第一話
「…………んぁ?」
目が覚めるとそこには綺麗な青空が しかもなんか近い
ムクっと体を起こして辺りを見回すと、白いモコモコしたものが一面に広がっている
一度下を向き、また空を見て一言
「ここ…どこ?」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(意味がわからない、昨日はきちんと自室のベットに潜り込んだはずだ……というか部屋の中にいたはずだ!
なのになんだこれは!?なぜ空が見える!なぜこの変なモコモコに乗っている!ここはどこだ!なぜここにいる!昨日何があった夜何があったんだ!)
「やばい……パニクってきた……」
わからないことが多過ぎてパンクしそうな頭を整理するために深呼吸しようと、立ち上がった。すると……
ピュイーンピュイーン
「ん?」
なにかポケットの中から音がした
「なんだろ……」
まさぐってみると、なぜか小さなスイッチが入っていた
「スイッチ……?なんでこんなとこに……
しかもなんか【push!!】って書いてあるなにこれ怪しい……
押さないほうがいいかなぁ……
ま、なんとかなるかな」ポチッ
押してみた。すると後ろからエンジン音が
振り返ると、バイクが唸りながらこっちに近づいてきて、目の前で止まった
「……」
…………
えーと、なんでこのバイク来たの?ボタン押したから?これで走り抜けろってことなの?馬鹿か
などと変なことを考えていたら、今度はバイクが爆発した
「うおっ!なんだいきなり!?」
と驚いていたら、煙の中から女性が現れ一言
「お待ちしてました!結月さま!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「ええと、あなたのプロフィールはっと……
えと、四月一日 結月、16歳、身長175cm、体重60kgでよろしいですか?」
「あーはい、そうなんですけど…なんでそんなに個人情報を……?」
「ええと、私はお仕事上覚えないとなので……
あ、申し遅れました 私、ウリエルと申します」
「へぇ……ウリエルさんねぇ
珍しいなま……」
ん?ウリエル?なーんか嫌な予感が……
「……あのさ、ひとつ質問していい?」
「はい、なんでしょうか!」
「ここ、どこ?」
「えと、天国ですね」
「……天国?」
「はい、天国です」
予感が的中した。してしまったよお母さんこれはやばいよ
どんぐらいやばいかっていうと、ヴァ○ュラ2体に雷装備で挑むのと同じぐらいやばい
「……なんで俺、ここにいるのかな?」
「死んだからだと思いますけど……」
ですよねー(ノ∀`)タハー
てか、なんで死んだんだろ 別に興味もないけど
死んだことはおいといて、とりあえず今は……
「で、私はどうすれば天国ライフを楽しめるのかな?」
「あ、すいません 結月さまは天国には行けません」
「え……」
何と言うことだ!天国に行けないだと!さほど悪い行いはあまりしてきていないのに!あぁ神よ!なぜそれほどにあなたは厳s「なにか勘違いしてません?」
「へ?」
「別に地獄に落ちるわけでもありませんよ?」
「ちょっと待って意味わからんけど
え、なに?地獄も天国も行けないの?俺デ○ノートなんて使ってないけど」
「ええと、ちょっと待ってくださいね……確か預かってきた資料が……あぁ!これです!」
「ん?なになに……えーと、[これからあなたには、異世界に飛んでもらいます]!?」
「はい、そういうことです」
「なんでとばされるの?ますます意味わからん」
「細かいことは、つぎにかいてありますんで!」
「ふーん……ええと、[異世界で起こっている問題をその手で救って欲しい]……ハイ質問」
「なんでしょう!」
「なんで俺が行かなきゃなの」
「抽選で選ばれたからです!」
「もしかするとさ、その抽選に選ばれたから死んだよね、俺」
と尋ねると、ウリエルは目を逸らして口笛を吹き始めた
「バレバレだよ……」
「すみません……」
「ま、過ぎたことだから仕方ないけどな……
じゃ、次の質問
この異世界ってどこなの?」
「えと、東方って世界らしいです」
「は?東方?日本?」
「いやそうじゃなくて!!ゲームらしいです!」
「え、ゲームの中に入って世界救うの?なにそれわくわくする」
「じゃあ、行ってくれますか!」
「いいよ行くよ 楽しそうだし」
「ありがとうございます!では早速……」
と言って、なにやら紙を取り出した
「この中から好きな能力を選んでください!」
「え、何でも好きなの選べるの!?うおーー!すげぇ!」
なんかテンション上がってきた。どの能力にしよう……
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「決まりました?」
「ん、これにするわ」
「どれどれ……ほー、【想像を具現化する】能力ですか!」
「面白そうだったからね」
「能力も決まったので、次は助ける場所を決めてもらいましょう!」
「よし来た任せ……場所?東方ってとこじゃないの?」
「はい!東方の世界なんですけど、その世界の時系列を転々としてもらいます。パラレルワールドトラベル的な感じですね」
「なるほど、興味深いね」
「では!記念すべき第一回目を決めてください!」
そう言って、ウリエルはトランプを差し出した
直感で一枚選び、渡す
「ほほう、ここですか……ニヤニヤ」
「なにニヤニヤしてるの」
「いや。なんでもないですよ!ニヤニヤ
さぁ、全て決まりました!それでは旅に出てもらおうと思います!」
ウリエルが指パッチンをした。
ると、空間が裂けてワープホール的なものが出来た
「ささ、この中に飛び込めば始まりますよ!
「……よし」
大きく深呼吸して、飛び込んだ
その瞬間視界がぐるぐると回り、そのまま俺は意識をブツンッと失ってしまった……