒臭いことしたくない。

 

 

「貴様など・・・いつでも殺せる・・・黒刀を持つだけの・・・縁壱の足元にも及ばぬ存在・・・私が再び貴様の下に足を運ぶことも・・・そう遠い未来の話ではないだろう・・・」

 

 

ふ~ん。でも透き通る世界だったかな? それを解除した私を一息で殺せなかったところを鑑みるに、コイツも縁壱さんの足元にすら及んでいないと思うんだけど。まあ、自分だけは違うって思いたいのかな。なら勝手に思わせておこう。正直、この人の頸を今切っちゃいけないなら、今日はもう用がないから早々に帰って欲しい。

 

 

「では・・・さらば・・・っ!?」

 

 

何? 今度は何なの? いいから早く帰って欲しいんだけど。

 

あれ、別の方向見て固まってるみたい。どうしてだろう。私も気になって思わずそっちの方を向く。

 

 

「あいつが・・・上弦の壱っ!!! 待て!!! 逃がさないぞっ!!! せめて、せめて禰豆子の為にお前の血だけでも・・・!!!」

 

 

市松模様の羽織を着た何だかボロボロの男の子が、そんなことを呟きながら遠くから走ってきている。でも、丁度彼の後ろから陽光が差しそうだ。上弦の壱も流石に無視して逃げるんじゃないだろうか。

 

 

「なぜ・・・!!! 貴様がその耳飾りを・・・!!! そうかお前があの・・・己っ!!!!」

 

「放して下さい!! 義勇さん!!! 俺・・・俺は・・・!!」

 

「待て!! 下弦の伍との戦いで消耗している今のお前では!! 上弦の鬼に近づくのは危険すぎるっ!!!」

 

「くっ・・・太陽さえ・・・昇らなければ・・・!!」

 

 

その鬼は奥噛みし、奥歯が噛み砕かれる音がしたと思った瞬間、得物の刀を突如振り上げた。すると、急に奴の刀身が六尺程に伸びきった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー月の呼吸 漆ノ型 厄鏡・月映えー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

突如として奴の血鬼術の斬撃が大地を伝い、箱を背負う市松模様の男の子と冨岡さんめがけて地を這いながら襲い掛かった。幾重にも山の木が伐採され吹き飛ぶ中、その光景を見てしのぶ姉さんが彼めがけて手を伸ばす。

 

 

「炭治郎っ!!!!」

 

 

え・・・あの子が炭治郎!? 確か・・・しのぶ姉さんが任務に参加するために手伝ってくれている同門の子だったはず。しのぶ姉さんにとっては必要な人。そうと知ってれば有無を言わさず助けに入ってたのに!!

 

でももう駄目だ。とてもじゃないけど間に合わない。流石に私の足でも彼は救えない。こうなったら目の前の上弦の壱の頸を刎ねてみる? 一か八か血鬼術が止むかもしれないし。でもそんなことしたら無惨に私の存在がバレて警戒される。私はあれこれ思考するも、結局迷って動けないままだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー水の呼吸 拾壱ノ型 凪ー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すると血鬼術の斬撃が届く直前、冨岡さんがその子の前に身を乗り出し、自作の水の呼吸の型で防御に回る。冨岡さんは傷一つ負わず、周囲の大木が次々と斬られ吹き飛ぶだけに留まった。

 

 

「くっ・・・陽光が・・・!!」

 

 

自分で木を伐採したせいで、上弦の壱が居る周辺にも陽光が差すようになった。最後に木を切り飛ばすような技使わなければ良かったのに。ひょっとしてコイツあんまり頭良くないのかな?

 

私がそんな下らないことを考えていると、すぐさま上弦の壱は背を見せて、全速力で逃げようとする。だが・・・

 

 

「逃げるな卑怯者っ!! 逃げるなぁあああ!!!」

 

 

炭治郎らしき男の子が怒号のようにそいつの背に向かってそう叫ぶ。すると木の陰まで逃げ込んだはずの上弦の壱が、不意に振り返り凄まじい鬼気を発した。

 

 

「貴様っ・・・!!!! 縁壱の耳飾りをつけているだけで烏滸がましいと言うのにっ・・・!!!! 決めたぞ・・・次会った時は必ず・・・肉片一つ残さぬようバラバラに切り刻んでやるっ・・・!!!!」

 

 

凄い怒ってる。私でも少し気圧される位に怒気を発していた。あ、炭治郎が胸を押さえて倒れそうになった。あの子も感覚が鋭いのかな? 失神しないだけ黄色い子よりは凄いと思う。しのぶ姉さんと同じくらいは鍛えてるのかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そうして朝日が昇った。私は自身の役割が終わったことを悟り、漆黒の日輪刀を鞘に納めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

続く

 

 

 




兄上を必死に接待してご機嫌を取ることに専念した縁壱スペックカナヲ。しかし炭治郎のせいで激おこぷんぷん丸で退勤した兄上。カナヲは炭治郎にキレて良いと思う。

読みたい路線はどっち?

  • 一部の層(継国兄弟ファン)にぶっ刺さる話
  • 万人受けしそう(マイルド)な話
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